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インサイダー取り引きの疑い 2人逮捕3月5日 13時08分
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大手商社の豊田通商がTOB=株式公開買い付けをするという情報を知った横浜市の会社員ら2人が、公表前にTOBの対象となった会社の株を購入し不正な利益を得ていたとして、東京地検特捜部はインサイダー取り引きの疑いで2人を逮捕しました。
逮捕されたのは、横浜市青葉区の会社員、橋本和幸容疑者(56)と、東京・大田区の会社役員、戸田敏博容疑者(66)です。
東京地検特捜部の調べによりますと、橋本容疑者らはおととし11月、豊田通商が東証1部に上場していた半導体商社「トーメンエレクトロニクス」を子会社化するためTOB=株式公開買い付けを行うという情報を豊田通商の当時の子会社の社長から聞き出し、公表前に「トーメンエレクトロニクス」の株を購入したとして、金融商品取引法に違反するインサイダー取り引きの疑いが持たれています。
橋本容疑者は以前、豊田通商の子会社の社長を務めていたということで、TOBの情報を知った橋本容疑者が知人の戸田容疑者の名義で3万株を買い付け、去年1月の公表後に高値で売り抜けていたということです。
特捜部は2人がおよそ1400万円の不正な利益を得ていたとみて調べています。
東京地検特捜部の調べによりますと、橋本容疑者らはおととし11月、豊田通商が東証1部に上場していた半導体商社「トーメンエレクトロニクス」を子会社化するためTOB=株式公開買い付けを行うという情報を豊田通商の当時の子会社の社長から聞き出し、公表前に「トーメンエレクトロニクス」の株を購入したとして、金融商品取引法に違反するインサイダー取り引きの疑いが持たれています。
橋本容疑者は以前、豊田通商の子会社の社長を務めていたということで、TOBの情報を知った橋本容疑者が知人の戸田容疑者の名義で3万株を買い付け、去年1月の公表後に高値で売り抜けていたということです。
特捜部は2人がおよそ1400万円の不正な利益を得ていたとみて調べています。