成田国際空港会社は５日、成田空港の旅客向け公式ホームページ（ＨＰ）と同社のＨＰが、それぞれ不正アクセスを受けて一部のページが改ざんされたと発表した。３日午前０時２０分〜５日午前１時に改ざんされたページを閲覧した人は悪意ある別のページに誘導された恐れがある。

　同社によると、改ざんが判明したのは、４日午後４時半ごろ。ウイルス対策ソフトが反応したため、セキュリティー担当者が対応し、５日午前１時までに問題のページを完全に閉鎖した。現時点でＨＰにアクセスしてもウイルス感染などの恐れはないという。

　改ざんされたページは、旅客向けパソコン用ＨＰのレストラン・ショッピング紹介ページ、携帯電話やスマートフォンのトップページなど。最も利用が多いパソコン向けフライト情報ページは問題なかった。　

［時事通信社］