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 菅義偉官房長官は4日の記者会見で、自身の自民党支部が、補助金交付を受けた横浜市の園芸会社から寄付金5万円を得ていた問題で、全額を返還したと述べた。園芸会社は、2013年8月に農林水産省から補助金の交付決定通知を受け、同年8~12月に計5万円を寄付していた。菅氏は「補助金を受けていたことは事実として承知していなかった」と述べた。

 政治資金規正法は国の補助金の交付決定通知から1年間、企業などに政治献金を禁じている。ただ、政治家側が補助金交付を知らずに寄付を受けた場合は、違法とはならない。

 民主党の岡田克也代表も同日、自身の民主党支部が国の補助金の交付決定を受けた兵庫県内の食品卸売会社など2社から、計92万円の寄付を得ていたことが新たにわかったとして、いずれも返金すると発表した。

 政治資金収支報告書などによると、岡田氏の党支部は、12年11月に国の補助金の交付決定通知を受けた食品卸売会社から、1年以内に寄付金計72万円を得た。13~14年にも、液化石油ガスの業界団体を通じて13年12月に国の補助金の交付決定を受けた福岡市の商社から、計20万円の寄付を得た。岡田氏も、補助金は知らなかったとしている。

 また、生活の党と山本太郎となかまたちの小沢一郎代表も、民主党時代の12年7月、自身の支部が国の補助金交付決定を受けた東京のセメント製造会社から1年以内に、20万円の寄付を得ていたと発表した。小沢事務所は「補助金交付は認識していなかった。速やかに返還する」としている。

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