(最終回)CONTROL 〜犯罪心理捜査〜 #11 2015.02.24


「装丁本」がおよそ80点並べられています。
シェイクスピアの世界を目で楽しめるこの展覧会は、4月5日まで開かれています。
(小板橋)誘拐事件。
すぐに出動準備。
(里央)よく教授の研究室に質問に来る子です。
(男性)1億を現金で用意してください。
お金を運ぶのはその先生にお願いしたい。
(男性)少しの間先生のことをコントロールさせてもらう。
(南雲)僕も人質をとられて犯人の指示に従ってました。
(小板橋)下を通過する車に落とせと言うつもりだ!
(江藤)警察です。
(寺西)安斉千尋さんを救出しました。
(小板橋)人質救出。
ダンプを押さえて金を取り戻せ。
(岩崎)降りろ!警察だ!
(岩崎)キャリーケースの中新聞紙です。
金奪われました。
(里央)止まりなさい!止まって!
(南雲)心配ありません。
今現金を持った男を室長さんが追ってます。
(銃声)
(沼田)おっ!
(里央)ここに…。

(江藤)くそ!
(川崎)周囲の確認!
(千尋)どっどうして?
(寺西)見ない方がいい。
(江藤)男が死んでます。
発見したときにはすでに。
はい。
(千尋)あっああ…。
(寺西)あっ!千尋さん!千尋さん!
(沼田)何すんだよ!俺が何したって…。
(小板橋)どうして金がなかったんだ!言え!
(沼田)俺がショッピングモールから出たら青いトラックが近づいてきて…。
(男性)《よこせ!》
(沼田)《あっ…》青いトラックだな?ほかに特徴は?
(沼田)横に文字が書いてあった。
(小板橋)何て書いてあった!何とか塗装って。
運転手の特徴は!サングラスを掛けて帽子を深くかぶった男だった。
《よこせ!》
(小板橋)帽子の色は!
(沼田)茶色だよ!小板橋だ。
金が入ったキャリーケースを持って逃げた車は青いトラック。
横に何とか塗装の文字。
運転の男はサングラスに茶色の帽子。
緊急配備。
検問強化の手配だ。

(小板橋)どうして検問に引っ掛からない。
1億円はどこにいったんだくそ!
(杉浦)最初から抜け道チェックしときゃ難しいことじゃねえよ。
(寺西)青いトラックという供述が嘘だったってことは?いやそうは見えなかった。
わたしもそう思います。
思い付きで言ってるようには見えませんでした。
(岩崎)戻りました。
(小板橋)おう。
(杉浦)おう。
(小板橋)どうだった?先生の元奥さんから何か証言とれたか?
(岩崎)いえ奥さんも子供も犯人を目撃してません。
2人でトランプをしてる間に眠り込んでしまったと。
で鑑識が家に入って調べたんですが気化させたクロロホルムを窓のすき間に送り込んで眠ってるすきに窓を割って侵入したそうです。
(杉浦)う〜ん。
教授どうだい2人の様子は?
(南雲)病院で休んでます。
動揺はありますが落ち着いてます。
(杉浦)そうかい。
しかし驚いたな教授に子供がいたなんてよ。
彼女の連れ子なんです。
(杉浦)ふ〜ん。
無事でよかった。
うん。
(小板橋)で?いったいどういうことなんですか?先生。
昨日の夜から発信器を付けられてずっと監視されてました。
声が筒抜けだったってことか。
どこに連絡してもその時点で2人を殺すと言われました。
携帯電話もウェブ通信も監視してると言われた。
命にかかわることです。
犯人が動きだすまでは危険を冒すことはできませんでした。
教授の様子がおかしいのは気付いていたがまさかそんなことになってるとはな。
下手な動きをしたら僕の人質だけじゃない千尋さんも殺されていた。
だから犯人が具体的な行動を指示するまでは何もできなかった。
妨害電波が入ってわれわれが犯人の声を聞けなくなったときどういう指示があったんですか?バッグ売り場に行って同じ型のキャリーケースとすり替えて車に戻れと言われました。
僕はキャリーケースをすり替えたこと男がそれを持っていったことを素早くメモして室長さんに渡しました。
《対象は店を出た》
(小板橋)つまりあのとき運んでいたキャリーケースはすでにすり替えられたものだった。
そうとは知らずにわれわれは先生を追跡していたわけだ。
それが最善の方法でした。
受け渡しが成立しなかったら人質の命が危険だった。
そこで室長さんにあの男を尾行してもらい人質の安全が確認できた時点で逮捕するという作戦でした。
(小板橋)そのころ江藤とテラは倉庫で人質になっていた安斉千尋を発見し保護した。
犯人からも僕に電話が来ました。
人質は全て解放したと。
わたしは人質が救出されたという教授からのメールを受け取って尾行していた男を逮捕しました。
ところがそのキャリーケースも偽物だった。
キャリーケースを運んでた男は?名前はな沼田信二。
あの社長下にいる人は大変ですよ。
わたしの下だって大変ですよ。
犯人は複数です。
少なくとも2人いや3人はいたはずなんですよ。
あのこの男ご存じですか?こっこの男が実行犯なんですか?
(杉浦)ええ。
(山根)社長この男。
(安斉)ああ。
知ってるんですね?黒岩健二です。
2カ月前会社を辞めました。
(安斉)何てこった。
(杉浦)この男は会社では何をやられてたんですか?商品倉庫で警備をやってました。
それで…現金の輸送のときも何回か警備を担当したことが。
(岩崎)じゃあこの男も現金受け渡しについては詳しく知ってたわけですね。
そういうことになります。
まだ会社に履歴が残ってるはずです。
(杉浦)この男の素性調べるように言ってこい。
はい。
まさか黒岩が。
(杉浦)いやしかし犯人グループのリーダーは別にいます。
この男が会社を辞められた理由ご存じですか?それはその…。
会社の都合で少しずつ人員削減してる。
その中の一人です。
(杉浦)リストラですな。
(安斉)この不景気でこっちもやってくのが大変なんだ。
だから海外から現金で安い品物を仕入れるという決断したんだよ。
今日の取引はねその中でも最も大きなものだったんだ。
だから早く犯人を…。
会社を辞めさせられた人の中にはあなたを恨む者もいるんじゃないですか?だからって…誘拐や人殺しをするような人間に心当たりなんかありませんよ!
(バイブレーターの音)芹沢からです。
(バイブレーターの音)もしもし。
そうですか支払い待ってもらえますか。
3日が限界?はい分かりました。
(ため息)山根さん。
社長は何かと敵の多い方なんじゃないですか?そのことであなたもだいぶ苦労してきましたよね?18年間一緒にいます。
高卒の僕の面倒をずっと見てくれました。
人にはいいとこもあれば悪いとこもあると思います。
小板橋さん。
社長がいない所で話した方が山根さんも何かと答えやすいと思いますよ。
そうみたいですね。
あっあのそれは社長の許しを得ないと。
何でも協力するとおっしゃったじゃないですか。
犯人を見つけてお金を取り戻すことが結局は社長のためです。
捜査に協力してください。
はいもちろんです。
すいません取引先が少し待ってくれるということなので社長に知らせなければ。
会社の内部事情は社長よりもあの人の方が詳しいと思いますよ。
ええ。
彼の話はわたしが聞きましょう。
(杉浦)サングラスを掛けた男が乗ってたっていう青いトラックが見つかったよ。
(杉浦)中にキャリーケースが入ってた。
お前の言ったとおりだ。
(沼田)じゃあ俺の疑いは晴れたってことだよな?
(杉浦)そういうことになるね。
お前は3万円もらって逮捕された。
あとの男は1億円持ってどっか逃げてった。
まあお前だけ貧乏くじ引いたってわけだ。
(杉浦)今んところはね。
ホントに知らなかったんでしょうか?トラックの写真を見たとき一瞬びっくりしたね。
こんなに早くトラックが見つかったからじゃないですか?うん。
よくない状況のときに予想外のいい知らせがあると人はびっくりする。
確かにそういう反応にも見えた。
(小板橋)安斉千尋がやっと落ち着いて話ができる状況になった。
病院行って2人で話聞いてきて。
わたしたちがですか?彼女がどうしても先生と話がしたいと言ってる。
警察です。
(看護師)あっどうぞ。
千尋君無事でよかったよ。
(千尋)そんな優しいこと言ってくれるの初めてですね。
千尋さん事件の話聞かせてほしいの。
どこまで知ってたの?黒岩って男が死んでるのを見て気絶したのは死体を見たからじゃないよね彼と知り合いだったからだ。
わたし…教授とお父さんのこと困らせてやろうと思っただけなのに。
教授とお父さん…。
じゃあこの誘拐事件はあなたが?そんな…。
黒岩に持ち掛けられたの?あの人お父さんの会社首になって家に怒鳴りこんできた。
でもお父さんはいなくてわたし1人でそのとき誘われたの嘘の誘拐をやらないかって。
たぶん本気じゃなかったんだと思う。
でもわたしがやろうって言ったの。
お父さんずっとわたしから逃げてた。
ちっともわたしのことを見てくれない。
お母さんが死んでから会話もしなくなってでもお金だけは出してくれる。
だからもっとお金出させてやろうと思ってそれで一緒にやるんだったら…。
教授も巻き込んでほしいってそれが条件だって。
千尋さん。
教授もわたしから逃げてばっかり。
お父さんと一緒だった。
だからわたしを殺されたくなかったら100万出せってそういう計画を。
ところが廃工場に行って声を録音して写真を撮り終わったら…。
君は黒岩の手で眠らされてしまった。
そして目が覚めて…助けられたと思ったら黒岩は死んでいた。
何があったんですか?黒岩健二は何者かに操られていたの。
誘拐事件は本当になった。
そんな…。
1億奪われたの。
1億?君たちの誘拐計画は乗っ取られたんだ。

(寺西)瀬川。
あっ藤本課長。
(藤本)鑑識に来たから寄ってみたんだ。
指紋の分析結果が出たから持ってきてやったよ。
お父さん殺した犯人だからな。
ありがとうございます。
新しい手掛かり?書店で犯人の指紋が見つかったっておととい知らせを受けたの。
(寺西)やったな。
おととい?
(藤本)鑑識の分析により新たに3冊の週刊誌から指紋が検出された。
ホントですか?
(藤本)ああ。
週刊誌ってのがでかいんだよ。
犯人がいつ書店にいたかかなり絞りこめるからな。
あっもしかして防犯カメラに?ええ録画映像が残ってます。
それだけじゃない犯人の指紋から微量の金属の粉が検出された。
えっ?今詳しく分析してもらってる。
重要な手掛かりですね。
(藤本)ええ。
絶対に追い詰める。
そうだよな?はいよろしくお願いします。
(藤本)何かあったらまた連絡する。
それじゃ。
失礼します。
(木下)お疲れさまです。
瀬川さんけさ藤本課長が…。
ああ。
ファイル受け取りました。
ありがとうございます。
(木下)そうですか。
すいません指紋に付着していた金属の粉はまだ特定できていません。
いえあの今日は誘拐事件の方で。
教授が青いトラックのことが気になるって言うんで。
(木下)これね。
トラックから何か疑問点って見つかりませんでしたか?
(木下)いいえ犯人につながるものはまだ何も出ていません。
ただこれが犯行に使われたことは疑いの余地はないでしょう。
そうですか。
でもラッキーでしたよね青いトラック結構早く見つかって。
早く…。
そうかまさにその青い塗装業者のトラックっていう点が奇妙だったんですよ。
気になってたのはそこです。
といいますと?こんな緻密な計画を立てた犯人がこんな覚えやすい車を使うなんて変だと思いませんか?見つかる危険性がすごく高いし沼田だってだからあんなにもはっきりと覚えてた。
そう言われると確かに変ですよね。
もっと特徴のない車を使えば見つかる可能性だって低いですもんね。
そう。
こんな用意周到な犯人がどうして青いトラックを選んだのかが分からないんです。
(木下)う〜ん。
いやいやしかし実際は青いトラックが出てきて中には空のキャリーケースまであった。
そうなんですよ。
盗みやすい車だったとか。
そうかな?その答えが出たら犯人が分かるんでしょうか?それは答えを見つけないと分からない。
ですよね。
どういうご用件でしょうか?どうぞ。
(岩崎)失礼します。
(寺西)失礼します。
この男性なんですが以前アンザイコーポレーションの社員だったと思うんですがこちらに働いてるということでちょっとお話を伺いたいと思いまして。
(男性)ああ武井君ですね。
今日はどちらに?
(男性)1週間前に辞めました。
結構仕事ができる男だったんで残念だったんですが突然辞めたいと言いだして。
1週間前に?
(男性)はい。
こちらは通信機器を扱ってるんですよね?ええ。
(寺西)伺いたいんですが衛星電話で1回外国を経由して所在を知らせないように日本にもう一度電話をすることは簡単にできるんですか?
(男性)海外の小さな通信会社を使うと可能になりますよ。
小さな通信会社?
(男性)アフリカとか中東の国の通信会社にそれなりの金を払って取り次ぎをしてもらうようにするわけですよ。
でもね1回の通信で手数料が数万円になりますから使ったことはないんですがうちで頼める会社はありますよ。
それはどこですか?
(男性)ジンバブエですよ。
ジンバブエ…。
(岩崎)間違いありません。
名前は武井俊夫です。
頭の切れる男で通信機器に関してはエキスパートだったみたいです。
(小板橋)所在はつかめたのか?
(岩崎)自宅に何度電話しても出ません。
分かった。
立ち寄りそうな場所を急いで洗ってくれ。
武井を重要参考人として緊急手配する。
瀬川念のため武井の自宅回ってくれ。
はい。
教授。
えっ?普通犯人だったらもう自宅にはいないでしょ。
どっか遠くに隠れたか海外に逃げたか。
ここにいたら捕まるの待ってるようなもんですもんね。

(チャイム)武井。
警察ですいたら出てきなさい。
入ります。
武井。
姿ありません。
どこにも姿ありません。
(ため息)いるわけないか。
(男性の笑い声)・死体!武井俊夫です!自殺?いやそれはないと思う。
(安斉)武井のことだったらよく覚えてるよ。
頭の切れる男だったがよく口答えするやつだった。
会社の金を奪おうとするなんて何て卑劣な男なんだ。
黒岩健二と一緒に娘をだまして俺を陥れようとするなんて。
犯人はまだ逃げております。
武井と聞いて誰か思い当たる人物いませんか?何も思い当たらないね。
とにかく早く金を捜して取り戻してくれ。
取引相手はあしたまでしか待てないと言ってるんだよ。
もたもたしてたら会社がつぶれてしまうんだ!社長。
(安斉)何だ!どうか警察に協力してください。
そうしないと犯人が見つかりません。
(安斉)何だと?武井俊夫は優秀な男でした会社に必要でした!ところがあなたは口答えが多いと言って首にした。
恨まれるのは当然だと思います。
俺に意見するのか!
(杉浦)おおっあっコイちゃんどうなりました?ええ。
(杉浦)うんそれはよかった。
キャリーケースのトリックが分かりました。
(安斉)トリック?ええ。
犯人がどうして青いトラックなんていう特徴的なものを最後の大事な現金を運ぶ車にしたのかそれがどうしても分からなかった。
でも分かりましたすぐに発見させるためです。
そして沼田の所にトラックは来なかった。
沼田はキャリーケースを持ってショッピングモールから出るとそのまま歩いてったそれだけだったんです。
青いトラックは空のキャリーケースを入れて地下駐車場に止めておいた。
あのトラックは犯行に使われてない。
つまり沼田はキャリーケースを取り換えなかった。
ではいったい誰がいつ現金入りのキャリーケースをすり替えたのか。
それができる人はたった一人。
山根さんあなたです。
あなたはキャリーケースを絶対に社用車のトランクに入れる必要があった。
なぜならトランクに仕掛けを用意していたからです。
ショッピングモールで僕に渡したときにはもう中身が新聞紙のキャリーケースにすり替わっていた。
ほっほっ本当か?山根。
あなたは安斉さんのやり方にもう耐えられないところまできていたんでしょ。
山根!証拠がありません。
証拠がない。
有罪の人間が言う典型的なせりふですね。
(小板橋)問い詰めたら沼田が簡単に白状しましたよトラックが来たのは嘘だって。
(寺西)車のトランクを調べたらキャリーケースを隠すスペースが見つかりました。
それで自宅のガレージを調べさせてもらいました。
1億円入りのキャリーケースが床下に隠してありました。
お前…。
千尋さんが狂言誘拐に協力するつもりだという話をあなたは黒岩健二から聞いた。
そして本当の誘拐計画を立てた。
千尋さんの条件は僕を巻き込むこと。
そこで安斉さんに現金を出させるよう僕に助言させるという計画を思い付いた。
僕の元奥さんの家に侵入したのもあなたですか?
(小板橋)犯人は深夜に侵入して長い時間あの家にいた。
幾つか痕跡が残ってる。
DNA鑑定すればそれが誰だかはっきりするでしょう。
黒岩健二を毒殺したのは武井俊夫。
そして追及から逃れるためにあなたは武井を殺した。
彼がすぐ捜査線上に上がってくることは分かっていた。
だから最初から殺す予定だった。
山根。
18年あなたについてきた。
会社を始めた当初はあなたのやり方すごいと思いました。
危険を恐れず新しいビジネスに挑戦して多くの成功を手に入れてきた。
だけど安定してからもあなたはちっともやり方を変えてくれなかった。
横暴で余計な敵をつくってそのたびに僕は取引先で床に頭をこすりつけて謝ってきたんだ!フッ。
でももう耐えられませんでした。
フッ。
会社はもう駄目になってるじゃないですか。
こんな取引に1億使ったって無駄になるだけだ。
あなたと一緒に倒れるわけにはいかない。
だったら僕がもらってやろうと思ったんです。
武井と黒岩にはそのために犠牲になってもらいました。
バカなこと言わないで。
人を殺していい理由なんてないの。
命を何だと思ってるの?
(小板橋)山根勇誘拐計画の主犯としてそして武井俊夫の殺害容疑で逮捕する。
お前だけは信じていたのに。
自業自得でしょ。
金のためだったら何をやってもいい。
あなたの教えです。
山根!
(杉浦)おっおうおうおうおう連れてけ。
(江藤)はい。
フッ。
ハハハ。
ハハハハハ。
失礼します。
(美奈)あっご苦労さまです。
(木下)あちら。
教授どうしてここに?うん。
ちょうど大学も休みだから。
先に見ててもいいかって言うから。
おいしいねこのジャムパン。
フフッ。
8年もたってるから身体的特徴も大きく変わってる可能性があるしモンタージュ写真も当てにはならない。
参考になるのは週刊誌の指紋だけだよ。
(寺西)金属の粉の分析は?鉄粉でした。
鉄粉?メッキの成分も交ざっていました。
おそらく鉄製品を加工したときに出たものだと思われます。
この書店の周りには工場地帯があって鉄の加工とかやってるとこが結構あるんだよ。
おそらくホシもそこに。
あっとっ止めたいんだけどボタンどこ?
(美奈)はいここです。
少し戻して。
はい。
あっそこ止めて。
(美奈)はい。
動かして。
(美奈)はい。
(美奈)あっ落とした。
あっ止めて。
はい。
指紋の検出個所ほらこことここ。
拡大してみます。
(木下)同じ週刊誌があります。
こうして拾うとほらこことここに指紋が付きます。
(木下)確かに検出された個所と一致します。
(藤本)これも指紋の出た週刊誌だ。
この指紋の付き方から考えてこの男って可能性が高いですね。
顔は映ってない。
動きに大きな特徴があるわけでもない。
でもこの動き方初めて来た場所って感じじゃないですね。
何度も来たことがあるみたいだ。
近くに住んでる可能性が高いってことですね。
いや職場かもしれない。
カメラの角度が悪い。
顔がはっきり映ってない。
あっこれ。
何ですか?拡大できる?はい。
あっもっもっと耳の近く。
はい。
あっ。
ピアス?そうだピアスだ。
あっこれ輪郭だけでもはっきりできないかな?あっちょっと失礼します。
あっ。
(美奈)やってみます。
人魚?
(木下)そう見えます。
珍しいピアスです。
これは大きな手掛かりになりますよ。
この後ろ姿人魚のピアス。
鉄加工工場で働いてる。
これだけ手掛かりが揃えば聞き込みで見つけだせるだろう。
犯人追い詰めたな。
行くぞ。
瀬川行かないのか?室長さん珍しくちゅうちょしてるね。
確かにこれは凶行犯捜査課が扱うケースじゃないのかもしれない。
それに捜査員は事件に対して感情的に臨んではいけないというのが鉄則だ。
犯人を目の前にして自分が冷静でいられるか自信がない。
だけどそんなロジックを超えて自分の気持ちに正直にぶつかっていくのが室長さんじゃないのかな。
(小板橋)所轄に出向したいってのか?はい。
(小板橋)駄目だ。
どうしてですか?
(小板橋)出向は駄目だって言ってんだ。
(寺西)課長もう誘拐事件も終わってるんですしほかの捜査に関しても瀬川が加わらなくても。
瀬川は父親を殺されてるんです。
犯人を検挙させてやってください。
敵を討たせてあげてください。
(小板橋)そんなことは藤本警部から聞いてる。
だからお前一人で捜査すんのは駄目だって言ってんだ。
この事件は凶行犯捜査課が引き継ぐことになった。
えっ?俺たちで捜査するんだよ。
(岩崎)ほらぼ〜っとしてないで捜査状況を説明しろ。
はい。
ありがとうございます。
おし一気に追い込むぞ。
(一同)はい。
指紋と一緒に検出された鉄粉から犯人はおそらくこの近辺の鉄加工会社に勤めているものと思われます。
それから耳に人魚の形のピアスをしています。

(寺西)捜査課全体で40カ所も当たってるのに何も引っ掛からない。
何かもっと確実な手掛かりがないと難しいのかな。
もう一度最初から当たり直してみる。
(寺西)瀬川だけど…。
何か見落としてるかもしれないし。
(バイブレーターの音)はい瀬川です。
思ったんだけどさ作業員じゃないかもしれないよね。
出入りしている業者の人だって指紋から金属粉が検出されてもおかしくないと思うんだ。
それに金属の加工工場で働いてるにしては指紋がすごく奇麗なんだよね。
商品の搬入業者の中にいる可能性があるってことですか?うん。
分かりました。
あっそれから…。
もしも疑わしい人物に会ったら思い出して。
はい。
人は不意を突かれるとほんの一瞬体の機能がストップした状態になる。
そしてまた通常の状態に戻ろうとする。
そのときそれが表情に表れる。
ええ。
僕とずっと一緒にやってきたんだ。
室長さんだったらもう見抜けるはずだよ。
そのピアスの男が犯人かどうか。
(寺西)瀬川。
もしもし聞いてる?また後で。
(電話の切れる音)あっ。
すいません。
何ですか?8年前のことなんですが…。
お話を聞かせてください。
(寺西)あっおい待て!くそ!
(寺西)おい!
(寺西)おとなしくしろ!うわ〜!うわっ!痛え…。
寺西!いいから追え!あっ…。
痛え…。
寺西です。
課長犯人見つけました。
今瀬川が追ってます!脚を刺されました。
刺された!?大丈夫か?すぐに応援回す!
(寺西)はいお願いします。
(小板橋)うん。
待て!止まれ!うっ!おとなしくして。
くそ。
うわっ!くっ…。
うわっ!8年前あなたはひったくりをして逃げた。
そして追ってきた男を刺した。
殺して逃げた!そうでしょ!
(男性)仕方なかったんだよ!仕方なかった?仕方なかったからって人を殺していいと思ってるの!そんなことをして許されると思ってるの!わたしは絶対に許さない。
あなたを…。
あなたを殺人容疑で逮捕します。

(岩崎)大丈夫か?
(寺西)はい。
瀬川は?まだ…。
室長さん。
やったな。
殺人の被疑者を確保しました。
(岩崎)ケガは?
(小板橋)瀬川よくやった。
(杉浦)お父さんを殺した犯人逮捕したな。
はい。
(江藤)来い。
(杉浦)敵討ったってもんだ。
目的達成したな。
いいえ。
(杉浦)んっ?一人でも多くの犯人を逮捕することがわたしの目的ですから。
はい。
あんまり役に立ちそうにないけど。
ありがとうございます。
(岩崎)瀬川行くぞ。
(小板橋)8年前ひったくりから殺人に発展した事件ですが当時は手掛かりが少な過ぎて未解決事件となっておりました。
偶然発見された指紋のみを手掛かりにしてわが凶行犯捜査課の鮮やかな推理と丹念な捜査によって見事8年の時を経て犯人を逮捕することができました。
通常これはわれわれが扱う事件ではありませんが凶悪犯を野放しにしておくわけにはいきません。
目の前の犯人を追い逮捕することが…われわれの使命ですから。
おはようございます。
ああおはよう。
教授これ買っときました。
ジャムパン?ありがとう。
ちょうど切らしたところだったんだ。
千尋さんから何か連絡ありました?ああ。
お父さんの会社大丈夫だって。
少しずつ親子の会話もできるようになったって言ってたよ。
そうですか。
うん。
来週顔出すって。
また質問がいっぱいたまってるらしい。
よかったですね。
まあああいうことがあった後は日常に戻る努力をするのが効果的なんだ。
毎日の生活が少しずつ傷を癒やしてくれる。
そして関係も少しずつ修復されてく。
室長さんの場合は大きな目的を達成した後の虚脱感とか。
虚脱感?どういうことですか?あっいやまあ心配ないか。
何といっても室長さんは心理学のロジックを超えてるからね。
あのそれは褒めてるんですよね?もちろん。
(バイブレーターの音)はい瀬川です。
えっはい分かりました。
はい現場にすぐに直行します。
何?殺人事件です。
中央公園の茂みの中から若い男女の死体が見つかりました。
行きましょう。
いやそんなに急がなくても現場は逃げないんだ。
何言ってるんですか。
行きますよ。
えっ?だから立ち止まって冷静に状況を…。
それは現場に行ってから!あっコート。
もう寒くないんだから大丈夫。
さあ行きますよ!えっ?いやちょっ室長さん。

(たね)・「えんやこらどっこいせ」2015/02/24(火) 14:57〜15:53
関西テレビ1
[終]CONTROL 〜犯罪心理捜査〜 #11[再][字]

「最後の真実…心が解ければ事件が解ける」
松下奈緒 藤木直人 横山裕 北村有起哉 勝村政信 泉谷しげる 陣内孝則

詳細情報
番組内容
 ある窃盗事件から瀬川里央(松下奈緒)の父親を殺害した犯人の指紋が見つかったという一報を里央が受けた矢先、安斉千尋(奥村佳恵)を人質にとった誘拐事件が発生。犯人は南雲準(藤木直人)の別れた妻子まで人質にとり、南雲をコントロールした状態で身代金1億円を運搬するよう要求。緊迫する神経戦の中、凶行犯捜査課の一丸となった捜査により、千尋を無事保護するが、その近くには男の死体が…。そして、
番組内容2
里央は現金入りのキャリーケースを運搬していた男を逮捕するが、中の身代金1億円は新聞紙に化けていた。
 逮捕された沼田(ムロツヨシ)は“無精髭の男が運んできたキャリーケースを店外に持ち出せば3万円渡す”と見知らぬ男に声をかけられてやっただけで、真犯人につながる手がかりは得られなかった。
 安斉(陣内孝則)は金が消えたことに苛立ちを隠せないでいた。千尋の近くで死んでいた男の写真を杉浦(泉谷しげる)から
番組内容3
見せられた秘書の山根(袴田吉彦)は、男が会社をリストラされた黒岩健二(阿部亮平)だと証言する。そんな矢先、千尋から南雲と話がしたいと連絡が入る。南雲は千尋のこれまでの言動に何か腑に落ちないものを感じていた。
 果たして誘拐事件に隠されたトリックとは、消えた1億円の行方、そして真犯人の正体とは…。全ての謎が明らかになったとき、里央の父を殺した事件についても突破口が見つかろうとしていた。
出演者
松下奈緒 
藤木直人 
横山裕 
北村有起哉 
臼田あさ美 
佐藤二朗 
与座嘉秋 
奥村佳恵
 * 
勝村政信 
泉谷しげる 
ほか
原作・脚本
【脚本】
寺田敏雄 
田辺満 
中村功一 
ほか
監督・演出
【演出】
村上正典 
城宝秀則 

【編成企画】
鹿内植 

【プロデュース】
貸川聡子 

【アソシエイトプロデュース】
小椋久雄
音楽
井筒昭雄 

【主題歌】
「銀河の星屑」桑田佳祐

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
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