応援ドキュメント 明日はどっちだ #76 2015.02.24


(岡本玲)
いにしえの都京都を代表する大名刹…
その現場を駆けずり回る一人の若者がいた
なんと彼が任されたのは巨大イチョウの剪定工事だったのだが…
だめ出しの連続。
実はこの仕事実力査定テストでもあったのだ。
でみんなの評価は…
果たして挽回できるのか!?
始まりました「明日はどっちだ」。
なかなかやっぱ難しい仕事ですね。
しかも東本願寺って歴史ある所で木切るってなったら。
切っちゃったら終わりですもんね。
戻せへんからな。
村上さんまた応援に行ったと。
応援行きました。
前回ね沖縄応援行った時に泡盛飲まれたと。
今回京都…。
今度弾丸京都でした。
舞妓さんに金散らかさなかったんですか?こうやって。
いいっすねなんかそういうの。
似合うじゃないですか。
芸者遊びとかしてほしかったな。
何をそんな残念がってんねん。
(笑い声)
そこに一軒の名高い造園会社がある
植彌加藤造園。
京都随一の規模を誇り抱える庭師は50人。
彼らの技術がどれほどのものか。
それを物語るのが京都・南禅寺界わいに点在する別荘の庭園。
古くより政財界の大物たちが贅の限りを尽くした庭に現れる究極の日本の美
それを維持し今に伝えるのが彼ら庭師たち。
その哲学は独特だ
それ必死でやっていこうか思ったらやっぱり200年ぐらいねかかっちゃうんで。
そんな奥深い世界に挑み始めたのが…
まだ駆け出しの3年目。
仕事は誰よりも熱心なのだが…ああ〜
太田さんはマイペースなタイプでたたき上げの職人の世界とはマッチしない感じ。
それもそのはず元は白衣の微生物研究者。
肉体労働とは無縁だった。
本来なら木の上で剪定してていいころなのだが得意の仕事は落ち葉拾い。
で気になるのはやっぱり…
話始めると止まらない。
そんな様子に先輩たちも…
会社はそんな太田さんの尻に火を付けようとあるお寺の枝の剪定をさせたものの仕上がりはこのありさま
枝がぼうぼうなのに切れないのには太田さんなりの理由があった
優しいタイプなのだ
そんな太田さんにアドバイスをくれたのがベテラン西坂さんだった
「あまりきれいにしなくてもいい」。
自然そのままを生かす事も大事だという考えに太田さんは少し救われた
そしてこの日。
太田さんは庭師としての新たな段階に挑む事になった。
現場はとある財界人所有の墓地で任されたのは一番目立つ所にあるヒサカキの木
で太田さんに出された課題が難しかった
深い森の中にあるように木を剪定しろという指示だがこの木をどう切れば墓が深い森の中にあるように見えるのか
ハサミを入れてみたものの…
どうやればいいのか…皆目分からない
いや分からんよなこんなだけ言われたって。
朝8時から始めたというのにお昼休憩になっても終わらない。
するとさすがに見かねた先輩が…
そりゃそうやわ。
で結局完成はこんな感じ。
う〜んさっぱりはしたけど…
そんなある日の日曜日太田さんが山に出かけた。
傍らには大学時代からつきあってきた彼女由起奈さんが
うん大丈夫。
デートを山登りにしたのにはちゃんと意味がある
自分が庭に再現したいのはどんな自然なのか
自然には人間の力が及ばぬ不思議な美しさがある。
それをいつか庭に生かしたい。
山頂にたどりついた時だった
えっどこ?
こんなふうに太田さんの日々にも光がさしてくれればいいのだが
お似合いのカップルやな。
なんとか期待に応えねば
そしてこの日…チャンスがやってきた
任されたのはある小学校の校庭に植えられていたイチョウの剪定
自分のセンスで切ってみろと試された
そして自分の判断で1本の枝を残した。
どの枝を残すかでその後の伸びる方向が決まる。
太田さんなりにこの木のデザインを決めたのだ。
上司も否定はしなかった
すごいやん。
そして太田さん張り切ってクレーンの操作まで
いいぞ!ところが…
つった木に集中しすぎてクレーンを幹に当ててしまった
せっかくの太田さんの工夫が台なしに
更に…
会社の大切なクレーン車がぶつけたショックで動かなくなっていた
うまい事いかんなあ。
せっかく盛り上がった気持ちがまた落ちていく。
出番じゃないですか!?
これは出番や。
ここやここで。
この日太田さんが作業していたのは江戸時代から続く料亭の庭
(2人)よろしくお願いします。
太田です。
そこへ太田さんの上司から…
…と言いつつ
まずは太田さんから
なるほど。
なんなんもう!
(太田)すいません。
申し訳ないです。
ししおどしの交換も
庭師の結びは結構固い
切ってもらったらかまわないです。
はよ出してや。
すいません。
こうして庭の冬支度は完成。
いよいよお話を
実はこの日太田さんあの一件でとても落ち込んでいた
トラブルで。
自分の中で一点集中しちゃう悪い癖みたいなのがあって。
目の前の事に没頭しすぎてしまう。
そうなんですよね。
周りが見えてないっていうのが…。
心に。
うん。
そして一番の悩みは
センスというか…問われる仕事になってくるのでそういったところにまだまだ自分は自信持てないので…。
山ほど見てきてるし…いえいえそんな。
太田さんの力になればいいのだが
いやあ〜。
なんかまたうまい事いってない感じやね。
ちょっと失敗した翌日っていうのもありましたから。
だってやっと出来た思って枝1個残してみんな「おお〜!」ってなってるところクレーンでバリーン折るという。
漫画やんもう。
さあそこでですね今夜京都からこの方に加藤社長にお越し頂きました。
(拍手)わざわざお忙しい中…。
(一同)よろしくお願いします。
まずVTRご覧になられて太田君の仕事ぶりというのはいかがでしょうか?頑張ってるけどよう下手打ってますね。
(笑い声)でも庭師っていうのは天性の優しさを持ってる子ああいう子が育つんです。
優しい子は頼んないです。
でも優しい子は優しさを持っていますからねいろんなもの感じていけるようになるんです。
その時大化けする。
そうそう。
今は頼んない。
ここでね庭師の極意というのを今回社長にお伺いしましてまとめさせて頂きました。
まず1つ目…声として聞こえてるって事ですか?植物やったらちょっと喉渇いたなとかちょっと暑苦しいなって言うてますしね。
言うてるんですか?もちろんですよ。
庭師ってある意味庭空間のスタイリストでしょ。
かっこよく仕上げないと。
美しくね。
そこを感じ取ってあげる。
「200年やって一人前」。
誰も一人前にはなれないという事なんですか?そういうわけではないです。
200年に相当する修業の人生をね歩まないと。
なるほど。
本当に生きた総合芸術というんですかねむちゃくちゃ奥深いんですね。
ちょっとやって分かったとかとてもとてもそんなやっぱ言えないんですよ。
それかめっちゃ頑張って200年生きるかですよね。
そうですね200年生きたいですね。
バリバリ200年生きたいですね。
今後ね太田さんに求める事って何かありますか?修業をねやっぱり楽しんでほしいですね。
今やっぱりちょっと行き詰まってる感じというのは…。
しかたないんです。
太田に限らず誰もがそういう場数を踏んで自分がセンスをちゃんと自信を持って行けるようになったらこの仕事がむちゃくちゃ面白くなるんですよ。
辛抱してグッと超えてしまえば。
頑張り時やねんな。
暮れも押し迫ったこの日。
来年の予定が発表される会議で太田さんに思わぬ仕事が
なんと数人の庭師を束ねる現場監督に任命。
しかもその現場は…およそ120年ぶりの大改修工事を行っている…
門徒数500万人を超える真宗大谷派の総本山ともなればその格式は驚くほど高い
太田さんの会社はその庭の管理を一括して請け負っている
太田さんに任されたのは境内の隅っこにある…
しかし隅っこにあるとはいえかなりプレッシャーのかかる仕事だった。
というのはイチョウの木は京都きっての大通りに面して植えられていて訪れた観光客は必ず目にすると言っても過言ではないのだ。
これは会社にとっても大事な仕事だった
これだけでも荷が重いのに3人の庭師をも束ねなければならないのだ
チャンスやでこれは。
1人目は杉原さん。
抜群の美的感覚で評価されている
2人目は谷口さん。
太田さんとは比べ物にならない仕事の速さで「スピードの谷口」との異名を持っている
めっちゃかっこええやん。
そして3人目は高桑さん。
太田さんより年上だがまだ入社10か月の新人。
なかなか戦力にはなりづらい
それでも太田さんが現場監督を任されたのには訳があった。
クレーンを壊した時のように何かに集中すると他が目に入らなくなる太田さん。
人を使う事で視野を広げてほしいという会社のねらいがあった
というわけで厳しく実力が査定される事に
またなんか腰が引けた感じ。
大丈夫?
後日。
一人現場へ向かう太田さんがいた。
実際に見るとかなり大きい
今回まず大事な仕事は古く腐ったりして落ちる可能性のある部分を切り落とす事
そしてその際数年後どんな木の形にしたいか想像しながら切らなければならないのだ
いよいよその日がやってきた
(一同)おめでとうございます。
張り切っていこうね今年もね。
はい。
午前8時作業の準備が始まった。
3日で6本の剪定をするこの工事。
今日の予定はこの2本となっていた
さあ太田さんが初めての現場監督としてどんな形に木を剪定するか指示する時が来た
庭師たちは真剣な表情で待ち受ける
そして…
え?
緊張のあまり大切な事を言い忘れる大失態
なんだかぼんやり。
こんな事で他の庭師を束ねられるのか
(一同)ご安全に。
そしていよいよ先輩2人が上に上がって作業が始まった時だった。
下で指示するはずの太田さんが…控え室に
心配した新人の高桑さんが見に来た
忘れたの?
現場監督の必需品笛を忘れてしまった
先輩に借りる事に
優しいなあ先輩。
情けない。
こんな事でイチョウ6本の剪定工事をやりきる事ができるのか?
いっぱいいっぱいやろな緊張のあまり。
あと太田君はやっぱ元気出した方がいいんじゃないかなって俺思うな。
暗いねちょっと。
ここはじゃあ村上さんやっぱ太田君ピンチなんでこれは。
例のやつを。
まさにピンチやん。
これもう村上さんしか救えないですよ。
応援お願いします。
では…。
(横山渋谷)はい。
(笑い声)ありがとうございます。
縮こまってねちょきちょきしかいってなかったのをもうちょきちょき〜んといけば。
ちょきちょきじゃなくて…。
ちょきちょき〜んといかんと。
勢いがいいですね。
勢いが要ると。
ちょきちょき〜んやで!
(笑い声)2015/02/24(火) 22:55〜23:20
NHK総合1・神戸
応援ドキュメント 明日はどっちだ #76[字]

関ジャニ∞が頑張る人々を応援する連続ドキュメンタリー。「一人前になるまでは200年」ともいわれる京都・庭師の世界で奮闘する28歳に、思わぬ大仕事が舞い込む!

詳細情報
番組内容
日本文化を体現する京都の庭。そこで腕を振るう庭師は、巧みな技術で自然の美しさを引き出す奥深い仕事だ。元・微生物研究者の太田陽介さんは修業3年目。優しい性格がわざわいし、樹木に手を入れるのがどうにも慎重になってしまう。悩む太田さんのもとに関ジャニ∞の村上信五が熱血応援!そして太田さんに名刹・東本願寺のいちょうのせん定という大仕事が!現場監督として職人たちを束ねなければならないのだが…さて、どうなる!
出演者
【出演】渋谷すばる,村上信五,横山裕,【語り】岡本玲

ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – ドキュメンタリー全般
バラエティ – トークバラエティ

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音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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