ユリ熊嵐 #08 2015.02.25


(椿輝紅羽)見つけた。
あなたが私の「友達」…。
あの子だったのね。
私はあなたのことが「大スキ」だった。
一緒に写真を撮ったわよね。
お母さんの入れたハニージンジャーミルクを飲んで「スキの歌」を歌った。
なぜ教えてくれなかったの?
(百合城銀子)はっ…。
熱いわ。
まだ熱があるのね。
あっ!あっ!あっ…そのペンダントを持っているのはお母さんを殺したクマだけ。
どうしてあなたが?
(ユリーカナレーション)
かつて私はヒトの世界に捨てられたいらないクマでした
カンカンカン!
(彼)見つけた。
それが彼との出会い
(彼)安心していいよこの学園は僕の「箱」だから。
彼は「箱」が「スキ」でした
(ユリーカ)ぶぅ〜。
(彼)いいかい?ユリーカ。
この世界は「汚れのないもの」をドンドン汚していくんだ。
ほら。
こうすればこの花は永遠に「汚れのない」ままでいられる。
この世界ではね「汚れのないもの」だけに価値があるんだ。
カンカンカン!ギャルルル〜ギャルルル〜!
(彼)とてもきれいだよユリーカ。
君は特別だ。
特別に大切な僕の宝物だ。
私は彼の「箱」に入りました
私は幸せでした
彼の「箱」の中にいる私は特別に大切な「汚れのない」存在
もういらないクマではないのです
でもそんなある日…
(彼)僕は次のものすごく「汚れのない」存在を見つけてしまった。
だから行くよ。
(ユリーカ)待って待って…私の大切なヒト!私を捨てていかないで!ギャルルル〜!!
そのとき私は理解したのです
大切なものは「箱」の中に入れないと
でないとすぐにどこかへ行ってしまう
汚れてしまうのです
これからはここが私の「箱」

(澪愛)どうして切ってしまうの?
(ユリーカ)「汚れのない」うちに切ってしまわないと「箱」に入れられないから。
(澪愛)なぜ「箱」に入れるの?
(ユリーカ)世界から「汚れのない」大切なものを守るために「箱」は私を特別な存在でいさせてくれる。
特別でないものは…。
ジョキ
(切る音)
(ユリーカ)いらないものは誰にも見つけて…。
(澪愛)見つけた。
あっ…「私を見つけた」?ええ。
だから「箱」から出して。
「箱」を開けて見て触れてみなければ大切なものもきっとないのと同じ。
「ないのと同じ」…。
私は空っぽ。
世界は「透明」…。
「箱」を開けてあなたの大切なものを私に見せて。
(ユリーカ)あっ!
そして私と澪愛は「友達」になりました
澪愛は「透明」だった私の世界に「色」を与えてくれたのです

私は澪愛とたくさんの「大切なもの」を見つけ…
澪愛は私と一緒に汚れてくれました
(ユリーカ)澪愛私は…。
(ユリーカ)私は…。
(ユリーカ)あなたが「スキ」。
(ユリーカ)澪愛あなたは私のことが「スキ」?
(澪愛)ええ「スキ」よ。
「大スキ」。
(ユリーカ)私たちずっと「友達」よね?
(澪愛)うんずっと「友達」。
(ユリーカ)澪愛。
(澪愛)ん?
(ユリーカ)お誕生日おめでとう。
ユリーカ。
これは私たちの「友達」の証し。
(澪愛)「スキ」を忘れないための誓い。
(ユリーカ)「スキ」を忘れなければいつだって独りじゃない。
「スキ」を諦めなければ何かを失っても「透明」にはならない。
(ユリーカ・心の声)≪澪愛「スキ」よ。
私は本当にあなたが「スキ」≫
分かってた。
分かっていたのに…澪愛の「スキ」は私の「スキ」と違う
分かっていながら私は一瞬の甘い夢に溺れました
あああぁ…。
(澪愛)名前はね「紅羽」っていうのよ。
紅い羽と書いて「紅羽」。
こらこら。
この子ったらこのペンダントが「大スキ」なのよ。
そう…。
(澪愛)ほら紅羽ママの大切な「お友達」にご挨拶は?あははっあはっ。
カンカンカン!
(彼の声)ほらだから言ったじゃないか大切なものは「箱」に入れなきゃダメだって。
「箱」に入れないと汚れてしまう。
なくしてしまう。
澪愛の「スキ」は失われてしまったよ。
愚かにも君が「箱」から出て汚れてしまったからその子に横取りされたのさ。
何しろ赤ん坊はこの世で最も「汚れのないもの」だからね。
私は…。
ガラガラ…
(ベビーメリーの音)
(ユリーカ)「スキ」を諦める…。

汚れてしまった私は空っぽ
私は「透明」。
もはや「箱」に入れられる大切なものではありません
だから私は「箱」になったのです
そのむなしさを何かで満たすことをただ願う空っぽの「箱」になったのです
こうして世界は「透明」なまま星が落ち「断絶の壁」が出来ました
もう私たちは戻れません
そして…
ピシャ!ゴロゴロ…
(雷鳴)ピシャ!ゴロゴロ…ピシャ!
(ユリーカ)澪愛…澪愛…澪愛!私を満たして!私の隙間を埋めて!どうしようもなく寂しいの。
お願い澪愛!私を助けて!澪愛!
(澪愛)このペンダントを持ってゆきなさい。
それは「スキ」のお守り。
きっとあなたを助けてくれる。

(ユリーカ)ギャルルル…。
なぜあのペンダントをあげてしまったの?あの娘が「スキ」なの?
(澪愛)違うわ。
あの子は紅羽の…。
(ユリーカ)そう…分かったわ。
私たちの「友達」の証し…ギャルルル…私の「スキ」を捨てたわね!ギャルルルル〜!!はっ!ピシャ!
(ユリーカ)ゴリゴリギャルルルゴリゴリギャルルルゴリゴリギャルルルゴリゴリギャルルルゴリゴリギャルルル…。
私は澪愛を食べました私という「箱」に入れるために
これで私は満たされる
そう…そのはずでした
澪愛を食べても私は飢えたままでした
私の隙間は満たされなかったのです
だから私…思わず百合城さんを問い詰めたんです。
(ユリーカ)それで?彼女はなんと答えたの?それが…。
(回想)お母さんがクマに殺された夜そのペンダントは消えたなぜそのペンダントを持ってるの?それは…結局今は言えないと答えたきり朝になってみたら二人とも姿を消していました。
あっこれは…。
(ユリーカ)あの二人がヒトに化けたクマだったという動かぬ証拠よ。
あっ…。
(ユリーカ)そして澪愛のペンダントを持っていた百合城銀子こそが…。
お母さんを殺したクマ?ええ間違いないわ。
そんな…。
(ユリーカ)あのクマは幼いあなたに「友達」だと言って近づいてあなたのいちばん大切なヒトを…澪愛を殺したの。
ヤツらに愛や友情を期待してはダメ。
「排除」するのよ。
「排除」…。
≪ふふっそうよ私を信じなさい。
あなたに奪われた澪愛の「スキ」。
今こそその体であがなってもらうわ。
もう逃げられない。
椿輝紅羽…あなたは私の「箱の花嫁」になるのよ≫
(百合ヶ咲るる)「百合城銀子あなたが犯した大きな罪を私は知っている。
あなたは」…。
あっねえ銀子もう壁の向こうに帰ろうか。
どんなに銀子の「スキ」が本物でもクマだとバレたらガウウ〜…クレちん許してくれないよ。
約束のキスは絵本だけのお話。
クマリア様は壁の神様だもん。
クマとヒトを分けるのが仕事。
「友達」にしてくれるわけがない。
私はるるにキスを捨てさせた。
もうあとには戻らない。
ガウガウ。
大きな罪を犯しても?あっ。
ガウウ〜るる銀子が何をしたか知ってるよ。
だから帰ろう。
クレちんがあのことを知ったらもう「スキ」はもらえないよ。
だけど真実を伝えずに約束のキスはできない。
帰ろう!銀子が「スキ」を諦めてもるるは銀子が「大スキ」だよ。
永遠にキスできなくてもいいんだ銀子がそばにいてくれれば。
るる私は…。
ピッ
(携帯操作音)
(ユリーカ)はい。
あなたの「スキ」は本物?ええ。
本物よ。
これは「断絶の壁」からの挑戦です。
椿輝紅羽あなたの「スキ」が本物なら屋上へ行くがいい。
クマがあなたを待っている。
分かったわ。
バン!
(銃声)≪「友達」だったのに…「大スキ」だったのに…≫≪私はクマを許さない≫≪私はクマを破壊する!≫・待って…待って銀子!クレちんを「スキ」なままでいいからガウウ〜るるを捨てていかないで!・銀子!銀子!
(セクシー)その身をヒトに委ねればあなたの「スキ」は承認される。
≪ごめんねるる≫銀子〜!!ガウ…。

(クール)ふっなんてクール。
ですが本当にこれでよかったのでしょうか?
(ビューティー)いいんじゃないの?これで誰の「スキ」が本物か分かるわけだし。
キラキラ〜。
(クール)しかしこれではあまりにも…。
パンパン!
(手をたたく音)
(セクシー)はい静粛に。
我々はヒトとクマのはざまにあるもの。
すべてはクマリア様のおぼし召しのままに…。
それがセクシー。
ゴロゴロ…ひと雨来るかな。
シャバダドゥ。

(ユリーカ)≪ついにこのときが来たわ。
さあおいで椿輝紅羽≫≪私はあなたのためにクマを捨てヒトになったのだから≫ダン!
(セクシー)それでは被告グマ箱仲ユリーカに問います。
あなたは「箱」を諦めますか?それとも「スキ」を諦めますか?私は「箱」を諦めない。
「スキ」を諦めますん…
(2人)ん?
(ユリーカ)私をヒトにしてください。
そうして椿輝紅羽の成長を見届けたいのです。
澪愛の「スキ」はあの娘の中にある。
私はそれで私という「箱」を満たしたいのです後悔しませんか?そうすればあなたは永遠に「箱」であることから逃れられませんよ澪愛は私の「スキ」をいとも簡単にほかの子グマにくれてやった私は許さない
(セクシー)分かりました。
判決を申し渡しますユリ〜承認〜!はぁはぁはぁ…。
ユリーカ先生?待っていたのよ紅羽ちゃん。
どうして…。
あそこにいるわ。
百合城銀子…。
(ユリーカ)あの娘が澪愛を殺したクマ。
私たちの敵よ。
お母さんの敵…。
(ユリーカ)百合城銀子はあなたを裏切った。
「友達」だと言ってあなたをだました。
そうしてあなたからいちばん大切な人を奪ったのよ。
紅羽…。
あなたは私のお母さんを…。
食べてない。
ガウガウ。
だったらなぜそのペンダントを持ってるの?君のお母さんがくれた「スキ」のお守りだって。
「スキ」のお守り?私はクマ。
それでも私たちは「友達」だった。
ガウガウ。
だけどある日私たちは一緒にいられなくなった。
ゴロゴロ…クマはヒトの敵…紅羽はそう思うようになってしまった。
当たり前よ。
ヒトを…お母さんを殺したクマなんてみんな敵よ!違う。
紅羽はいらないクマだった私を見つけてくれた。
私を承認し「スキ」を与えてくれた。
ガウガウ。
でたらめよ!私はあのときもらった「スキ」を忘れない。
あのとき感じた「スキ」を諦めない。
あっ…。
だから壁を越えてきた。
もう一度紅羽…君と本当の「友達」になるために。
本当の「友達」?
(ユリーカ)ダメよ紅羽ちゃん!そいつは大うそつきの殺人グマ。
クラスのみんなを殺したのだって…。
紅羽を「透明な嵐」から守るためだ。
紅羽を「排除」する者は許さない。
私はクマ。
それしかできない。
そんな…。
(ユリーカ)だから言ったでしょ?クマには愛も友情もない。
汚れた獣。
それがクマの本性よ!さあ早く撃って殺してしまいなさい!でも…。
いいんだ紅羽。
あっ!やっと分かった。
クマリア様の言った約束のキスは紅羽のその銃弾のことだったんだ。
ガウガウ。
えっ?罪グマとしてそれを受ける…。
それが私の「スキ」が本物である証し。
紅羽の本当の「友達」になる唯一の方法なんだ。
ほら何を迷うの!今こそ罪グマに罰を!ん…。
約束のキスを私に!あっ…。
約束のキス?私があなたに?私が君に…それですべてが目覚めすべてが変わるザァーー
(雨音)何をしているの?ダメ…撃てない。
バカなことを!あの子を殺してもお母さんは帰って来ない。
何も変わらない。
(ユリーカ)許してはダメ。
このヒト食いグマに裁きの銃弾を!でもあの子は…銀子は私を「透明な嵐」から助けてくれた。
火の中に飛び込んで命懸けで純花の手紙を守ってくれた。
バカね!罪グマが「汚れのない」ふりをしているだけよ!だけど!・クレちん!あっ。
るるちゃん?ふっ。
クレちん私知ってるよ銀子が純花ちゃんに何をしたか。
えっ?そう…銀子は大きな罪を犯した。
銀子は純花ちゃんを…。
ピシャ!ゴロゴロ…ザァーー!ゴロゴロ…ザァーー!私は…クマを許さない。
私はクマを破壊する!ゴーンゴーン
(鐘の音)
(クマリア様)あなたの「スキ」は本物?バン!2015/02/25(水) 03:30〜04:00
MBS毎日放送
ユリ熊嵐 #08[字]

「箱の花嫁」▽断絶された恋人たちを巡る、現代の神話。その透明な嵐に混じらず、見つけ出すんだ。——ユリ裁判、始まる!

詳細情報
お知らせ
私達は最初からあなたたちが大嫌いで、最初からあなたたちが大好きだった・・だから、本当の友達になりたかった——。
番組内容
『あの娘』とは銀子のことだったと知る紅羽。だがユリーカは、これまでの事件のすべての元凶は銀子であると紅羽に告げ、排除しろと言う。はたしてユリーカは何を企むのか?ついに銀子と対峙した紅羽は問う。あなたは何者なの?激しい雷鳴の中、真実を告げられた紅羽は…。
出演者
【声の出演】
(百合城銀子)荒川美穂
(百合ヶ咲るる)生田善子
(椿輝紅羽)山根希美
(ライフ・セクシー)諏訪部順一
(ライフ・クール)斎賀みつき
(ライフ・ビューティー)山本和臣
(泉乃純花)小倉唯(百合園蜜子)悠木碧
(百合川このみ)小清水亜美
(針島薫)日笠陽子
(箱仲ユリーカ)井上喜久子
(椿輝澪愛)遠藤綾
ほか
原作・脚本
【原作】
イクニゴマモナカ

【キャラクター原案】
森島明子
【キャラクターデザイン】
住本悦子
監督・演出
【監督】
幾原邦彦
【副監督】
古川知宏

【シリーズ構成】
幾原邦彦 伊神貴世
音楽
【オープニングテーマ】
「あの森で待ってる」歌:ボンジュール鈴木
【エンディングテーマ】
「TERRITORY」
歌:百合城銀子(CV:荒川美穂)、百合ヶ咲るる(CV:生田善子)、椿輝紅羽(CV:山根希美)  

【音楽】
橋本由香利
制作
【アニメーション制作】SILVER LINK.

【番組HP】
http://yurikuma.jp/index.html
【Twitter】@yurikuma_anime
https://twitter.com/yurikuma_anime
ハッシュタグ「#yurikuma」

ジャンル :
アニメ/特撮 – 国内アニメ
福祉 – 文字(字幕)

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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