地域密着型のメディアとして震災とどう向き合うか?社会学者の開沼博さんは原発事故が起きた福島に暮らす人としてどう向き合うかをレクチャーします。
我々2人も現地に行きまして塾生たちと一緒に考えます!
(2人)お楽しみに!
(テーマ音楽)広大な大地に浮かび上がる巨大な絵。
この謎の遺跡に魅了され生涯をかけた女性がいました。
ペルーの中南部。
雨がほどんど降らない乾燥した大地に地上絵は描かれています。
大きいものは100mを超える動物の絵。
およそ2,000年前に描かれました。
実は発見当時考古学者の間ではほとんど見向きもされませんでした。
ある女性がいなければ失われていたかもしれないのです。
その人の名はドイツ人学者マリア・ライヘ。
50年以上にわたって地上絵を調査し保護し続けた人物です。
彼女は1940年代初めてナスカにやって来ます。
その後何度も訪れるうちに幅20cmほどのこの溝が動物を表していることに気づいたのです。
ライヘは脚立の上から絵の全体像を確かめていました。
「描かれた線が実は蜘蛛の絵であるということが分かった時は本当にすばらしい瞬間でした。
地上絵は調和と美しさを兼ね備えまさに芸術的です」。
地上絵のとりことなったライヘはこの粗末な小屋に1人で暮らし始めました。
私財をなげうって研究に没頭するようになります。
ところがある問題が浮上します。
多くの地上絵が長年たい積した砂に埋もれかけていたのです。
そこでライヘはほうきで砂を掃き出し地上絵を守ろうとします。
しかしその姿に人々は恐れをなし魔女だとうわさしたのです。
そんな中傷を受けながらもライヘは新たな地上絵を発見します。
それは猿の絵。
ライヘは徹底的にこの絵を測定し形の特徴をつかむことで描かれた目的に迫ろうとしました。
そんなある日。
星を眺めていると夜空に猿の絵が見えたのです。
彼女は動物の絵は古代ナスカ人が独自に作った星座であり天体の動きと関係しているのではないかと推測しました。
こうしてライヘは動物の地上絵に初めて考古学的価値を見いだしました。
しかし1955年地上絵に危機が訪れます。
政府が大平原を農地にする計画を発表したのです。
ライヘの助手をしていたエスパルサさんは当時を振り返ります。
(エスパルサ)ライヘはとても怒っていたね。
よくこう言っていたよ。
「一人でも多くのペルー国民が率先して反対運動を起こさなくてはならない。
地上絵を守ることは人類すべてにとって重要なのだ」ってね。
ライヘは地上絵の重要性を必死に訴えました。
彼女の熱意は人々の心を動かし計画は中止されます。
そして1994年地上絵は世界遺産に登録されました。
それを見届けて間もなくライヘはこの世を去ります。
彼女は今地上絵を望む大平原に眠っています。
人はライヘをこう呼んでいます。
「大平原の母」と。
2015/02/25(水) 11:25〜11:30
NHK総合1・神戸
シリーズ世界遺産100「ナスカの地上絵〜ペルー〜」[字]
大平原の母 ▽文化遺産 【語り】松平定知 【テーマ音楽】久石譲
詳細情報
番組内容
大平原の母 ▽文化遺産 【語り】松平定知 【テーマ音楽】久石譲
出演者
【語り】松平定知
音楽
【テーマ音楽】久石譲
ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – 歴史・紀行
ドキュメンタリー/教養 – カルチャー・伝統文化
ドキュメンタリー/教養 – 自然・動物・環境
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