徹子の部屋 “中華の鉄人”陳建一 2015.02.25


関西にある24の国公立大学の志願者数は去年より1500人ほど少ない7万8000人あまりで、平均倍率は、およそ4.5倍です。
志願者数は、全国的にも減少傾向にあり、文部科学省は少子化が影響しているとみています。
(黒柳)今日のお客様はあの有名な四川料理の神様陳建民さん左側の方ですがその息子さん中華の鉄人といわれてらっしゃる陳建一さんにおいでいただきました。
これは建一さんがまた息子の建太郎さんに教えてらっしゃるとこ。
3代にわたって四川料理を皆さんに広めた方でいらっしゃいます。
よくいらしてくださいました。
よろしくお願いいたします。
楽しみにしています。
お父様のお料理はねもう本当にね憧れでしたからね。
ありがとうございます。
お父様の陳建民さんもこちらにおいでいただいたんですけど。
あの頃お父様が内幸町にお店をお出しになって。
そうなんですねはい。
それがもう本当においしくて。
お金もなかったんですけど『若い季節』ってやってる時に私たちみんなねハナ肇さん渥美清さんとかとうわーってみんなでね。
色んな人いましたね。
坂本九ちゃんもいたし。
その頃ちょうどお店をお出しになった頃ですよね。
60年ぐらい前ですか?ここにおいでいただいた時のお父様ですよね。
私の父ですね。
お父様の時代には今みたいにあれですってね。
今随分中国のいわゆる味の味つけのもの?調味料ですよね。
調味料なかったんで当時お父様全部それお作りに…?そうですね。
うちの父の場合は日本に来た時に調味料なかったから…。
売ってない。
全部自分で作って。
そうですよね。
だから非常にねやっぱりすごいと思う。
何もない中に来てね…。
だって今随分色んなの売ってるじゃありませんか。
今はもうすごいですよ。
本当に本場の四川から豆板醤も山椒も何でも手に入る時代だけどもねうちの父の時代は違ったから。
全部それをお作りになったんですからね。
作ってそれでもとの四川料理をちょっと改良してね日本の方が食べやすいような…。
お父様34年前にこちらに出ていただきましてお父様ちょっと『徹子の部屋』でどんなお話をしてらっしゃるか陳建民さんお父様ちょっとご覧ください。
「皆さんがお家で色々研究しながらするのがいいのね」「そうです。
そうそうそうそうそう」「そこでこれ一番問題は奥さんですね」「例えば料理作るですね。
愛情同じです」「愛情がね愛情同じですね」「怠け者駄目です」「これ人間愛ね。
愛ないからね料理作っておいしくないです」「なるほどね…なるほど」「考えて考えて愛情を持ってお料理を」「でもお料理人として四川料理の…いわゆる“四川飯店”っていうの全部で日本においくつぐらいお出しに…?」「今12軒ありますから」「12軒。
でもそういうとこのいわゆるコックさんにも陳さんは全部そういうふうに“愛情を持って”って教えてらっしゃるんですか?」「そうそう。
全部…そうです」「奥様は初め中国大使館のない時に何というところで働いてらしたの?」「代表団ですね」「ああ」「中国代表団に働いていらして」「そうそう」「中国語がおできになる方で」「そうです」「初めなんかお仕事をお始めになる…通訳として陳さんのとこに奥様いらしたんですって?初め」「これねこれ話ね少し難しいな」「これ神様感謝します。
神様にもらった。
ハハハ…!」「うわーそうですね。
神様からおもらいになった素晴らしい奥様。
息子さんも大きくてもう中国料理おやりになってらっしゃる…?」「そうです。
今ね私ね2代目できた…」「うわーよかった。
そうですか」懐かしい。
魅力的。
懐かしいでしょ?懐かしいね。
素敵だね。
素敵でしょ?今見てもね本当にね。
本当ね魅力的でね。
可愛らしいね。
そう。
それで奥様のことをすごく褒めてね。
そうなんですよ。
はいはいはい。
またお母様中国語すごいお上手…。
勉強したんです。
お勉強で?学校がありましてね夜間通って。
やっぱりうちの父とのコミュニケーション…。
あっお母様いらっしゃる。
うちの母ですね。
左があなたですよね。
はいそうです。
私でございます。
はい。
お若い。
今もそうですけどお若い時からハンサムでいらっしゃる…。
いやいやありがとうございます。
でもお父様はお母様がいらっしゃらなかったらやっぱりあれだけの料理人…。
全然。
絶対そうなってませんよ。
だから今「神様からもらった」って言ってたけど全くそのとおりだと僕は思う。
運命的な出会いですよね。
なかなかそれは難しいですよ。
そうですよね。
日本語も…。
やんちゃな父でございますからね。
大変でございましたよ。
でもお父様は元々やっぱり日本に中国の四川料理を広めようと思っていらしたの?いや全然違うの。
元々来るのは観光。
ちょっと遊ぼうって。
そんな気持ちで来たんです本当に。
えー!ところが日本が気に入っちゃって。
それでやっぱりうちの母がうちの父の料理を食べて「おいしい!」って。
「これ日本の皆さんに広めよう」っていうことがうまく合体したわけですよ。
ああこれちっちゃい時ね。
私だっこされてますね。
あなただっこされてらして。
お姉様いらっしゃるの?うちの姉貴おります。
下のうちの姉貴でございます。
あっそうなんですか。
でもあれなんですってね。
お父様レシピを残すんだけどスプーンで何杯とかって仰らないから大変だったんですって?ただ面白いことにそういう残してくれる人がいたんですよ。
ちゃんとこう記録して。
本当に?だからこの世にうちの父の本が出たわけ。
面倒くさがり屋だからそんないちいち量ってやる人じゃないんですよ。
そうですってね。
だけどもそのお父様がここに用意したものからこういうふうに適当にお父様の好きなだけスプーンでお入れになると残ったものを量ってどのぐらい入れたか…。
そしたらもうわかりますから。
そうすると作った分量がわかってそれを大さじ小さじに換えたりとか。
そのほうがねご機嫌でやるの。
お父様色々聞くと嫌なんでしょ?大変ですよ。
聞くとねもう最終的にはね「もう大さじ3杯です!」って言って怒るから。
もう伸び伸びとね楽しくやらせたほうがいい料理できるから。
あの方本当にそういう方でしたよね。
面白かったですよ本当に。
面白かった。
でもあの時もね日本語随分お上手になっててちゃんとね『徹子の部屋』に出て…。
うちの母が教えたの。
あっ日本語を?そう。
上品な日本語。
そうそうそうそう。
とってもお上手でした。
うん。
そうそうそう。
芸術の話なんかもして。
でもお父様のフライパンをこう…フライパンっていうか中国鍋。
あれを回してらっしゃる姿にはみんな憧れたんですって?僕はねとにかく小さい時にその場面を見てるわけ。
調理場に遊びに行くわけだから。
もうとにかくねかっこよかった。
なんかもう劇を見てるみたいな。
とってもね…あと香りがいいでしょ。
音するでしょ。
最高でしたよ。
で食べさせてくれて。
やっぱり色んなとこに行くと新しい食材見つけたりして。
日本のねいいものいっぱいあるじゃないですか。
それを四川料理にアレンジしていったりとか。
やっぱり1つの基本的なものを勉強したらそれが10個に広がるっていう考え方の人だったから。
そう仰ってますよ。
なんかねいい中国の料理人っていうのはね「鶏」って言ったらね「はい」って500ぐらいのメニューをすぐ考えつかないと駄目って…。
色んなものを組み合わせることでね。
そうすればねあれをして炒めて蒸して何とかっていうのを考えたらそれから色んなふうにすれば1つについて500はできますって仰って。
豚でも500できますってねそう仰ってましたよね。
はいはいはい。
そのとおり。
でも面白い…。
そのとおり…。
面白い。
でもそんなふうにあんまり教えようとなさらないんだけどお父様からだんだん習って鉄人におなりになったんですからね。
中華の鉄人におなりになった。
そうですねはい。
でもお子さんには甘かったの?特にね私の父は弟子にはすごく厳しかったんだけど私に対してはまあチョコレート。
チョコレート?はい。
蜂蜜。
本当?甘…。
甘?甘い!ええ。
そんな?甘いです。
調理場にいたらもうご機嫌ですよね。
調理場にいてくれればいいっていう。
あっそう。
お父様のやってるのを見てくれればいいっていうそういう感じ?そうですよ。
ちょっと何かやればもう喜んでくれて。
本当に?ある意味大変でしたけどね。
困ったこともありました?やっぱりねそれはやっぱり僕たちは一挙一動を見ていつのタイミングで入れたか…いうことを見てるわけ。
そうかそうか。
そこにレシピがついてくるわけ。
レシピ先じゃないんですよ。
そうなんですねきっと。
色とか音とかそれからタイミング。
これがすごく大事料理っていうのは。
恐らくねみそ汁作る人でねレシピ見ながら作る人は日本人いない…。
そうですね。
さあ料理の鉄人が作ってくださったお料理今並びましたけど。
何といってもびっくりしたのはこの鳥ですね。
これ何でできてるんですか?大根とかにんじんとかですね。
そういうお野菜でできてるんですね。
脚なんかものすごいですよね。
もうリアルでね。
リアル。
本当に…。
ああ奇麗だねこれね。
飛びそう。
可愛いですよね。
これ特別な人が作るの?そうですね。
これ専門のこういう彫刻彫る人がおりましてね。
これ中国の方。
あっそう。
もう一生懸命やってくれてる。
この方しかいないんですって?できる人。
あとねみんな弟子たちがちょっとこう勉強して少しは彼に近づこうという努力をしてるけどやっぱりなかなか難しいね。
でも本当にちょっと止まってるように見えますもんね。
両羽広げてね。
はい。
今日お料理は…。
はい。
今日はね1つはこちらのほうは搾菜肉絲っていいましてこれ私自分のお家で作る料理なの。
お店じゃない。
賄い料理みたいな?賄いっていうか自分が大好きなお料理。
あっそうなの?わかった。
一番お好きなのね。
はい。
もうこれ結構よく作る自分ちで俺は。
そうなの?へえー。
もう1つはこちらね。
私のここにある。
これ開けますね。
はい。
こちらはもう本格的な上海蟹のみそとフカヒレのスープ。
すごい…。
おいしいですこれはもう。
えー今上海蟹の…。
これはもう名残上海蟹。
上海蟹って1年中あるんだけど名残ね。
もうすぐ終わっちゃうよっていう。
でもおいしいです。
まずこれからいただくのがいいですか?もちろんこちらのほうから…。
じゃあこの…スープと呼ぶんですか?これは。
そうですね。
ちょっととろみがついてて。
これごといただいてみます。
はい。
どうぞどうぞどうぞ。
いただいてみますね。
へえー。
あっフカのヒレとか入ってるんですか?とろーっととろーっとしてるの。
すごいですよ皆さん。
なんか私だけいただいちゃってこんなの。
ちょっといただいてみますね。
はいどうぞどうぞ。
あっこれなんかあれですか?卵ね。
それからあれが入ってる。
蟹なんか入ってるの?蟹。
そう。
上海蟹のみそと身が入ってるの。
おいしい。
おいしい?本当おいしいね。
味がねすごくよく出てるのね。
出てるねこの蟹の風味が。
うーん。
ここの蟹のおみそっていうんですかね?そこ最高ですよ。
この…ここ最高だって。
ああおいしそう。
嫌だ。
おいしそう。
そう。
これお店で出てるの?今出してます出してます店で。
これはお店で。
自宅で作るような料理じゃございません。
家にフカヒレなんかあったら大変だよね。
ないから。
おいしい。
あっこれあれも入ってます?あの…これ。
それフカヒレ。
塊塊。
こんな塊ね…。
今それビンゴ。
当たり。
フフッ。
ビンゴ。
うーん。
フカヒレの味がすごく…。
しますよねこれね。
おいしい。
もうなんかね皆さんごめんなさい。
ごめんあそばせ。
私だけがいただいておりますが。
もう今おなかすいてらっしゃる方いらっしゃると思うんですが。
羨ましいと思うけど…これはたまにですよ私もこういうの。
うん!もうどんどん…。
これ全部いただけますけどそっちもいただかないと…。
こちらもちょっと召し上がってみますか?お家で大好きだから召し上がるっていう…。
これもう本当ねご飯のおかずなの。
ザーサイとか仰らなかった?ザーサイとそれからたけのこと豚肉が入ってるんですよ。
青椒肉絲的な…。
これはねピーマンじゃなくて万願寺とうがらしという…。
あっこれ?そうそうそう万願寺とうがらし。
あっ万願寺とうがらし。
はいはい。
たけのこと。
ザーサイの塩分で食べるご飯と一緒に食べる料理。
もう絶対ご飯が欲しい…。
ご飯が欲しくなっちゃうやつ。
あっおいしい。
これよく作るのお家で。
これ作り方教えていただいていい?これはもうだからたけのこを細く自分で切ってねちゃんと。
豚肉は薄切りの売ってるからそれを薄く切って下味つける。
塩こしょうそれから卵と片栗粉で。
それをね火を通していくわけ。
ザーサイは塊ありますよね?それ切ったほうがおいしい。
あれを切って…。
これを細切りにして全部を炒めてあと味つけはもう本当お酒とちょっと醤油をたらすだけ。
あとごま油…。
そのぐらい?ザーサイの塩分があるから。
ザーサイの塩分が。
ザーサイって不思議なものですよね。
すごいですよザーサイ。
最強のご飯のお供。
本当にこれおいしいですね。
おいしいでしょう?でもこれ食べたらもう癖になって毎日お昼は…。
よくねこれ作って残るとねこれでチャーハンやるの。
うん。
チャーハン作ってこれ入れて。
これまたうまいの。
2度楽しめるの。
これお肉みたいなものは入ってないの?肉肉。
それ豚肉。
豚肉。
さっき豚って仰いましたよね。
ロース細切りにして下味をつけてるから肉自体にも味があるでしょ?皆さん鉄人のお作りになったものはおいしい。
ハハハ…。
本当においしいです。
陳建一さんは…。
あっごちそうさまでした。
いいえ。
息子さんに教えるのにはお父様が教えたように教えたの?それとも全然違う?僕はもうとにかく自分が作ってる姿見せてあとは自分が決めることだから。
もし本当に食べるのが好きだったらやれば?って言うぐらいですよ。
そしたら好きだったの?食べるの大好きですもん。
食い意地張ってるのよ。
うちね全員。
そうなのね息子さんね。
なんか息子さんこの間おいでいただいて。
すごくお若いんですけど。
若いね。
うん。
だけどなんか言葉が中国語が…。
中国語ができなかったんですが2年半四川省にね留学させたの。
そうですってね。
大変だったと思うよ。
全然何もできなくてね。
ガリガリに痩せちゃったもん。
痩せちゃったの?痩せてから立ち直ったらどんどんどんどん肥えてきてね今プクプクだね。
プクプク。
ちょっと食べ過ぎだ。
でも相当あれですよね。
建一さんも見てらっしゃる時にやっぱり注意深く見てらっしゃいます?やっぱり僕の弟子でもあるわけだから料理に関してはやっぱり厳しく見てるよもちろん。
息子とはいいながら…。
駄目なもんは駄目って言うし。
さっき仰ったように本当にそのタイミングとか…。
そうです。
もう本当同じ材料を使っても炒め方ひとつで変わるから。
これがね中華料理の面白いところ。
だいご味。
うんなるほどね。
入れる…何ていうんですか?調味料も同じようにしてもやっぱりその火の…?火の使い方あと鍋の回し方おたまの使い方この一つ一つでね料理全部決まってきますから。
だからよく見ろと。
いつのタイミングにこれ入れたか。
音がするでしょ?あともう1つ。
そんなのよく見なさいと。
でもすごいよね。
一番最初の陳建民さんは日本に観光でいらしたのに。
そうですよ。
3代も日本で料理屋さんになるとは…。
なっちゃった。
ねえもうだからうちの父はやっぱり広めたかったんだね。
そうでしょう。
四川料理というものを。
おいしい四川料理を全国の日本の皆さんにね食べてもらいたかった。
ちょっとここでなんですけど20年前の…。
20年前?20年前のこちら様のお若い時の『徹子の部屋』でございます。
ご覧ください。
ああ。
「お父様は賄い料理を作った時に…誰かが作った時に食べてみて“誰これ作ったの!”って大きい声で言うからもうみんな震え上がって…」「よくやるんですよそれを。
それでね“すいません私作りました”って言うんですよ」「それで何て言うと思います?」「“おいしかった”って言うの」「フフフ…」「叱られるんだと思って…」「“あなたその味忘れないでね”って」「そうするとねその子にとってはねものすごいねうれしいのね」「結局その味っていうのを忘れないのまず一つ」「それですごい自信になるのね。
やっぱりうちの父に言われるって相当みんなうれしく思ってね」「結局その料理がみんなのその…得意な料理になっていくのね」「なるほどね」「“誰作りました!”って大きい声で仰るともう怖いからおずおずして“私です”って言うと“いいです”って?」「でも褒められた時はうれしいでしょうからね」「そうですね。
やっぱり褒められた時っていうのはすごいここ残りますね」「でもお父様自身も随分ご苦労なさったでしょうからね」「あれだけにおなりになるのには」「そうですね。
大変だったと思うのは言葉がやっぱり通じないって…。
そういう意味でうちの母のね通訳っていうのが非常にうちの父にとってみたらすごい強い味方だったんでしょうね」「そうでしょうね。
だからお母様のことを“神様いて会えた”ってね仰ってらしたけど本当にそうだと思いますよね」おお…。
ハハハ…。
ハンサムね建一さん。
今と全然変わらないななんてね。
いやいや若いですね。
自分で見てても若い。
でもあれですね。
お父様もさっき仰ったように通訳をおやりになったとても上手な日本の方と結婚なすったけどあなたも日本の方と結婚なすった?僕はもう日本の…ええ。
それがすごい出会いだったんですって?出会いが。
やっぱり食べるの好きだから。
問題はねやっぱり僕食べるの…食い意地張ってるじゃないですか。
やっぱり食べるの好きな人じゃないとねそれはなかなか難しいですよ。
でも会った時なんか試験の?試験だったの?あのね学校の試験の時に僕の前にいましたから。
高校?高校受験。
僕名前見たからこうやって。
「ああ…」って言って。
まさかその人と一緒になるとは思わないけどね。
それなのに名前見たの?こうやって。
いやいや誰が来てるのかなって。
可愛いのねでもね。
美花さん?ああそうですね。
すごい髪の毛してるね。
俺もすごいなこれ。
でも奥様こんな感じだったのねきっとね。
結婚してすぐの時。
でもその時にはやっぱりもう料理人にはなろうと決めてらしたの?僕はもう…もう本当にこの世界行こうと。
何せ自分が好きだから。
とにかく食べるの好きだったし食べてもらうのも好きだったから。
もうこれしかないでしょう。
そりゃそうですよね。
それでああいうお父様のようないい先生が…。
ああ本当うちのおやじ面白かったもん。
ねえ面白い方でしたよね。
私たちも本当に「四川飯店」に行くとお父様が出てきてくださってね。
出てくるでしょ?そう。
出てきて出てきて。
「どうですか?」とかって言って。
海老1人3匹ずつとか色々ね渥美清さんなんかと食べてるとね笑って見てらっしゃいましたよ。
そうでしょ。
息子さんの建太郎さんこの前こちらへいらしてくだすったんですけど今日なんか付き添いでいらしてたの?建太郎さん今日お父さんの付き添い…?なんかね俺が変なことを暴走するんじゃないかってね監視しに来たみたい。
でも白いのを着てないと誰だかちょっとわかんないね。
そうでしょうね。
この間白かったからね。
白衣だったからわかったんだけど。
ちょっとせっかくいらしてるからコマーシャル挟みましたら息子さんも隣に来ていただいていいですか?建太郎さんちょっとこちらに来ていただいていいですか?
(建太郎)ありがとうございます。
じゃあねお願いします。
月日が経つのは早くて建太郎さんこの前出ていただいたと思ったらもう2年近く前になるんですって?なんか。
早いですね時間経つの。
私も去年かと思ってましたけどね。
でも白いの着てらっしゃらないとなんだかね…。
誰?普通のサラリーマン…。
誰?どちらさん?息子です。
ああそう。
フフフ…。
3代にわたってとご紹介しましたけどお父様長生きなさればねここにいらっしゃって…。
そうですね。
そしたら最高ですよね。
70歳でお亡くなりになったんですって?そうなんですよ。
残念でしたねもっと…。
でもね今天国で喜んでると思う。
うちの母もね本当に。
感謝感謝。
そう。
孫までねなって。
料理人になって。
建太郎さんまで。
立派なな本当にな…。
いえいえ。
まだまだこれからです。
今お父様仰ったけど四川のほうへいらっしゃって言葉の勉強と…?そうですね。
中国に留学した当時はもう全く喋れなかったので。
向こうに行って現地のレストランに入ってそこで友達がたくさんできて。
言葉も気づいたらだんだんだんだん…。
びっくり。
2年半ですごいうまくなった。
建一さんはもうべらべら?僕はもう学校行きましたから。
小学校中学校僕中国の学校だから日本の。
日本の中にある。
あっそうだったの。
あなたは普通の学校?僕日本の普通の学校に通ってたので。
じゃあ難しいでしょ?ニーハオ…。
そうですね。
もうニーハオツァイチェンぐらいしか言えなかったんですけど。
ちょっとなまりのあるね四川語だよね。
でもそこに1年半?2年半。
2年半か。
そしたらもうべらべら?べらべらじゃないですけどもう日常生活は困らないぐらい。
全然大丈夫だね。
それじゃいいですよね。
そうですねはい。
大したもんだ。
小さい頃お父様はどんなふうな方でした?先ほどと一緒でもう蜂蜜のように。
お砂糖のように甘い…。
そうね。
今でもハニー…甘い。
チョコレートのように?そうですね。
甘いチョコレート。
優しかったですよね。
あっそう。
でもあなたはそういうことからやっぱりしょっちゅう厨房へいらっしゃって?そうですね。
小さい頃から遊びに行って。
でもう僕が遊びに行くとうちの父親もそうですしスタッフもみんな楽しく迎え入れてくれて。
遊び場にしてましたね。
そうだね。
そうですか。
でも召し上がってみるとお父様の味と違うなっていう時もあります?やっぱりそうですね…。
作ってて全く一緒かっていうと違いますよね。
父親のその味っていうのが。
僕はもうそれがすごく大好きでその味を目指して。
お父様の味?はい。
もちろん頑張ってるんですけど。
一緒一緒。
僕もうちのおやじの味を目指して…。
だから本当にうまく3代分…お父様があなたのね建民さんがみんなに伝えようと思った味が今も残ってるっていうことですよね。
そうですね。
味もそうですしその…何ていうんですか?気持ちですよね。
一番大事なのはやっぱりうちの父の言ってたことね。
「あなた彼女作る今よ」これよ。
もう彼女においしい料理を作る気持ちで作れっていうのがもうこれ永遠のテーマだよね。
そうですね。
これが継承されてるね。
味は別として。
気持ちを込めろっていうことはね。
それでできたんでしたっけ?いやでも…人間パーフェクトじゃないんですけど常に徹子さんがいらっしゃってくださった時もまた…僕の妻ですよね来た時もやっぱりそういう気持ちで常にお客さんに対して料理を作るように日々心がけてやってますね。
私昔お父様が作ってくださった…「焼きそば」って言ったら「はいはい」ってお父様がバスケットで…あれはね感動しました。
バスケットを編んでそれが全部おそばでできていてそれごと揚がっていて中に具が入っていて全部を壊しちゃって混ぜて食べるんだけど。
バスケットが出てきた時キャー!ってねそういうのをお父様は好きでした。
覚えてらっしゃる…。
よく覚えてます。
それからあとはねおいしかったのはね鶏のレバーを…。
スープ。
スープですね。
これはもう四川の代表的な料理だね。
あっそう。
すり身にして。
それでいいスープでね。
そう。
いいスープで上が透き通ったスープで下にずっとね鶏のレバーのねこした…うんとこしたもう何の…もうプリンみたいな。
プリンですよね。
それが下に入って。
あれがねやっぱりあの2つはもう絶対…。
あれはもう本当に素晴らしい料理。
そう言ったらあなた2つとも持ってきてくだすったのよね。
そうなんですよ前回。
そうそうそうそう。
もう緊張しながら。
おじいさんの作ったものだからって。
私本当に四川料理しょっちゅう行きましたんでねお父様のものを食べるラッキーなチャンスをね得ましたね。
素晴らしい時代だと思いますよ。
そうですよね。
そうそう。
私はそんなお金持ってなかったけどお金持ってる人たちが四川料理好きで「一緒に行こう」って言って連れていってくれたのでね。
『徹子の部屋のテーマ』あらららら。
もう終わりになりましたね。
今度また伺わせていただきますね。
でも本当に今仰ったように愛してる人に何でもいいから作るっていうそれが大事。
それが一番大事だと思います。
どうもありがとうございました。
おじい様の陳建民さんの志は今も生きています。
ありがとうございました。
ありがとうございます。
どうぞ。
2015/02/25(水) 12:00〜12:30
ABCテレビ1
徹子の部屋 “中華の鉄人”陳建一[字]

〜親子三代で究極の四川料理を〜陳建一さんが今日のゲストです。

詳細情報
◇ゲスト
“中華の鉄人”として一世を風靡した陳建一さんが登場。
◇番組内容
父・建民さんは戦後の日本に中国の四川料理を広めた事でも有名。当時はまだ日本に中華の調味料がない時代。日本にある調味料を工夫して家庭でも楽しめる四川料理を紹介したという。そんな父の仕事場で遊んでいた建一さんは、迷うことなく父と同じ四川料理の道へ進み、今では息子の建太郎さんも後を継いでいる。スタジオでは、家庭でも出来るザーサイの炒め物と、プロの味・究極のフカヒレスープを紹介する。
◇おしらせ
☆『徹子の部屋』番組HP
 http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/

ジャンル :
バラエティ – トークバラエティ
ドキュメンタリー/教養 – インタビュー・討論
福祉 – 文字(字幕)

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
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日本語
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