生字幕放送でお伝えします
江戸時代へタイムスリップ!白壁がレトロでかわいいですよね。
ここは福岡県うきは市吉井町通称・白壁通りというところなんですね。
こちらの白壁の町に彩りを加えるのが、こちらです。
おひなさま!かわいらしいですよね。
今、ひな祭りのイベントが開かれているんですけども町じゅうにひな人形があふれてるのでちょっと見ていただきましょう。
こちら筑後吉井おひなさまめぐりというイベントで20年以上前から行われています。
歴史がある町だけになかなか見ることができない貴重なものもあるんですね。
ちょっと見ていただきたいのが右側に大きなものがあるんです。
こちらは日本最大級といわれまして1mもある江戸時代の巨大おひなさまなんですね。
そして、地元のものだけではありませんよね。
コレクションの皆さんが集めた、ちょっと珍しいおひなさまもあるんですね。
3月3日のひな祭りまであと6日。
でもねまだ今からでも欲しくなっちゃうものもありますのでぜひご覧ください。
スタジオのくわばたさんこんにちは。
ひな人形の思い出とかありますか?
私ね思い出したくないんですけどおひなさまとかって眉毛薄いからマジックで描いたらめっちゃ怒られたという。
わが家のおひなさまは眉毛とんでもないことなってますね、今でも。
きょうはすてきなおひなさまをたくさん紹介していきたいと思いますが不思議な形のものやひな道具のアレンジした使い方などいろんな使い方を紹介します。
きょうは23分間たっぷりお伝えしたいのでここからは二手に分かれてご紹介したいと思います。
くわばたさんが見たことのないひな人形たちをたくさんご紹介したいと思いますので早速、私はあちらに行ってきたいと思います。
ということで、くわばたさん私がご紹介したいのはこちら、明治32年創業のおしょうゆ屋さんなんですがこうやって白壁通りの普通のお店の中に入りますと各お店に、こうやってひな人形があるんですよ。
すごい迫力でしょ。
これね、なんと6セット分くらいあるんですよ。
迫力、すごいですね!
数えたら50体以上ありました。
小さいかわいらしいのから大きいのまで…こんなの初めて見た。
親戚中から集まったひな人形がこのように飾られているんですけども一番、古いのはここの75歳のお母さんの昭和15年に買ってもらったというひな人形これなんですね。
時代を追うごとによく見ると表情も変わってくるんですよ。
目の形とか昔は結構切れ長の目が多かったんですが最近は少し目がぱっちりしてるものがあったりしてね。
目がちょっと大きくなってきた。
眉毛は大きくならないんですね。
それはね描かなくてもいいかもしれないですけど。
この迫力を楽しんでいただいたんですが私がここで一番見せたいのはこの地域独特のこのひな人形なんです。
箱びなというんです。
片づけるときにそこに入れる箱とかじゃなくてそうやって飾るもんなんですか?
男びなと女びなが別々の箱に入っているんですが理由があるんですよ。
なんでなのか。
この、ふたを…これ、大正時代のものなのでそーっと閉めますね。
これ、人形を隠すことができるんですよ。
隠さんでいいじゃないですか。
飾ってみんなで見るためのものでしょう。
なんで隠さなきゃいけないのかって気になりますよね。
気になる文書ちょっと出てきましたよ。
これね、江戸時代のお触れ書きなんですけれども簡単に言いますと「八寸より上」っていうのは24cmより大きなものっていう意味なんですが24cmより大きなひな人形はなるべく持たないようにもっと質素に生活しましょうというものなんですって。
なので、偉い人が来たときにはこうやって、さーっと隠してふだんは、こうやって見て楽しむということなんですよ。
それだけ、当時としては豪華なものだったんです。
豪華なのは、この細かい部分、見ていただくと分かるんですが男びなの衣装、これ実はちょっと大正時代のものなので色が変わってますけども仏壇の中に敷かれていた布なんです。
再利用しなくてもいいのに。
再利用というかうきは市の隣に八女市というところがあって仏壇の職人さんがいらっしゃるんですね。
その方たちが副業として作っていた。
同じことが言えるのが八女市にはちょうちんの職人さんもいらっしゃって、この冠ちょうちんの金具なんですよ。
ちょうちんの金具が冠になってるんですか!
ちょっと遊び心がありますよね。
おもしろい。
そんなん全然、知らなかった。
色も変わってるんですが当時としては相当豪華なものだった。
だから隠す必要もあったんですよ。
なんで、この豪華な楽しみ方ができたのかというのはこの辺りの場所も関係してるのでちょっと外の様子見ていただきたいんですけどもこちら、九州最大の一級河川・筑後川というものでしてその周りに豊かな田畑が広がってます。
うきは市というのは江戸時代にここから用水路が引かれたことで一大穀倉地帯となった。
産業が発展したんです。
この白壁の町・吉井町は宿場町、つまり人の往来が盛んだった。
産業が発展して人の往来も盛んですからこの辺は栄えた町なんです。
白壁も裕福な商人たちが蔵を火事から守るために競うように作ったものといわれているんですね。
こういったおひなさまを持ってるのは一つのステータスだったわけですよ。
昭和30年代ごろまではこういった箱びながこの地域では当たり前ということなんですね。
当時の、いわゆるセレブたちのこだわりはこれだけにとどまりません。
この豪華な箱びなをさらに豪華にさせるひな人形があるんですが大島さん、お願いします。
大島、移動してまいりましてこの白壁の町を少しだけ移動してこちらにやってきました。
ここからは、ひな人形の概念を覆す人形を紹介していきたいと思いますがまずは、こちらのレトロな建物ご覧ください。
こちら、150年前に建てられた肥料屋さんなんですね。
立派ですよね。
早速、お邪魔してみたいと思います。
まずお店に入ると一番最初に目に入るのがこちら。
もちろん、こちらにも、ひな人形飾られているんですが配達に使われている現役なんです、今でも。
レトロなオート三輪。
映画のワンシーンで見たことあるけどこれ、現役で使ってんの?すごい!
現役で今も配達に使われてますよ。
そして、このオート三輪にくぎづけになってるかと思いきや奥に立派なひな人形たちが飾り付けられてるんですね。
びっしり飾り付けられて、さらにおうちの階段部分までちゃんとおひなさまで飾られてるんですね。
2階上がる気ないんですねここの家の人は…。
すばらしいおもてなし。
もう2階に上がるのは別の手段で上がってるんでしょうねきっとね。
そして、先ほどおっしゃっていた箱びなをさらに盛り上げるための人形があちらにいますので早速、行ってみたいと思います。
この辺に駄菓子とかお菓子もあっておいしそうな誘惑に負けそうになるんですけどまず、盛り上げ隊をご紹介したいと思います。
こちらが「おきあげびな」といいまして箱びなだけでは寂しいと周りを、おきあげびなで飾るのが吉井の伝統なんですね。
おきあげびな?何これ?どういうこと?
ちょっと気になると思いますので近くで見せていただきたいと思います。
お店の林慶子さんです。
ちょっと気になるとおっしゃるので見せていただいてもよろしいでしょうか。
こちら、すごくきれいにとにかく薄いんですね、ここが。
厚さが。
きれいに飾り付けられてるんで盛り上がってきてるということでおきあげびななんですが生地もとても豪華で細部までいろんな…施されてるわけですよ。
すごいですよね。
これを箱びなの周りに飾ってるんですか?
箱びなの盛り上げ隊たちですね。
盛り上げたいのか隠したいのかもはや分からないですね、これは。
盛り上げたいんです。
この、おきあげびなはあるものと作り方が同じなんですがちょっと今見た感じで何か想像つきますか?
私がぱっと見たとき思ったのが飛び出す絵本?違うね、雰囲気。
飛び出す絵本それよりも、もっと手の込んだこちらです。
羽子板のお人形なんですね。
羽子板を作る押し絵の部分と技術が一緒ということでだいぶ手の込んだおきあげびななんですね。
こちら200年以上前から筑後川領域で飾られています。
なんにも知らなかった。
こんなん初めて見ましたよ。
ひな人形、いっぱいいろいろ私もロケ行ってきたんですよ。
これは初めて見たな。
このおきあげびなの裏側も見たことないっていうことですね。
もちろんですよ。
初めて見たんですから。
裏、見せてくださいよ!
このきれいなものの裏側はなんと、新聞紙なんです。
ちょっとそこ手抜きすぎ違う?もう一枚、もうちょっと白い布一枚、貼ってってほしいな。
すごいところがありましてここに注目してほしいんですが明治32年。
100年以上前に作られたものなんですね。
「おきあげ」ってなんだと思うんですがまず「おきあげ」ということばに飾り付けるという意味があったという説。
そして、寝ているものを起こし上げるということから「おきあげ」と呼ばれるようになったという説といろいろあるんですよ。
そして、このおきあげびなそれぞれご家庭で作っているものもあるということなのでこちらのお宅で作られたものを林さんに見せていただきます。
きれいな施しがされていまして歴史も感じる部分もあるんですがこれ、逆を見せると、ここに林久代とお名前が書かれているんですね。
これ、林さんの…。
大正生まれの義理の姉です。
だからおきあげびなというのは学校などで…。
女学校時代に家庭科の授業で作られたって聞かれてます。
昔は授業で、おきあげびなが作られるほど親しまれていたということなんですね。
巾着袋しか作ってないな。
家庭科の授業。
すごい技がいりますよ。
貴重なものをありがとうございます。
さらに、この奥のほうに注目してほしいんですがちょっとおひなさまの姿をしていないものが気になりませんか。
踊ったり、これ何してんの?これ。
実は、歌舞伎とかそのときにはやっていた役者さんたちのお話をモデルにして作ることも多かったそうなのでおひなさま以外のいろいろな姿があるということなんですね。
子どもたちにはおきあげを見ながらお話を聞かせていて大人も子どもも盛大にひな祭りを楽しんでいたということなんですよ。
皆さんで自慢のおきあげを自慢しながらみんなで練習したりとか子どもたちはお話を聞いて楽しむと、大人も子どもも本当にひな祭りを楽しんでいたということなんですが例えば、地元の資料館からこんなものをお借りしました。
こちら花魁
(おいらん)道中の様子なんですがこのきれいな女性と着物。
豪華な着物。
細かいな、これ!
この辺の縫い目とかもすごく丁寧にしわまで細かく再現されてるんですね。
この男性は、きれいな女性たちを。
そして、女性は豪華な着物を見て楽しむという風習がありましておひなさまでもさまざまな楽しみ方があったんですね。
くわばたさん。
これだけおひなさま一色の町ご覧いただいているんですけどここにもおもしろいスポットがあるんですよ。
先ほどのおしょうゆ屋さんの隣に私やってきたんですけども入ると豪華ですよね。
7段のひな飾り。
これぞ!って感じですね。
もうほんまに。
やっぱり、女の子の憧れなんじゃないんですか。
ほんまに友達の家行ってこんな大きなひな壇あって羨ましかったですもん。
ここは、ひな道具の専門店なんです。
ありとあらゆる、ひな道具がばら売りされてるんですよ。
そんなこともしてくれんの?ばら売りってあるんですか。
よく見ると見たことある見たことあるってものが結構ありますでしょ。
あるある、飾ってね。
下のほうに。
そんなくわばたさんに一つ、クイズ。
これ、なんだか分かります?
笛の口…それ、何?
これ、ちょっとこちらのひな人形で説明しますね。
右大臣が背中に矢をさしてますよね。
この矢を入れる籠なんです。
そればら売りで売ってるの?なんぼ?それもう。
気になるわ、値段も。
許可を得て、ちょっと後ろから見ていただきますとね。
ちなみに矢籠は300円です。
そういうのがなくなっちゃうからっていうことですか。
本当によく見ないと分からないような細かいものまで常に100種類以上取りそろえてるところなんです。
くわばたさんのようにひな人形の顔に落書きしちゃうような人もいればおままごとをしてなくしてしまう人もいるんですって。
私もおままごした。
お友達の家行って…。
そうか…それでなくなっちゃうのか。
この数あるいろんな道具の中で最も買いに来るものが多いものってなんだと思います?いろいろ見えてますでしょ。
お花を入れる器とか、茶道具とかいろいろ見えてますけどなんだと思います?分かんないですよね。
1個だけ分かるのが自分の家で1個なくなったやつがあるんです。
お内裏様がこうやって持ってるやつ。
いいとこきましたね。
実は、それは2位なんです。
お内裏様というか男びなの杓
(しゃく)ですね。
これは2位。
1位は、その隣にある女びなの扇なんですって。
一番触りたくなるもんこれ、だって。
人形、見ていただくと分かるんですけども一番触りたくなる。
前に持ってるしそれがないとちょっと格好つかないですよね。
ここでばら売りってすごいな、逆に。
こちらのお店の梅野さんなんですがもともとは人形のお店だったんですってね?
はい、そうですね。
以前は人形のセットの販売を主にしていたんですが今は、こういうふうに単品で販売することでたくさんの皆様に喜んでいただいております。
今、持ってらっしゃるおひなさまを大事に長く使っていただけるようにこういうふうに単品で購入されてなくされたものとかを購入されて長く使っていただくと…。
せっかくのひな人形ですから大切に使ってほしいですねちょっとまだ見させていただきますね。
くわばたさんひな道具なんですけどこれ、ちょっとおしゃれな日用雑貨としても使えるんですよ。
これもひな道具。
重なんですけども開けますね。
地元の和菓子屋さんで売られている、和菓子。
特別に入れてみました。
これ、和菓子食べられるんですか?
食べられますよ。
このお重も立派なんですがこれもひな道具。
つまりね、ひな道具を一年中、和雑貨として楽しむことができる。
まさにひな人形の町ならではですね。
くわばたさん。
まだまだありますよ。
また一味違うおひなさまをご紹介します。
ステンドグラスに描かれたおひなさまなんです。
すごく繊細できれいですよね。
光を通してキラキラ、キラキラ光りますし和風の焼き物みたいに本当にきれいな色みですよね。
こちらはステンドグラス作家さんのギャラリーなんですがすてきな作品、たくさんあるギャラリーなんですよ。
町内で発掘された古墳の壁画をモチーフにしたものなどもあるんです。
こちらの一角は古墳をモチーフにした壁画たちなんですが本当に地元愛がたっぷり詰まった作品たちなんです。
さらに、この時期はなんといってもおひなさまということでもちろん、おひなさま一色です!いろんな色のさまざまなステンドグラスでできたすべて、ひな祭りがモチーフの光を当てると表情も変わるかわいらしいおひなさまなんですよ。
これぐらいのサイズもね部屋、狭いからこんなんで十分かもしれん。
これだったらちょこちょこいっぱい飾ったらかわいいなおうちに。
ぼんぼりとか桃の花もステンドグラスに描いてあったりするので本当にかわいいですね。
出し入れも簡単ですしマンション暮らしの方にすごく人気なんですよ。
お掃除とかね、ひな人形大変ですからお掃除も、すぐできますし場所もとらないで飾りやすいということでとても人気です。
今の、ひな人形はこうやって飾るだけじゃなく違った楽しみ方もあるんですがこちらにたくさん並んでるんですがこのひな人形たちどういうふうに楽しむか分かりますか?
何、この四角いの。
箸置き?ばち当たるでしょ、それ。
箸置き?
全然、違いましたねくわばたさん。
何よ!ちょっと惜しいとか言ってよ!
正解をお教えしましょう。
中村さん、お願いします。
奥からすてきなお召し物で中村さん登場でございます。
こんにちは。
くわばたさん中村さんの、お着物を見て何かお気付きになりませんか?こちらに注目してほしいんです。
帯留めと根付け。
こちらにおひなさまがいるんですね。
おしゃれですよね。
もう、これは女子力がだいぶアップするアイテムです。
ちょっと女子力高いところに来ちゃいました?私。
一見、ガラスに見えないんですけどすべてガラスに手書きで描いてますからね。
この着物の着付け体験も実は、毎週日曜日500円で2015/02/25(水) 12:20〜12:45
NHK総合1・神戸
ひるブラ「“おひなさま一色”の町〜福岡・うきは市〜」[字]
福岡県うきは市のユニークなひな人形をご紹介!木箱に入ったものから羽子板のようなおひなさままで、珍しい人形がズラリ!ひな祭りを前に個性いっぱいのおひなさまを大特集
詳細情報
番組内容
【ゲスト】大島麻衣,【コメンテーター】くわばたりえ,【司会】新井秀和 〜福岡県・うきは市から中継〜
出演者
【ゲスト】大島麻衣,【コメンテーター】くわばたりえ,【司会】新井秀和
ジャンル :
バラエティ – 旅バラエティ
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
ドキュメンタリー/教養 – 歴史・紀行
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