情報まるごと 2015.02.25


川崎市の多摩川の河川敷です。
きょうも朝から献花する人たちが絶えません。
今月20日、中学1年生の上村遼太さんが殺害されているのが見つかった事件。
警察のこれまでの調べで、上村さんは、事件の数時間前の前日夜、自宅で母親と夕食をとったあと、外出していました。
上村さんは、ふだん携帯電話を持ち歩いていましたが、その携帯電話が現場や自宅から見つからず、なくなっていることが分かりました。
警察は、事件に関与した人物が証拠を隠すために、携帯電話を現場から持ち去ったと見て、捜査しています。
上村さんは去年11月ごろから、高校生やほかの学校の上級生などと、夜の公園などに一緒にいる姿が、たびたび目撃されていました。
ことしに入ると、上村さんの顔に、殴られたようなあざがあるのに友人が気付きました。
今月14日、上村さんはスマートフォンなどで、無料でメッセージをやり取りするLINEに、殺されるかもしれないなどと書き込んでいました。
友人には身に迫った危険を話していましたが、周囲の大人がそれに気付くことはありませんでした。
中学校では部活動に励み、友人も多かったという上村さん。
去年の夏から部活動に顔を出さなくなり、ことし1月からは学校も欠席していました。
学校の担任は、毎日のように母親の携帯や家の電話に連絡しましたが、本人とは連絡が取れず、遊びに出ているといった答えが続いていました。
ようやく上村さん本人と電話で話すことができたのは、事件の4日前の今月16日でした。
上村さんはそろそろ学校へ行こうかなと話しましたが、自分の状況は打ち明けませんでした。
警察は、上村さんと一緒にいるのが頻繁に目撃された少年グループなど、交友関係を中心に捜査を進めています。
こんにちは。
上村さんはおよそ1か月前に、年上の少年グループに顔を殴られ、大けがをしていて、警察は、このとき暴行した人物が事件に関与していないか、捜査を進めています。
次は汚染水問題です。
東京電力福島第一原子力発電所2号機で、原子炉建屋の屋上に、比較的高い濃度の汚染水がたまっているのが見つかり、雨が降るたびに排水路を通じて、海に流れ出していたことが分かりました。
地元の漁協からは、信頼関係が崩れたなどと、東京電力への批判が相次いでいます。
福島第一原発2号機の原子炉建屋とつながる白い建物。
この屋上で、比較的高い濃度の汚染された雨水がたまっているのが見つかりました。
たまった雨水は、雨どいを通じて排水路に流れ込み、港の外の海に流れ出していました。
東京電力は、排水路の放射性物質の濃度が雨のたびにほかよりも上がっていることを、去年4月以降、把握していましたが、十分な対策を取らず、公表もしていませんでした。
東京電力は、周辺の海水の放射性物質の濃度に大きな変動は見られないとしていますが、対策として来月末までに、汚染水がたまっていた2号機の屋上や排水路の底に、放射性物質を吸着する土のうを敷くとしています。
新たな汚染水の問題が明らかになったことを受けて、福島県いわき市では、地元の漁協の組合長会議が開かれました。
これに対して組合長側からは。
漁業者からは、こうした隠し事が相次ぐことが風評被害を生んでいるなどと、批判が相次ぎました。
また福島第一原発では、3日前に、別の排水路で、ベータ線と呼ばれる種類の放射線を出す放射性物質の濃度が一時、通常の10倍以上の値を示し、放射性物質が港湾内に流れ出したと見られています。
これについて原子力規制委員会は、丸3日がたっても、排水路の放射性物質の濃度が急上昇した原因が分かっていないことから、原因究明を徹底して行うとともに、異常があった場合、排水路の水門を自動的に閉める対策を東京電力に求めました。
次です。
日々の生活に欠かせない橋についてです。
3年前に国が全国の自治体について調査したところ、半分近い橋の建設時期が分からなくなっていました。
このうち滋賀県内では、各自治体がこうした橋の建設時期を推定するなどの作業を進めましたが、それでも49%で、建設時期が分からないままであることが分かりました。
こちらの橋。
長らく放置されてきたのでしょうか。
落ち葉で埋め尽くされ、現在は通行止めとなっています。
この橋、実はいつ建設された橋なのか、分からない橋なんです。
このようないつ建設されたか分からない橋が、滋賀県内に5000以上あります。
NHKでは、滋賀県内で点検の対象となる長さ2メートル以上の1万1713の橋の管理状況を、自治体などに取材しました。
その結果、全体の49%に当たる5707の橋は、建設された時期が分からなくなっていました。
県庁所在地の大津市、そして県北部の長浜市や高島市など、9つの市と町では、70%以上の橋がいつ建設されたのか分からないということです。
なぜ建設時期が分からないのか。
自治体では、道路法に盛り込まれた規則などに基づいて、橋の長さなどの記録をまとめてきました。
しかし、記録が残されているのは、長さ15メートル以上の比較的規模の大きい橋が中心で、農道にかけられた古い橋などは、記録が残っていないケースが多いということです。
また自治体の合併によって、管理の主体が変わった橋では、建設のいきさつがはっきりしないケースが少なくないということです。
建設時期が分からなければ、補修や架け替えなど、老朽化対策の優先順位がつけにくくなります。
このため、滋賀県内の自治体では、橋の建設時期を推定する作業を進めています。
このうち野洲市では、過去の航空写真を比較して、いつ橋が造られたのか、確認する作業を行っています。
こちらは昭和50年の写真。
そしてこちらが昭和60年の写真です。
比較すると、新たに橋が架けられたのが分かります。
こうした手法で、野洲市など9つの市と町が、859の橋について、建設された年代を推定したということです。
この結果、県全体で建設時期が不明の橋は、7%ほど減りましたが、依然として、49%の建設時期は分からないままです。
では、取材しました、大津放送局の地曳記者とお伝えしていきます。
地曳さん、維持補修の面から考えても、建設された年が分からないというのは、影響が大きいのではないですか?
そうですね。
建設から50年以上たつ老朽化した橋のメンテナンスが進められない可能性が出てきます。
通常は古い橋から優先して点検しますが、建設年が不明なら、耐用年数が分からず、どの橋を優先して、補修や架け替えを進めるべきか分からなくなってしまいます。
つまり、橋の危険な箇所を見逃すおそれも出てくるといえます。
記録があれば、こういったことにはならなかったのではないかと感じるんですけれども、税金を使った公共物で、記録がないというのはどうしてなんでしょうか。
建設年度を記録しようという確立されたルールがなかったことが背景にあるといえます。
去年7月、法令が改正されて、2メートル以上の長さの橋は、5年に1度点検するよう義務づけられました。
逆にいいますと、橋を維持して管理するための点検の回数や方法について、それまで全国で統一されたルールがなかったということです。
多くの橋を管理する自治体などに、将来の維持、管理のためには、記録の保存が欠かせないという意識が乏しかったことは否めません。
建設された年が分からないまま、点検といってもパトロールで通過するだけで、橋の支柱などを詳しく見ないまま、点検の質にも問題があったという担当者の声も聞かれました。
合併して出来た新しい市や町に、旧自治体の記録が残っていないケースもあり、建設されたいきさつも分からなくなっているのです。
ただこの話は、滋賀県だけではなくて、この建設年の分からない橋っていうのは、全国的にあるんですよね。
そうですね。
全国的に見ても、滋賀県と同じような状況だと見られます。
3年前に国が全国の地方自治体について調査したところ、66万の橋のうち、30万の橋で、建設された年が不明だったということです。
この中には滋賀県も含まれていますが、その後、VTRでも紹介した不明の橋の年を推定する作業などの結果、現在、建設された年が分かっていないのは、冒頭で紹介したように、49%となっているということです。
インフラの老朽化について、本格的な対策が求められる中、建設された年は橋の安全を確保していくうえで、基本的な情報で速やかな対応が求められます。
大津から地曳記者でした。
続いては、政変から1年。
今も戦闘が続くウクライナについてです。
始まりは去年2月でした。
ロシア寄りの大統領の退陣を求めるデモ隊と治安部隊が衝突。
大統領はロシアへ逃亡し、一転して、欧米寄りの暫定政権が誕生しました。
その後、公開された元大統領の豪華な邸宅。
市民から批判の声が相次ぎました。
しかし、ロシア系住民が多い地域では、混乱が拡大。
東部では親ロシア派の住民や武装集団が、州政府の庁舎などを次々と占拠し、政府軍との激しい戦闘に発展していきました。
そして去年7月には、民間航空機の撃墜事件も起きました。
紛争の犠牲者は、これまでに5600人以上に上っています。
今月、ウクライナとロシアは、ドイツやフランスも交えて、16時間にわたって協議した末、停戦で合意。
しかし、その後も散発的に戦闘が繰り返されています。
争いはなぜ起きたのか。
今後、平和は実現するのか。
解説します。
では長年、ロシア、ウクライナを取材してきました、国際部の安間デスクとお伝えしていきます。
安間さん、政変から1年ということで、まずウクライナという国について、一から見ていきたいと思うんですけれども、こちらです。
ウクライナ、面積は60万3700平方キロメートル、人口が4523万人ということなんですが、規模としてはどんな国だといえるんでしょうか?
まず面積で見ますと、ヨーロッパの国々と比較しますと、フランスやドイツよりも広いんですね。
人口なんですけれども、ヨーロッパではドイツ、イギリス、フランス、イタリア、スペインの順で、人口が多いんですけれども、スペインに匹敵するほどの規模の国なんです。
非常に大きい国ということがいえると思います。
大きい国。
首都はキエフ、こちらですね。
住民なんですけれども、ウクライナ人が8割近く、そしてロシア系の住民が2割弱というふうになっています。
このウクライナ人とロシア系、どういう関係になるんでしょうか。
同じ東スラブの民族ということで、非常に近い民族なんです。
ことばは確かに違います、ウクライナ語とロシア語は違います。
ただ、ソビエトが崩壊して独立してから、あまりウクライナ人とロシア人という意識っていうのは、あんまり強くなく、双方のことばをしゃべる人がいましたし、共存してこれまで一つの国を造ってきたということがいえると思います。
共存してきたんですね。
ではそのウクライナ、どんな歴史をたどって今に至っているのかということで、こちらで見ていこうと思いますが。
地図があります。
安間さん、ウクライナ、どういうふうに出来上がったんですか?
まずウクライナっていう国は、そもそも今の形で昔からあったわけではなくて、9世紀から、ここの紫色のキエフ・ルーシという東スラブ民族の国家、キエフ・ルーシという国が出来上がったんですね。
それが分かれてロシアとウクライナ、ベラルーシになったというふうにいわれています。
これ、黄色が今の国境ということですね。
それから実はウクライナは、ポーランド、ドニエプルの西側がポーランド、それから東側がロシア帝国、南はオスマン帝国というふうに、国の東西でロシアとポーランドにそれぞれ支配されてきたと、そういう歴史があるんですね。
その後、1900年ごろですが、この地図ですけれども、ロシア帝国がどんどん西に拡張しました。
ただ、そこに今のウクライナで、ロシア帝国の領土に入っていない所があります。
ここがガリツィア地方といいまして、それまで一度もロシア帝国の支配に入っていなかったんです。
ここでウクライナのナショナリズム、民族主義が非常に高まっていって、ただそれが第2次世界大戦後に、ソビエト連邦に併合されて、このウクライナ民族主義というのにずっと培われてきたということになります。
では今のウクライナ国境というのは、いつ造られたんですか?どう造られたんですか?
ソビエト連邦っていうのは、15の共和国の連邦だったんですね。
それがソビエト連邦が崩壊したことによって、15の共和国に分かれたと。
そのときの国境なんですけれども、同じ国だったんですから、いわゆる県境、それがそのまま独立して、今の国境になったということですね。
こちらの年表で見ても、いかに複雑な変遷をたどってきたかということが分かるんですけれども、こうしたことを経て、一つの国の中で、どんな違いが表れたのかというのは、分かるのがこちら、2010年の大統領選ということなんですね。
この青いほうが、親欧米派候補が過半数を獲得した地域で、赤いほうが、親ロシア派の候補が過半数を獲得した地域ということなんですが、この結果から、何が分かった選挙だったんですか?
先ほど、国の東西でポーランドの支配下、それからロシア帝国の支配下にあったということでしたけれども、今もそうした、なんていうんですか、かつての傾向が、今の傾向にも表れるようになっていると思います。
つまり国の西部は親ヨーロッパ、親欧米の候補が過半数を取ると。
それから東部ですね、こちらは親ロシア派の候補が過半数を取るということが、2010年だけでなくて、2004年大統領選挙でも、繰り返してきました。
まさに選挙をやると、欧米かロシアか、国が二分するような戦いになって、非常にバランスを取らなければいけないと、歴代の指導者はどちらかに偏るんではなくて、どっちとも仲よくしようという、そういう政策をふしんしながら進めてきたわけなんですね。
そういった経緯をたどってきながら、今の事態になってるわけなんですけれども、では、この1年、何が起きたのかということをこちらで見ていきたいと思いますが、まずきっかけはここなんですね、2013年の11月ということでしょうか。
そもそも親ロシアの大統領が、EU加盟に向けた協定、これを証明しようとしたんですけれども、土壇場で署名を見送ったんです。
これに対して、親欧米派が最初はデモを行いました。
それは当初は平和的なデモだったんですけれども、次第にどんどん抗議活動が活発化して、さらには非常に過激な傾向を強めました。
火炎瓶を使ったりだとか、石を投げたりだとか。
そこには先ほど説明しましたウクライナ西部、非常にソビエトやロシアに反感が強い地域。
こちらの地図ですね。
こちらのウクライナ民族主義を唱えるグループが、非常に武装化していったわけですね。
この地域からということですね。
そこで、2月にはついに警官隊と銃撃戦になって、100人以上が犠牲になる事態になりました。
それで大統領が東部に逃亡して、政権が崩壊したわけです。
これに対して、ロシアは非常に反発を強めたと。
憲法違反のクーデターであると、さらにどんどんウクライナの民族主義的な動きが高まっていたのに対して、今度はロシア側が、それに対して警戒を強めたんですね。
つまりウクライナの民族主義が高まると、そうするとわれわれが弾圧されるのではないか、あるいはロシア語が使えなくなるんではないかということで、双方共に民族主義が高まって、こっちの親ロシア派の住民も、非常に過激な、武装化していったというのが、どんどんエスカレートするような形で、対立が深まっていったということなんですね。
そして去年9月、そして今月と、停戦合意があったわけなんですが、ただやはり、戦闘は今も起きているということで、これはどうしてなんでしょうか?
停戦合意、これまでたびたび呼びかけてきたんですけれども、実はうまくいってません。
散発的な戦闘っていうのが各地で続いてまして、それがどんどんエスカレートしてくということが続いています。
そこで9月にもやったんですけど、破綻して、特にことしの1月から激しくなりました。
2月にまた停戦合意というのをして、それが今、現在迎えているところですね。
協議には、ドイツのメルケル首相ですとか、フランスのオランド大統領もいて、それでウクライナとロシアの間で合意があったということですけども、EUとロシアで、それぞれどんな思惑があるっていうことなんでしょうか?
EUは、やはり紛争を安定させたいと、ヨーロッパの安全にも関わるということで、ここに積極的に関与することで、へいていしたいということだと思うんです。
ロシアとしては、やはりウクライナ、非常に兄弟国家と位置づける特別な国ですから、このウクライナ内戦に関与していきたいということなんですね。
ただ、じゃあ実際、停戦合意がうまく機能するかというと、なかなかうまくいきません。
今月中にロケット砲などを撤去することになってるんですけれども、どちらが先に撤去するのかと、片方が先に撤去しないと、自分たちが危なくなってしまうということで、そういうことで、非常に停戦が難しくなっています。
それからドイツ、フランス、ウクライナ、欧米とウクライナはロシアに対して、兵員や武器が入っているんではないかと言って、それを撤退させるように求めていますが、ロシアは、そうしたのはいないといって、必ずしも話がかみ合っていないんですね。
これ、停戦に向けては、これからどうしていくんでしょうか?
政治的な交渉っていうのをそれぞれ真剣にしていくことが大事だと思います。
ただやはり、欧米とロシアの間でここまで非常に亀裂が深まっていると、親ロシア派とウクライナの間も亀裂が深まっていると。
粘り強い交渉が必要ですし、欧米とロシアの対立っていうのは、やはりこのあとも対立が続くと思います。
5年10年と続くと思います。
今後のポイントですね。
それでロシアは、欧米主導の国際秩序、これに公然と異を唱えてる状況です。
日本はロシアに対して、北方領土交渉などを進めていかなければなりません。
そうした中で日本としても、ロシアに対して一体どういうふうに向き合っていくのかと、欧米との関係も考えながら、見定めていかないといけないというふうに思います。
国際部の安間デスクとお伝えしました。
さあ、次は気象情報です。
日のさしている所もありますが、全国的には雲が広がっているようですね。
奈良岡さん。
そうなんです。
今、日本列島は雲の通り道となっています。
こちらは長崎市内の今の様子です。
朝から雲に覆われて、ほとんど日ざしがありません。
今にも雨が降りだしそうな空となっています。
このあと夜には広く雨が降る予想ですが、もう少し早く降り始めることもありそうです。
西から天気は下り坂です。
あすは全国的に雨が降りそうです。
では雲の様子から見ていきましょう。
西から東に帯状の雲が広がって来ています。
今、かかっている雲というのは、ほとんどが雨を降らせる雲ではないんですけれども、雨の様子、併せて見ますと、九州の辺りなどで雨雲が一部、かかってきています。
これから雨の範囲は東へと広がる見込みです。
では、あすの予想天気図を見ていきましょう。
あすは日本海と南の海上に、前線を伴った低気圧が2つ進んできます。
日本列島を挟むように進みまして、いわゆる2つ玉低気圧というものです。
二つ玉低気圧は広い範囲で天気を崩します。
あすは全国的に雨となって、特にこの南の低気圧に近い太平洋側の地域を中心に、雨の降り方が強まる所がありそうです。
さあ、そしてあさってです。
あさっての予想天気図を見ていきましょう。
あさっては低気圧が北海道の辺りで急速に発達する見込みです。
このために北日本は、荒れた天気となりまして、特に北海道、大荒れの天気となるおそれがあります。
大雪や猛吹雪、そして暴風、そして高潮にも警戒するようにしてください。
では雨の見通しについて、詳しく見ていきましょう。
きょうの午後6時からです。
今夜、九州は広く雨となりそうです。
日付が変わるころは四国も雨が降りだしそうです。
そしてあすの午前中は、九州の南部を中心に、雨足が強まる所があるでしょう。
そのあと、あすの昼ごろには、四国で雨の降り方が強まる所がありそうです。
雷を伴って激しく降る所があるでしょう。
そして午後は、東日本でも雨の範囲が広がりまして、あすの夜は、東海地方や関東地方の沿岸部でも、雷を伴って雨の降り方、強まる所がありそうです。
あすは東北地方の辺りまで、雪ではなくて雨という所が多くなりそうです。
気温も高めですから、雪の量が多い地域、雪崩に注意するようにしてください。
さて、あさってに日付が変わるころの風の予想も見ていきますと、オレンジ色の表示というのは、平均でも15メートル以上という風を表していますが、沿岸の地域を中心に、風が強まりそうなんです。
あさっては、特に北日本で暴風が吹くおそれがありまして、暴風雪となる所があるでしょう。
では全国のあすの天気です。
このあとは天気が崩れそうですが、このところ比較的、暖かい日が続きました。
千葉県にある観光牧場では、今、春を告げる菜の花が咲き始めています。
遠藤さんがお伝えします。
見てください、一面の菜の花です。
千葉県富津市にある観光牧場、マザー牧場に来ています。
こちらの菜の花は、例年より少し早く、先月下旬に咲き始めました。
このところの暖かさで一気に花が咲いて、今は8分咲きです。
ここは年間およそ80万人が訪れる人気の牧場です。
きょうは少し冷たい風も吹いていますが、この時間になって、青空も見えてきました。
菜の花畑は広い敷地内に2か所、あちら側と、ここにありまして、全部でおよそ350万本が植えられています。
こうして菜の花に囲まれて歩くこともできまして、もうこの辺りはいっぱいに菜の花の優しい香りが広がっています。
気持ちよさそうですね。
時々、蜜を吸いに蜜蜂も集まってきているんですよ。
いるかな?
さあ、どうでしょう、この菜の花の黄色と青空のコントラスト。
本当に見事な眺めなんです。
もう春の景色ですよね。
この菜の花畑の一番の見頃は、3月下旬から4月上旬ごろになりそうだということです。
さらに、春を迎えた今だからこそ見られるのが、こちらの赤ちゃん羊です。
2月5日生まれのその名も、にこちゃん、男の子です。
特別に連れてきていただきました。
ちょっと触ってもいいですか?
どうぞ。
あー、ふかふか、柔らかいですよ。
こんにちは。
大丈夫かな?毎日、イベントも行われていまして、実際に触れて写真も撮ることができるんです。
これまでに28頭が生まれていまして、まだ30頭ほど出産を控えているということですので、運がよければ、羊の出産に立ち会うことができるかもしれません。
春を迎えた千葉県の観光牧場からお伝えしました。
人気になりそうですね。
ちょっと固まっている様子もかわいかったですね。
そうですね。
遠藤さんが中継でお伝えしました。
次です。
東日本大震災のあと、北海道に避難した被災者が中心となって放送を続けている、コミュニティーFM局のラジオ番組が、150回目の放送を迎えました。
札幌からお伝えします。
震災から4年になるのを前に、150回目の放送でも、震災の記憶が風化するおそれや、生活を再建する難しさを訴える、被災者の声を伝えました。
つたえるコトバつながるミライ。
150回目の放送を迎えたのは、コミュニティーFM局ラジオカロスサッポロが、毎週火曜日に放送している、つたえるコトバつながるミライです。
現在、パーソナリティーを務めるのが、福島県白河市から、震災のあと札幌市に引っ越した都築啓子さんです。
この番組は道内に避難している人や移り住んだ人たちが、メールやファックスで寄せた、生活や仕事の悩みなどを紹介し、被災者たちが置かれている現状を伝え続けています。
このコミュニティーFM曲では、被災者からの声が寄せられるかぎり、番組の放送を続けたいとしています。
続いて、盛岡から聴覚に障害がある人の生活を手助けしている機械についてです。
インターフォンのチャイムや電話など、日常生活ではさまざまな音が使われています。
こうした音を光や振動で分かるようにする機械があります。
盛岡市に住む徳江貞史さんと妻の奏美さんです。
2歳になる娘の真芽ちゃんと3人で暮らしています。
徳江さん夫妻は、生まれつき聴覚に障害があり、2人とも補聴器を取ると、全く音を聞き取ることができません。
そこで家に設置しているのが、音に反応するセンサー。
ああ、光るんですね。
光って教えてくれるんですね。
玄関のチャイムを鳴らすと、光で知らせてくれます。
真芽ちゃんが赤ちゃんのころ使っていたこんな機能も。
あ、あ、あ、あああ。
赤ちゃんの泣き声に反応するセンサーです。
盛岡市で開かれた、聴覚障害者の生活をサポートする機械を集めた展示会。
強い振動で時間を告げる目覚まし時計。
ドアをノックする音に反応して、ランプが光るセンサーなど、35点が展示されています。
この時計をつけていると、玄関に人が来たときや警報が鳴ったときなど、文字と振動で教えてくれます。
徳江さん一家も会場を訪れました。
この中で貞史さんが目に留めたものがありました。
災害時の避難所で、食事の時間や、医師の診察の受け付けなど、放送している内容を文字で伝えてくれる装置です。
生活に欠かせなくなった機械ですが、課題もあります。
皿を置く音などでも、センサーが反応してしまい、そのたびに確認しなければならないのです。
ただ、最近では、耳が聞こえる真芽ちゃんが教えてくれるようになりました。
娘の成長を見守る奏美さん。
今、あってほしいと強く思っている機械があります。
盛岡のスタジオに、取材しました伊藤記者がいます。
娘の真芽ちゃんが成長とともに、ご両親の助けにもなっている様子でしたよね。
ご両親も心強いでしょうね。
そうですね。
耳が聞こえる真芽ちゃんは、最近、テレビやインターネットの動画サイトなどを通じて、どんどんことばを覚えているそうなんです。
一方で、その真芽ちゃんの話すことばを知りたいというお母さんの思い、切実ですよね。
そうしたコミュニケーションを手助けする手段はないんでしょうか?
最近、開発が進んでいて、スマートフォンやタブレット端末で使えるアプリが開発されています。
その中の一つが、こちらのこえとらというアプリです。
音声を機械で認識する技術を研究している情報通信研究機構が開発しました。
このアプリを使ってスマートフォンに話しかけると、話した内容をこの画面に表示することができるんです。
実際にちょっと試してみたいと思います。
情報まるごと。
さあ、どうでしょうか。
表示。
あっ、出た。
出ましたね、音声で読み上げてくれる機能もあるんです。
ではもうちょっと長い単語ではどうでしょうか?小澤康喬アナウンサー。
さあ、小澤アナウンサーの名前はきちんと?
ちょっと名前はね、まだ少し難しいのかもしれませんけど、でもほぼ合ってますし、先ほどの情報まるごとっていうのも、ほとんど時間を置かずに出てきましたよね。
そうですね。
このように誤って変換されることもありますし、あと変換に時間がかかるということもたびたびあります。
こうした点がネックとなって、先ほどVTRで紹介した徳江さんは、まだ日常会話で気軽に使えるようにはなっていないと話していました。
こうした音声の認識がより速く正確にできることで、もっと多くの人の役に立てばいいなと思います。
盛岡から伊藤記者でした。
トクする日本語です。
杉原満アナウンサーです。
こんにちは。
きょう取り上げますのは、こういうたぐいのことばなんですけれども、あべこべやちぐはぐなど、物事が普通でない様子を表すことばなんですが、一見して語源がよく分からない、不思議なことばが多いです。
よく祖父が言っていたのを思い出します、あべこべ。
あべこべ、若い人はあまり使わないかもしれませんけども。
江戸時代に作られたことばが多いんですよね。
きょうはいくつか見ていきたいと思います。
まずあべこべ。
これは、元をたどると、あちらこちらなんですね。
これはあちらのほうもこちらのほうも、あっちもこっちもですけれども、江戸時代中頃に、これにべがついて、あちらべこちらべということばが出来ました。
漢字で書くとこうなりますが、意味が次第に変わって、あちらの辺りがこちらの辺りになってしまう、物事が逆になるというふうに変わったんですね。
このあちらべこちらべを短くして、あべこべになったそうなんですね。
ではもう一つ。
ちぐはぐ。
ちぐってなんだと。
これ、なんですかね?
これ、一具ということばなんですね。
武士がよろいかぶと、あるいははかまなど、身につける一そろいを一具といいました。
じゃあは具は何か。
はぐれるなんです。
つまり一そろいがばらばらに離れてしまう。
そうするとどうなるかというと、不ぞろいな様子になってしまう。
この一具がはぐれるを縮めて、ちぐはぐというようになったそうなんです。
不思議な由来です。
もう一つ、ちんぷんかんぷん。
なんだか分からないということばですが。
これ、実は江戸時代に、儒者、儒学の学者をやゆすることばだったそうです。
語源は中国語です。
中国語で、チンプトン、カンプトンということばがあって、聞いて分からない、見ても分からないということばなんですが、この学者さんが難しい漢語で、何かいろんなことを言っても、庶民は全然分かりませんよということを、からかうことばをあえて難しい中国語を使って言ったんだそうです。
で、チンプトン、カンプトンがちんぷんかんぷんになったということでした。
そして最後にてんやわんやの大騒ぎなどといいます。
これも不思議なことばですが、てんやは何か。
これはてんでんから来ています。
てんでんばらばらっていいますよね。
そのてんでん。
で、このてんでんは、手に手にから来ています。
それぞれの手に持って、つまり各自でという意味なんですね。
じゃあ、わんやは何か。
これ、もとをたどると仏教のことばで、仏道に外れたことをして、人を惑わすこと、おう惑ということばがありました。
ここからわやくということばが出来たんですね。
無法なことをする、むちゃをするという意味です。
これが関西弁で今使われる、わやとなったんです。
よく、わやくちゃやとか、わややなんて言い方を関西の人はします。
このてんでん、つまり、それぞれがむちゃくちゃをすると、てんでんがわやをするが、てんやわんやになったとされています。
語調を整えて、こういう言い方になったんですね。
まあ、このように江戸時代というのは、ことばの音の面でもおもしろがって、いろんなことばが作られたんではないかということですが、いろんな由来があるということです。
にじまると一緒に各地の空を散歩するにじさんぽです。
気象予報士の奈良岡さんとお伝えします。
きょうは晴れ間が出たり、曇ったりのお天気となっています。
それでは空の散歩に出かけましょう。
こちらは北海道知床半島にある羅臼町です。
現在の様子なんですが、港の近くに流氷が帯状に見えるということです。
この白いのがそうですね。
空は明るいですけども、ちょっと雲もありますかね。
夕方から雲がもっと増えまして、雪の降ることもありそうです。
こうやって引いていくと、いかに大きいかがよく分かりますね。
そうですね。
続いて長野県の諏訪市、諏訪湖です。
ここで越冬した白鳥の北帰行が先週から始まりました。
現在およそ40羽いるということなんですが、来月中旬にはすべてが帰行するのではないかということです。
この諏訪湖の辺りも、空は明るいんですけれども、雲の多い天気になっています。
きょうのうちは雨の心配はありませんが、あすは午前中から傘の出番となりそうです。
変わって水戸市にある偕楽園です。
先週から梅まつりが始まりました。
色づいて、ピンク色、そして奥には白の梅が見えますね。
開花は例年より遅れていて、梅の見頃は来月中旬になりそうだということです。
ちなみにお祭りは来月31日まで開かれています。
こちらはこのあとにわか雨がありそうです。
そしてあすは朝から雲が広がって、午後はしっかりと雨が降りそうです。
だんだん本降りになるでしょう。
奈良市中心部の様子です。
薄い雲がかかっていますが、青空、見えてますね。
そうですね、きょうも気温は高めとなっています。
ただ、あすは日中、雨が降りまして、気温もトーンダウンしそうなんです。
傘を持つ手が、あすは冷たく感じられそうです。
こちらは北九州市です。
明治、大正の建物が残る観光スポット、門司港の今の様子です。
やはりほかの所に比べると、日ざしが少ないようですね。
そうですね、ちょっと暗い感じがしますね。
夜になりますと、こちら、雨が降りだしそうです。
そしてこの雨は、あすの朝にかけて続くと見られます。
では、改めて全国のあすのお天気、どうでしょう?
あすは全国的に崩れそうです。
沖縄から青森にかけて、沖縄から東北にかけて、雨となりそうです。
太平洋側も沿岸部、雨、そして風も強まりそうです。
北海道は雪になるでしょう。
続いて気温の予想を見ていきましょう。
あすの朝、関東から西の地域は、5度から8度となりそうです。
2015/02/25(水) 14:05〜14:55
NHK総合1・神戸
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▽停戦合意も・なぜ続く ウクライナ すべて解説 【キャスター】小澤康喬,實石あづさ,【気象キャスター】奈良岡希実子

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【キャスター】小澤康喬,實石あづさ,【気象キャスター】奈良岡希実子

ジャンル :
ニュース/報道 – ローカル・地域
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事
ニュース/報道 – 天気

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