(笑い)
(ゴリ)あ〜よく寝たよ〜。
(川田)おい!置いてかれるぞ!県内各地で始まった…笑いの教科書ともいえる吉本新喜劇の沖縄版です。
ちゃんと心込めて謝ります。
本当に…
(川田)ふざけてんじゃねえか!オ〜!オ〜!座長を務めるのはガレッジセールのゴリさんです。
脚本や演出まで全てゴリさんが担当しました。
ゴリさんが目指すのはお笑いと沖縄の究極のコラボレーションです。
「きんくる」は舞台裏に密着。
ゴリさんの挑戦に迫りました。
こんばんは。
沖縄金曜クルーズ「きんくる」です。
今日の「きんくる」は現在公演中の新しい舞台おきなわ新喜劇について取り上げます。
スタジオにはこの舞台のプロデューサーを務めるガレッジセールのゴリさんにお越し頂きました。
どうぞ!はいどうも〜。
お願いします。
お久しぶりです。
お久しぶりです。
前回「きんくる」には映画の初監督をした時に来て頂きましたよね。
だからもう4〜5年前ですかね。
「アナと雪の女王」で…。
違います。
「吉原炎上」です。
え〜っ!もっとすごいじゃないですか。
「南の島のフリムン」です。
ね〜来て頂きましたけれども。
今日はまた新しい話題を…。
プロデューサーですからね。
後々伺っていきましょう。
お願いしま〜す。
そもそもですねおきなわ新喜劇というのはどういうものなんでしょうか?分かりやすく言うと。
もう吉本の先輩方が長年かけて作り上げてきた吉本新喜劇というコンテンツに沖縄色をチャンプルーしたというものがおきなわ新喜劇ですね。
昔見てましたもんね。
もう楽しみで。
・「ファファファファッファファ」という時にはもう「ほ〜」っていう…。
そのやっぱり本当に子どもから軟らかいものしか食べれないおじいちゃんおばあちゃんまでみんなが腹抱えて笑う訳ですよ。
あのすばらしいのを沖縄バージョンで作りたかったんです。
その気になるおきなわ新喜劇の中身なんですが今日は特別にその舞台の一部をお見せしちゃいます。
今回の公演のタイトルは…沖縄の伝統的な風習であるシーミーを舞台とした家族の物語です。
養豚場を営む川田家ではしっかり者と怠け者の兄弟がシーミーの準備を進めています。
そこに主人公のゴリデジャネイロが登場。
(川田)おいゴリデジャネイロ!何墓ん中入ってんだよお前。
いや沖縄の民宿寝心地いいよ。
(川田)民宿じゃねえよお前!大事な墓だよ!おつまみも結構いけてるよ。
このホワイトかりんとうおいしいよ。
(川田)それ骨つぼだよ骨つぼ!ホ〜ネ〜!「オーノー」みたいに言うな!道理で味しないと思った。
食ったのか?お前。
ウチナーンチュの血を引く日系ブラジル人の彼が初めて目にする沖縄文化に戸惑いながら騒動を巻き起こしていきます。
物語に花を添えるのは…お笑い芸人から沖縄芝居の役者までオールウチナーンチュの豪華な布陣です。
(内間)このハブになかまれたらどうなるか教えてあげましょう。
(笑い)
(川田)何しに出てきたの!?何しに出てきたの!?何しに出てきたって!そして舞台の随所に沖縄独特の風習がちりばめられています。
重箱出来ましたよ!はい由規ありがとう。
(ゴリ)ちょっとティッシュ借りますね。
おい何してんだよお前!ブラジル人はなかんじゃ駄目なのか!何だこれ?天国のお金だよ!沖縄天国のお金あるのか?これはよ…笑いながら自然と沖縄を知る事ができる舞台それがおきなわ新喜劇です。
(一同)・「あの素晴らしい愛をもう一度」
(拍手)
(川田)何してんだよ!いや〜面白いですね。
見たくなるな〜。
ホワイトかりんとうっていうのすばらしいね。
絶対怒られますけどでも笑いだから許されるんですよね。
ただ一番大事な部分ほぼオンエアされましたね。
えっマジですか?ハハハハハハハハハハ。
一旦CMです。
NHKだからないですよね。
でももっと面白い…。
これはまだ序の口という事に…。
改めてなんですけども沖縄で新喜劇を作ろうと思ったのはまあこの沖縄のいろいろこう…風習とか文化とかを伝えたいっていう思いもあったと思うんですけれどもそれ以外にどんな事がありましたか?あの〜まあ…もう約20年東京で芸能生活をやってますけれどもやっぱり自分がここまでやれてこれたのっていうのの半分は多分沖縄のおかげだと思うんですよね。
僕らの時代って…1つ2つしか変わりませんけれどもなぜか東京とか本土に対するコンプレックスっていうのが少しあったじゃないですか。
それを乗り越えてガレッジさんは出ていって外に出たから見える沖縄っていうのもありますよね。
沖縄出身だけどやっぱり全国区で闘うには標準語に直そうと。
「川田俺ら標準語でやってみようか」と。
「まず全国に伝わる言葉で勝負してそこからだな」って言って。
そこからもう2人で方言禁止。
2人でいる時も標準語。
「よ〜いスタート!」みたいな。
方言禁止が出た訳ですねそこで2人の中ではね。
2人で一部屋住んでますから。
「じゃあ俺そろそろ風呂入るじゃん」。
「ああお前入るじゃん」つって。
ていうか「じゃん」の使い方分かってないから。
熱いじゃんじゃん。
(ゴリ)とにかくもう本当に語尾に「じゃん」つければいいと思ってて。
それでず〜っとやってきて一応テレビのレギュラーが決まりみたいな感じで全国区でやらせてもらえるようになって。
沖縄に育てられて沖縄出身っていう事もあり沖縄の応援もあってやらせてもらう仕事っていうのがすごく多いんですよ。
でそこから何か沖縄に何か恩返しをしたいっていうのが…思いがあった時に僕は若い頃っていうのは若い子たちにもてたいっていう気持ちがあったから若い子たちにウケればいいっていうコントを一生懸命作ってたんですけどもやっぱり自分も結婚して子どもを持って家庭っていうものを持つとファミリーとか家族っていうのがいかに大事かっていうのも分かってきますし本当にこれから夢をつかむ子どもたちから今まで日本を支えるために頑張ってきたおじいちゃんおばあちゃんまでが同じギャグでククククッて笑うってもうね…。
吉本新喜劇って実は吉本新喜劇を見るよりもそれを見てるお客さんの笑ってる顔を見る方が幸せになるぐらいすばらしいぐらい客席全員が笑顔の花畑になるんです。
「これだ!」って思ったんです。
そういう意味でおきなわ新喜劇っていうのを立ち上げたいっていう事で第1回おきなわ新喜劇の全国ツアーが今始まったばかりだという事なんです。
その中でやっぱり沖縄の事を笑って学んでほしいっていう事で改めて沖縄の事も勉強したんですよねゴリさんね。
今もしてます。
ただ勉強勉強し過ぎるとやっぱり客が離れちゃうと思うんですよね。
超細かくなるとって事ですね。
だからやっぱり勉強2割笑い8割ぐらいが多分バランスいいと思います。
多分それ以上だと頭に残らないと思うんですよね。
絶対入り口になりますよね。
興味持って笑って「あれ何なの?」って子どもたちが考えてまた話ししていけばすごいいいお笑いの笑いながら考える入り口って最高ですよね。
ゴリさんが笑いと学びのコラボレーションにどう取り組んだのかその裏側に密着しました。
おはようございます。
(一同)おはようございます!初日となる宮古島公演の2日前出演者全員がそろって初めてのけいこが行われました。
ゴリさんの笑いと学びを両立させる挑戦が始まります。
でも沖縄の海もきれいだけどアユミちゃんの方がもっときれいだよ。
もう〜恥ずかしいわね〜!あっ…!ちょっと何やってんだよ!?人より力が強いんだから気を付けてよ!どうした?コンタクト?コンタクト?いえ大丈夫です。
大丈夫です。
本番が直前に迫る中まずは笑いをとるための基礎をゴリさん自ら教え込んでいきます。
前足じゃないわよ!腕!真栄田がこういうふうにやるから前足を振り回すのが…「じゃあ豚肉さばいてくるわ」って。
一方舞台で沖縄の文化を伝えていくにはベテランの力が欠かせません。
沖縄芝居で活躍する福田加奈子さんです。
人間はね母親のお腹から生まれてそして死んだらまたお腹に戻ってくるという母体回帰である訳よ。
分かりやすさと面白さを両立させる演技を先輩と一緒に探っていきます。
舞台を盛り上げるのは沖縄の若手芸人たち。
芸歴2年目のクリスさんです。
今から俺がヤクザの怖さを教えてやるよ。
物語にアクセントを加える借金取りの役に抜擢されました。
しかし見せ場となるボケのシーンが一向にうまくできません。
お前ら覚悟しろよ!骨折してたの!?あまりにぎこちない演技を見てゴリさんも思わずこの表情。
「今から俺がヤクザの怖さを教えてやるよ」っつってバキバキバキッボキボキボキッて…お前ら覚悟しろよ!宮古島に到着したゴリさん。
初めて本番の舞台に立ちました。
でっか。
うわきれい!実際の舞台でのけいこに沖縄の若手たちも力が入ります。
覚悟しろよ!ゴリさんはこの舞台を通して若手芸人に沖縄ならではの笑いを生み出す喜びを感じてほしいと考えています。
迎えた公演初日。
チケットは全席完売。
子どもからお年寄りまでたくさんのお客さんが集まりました。
失礼します。
そこはもうお笑いですから…
(一同)はい!じゃあよろしくお願いします!
(一同)よろしくお願いします!
(拍手)そしていよいよおきなわ新喜劇開演です。
海もきれいだったけどアユミちゃんの方がもっときれいだよ。
もう〜恥ずかしいわね〜!あっ痛っ!ちょっと何やってんだよ!?
(拍手と笑い)あ〜よく寝たよ〜!待ちに待った主役の登場にお客さんも大興奮!今回初日の公演が宮古島という事でゴリさんはある仕掛けを用意していました。
何かそんな事言えた自分にあっがいたんでぃーですよ!な…何それ?あっがいたんでぃーって何?どういう意味?ブラジルではどういう意味?うそつけ!
(笑い)そして沖縄の文化を伝えながら笑ってもらう事はできたのでしょうか?加奈子さんどうか説明お願いします。
説明ね。
はい。
聞いてなかったのかよ!
(笑い)笑いと学びのコラボレーション成功です!ところでゴリさんの頭を悩ませていた若手芸人のクリスさんは?せ〜の…。
ウェ〜イ邪魔するぜ。
(ゴリ)邪魔するなら帰って。
はいよ〜。
(笑い)登場シーンのボケは見事に成功。
黙っちゃいねえぜ!その後も順調に演技は進んでいきます。
もし戻ってきたらここに連絡よこせ。
連絡先ですね?・行くぞ!へい!…逆だよ!あれ?練習していたあのシーンは?大丈夫大丈夫。
なんと共演者がクリスさんの見せ場を飛ばしてしまったのです。
ただ生の舞台にハプニングは付きもの。
お客さんは初めての新喜劇に大満足。
舞台は温かい拍手のうちに幕を閉じました。
じゃ一本締めでお祝いしましょう。
成功しました!よ〜お!
(手締め)お疲れっした!
(一同)お疲れっした!いやいやクリスの顔が最高でしたね。
「何のために」みたいな…。
信ちゃんも舞台多いからこういうハプニングって付きものだと思うんですけど。
だから僕なんかも絶対間違ってるって気付いても堂々としてます。
ずっとこう…。
「セリフを2ページ前に戻して」とか最悪言いますからね。
笑いだから許されるんです。
そうそう。
喜劇だからね。
喜劇で起こったって…。
違うシリアスなやつはできませんけど。
その時ゴリさんも「うわ〜」って思ったんですか?ボケが飛んだって…。
僕気付いてなかったです実は。
(川満)そうなんですか?「あれ?」って思ってたんです。
「こんなに短かかったっけ?借金取りのシーン。
あれっ?」と思ってるけど初日なんで自分自身もセリフを忘れちゃいけないなっていうか一応自分も総合演出として入ってる以上お前が間違えるのかよってなるとねやっぱもう立場的にやってはいけない事なんですごい自分の事に集中してたんで案外そこは気付いてなかったんですよね。
見てる方は分からないですよね。
(ゴリ)分かんないです。
絶対分かんないですよね。
(ゴリ)きれいに流れますけれども。
今見ても流れてましたし言われて分かりますけどもね。
ただあの…若手の2人だけがただ深く傷つく。
でもね今回タイトルもね「DOYOU“シーミー”?」っていうぐらいですから本当に沖縄のネタ…文化や風習とかそういうのが満載だったんですけれども特に沖縄の知識っていうのをお笑いの中に取り込まなきゃいけない訳じゃないですか。
それは何か苦労した部分は…?そうですよね。
脚本演出プロデュースも含めてですけど…。
あの〜小さい頃はやっぱり内地に憧れてて東京に出てみたいなとか…。
やっぱ東京中心でテレビ番組っていうのは作られますから楽しんでるテレビその楽しいっていう場所は東京ってもうなってくる訳です。
でも東京に行くと「沖縄出身だ」って言うと「沖縄ってどうなの?」っていろんな質問される訳です。
「こうだよね。
あれって本当?」とかって。
答えられない自分がいるんです。
ほう〜沖縄に住んでたのに?沖縄を語れない自分。
ものすごい恥ずかしいし何か自分のルーツっていうものをちゃんとこのルーツがあるから歩いてこれたその道っていうもののありがたさを無視して歩いてきたんだな。
だからそういう意味で「あっ沖縄を知らなきゃ」っていうのでそこから沖縄を勉強しだしたというか…。
なかなかね東京にいて沖縄生活の方が短くなってきたりすると…。
もう東京の方が長いです。
そうですよね。
…となると難しく感じる部分ってなかったんですか?だからもう本当に本読んだりだとかおかあに電話したりだとか今だったらネットで調べたりだとか。
今回のシーミーもそうですけれどもシーミーに参加してももう早くごはん食べたいなとかジュース飲みたいなと思ってたけどもおばあとかがずっとウートートーゴニョゴニョゴニョって言ったりヒラウコー燃やしても何かルールを覚えようとしないんですよ別に。
それを魅力と感じてないから。
うざいっていうかねその時は早く帰りたいですよね。
そうそうそう。
だからウチカビもそれは天国に送るお金ってのはもちろん小さい頃から知ってますけど3枚は天国への税金で5枚が仕送りっていうのも福田加奈子さんから教えてもらって初めて分かったんです。
台本を進める上で結構アドバイスもらいました。
加奈子さんからも「いやこれはおかしい」とか。
いいですね。
「こういう事は言わない」とか…。
実はここで相方の川田さんからもメッセージが届いています。
親戚の集まりの会話みたい。
ハッハッハッハ!あの方っていうのは親戚のおにいさんですね。
いや〜恥ずかしい。
てれますねやっぱり相方からのメッセージ。
「若くないんだから」って同じ年だろっていうんだけど…。
ガレッジセールもう結成20年。
そうですね。
来年で20年なので。
すごい。
じゃあ国際通りでパレードしないといけませんね。
いつしましょうかね?小麦粉とかこう…。
卒業式だからそれ。
じゃあ今後構想というのは今練ってるところですか?来年はできればワールドツアーをやりたいです。
ワールドツアー?沖縄って…僕が今回ブラジルの日系3世を演じてるんですけど沖縄移民って世界中にいるじゃないですか。
だから世界中の沖縄の方にも見せてあげたいんですよ。
ブラジルなのかペルーなのかボリビアなのか南米だったりハワイだったり香港だったりもうあちこちいますよね。
行けるだけ行きたいですね。
ワールドツアー…まあその前になるんですけど沖縄公演がまだ控えてるという事でこのあとあるんですよね。
そうなんですよね。
(ゴリ)東京名古屋大阪とこの3つに沖縄県人会ある訳ですよ。
沖縄県人会…内地に行ってる方々にも喜んでもらいたいなという事で東名阪も行きます。
さあそれでは番組の最後に「航海日誌」いきましょう。
ゴリさんに書いて頂きました。
ではこちら。
ご覧下さい。
ゴリさんこうまとめて頂きました。
僕らもう大人になったら絶対引退しますから引退してもいろんな沖縄出身の座長がいてその座長が365日公演をしながら沖縄観光の当たり前っていうものになってくれたら…。
そういうものを未来の子どもたちに残せたらなっていうのが本当に願いなのでそういう意味で「未来の子供達へ遺産相続」のつもりで今走り続けます。
まずは作るって事ですよね。
楽しみにしてます。
今日はガレッジセールのゴリさんお越し頂きました。
(一同)ありがとうございました。
2015/02/25(水) 15:15〜15:41
NHK総合1・神戸
ろーかる直送便 きんくる〜沖縄金曜クルーズ〜「誕生!おきなわ新喜劇」[字]
「笑いながら沖縄を学ぶ」をテーマにした舞台「おきなわ新喜劇」の公演が昨年から始まった。その舞台裏に密着し、プロデュースを務めるガレッジセール・ゴリの思いに迫る。
詳細情報
番組内容
「笑いながら沖縄を学ぶ」をテーマにした新しい舞台「おきなわ新喜劇」の公演が昨年から始まった。大阪のお笑い文化の原点とも言える「吉本新喜劇」に、方言はもちろん文化・歴史・風習といった沖縄の要素を取り入れた「沖縄バージョンの新喜劇」が誕生した。プロデュースをするのはガレッジセールのゴリ。演出・脚本・主演も務めるゴリが舞台を作り上げていく舞台裏の様子に密着し、ふるさと・沖縄で新たな境地に挑む姿を伝える。
出演者
【出演】ゴリ,【司会】津波信一,塚本堅一,【アシスタント】川満彩杏
ジャンル :
バラエティ – お笑い・コメディ
劇場/公演 – 現代劇・新劇
ニュース/報道 – ローカル・地域
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