おみやさん7 2015.02.26


(点滅する音)
(足音)
(悲鳴)あぁ…!フーフフッ!
(女性)あぁ…!
(鳥居勘三郎)
12年前
帰宅途中の若い女性ばかりを狙った路上強盗が連続して発生した
警察の捜査をあざ笑うように犯行は次第にエスカレートしついに…
(パトカーのサイレン)
犯人はそれを境になりを潜め事件は迷宮入りした
そして…
(電車の警笛)
(電車の走行音)んあぁ…!
(悲鳴)
(七尾洋子)この三条通をずーっと東に来て上にあがると南禅寺だよ。
(鳥居)すっごい平和…。
(すず)ああそうなの…。
おはよう。
坊ちゃまおはようございます。
(洋子)おはよう。
今朝ごはんを持ってまいりますので…。
いやいや…ゆっくり。
仲よく何やってるの?すずさんに京都の名所案内をねえ。
ああすずさん京都ね。
はい。
子供の時分にほんのちょっといたきりで…。
改めて見ると神社やお寺がほんとに多い街ですこと。
東京は「八百八町」っていうでしょう。
京都は八百八寺。
えっ八百八もお寺があるの!?ほんとはもっと多いけどね。
ちなみに大阪は八百八橋。
「八百八」って「やたら数が多い」って事。
だったら洋子さんは八百八酒ね。
しかも朝食朝風呂付き。
ちょっとすずさん…。
はあ〜?じゃあそういうすずさんは八百八小言だわねえ!はあ!?私がいつ小言を?若い女性が毎度酔っ払ってこの家に転がり込むその事実を申し上げただけですよ。
小言じゃなくて嫌みだわね!八百八嫌み〜!嘘八百!私がいつ嫌みを?ちょっちょっ…。
(洋子・すず)はんっ!朝ごはんを!おう!新聞…。
洋子ペン貸して。
ん?はい。
「かみざきせいいち」?神埼誠一。
昔世話になった先輩。
ふ〜ん。

(村井信治)じゃあ聞き込み頼んだぞ。
(一同)はい。
(星野康夫)おはようございます。
(兵藤兵吾)おはようっす。
(会沢桂子)はいおはよう!おはようおみやさん…。
コーヒーにします?それとも紅茶にします?たまには気分を変えて…お抹茶とかにしてみます〜?どうしたの?サービス満点で…。
おみやさんのさわやかな笑顔に犯人逮捕の願掛けしようと思いまして。
(村井)鳥居さん!おはようございます。
本日も重役出勤ですか。
資料課はのんきでうらやましい。
ああ〜忙しい…。
ほぉ…ほんとに嫌みの達人!ねえ…事件?うん。
(桂子)ゆうべね下京区の路上で強盗があってね。
被害者は顔面骨折の大ケガ。
犯人はおそらく男ね。
顔は目出し帽で隠してたらしいの。
女性の顔を殴るなんて許せない!なんて卑劣な奴なの…!?
(桂子)でしょう!?もう絶対捕まえてやる!ってみんな意気込んでるわよ。
それで手掛かりは?それがねえ物証も目撃者も今のところなし!ただね妙なのよ。
殴られた瞬間ラベンダーの香りがしたんだって。
ラベンダー?桂子さんもう一回言って。
ん?目出し帽の男でラベンダーの香り。
ええええ。
(村井)会沢君!資料課で何をこそこそ話してるのかね。
おみやさん飲んでねえ。
ははっはっはっは…。
ラベンダー。
ラベンダー…。
おみやさん!もしかして前にも同じようなヤマが?あった。
お?「上京区連続路上強盗及び殺人事件」12年前若い女性ばかりを狙う連続路上強盗事件が発生した。
ホシは目出し帽の男。
ガイシャの顔面を一発殴り財布などの金品などを強奪する手口。
今回と同じね…。
「被害金額は数万円から数百円とさまざま」「被害女性は全員犯行時にラベンダーの香りを嗅いだと証言」ラベンダー?そして悲劇が起きた。
フフフ…!
(女性の悲鳴)イヒヒヒ…。
イヒヒヒ…。
(女性)だ…誰か助けて…助けて…。
(神埼あかね)何やってるのよ!?彼女の名前は神埼あかね。
当時22歳。
数時間後現場から少し離れた小川のほとりで…。
警察は殺人事件に切り替えて大捜査網を敷いたがホシはその後なりを潜め事件はおみやいりした。
あかねちゃんは警察官を父に持つ正義感の強い真っ直ぐな明るい女の子だった。
今朝のハガキ…。
亡くなった女性は昔おみやさんがお世話になったっていう人の…。
そう。
元巡査長神埼誠一先輩の一人娘。
(神埼誠一)あかね…今年もいい報告が出来ない。
(神埼)すまない…。
マネージャー早く早く。
(読経)
(読経)
(読経)神埼さん…。
鴨川東署資料課の七尾洋子です。
初めまして七尾です。
あかねは警察官志望でね…。
君へのあこがれがあったのかもしれんな。
だが私は警官なんて危険な仕事は許さなかった。
普通の会社に就職させた。
一人娘でね。
女房が亡くなってから…大切に育てた。
あかねさん勇気のある行動だったと思います。
あの時…12年前あかねが路上強盗を追いかけた事を女だてらにと言う人が結構いた。
私は悔しくて…。
じゃあ見て見ぬふりをした方がよかったって言うのか?私はそういうつもりでは…。
神埼さん。
私はホシが憎い。
ホシは今ものうのうと何食わぬ顔で暮らしてる。
そう思うとはらわたが煮えくり返る!12年だ。
12年もの間はらわたを煮えくり返らせて…暗闇の中を漂うこの感じが君にわかるか?えぇっ!?わかるか?神埼さん。
ほんなら私らこれで。
失礼します。
(升田肇)ご苦労さまです。
すいません。
おじさんかなり酔っちゃったみたいで。
あの…?ああ。
あかねちゃんの幼なじみで升田といいます。
近所で古本屋をしてて…今日は十三回忌の手伝いに。
おじさんちょっと向こうで休みましょう。
鳥居君。
あかねの部屋を見てやってくれ。
(升田)おじさん。
ご迷惑ですから。
12年前からそのまんまだ。
君にぜひ見てほしい。
いやか?…いえ。
拝見します。
(神埼)あかねは子供の頃から本が好きだった。
ええ。
いつも本を抱えた優しい女の子でした。
神埼先輩。
ごぶさたしてます。
おお〜!鳥居君。
久しぶりだなあ。
どうだ?本部勤めは。
え?いや〜いっぱしの刑事になったなあ!ハハハ!結構結構!うん。
(あかね)ああ!いらっしゃい鳥居さん。
(神埼)なんだあかね。
どうした?お父さん…。
またお弁当忘れたでしょう?ああ…!
(岡崎)娘さんの手作り弁当かあ!いいっすねえハコ長!いってきます!うん。
中学時代は父が作ってくれてましたから。
今はそのお返しなんです。
…ってわけだよ。
あの…?僕が勧めたんです。
あかねちゃんの…遺品整理を。
近所なんであの事件のあと1日1回おじさんに声を掛けに来ていて。
おじさん警察を定年退職してからずっと毎日この部屋でただ黙って1日を過ごしてて…。
もう十三回忌です。
そろそろ遺品の整理を始めたらどうかって勧めたんです。
手始めに本棚の整理を…。
おじさんなんとか気持ちを切り替えようとしてくれて。
2人で整理を始めた矢先にその本が出てきたんです。
(神埼)何度も整理しようとしてその都度手が止まる。
なんでこんな物騒な本があかねの本棚にある?この本のせいであかねは死んだ。
どういう意味ですか?この本は2冊とも12年前の新刊だ。
12年っていうと事件の年…?君があかねにこの本を貸したんじゃないのか?神埼さん。
ホシが再び犯行を始めました。
…おい。
おい待て。
おじさん。
おじさんやめてください!待て鳥居!おじさん!神埼さんなんだかおみやさんを敵視してたような…。
あの本にどんな意味があるのかしら。
あの本貸したの本当におみやさん?僕はそんな勉強家じゃないから。
またまた。
謙遜して…。
12年前ここから連続路上強盗事件が始まった。

(殴る音)
(悲鳴)
(女性のうめき声)
(悲鳴)
(殴る音)
(悲鳴)
(女性の悲鳴)どこも人通りが少ないですね。
裏道で入り組んでる。
あかねちゃんのご遺体が見つかったのが…ここ。
やっぱり土地勘のある人間の犯行ですね。
当時僕捜査本部に入れなかった。
あかねちゃんの知り合いだったからね。
今日確認した12年前の犯行現場ですか?うん。
ああ…こうやって見るとそれぞれが結構近いですねえ。
それは?神埼さんの家。
えぇっ!?じゃあ12年前の路上強盗は神埼さん家の周辺で発生してたって事?はあ…これってどういう…?それはまだ僕にはわかんないよ。
神埼さん!?鳥居。
どうして今日あかねの現場に行った?あかねはこんな本は読まない。
これはあかねの本じゃない。
これ12年前の新刊だとしたらあかねちゃん事件の直前に誰かから借りて…返す間もなく亡くなった。
そういう事になります。
そうだ。
そいつは事件のあとこれについてなんの連絡もよこさなかった。
あかねはホシの顔を見た。
そいつが顔見知りだった。
だから口封じで…。
ホシは…あかねにこの本を貸した奴だ!それはちょっと飛躍しすぎでは…?洋子。
その根拠はなんですか?この本の中に若い女性ばかりを狙った連続強盗犯のレポートがあった。
顔を殴って金を奪う…。
12年前の連続路上強盗事件に酷似している。
これはこの本の本当の持ち主の署名だ。
神社の地図記号の…鳥居だ。
鳥居!?先輩…僕疑ってるんですか?あかねちゃんのこの本借りていいですか?それとあかねちゃんの本棚もう1度見せてください。
お願いします。
あかねさんきっちりしてらしたんですね。
ジャンルごとにちゃんと整理されてる…。
ただいまー。
(あかね)おかえりお父さん!ん?いや〜いいにおいだなあ。
今日は天ぷらか?当たり。
今日は衣にひと工夫加えてみたの。
我ながらあっぱれよ!
(神埼)ん?おいおい鼻白くして…。
あ!お前火をつけっぱなしじゃないのか?忘れてた!コラッ!火をつけたまま離れちゃいかんって!ハーブ…。
え?ラベンダーはハーブの一種。
ラベンダーのページが…。
何?これ。
ラベンダーがない!ホシとあかねさんが顔見知りだとしたらホシが香らせていたラベンダーはもしかしたらあかねさんが?あの本のサイン見せられた時に神埼さん僕を疑ってるってすぐわかった。
僕も真っ先に連想したのは鳥居のマークだからね。
なんでその時に僕じゃないって言わなかったの?そうだね。
何それ…。
12年前リストアップした容疑者不審者関係者の…これが全資料。
この中からあかねさんと面識のありそうな人間神社の地図記号と関連のありそうな人間を探すのね。
そう。
このサインは「かい」もしくは「けい」って読む。
これを名前住所勤務先あらゆる角度から頼む。
はい。
フ〜!ハア…いないですね〜。
「かい」もしくは「けい」この記号と関係のありそうな人間。
うん…。
それに当時の捜査は不審者の洗い出しがメーンであかねさんの交友関係を調べる方向には向いてないし…。
洋子…。
ん?ホシどんな奴だと思う?そうね…。
あかねさんと本やラベンダーの貸し借りをするくらいだから見た目はごく普通の人。
ううんむしろ好人物かなって思うけど…。
ラベンダーってさ高ぶった神経を沈めるために用いられる薬草だよね。
っていう事はホシは激しい高ぶりを持ち常に苛立ちを抱え犯罪に強い興味を持ち自分の所持品すべてに「かい」もしくは「けい」のサインがしてありそのラベンダーの香りにしても犯罪声明のように自分のサインとしてあえて現場に残してきた…。
マーキングですか?異常に強い自己顕示欲。
同じ手口に固執する偏執狂。
若い女性を襲う事によって満足を得る自己中心的愉快犯。
それが高じて殺しまで…。
その男が12年経ってまた動き始めた。
心が寒い。
温かいうどん食べに行こう!あかねさんの交友関係を調べるのね。
おじさん…。
十三回忌の法事も終わりましたしそろそろ…。
(神埼)触らんでくれ!おじさん…。
この本棚はあかねだ。
君の気持ちはうれしいがやっぱり整理は出来ん。
けど…。
こうなったらホシは私が挙げてやる。
誰がホシでも…必ずあかねの敵を討つ。
それが…遺された私の務めだ。
12年前神埼あかねちゃんは私と同じ課で働いてました。
あのあかねさんが親しくしてた男性ってご存じないですか?もしくは名前に「かい」とか「けい」とかがついてる男性は?そうですねえ…。
名前は知りませんけどあかねちゃんが亡くなる少し前に幼なじみに告白されて迷ってるゆうて相談受けた事があります。
幼なじみ?ん〜?どこかで聞いたフレーズ…。
升田肇。
あかねさんの幼なじみ。
あの署名の意味わかっちゃった!ホシの署名の「」は「升」という字を図案化したものよ。
そう考えると全部筋が通る!升田肇が神埼さんにあかねさんの本の整理を勧めたのは貸したままになっているこの本。
署名から自分が浮かぶのを恐れたため。
遺品整理とか言って本当はこの本をこっそり回収するのが目的だった。
それにあかねさんとは幼なじみで告白までした親しい間柄よ。
本とラベンダーの貸し借りをしててもおかしくないわ。
12年前の犯行現場と神埼家の位置関係だって升田古書店と神埼家は近所。
つまり12年前の犯行現場の中心は升田古書店だったと考えられる。
さすが洋子!いつもと変わらず大胆な推理〜。
なんかおみやさんにさすが洋子って言われるたびになんだかバカにされてるような気がするんですけど。
(小池仁美)おみやさんこんなん手に入ったんやけどお酒のあてにどうです?これ何?
(福島重夫)ああ…花わさびの湯びたしですわ。
始めに砂糖で花わさびを軽くもんでそれに熱湯をかけまして…。
うん!ウフフ!ん!ウフフフフ…。
エンジン全開絶好調〜!エンジン全開絶好調〜!
(笑い声)おみやさんどうぞ。
フンッ!現行犯で挙げてやる…。

(女性の悲鳴)
(携帯電話)はい兵藤。
茅野だ。
でガイシャの容態は?
(茅野太一)幸い脳に損傷はありませんでした。
はい。
奪われたのは小銭入れですね。
ええ。
ホシは目出し帽で顔を隠して…。
(高岡俊介)茅野さん茅野さん!ホシからラベンダーの香りがしたそうです。
ラベンダー?
(星野)またラベンダーですか。
(吉川新平)この間の女子高生を襲ったホシと…。
(兵藤)同一犯だなこりゃ。
けど今回奪われたのは小銭入れだけか。
金銭目当てではなさそうですね。
下がってください!離せ!
(岡崎)下がってください!下がってください!
(警官)下がって!下がって!
(岡崎)は…ハコ長!おお…。
岡崎。
はい…。
犯行時間は何時だ?あ…はい…。
答えろ!はい昨夜の…午前0時前後だそうです…。
間違いないのか?はい。
彼事件の後1日1回神埼さんのところに声かけに行ってる。
遺品整理なんて名目つけなくてもあの本回収しようと思えばいつだって出来たはず。
じゃああの署名は一体誰の…。
見つけるさ。
升田さん!子供に先立たれた親の苦しみは大きいと思うんです。
それが犯罪に巻き込まれてだったら計り知れないほど。
だけど僕思うんです。
天国にいるあかねちゃんは12年も悲しんで苦しんでいるお父さんを見てどう思うんだろう…。
お父さんにはなんとか前を向いてほしい。
乗り越えてほしい。
きっとそう思うだろうって。
おじさんはわかったような事言うなって怒るかもしれませんけど…。
それで遺品整理…本の整理を勧めた?僕古本屋ですから。
そんな事しか思い浮かばなくて…。
でも大切な人間の思い出を整理するなんてやっぱり難しくて大変な事ですよね。
整理出来ない事は生きてる人間にとっても亡くなった人にとってもつらい事だと思う。
神埼さんもなんかきっかけが欲しい。
犯人はあかねさんの親しかった男の可能性が強い。
なんか心当たりありませんか?
(ため息)升田さん好きだったんですよね。
あかねさんの事。
(升田)告白したけどふられました。
当時あかねちゃんには付き合い始めたばかりの相手がいたみたいで…。
(あかね)ごめんなさい。
謝る事じゃないから…。
週に一度顔を合わせてるうちに告白されちゃった。
ビックリしたけど升田君と同じ誠実そうな人で。
あ…私ねもっと早くに言ってくれてたら升田君と付き合ってたかもしれないよ。
えっ?
(ため息)
(升田)はあ…今のはちょっと励まされたかな。
ほんとにごめんなさい!あかねちゃん怒るよ。
大丈夫だよ。
フフッ…。
それから少ししてあの事件が…。
週に一度会う男…。
会社関係じゃないな。
ですね。
おみやさんあの本棚に…。
おみやさん上!
(水尾徹)お疲れさまです。

(太極拳の音楽)すみません。
(水尾)刑事さん!あっいいえ…私たち正確には刑事じゃないんです。
でもどうして警察の人間だと?えっとあなたは…。
ここのマネージャーで水尾と申します。
神埼あかねさんの十三回忌の法要で…。
神埼さんそしたら私らはこのへんで。
失礼します。
あっあの時の!ちょっと水尾ちゃん!あっ…刑事さん。
あっ…あかねちゃんの法事の時いらっしゃいましたよね?そうです。
あかねちゃん私と同じ太極拳の教室来てはってね。
それでマネージャーと一緒に教えてもらいまして…。
あっそうや水尾ちゃん。
ロッカーの鍵まだ直ってへんのか?
(水尾)申し訳ありません。
すぐに手配したんですが修理は明日になりそうなんですよ。
しっかりせなあかんで!人がええばっかりでは客は逃げまっせ。
(水尾)ごめんなさい。
あの…12年前の太極拳教室の講師の先生と生徒さんたちのリストありませんかね?さあ…さすがに12年前となりますとちょっとね。
あっそれやったらありますわ。
うちに置いてますねん。
あかねちゃんのお葬式の時私が香典集めたんよ。
それがその時の先生と教室のメンバーの一覧表です。
当時の教室のメンバーは女性ばかりですね。
講師の先生も女性だし。
だからみんな仲がよかったんです。
あっ写真あるから見はりますか?はい。
あっほんなら持ってきますわ。
あかねさんが週に一度顔を合わせていた男は太極拳の教室がらみじゃなさそうですね。
(ため息)ん?ああ大文字の送り火。
ここから見たらきれいでしょうね。
兵さんこれから言う奴を張り付いてくれる?僕の推理が正しかったら12年前と今回のヤマそいつは間違いなくホンボシだ。
おみやさん神埼さんにもせめて連絡だけしてあげませんか?あかねさん殺害のホシの見当がついたって…。
その必要はない。
僕も張り込むから。
僕も張り込むからって…何?
(物音)アーハハハハ!オーホホホ!オーオー!オーホホホ!オー!
(悲鳴)
(神埼)貴様ー!放せ!貴様!放せ!水尾!本のサインは京都五山の送り火の一つ鳥居形!鳥居形の送り火を焚くのは北嵯峨の水尾山。
ここのマネージャーで水尾と申します。
12年前スポーツジムであかねさんに会い本を渡しそして殺した。
だって眠れなかったんだよ。
なんですって?世間の連中はみんな楽しそうでそのしわよせが全部俺に!あんな汚い鏡じゃ気分が悪いわ!大至急磨きなおして!わかったわね?なんとか言いなさいよ!かしこまりました。
申し訳ありません。
ああもう!口ばっかりなんだから!
(あかね)大変ですねマネージャーさん。
いや…これも仕事ですから。
頑張ってください。
(水尾の声)いい笑顔だった。
俺の事を理解出来るのは彼女しかいないと思った。
家を調べて偶然にプライベートで会えればと近くをランニングして…。
でもなかなか会えなくてイライラして…。
(悲鳴)
(水尾の声)初めてぐっすり眠れた。
こんにちは。
こんにちは。
(水尾の声)不眠症だと打ち明けたら彼女はラベンダーのオイルをくれた。
ありがとう。
ストレスも解消されるといいですね。
(水尾の声)でも眠れないのは相変わらずで…。
(水尾の声)女を殴った夜だけはぐっすり眠れた。
病みつきになった。
(悲鳴)あっそうそう。
この間読書が趣味だって言ってたでしょう。
これ僕のコレクション。
面白いよ。
へぇー。
ありがとう。
読んでみるね。
エヘヘ…!ヒーイ!イヒヒヒヒ!アハハハハ!エヘヘヘヘ!
(女性)いや…。
誰か…助けて…。
助けてー!
(あかね)何やってんのよ!
(水尾の声)あんなところで出しゃばってくるから悪いんだ。
110番…。
待ちなさい!
(水尾)あっううっ…!水尾さん…?
(水尾の声)バラされたら終わりだ。
怖くて怖くて怖くて…。
警察だって悪いんだ。
また始めちゃっただろ…。
12年も俺を見つけられなかった警察のせいだぞ!!
(神埼)貴様!イヒヒヒー!貴様も同じ目に遭わせてやる!やめてください!放せ!放せ!神埼さん!連続路上強盗犯早期に逮捕出来ずあかねさんを死なせてしまいました。
申し訳ありませんでした!
(泣き声)おじさん重いですよ。
うん。
大丈夫ですか?うん。
神埼さん。
近くまで来たもんで。
こんにちは。
おおー。
いや少しずつだがね整理を始めたよ。
鳥居君君には本当にすまない事をした。
君がホシであるわけないと頭でわかっててもあの署名を見た時から自分が抑えられなくなって…。
ほんとにすまない事をした。
いえもうその話はもう…。
あかねちゃん…線香上げさせてもらえますか?ああ…。
さあどうぞ。
おみやさんが神埼さんに疑われた時どうして僕じゃないって言わなかったのか少しだけわかった気がしました。
神埼さんあかねさんが亡くなってから12年間憎む相手を探してたんですね。
やっとホシを捕まえ2015/02/26(木) 16:00〜16:58
ABCテレビ1
おみやさん7[再][字]

「遺品は語る!!京都五山送り火をめぐる“点と線”」

詳細情報
◇番組内容
京都鴨川東署資料課勤務の鳥居勘三郎は、過去の迷宮入り事件の資料を元に、現在起きた難事件を解決に導いていくことから、「おみやさん」と呼ばれている。豪華ゲストを迎え、長い歳月を超えた深い人間ドラマが織り成す極上のミステリーを、京都の情緒たっぷりにお届けします!
◇出演者
渡瀬恒彦、櫻井淳子、林泰文、不破万作、片桐竜次、小野寺丈、一條俊、鷲尾真知子 ほか

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
福祉 – 文字(字幕)

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
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音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz

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