旬の小鉢が大好きな豆助
豆助きょうは今が旬のあれを使った小鉢よ
その小鉢とは?
それは…別名「冬菜」とも呼ばれこの時期はとりわけ葉が柔らかく甘みが増す…そう小松菜を使った小鉢
その小松菜を堪能できるのが…油揚げとともにダシでサッと煮た…
「日本人でよかった〜…」心からそう思わせてくれるこれぞ旬の小鉢
あなたできたわよ
日本っていいなぁ和風総本家のお時間です
自由の国…
真冬の北欧…
物作り大国…
世界各国を訪ね歩き…
(歓声)
日本から遠く離れた…
そこには日本の職人さんが守り続けてきた誇りと唯一無二のクオリティーがありました
そして…
わぁ…
国境を越えた職人どうしの深い絆が…
MadeinJapanを求めて最初に向かったのはノルウェー王国
自然がつくり出した複雑な入り江・フィヨルドを擁するノルウェーはスカンディナビア半島の西海岸に位置する北欧の小国
首都・オスロの市庁舎では毎年ノーベル平和賞の授賞式が行われスキーなどのウィンタースポーツが盛んな国
そんなノルウェーの名物とは?
150年続く老舗レストランではオヒョウと呼ばれる巨大な魚の仕込みが始まっていました
ノルウェーに古くから伝わる伝統料理
バターでソテーし風味豊かな味わいに
実はこのお店日本でもよく知られているある著名なノルウェー人の行きつけだった場所
その人物とは…
そうノルウェーが生んだ天才画家…
国立美術館の中でも毎日人だかりができる作品
それがムンクの代表作…
その人気は根強く生誕150周年を経てさまざまなムンクグッズが作られ人気を博しています
そんな中に…
(スタッフ)これ日本製ですか?
(スタッフ)なんですか?
その箱には確かに「madeinJapan」の文字が
幾度もの盗難に遭いながら必ず戻ってくるムンクの「叫び」
これにちなんで何度でも起き上がるMadeinJapan
人気だそうです
さらにオスロ郊外の高級住宅地にMadeinJapanを愛用する方が現れるとの情報をキャッチしました
実はこの方こそ…
(スタッフ)今から何しに行くんですか?
一体どんな日本製品を使っているのでしょうか?
実はこちらのギスレさん…
ノルウェーのオスロからおよそ8,500km
その日本製品を作る職人さんは静岡県の工場にいました
(スタッフ)ノルウェーのオスロでこちらで作ってるものを大事にされてる方を見つけたんですけど…あぁほう…
その材料となるのは…
これを機械にセットすると…
金属の棒を瞬く間に切断
その長さは2.7cm
実はこれこそが完成するものにとって最も重要なパーツ
ここからさまざまな加工を施していきます
すると刃物の台の角度を2.5度だけ傾けた職人さん
(スタッフ)ガタが出る?
材料に向かって2.5度傾けた刃で削ることで中心に向かい斜めに穴を広げていきます
円筒形のパーツの穴はこのように微妙に傾斜のついたものになっていました
ここで日本人のあなたに質問
こちらの職人さんたちが作るのはノルウェーのオスロで使われているMadeinJapan
ギスレさんが愛用するある日本製品とは一体な〜に?
「世界で見つけたMadeinJapan」第18弾でございますスゴイそんなやってんの?もうこれよろしくお願いいたします1問目ですが…ギスレ・ダウスさんという高次なね感じがそうですね好青年ですねそもそもどういうご職業なのかというのがヒントにはなると思うんですけどもねぇオレらその道具って見たことある?ありますある?冬に関係あるんですか?冬には関係はないです季節は問わないと思います
(宮本)季節は問わない関係が深いとするならば…やはり宮本さん
(一同)え〜!?そして…DJKAORIさんお二人…とまあ宮本さんでしょうかねえ〜!?
(DJKAORI)一般家庭にあります?一般家庭ではあまり見ないかもしれません
(武井)あまり見ない?この中で宮本さんがお分かりにならないとするとDJKAORIさんがわからないとすると…ほかのお三方はなかなか厳しいのではないかとえ〜!?ボクたちだけプレッシャーですか?これ
(笑い声)すごいプレッシャーだって…お二人は世界中からの期待プレッシャーをはねのけてこれ当てるために期待されてませんボク別に
(笑い声)全然誰も世界中期待してません!
(笑い声)
(武井)何かの調整って言ってたよな?調整…?はいお出しいただきましょうどうぞ宮本亜門さんから参りましょう
(宮本/増田)照明器具なぜそう思われましたか?照明の細かい機材の最後にこのピンがスーッとさすラインだとか何かがああいうものかな?なんていうけど…ちょっと全然自信ないし…
(笑い声)いえいえそんなに…そんなにしょわなくて大丈夫ですしょいすぎますよだってしょわせるから!DJKAORIさんいきましょうえー…なんかピアノとかハープとかなんかそういうのを調律してっていうなんか…音楽がらみかな?っていうどこにでもあるっていうノルウェー関係ないっていうことで宮本さんこのKAORIさんのお答えは?なるほどな〜って横でもうボクちょっとすぐ答え見てお〜!って負けたと思って答え見て?
(笑い声)
何を作っているのでしょう?
はいありがとう
この円筒形のパーツを今度は別の職人さんが加工していきます
使うのはスロッターと呼ばれるこちらの機械
そこについているのは先端がとがった三角形の刃
スイッチを入れるとこの刃が上下し土台が回転する仕組みです
すると…
内側が少しずつ削られていくのがわかります
一度の削りにかかる強烈な圧力
それゆえ削るごとにその摩擦で煙が出るほど
ここで職人さんなにやらパーツに塗り始めました
これは一体?
何これ?すごいなぁ
豆助もまだ分からないわよね?
ここで職人さん小さな刷毛に機械油をつけたかと思うと繰り返し刃に塗っていきます
振り下ろされた刃が再び上がる瞬間を狙い刃の先に機械油をまんべんなく塗る
こうする事で摩擦を軽くし刃の切れ味を保つのです
ただ延々と油を塗り続ける
すべては製品の精度をあげるため
ある程度削り終わったところで今度はパーツの位置を微妙に移動させ徐々に切れ込みを深くしていくのです
少しずつ削る事で金属に負荷をかけずに職人さんは複雑な形を削り出していくのです
こうして小さなパーツの中に刻まれた美しい星形
ここからいよいよ仕上げ
組み立てが始まります
それはある業種のプロが使う専門の道具
最も重要なこちらのパーツを取り付ければ出来上がりです
その道具を携えノルウェーのギスレさんはピアノの前へスタンバイ
もう皆さんお分かりですね
正解は…
そうユーザーのギスレさんはピアノの調律師
ピアノは中に張りめぐらされた弦を鍵盤をひく事でたたき音を出す楽器
その弦の張り具合を調律ハンマーで調節していくのです
職人さんが作ったこの星形は弦を調節するピンをつかむためのもの
製造している…
コンピューター制御による加工機械が全盛の今でも調律ハンマーはその精度ゆえ手作業で行わなくてはなりません
その1人としてきょうも仕事場に立つ林さんはこの道38年のベテランです
刃物の摩耗度合いなどさまざまな状態を見極める職人さんの目と指先の記憶
それがコンピューターでは決して出せない最高の使いやすさを生み出すのです
ピンに差し込んだ時のがたつきを極限までなくしたその固定力こそMadeinJapanの証
それはまさに使う人を魅了する最高の精度
そんなイトーシンの調律ハンマーは多くのプロに支持され今や世界へ
北欧・ノルウェー王国まで届いていました
世界中のミュージシャンに愛されている世界最高級のピアノスタインウェイ
そのオスロ支店の調律師・ギスレさんは…
ピアノ職人を目指し修業する過程で調律師としての腕を磨き続けて来たギスレさん
今では毎年世界の主賓を招いて行なわれる…
そこで演奏されるピアノの調律を任されるほどの存在に
そんな彼の仕事の傍らにはいつも日本製の調律ハンマーが今や欠かせない相棒です
職人さんの丁寧な仕事が作り出す奥に向かって狭まる調律ハンマーの先端
これのおかげで四角形のピンをしっかりつかむ事ができるのだといいます
日本製とヨーロッパ製
しっかりと差し込んでブレ方を比べてみるとその違いは一目瞭然
今やさまざまな演奏家から声がかかるギスレさん
この日はジャズバーのステージでの調律作業
プロのためのシビアな作業でこそ活躍するのが愛用のMadeinJapan
いよいよピアニストがやってきました
トールドさんはノルウェーのヒットチャートでも記録を残すジャズピアニスト
早速…
ミュージシャンが欲しいと思う音
それを現実のものにするためにMadeinJapanの調律ハンマーが活躍しているのです
ここでピアニストのトールドさんと調律師のギスレさんに…
その完成を見届けると…
一方日本の職人さんにも…
そこには国境を越えた強い絆が…
豆助もよく見てね
ノルウェーの音楽家が絶賛するピアノ調律ハンマー
その第一人者ギスレさんが愛用している様子を日本の職人さんに見て頂きました
海外で使われている様子を見るのは皆さん初めてのこと
おぉそうだねワ〜オ!すごくいいじゃないかって感じたのを覚えているよ
そして…
♪〜
世界で活躍する音楽家を陰から支える調律師
その仕事を支える道具は手をかけることをいとわない日本の職人さんが生み出した光輝くMadeinJapan
すごいすばらしい!
(拍手)ピアノの調律に使う「調律ハンマー」ということでお三方正解とします見事でしたよし!
(拍手)あの道具で家族を養ってきたっていうあの表現がね
(DJKAORI)重いですよねはい亜門さんいかがでしたか?ちいちゃなことが今度ここに行って生活をしてるだけじゃなくて彼らがピアノをやってそれが演奏になって人の感動になって考え方が変わってあの演奏家があれを見たときに「あこれを…ここから始まってるんだ」って言ってこのつながりの大きさってえ〜!ってなんか…だからどんなにそれが地味な作業としても絶対人には関わっていくっていう…ねぇその感覚が世界でね研ぎ澄まされていくわけでしょ?
MadeinJapanを探して再びノルウェー王国へ
冬は日照時間が短くいてつく寒さの首都オスロ
ここで…
オスロから車で4時間のこの町に日本ではおなじみのものを作っているとの情報が
FromJapanタツノスケイシイNicetomeetyouイシイNicetomeetyou.
(スタッフ)はじめまして…日本語わかるんですねこちらであの…日本に関する何かを作ってるって聞いたんですけども…
その材料とは…
なんとお米
炊きたての熱々をすくうのはしゃもじ代わりのシャベルで
丁寧に手でほぐしはじめました
これってもしかして…
(スタッフ)日本酒ですか?
(スタッフ)日本酒?
その味わい深さにのめり込み日本の酒蔵で研修
杜氏としてノルウェーで日本酒を作り始めたのが4年前のこと
現在は北海道からMadeinJapanの酒米を仕入れ麹菌を培養
オリジナルの日本酒造りを続けています
製法はそのままに洋食に合うよう少々辛口に
そんなシェティルさんにも聞いてみました
(スタッフ)プロジェクト…?
(スタッフ)プロジェクトジャパン?
プロジェクトジャパンとは一体?
その全容をつかむべく当時そのプロジェクトに参加していたオルセンさんにお話を伺いました
Welcome.
そこでノルウェーが日本に売り込んだのはノルウェーの特産品
当時日本市場には出回っていなかったそうサーモン
魚をこよなく愛するノルウェーの人々にはなくてはならない海の幸
このアトランティックサーモンを売り込むためプロジェクトメンバーはおよそ30年前に日本の市場を訪れました
ターゲットは刺身用の鮮魚を扱う卸業者
しかし皆口をそろえてこう言ったのです
当時の日本人はその習慣からサーモンを生で食べる事に相当な抵抗があったのでした
揺るぎない信念の理由は自分達が思いついたあるアイディアがあったから
それは…
そうなんだねMadeinJapanじゃないの?これ
子どもたちに人気のアレよ豆助
ノルウェーの特産品…
日本市場に売り込むため彼らが思いついたアイディアとは?
それは…
そう…
今や日本では当たり前になったサーモン寿司
実は自国のサーモンを日本に浸透させようと…
このサーモン寿司を武器にサーモンを生で食べる事に抵抗のあった日本人に来る日も来る日も売り込みをかけ続けました
さらに高品質を求める日本に売り込むためノルウェー独特の地形フィヨルドを生かした広大な養殖場で…
地道な活動をコツコツ続けること8年
再び来日したオルセンさんがふらりと寿司屋を訪ねた時でした
そこで目にしたのは…
ネタケースの中に置かれたサーモン
そしてサーモン寿司を食べる日本人の姿
喜びの瞬間でした
・お客さんお客さん!…Sorry.
さらに当時ブームだった回転寿司で子ども達の人気を誘い瞬く間にサーモン寿司は日本中へ
こうしてノルウェー人が考えた寿司が昨今の和食ブームに乗って世界に飛び出すことになろうとは…
固定観念にとらわれないそんなMadeinNorwayがMadeinJapanを進化させてくれたのかもしれません
MadeinJapanを求めて続いて向かったのはアメリカ合衆国
西海岸の経済と文化の中心
2月の最高気温の平均は東京より9℃も高い18.8℃
ウエストコーストは思い思いのスポーツを楽しむ人々で活気づいています
市内の老舗ホットドック店をのぞいてみると牛肉をホットドッグの上にさらにベーコンも
ボリューム満点!
食べ方もワイルドです
巨大な物で人気のお店がもう1軒
大きな生地を伸ばしていますが…
そう作っていたのは…
しかし窯の中に入るんでしょうか?
やはり全部は入りません
トッピングは4種類
1辺が137cmで…
車に積み込むと…
届けたのは女子中学生のソフトボールチームが練習中のグラウンド
(一同)キャー!!
食欲旺盛な女子中学生に…
食べ物ばかりですが…
包んでいるのは家族へのお土産に
巨大ピザ約20人で平らげました
そんなロサンゼルスで…
どんな物なのでしょう?
こんにちはマックスさんですか?Howareyou?
(2人)Nicetomeetyou.
(スタッフ)いつ購入したんですか?
仕事場に案内して頂きました
なかなか雰囲気のよいお店
実はこちらハリウッドスターなど著名人が足しげく通うロスでいちばんの老舗レストラン…
どんなMadeinJapanを使っているのでしょう?
それはロサンゼルスから西に8,800km
こちらの工場で作られていました
(スタッフ)山忠さん…?そうです
(スタッフ)あぁほんとですか?はい
海外で使われている事に…
うわぁ〜
思いがけない喜びが
一緒に見届けてね豆助
ロサンゼルスのマックスさんが愛用するものは…新潟県燕市にあるこちらの工場で作られていました
(スタッフ)山忠さんですか?そうです
ここで日本人のあなたに質問
この工場で作っている…
ヒントは次の2つ
薄くスライスした木の板
異なるサイズが何枚もあります
これらで作るロサンゼルスで見つけたMadeinJapanとは一体な〜に?
これが材料なの?材料はもうほぼこれでえ〜!?金属の棒は何か形を変えますか?多少形を変えますね多少変える?もうこれだけのヒントがあれば宮本亜門さん点がつながりそして線となった…なんかプレッシャーかけてうれしいんですか?
(笑い声)きょう初めてだよボクもうほんとに精神的にやられちゃいますよボク
(笑い声)さっきまで楽しそうでね亜門さんがこんなにプレッシャーに弱い人だともね…
(笑い声)
(武井)元祖…
(笑い声)そうですよ宮本亜門…
(笑い声)日本では頻繁に見かけるんですか?同じ用途のものというのは世界中にもあります部屋のどこらへんにある?
(武井)家のどこ?台所キッチンえ〜!?答えになるものをそのお名前というのは皆さん絶対に知っております知ってる?なんだよ!ヒント言ってくれるのかと思って
(笑い声)聞いてたら…単なるプレッシャーじゃないですか
(宮本)どういうことなんですか私としてはかまいませんが宮本亜門として諦めていいんですか?もうどうでもいい
(笑い声)もうはい…いちばんのプレッシャー…ではお出しください全然わかんない宮本亜門さんからまいります鉄でも木でも「はし」でなんとかするとかそんな感じですちょっともうね…はぁ…すいませんわかんないですそうでしょうねはい…あら!言っちゃった
(武井)そういう番組なんですよ
(笑い声)恥をかかせるんじゃないよ世界の亜門にこれってさ厳しくていいですねなんか興奮してきました
(笑い声)よ〜しわかったじゃあほか当ててもらおうじゃないですか!
ロサンゼルスで愛用される…
まず1軒目の職人さんの工房にお邪魔するとなにやら薄い木の板を積み重ねています
よく見ると板の長さが違うようですが…
その薄い板は…
長いものと短いものを幾重にも重ねていきます
横から見ると細い板が3列になっています
それを手にした職人さん機械の前へ行くと取り出したのは金属の型
そこに先ほど積み重ねた板をセット
型に挟んだ状態で機械の中へ
そうこの機械はプレス機
100トンもの圧力がかかるプレス機で…
型を外すと中に挟んでいた木はまるで焼き菓子のようにこんがりアメ色に
型からはみ出したバリを取り除きます
1枚1枚に接着剤が染み込ませてありプレスすることで強い合板を作っていたのです
一方別の工場ではほかのパーツが作られていました
材料は細い金属の棒
それはさびにくい…
高温の炉の中へ通していきます
赤々と熱せられて出てくるステンレス鋼
それを1本つまむと…
熱いステンレス鋼を型にはめ…
より強いものにしていきます
続いて型からはみ出たバリを機械で取り除きます
片方が尖ったステンレスの棒が次々と…
こちらの工場でその仕上げ作業が行われます
尖った方を布を巻いた研磨機にあてて研ぐと…
今度は麻を巻いた研磨機で磨いていきます
美しい輝きをまといました
手作業で実に4回の研磨を繰り返しステンレス鋼の先端は細く滑らかに
ここからが実は大切な加工
今度はセラミックの盤をセットすると…
4回も研磨を繰り返した先端の2mmほどを再び念入りに研いでいきます
さらに鋭さを増した先端
何かを刺したり突いたりする道具のようですが果たして…?
すべてのパーツがそろいました
4つのパーツを組み合わせてできるものとは?
プレスして硬くなった合板に尖ったステンレスの棒を通すと反対側に別の金物を取り付けました
もう何だかお分かりですね?
正解は氷を砕く…
ステンレスのヘッド・木製の柄そして最も重要なのがステンレスの鋭くとがった先端
その先端で氷を突いて砕きます
ヘッドに刻印された「山忠」は先代である父の名前から取った屋号
二代目の和俊さんもステンレス加工の道へ進み工場を拡大
しかし昭和40年代半ばニクソンショックなどの不景気のあおりで工場を閉鎖することに
そこでかねてから作りたいと思っていたこの特徴的なヘッドのついたアイスピックを製作
登山道具のピッケルのような形から「アイスピッケル」と命名
年間6,000本も売れる大ヒット商品に!
ところが…
簡単に氷が作れる機械の普及でアイスピックの需要は激減
売り上げが減っても自分のデザインした商品だけは作り続けたい
洋食器作りが盛んな燕市でも今ではアイスピックを作っているのは「山忠」1軒のみ
もう40年以上作り続けてきました
それは孤独との戦い
しかし異国の地にはそんな職人さんの作品に注目している人がいました
その一人がロサンゼルスのマックスさん
店の奥へ案内してくれました
奥にも客席が…
こちらの内装はより落ち着いた雰囲気ですが…
当時のイメージを忠実に再現したというバー
マックスさんはここのチーフバーテンダー
それでは愛用のMadeinJapanを見せていただきましょう!
(スタッフ)これがそうですか
確かに「YAMACHU」の刻印
実際にお酒を作っていただくことに
なんでもアルコールの量が異なる2種類のカクテルを作ることで山忠のアイスピックのよさが分かるというのですが…
先ほどよりも多めに削った氷を入れた「ネグロー二」
2つのカクテルを見比べてみると…
異なるカクテルでもお酒の量を合わせるのがバーテンダーの基本なのだそう
日本のアイスピックと海外製品を比べてみました
右側がメッキ仕上げの海外製
どんな違いがあるのでしょうか?
氷を砕くところを同時に見てみましょう
海外製は氷を突いても砕けないことも
日本製はコンスタントに砕き続けられます
ヘッドの重みをかたく鋭い先端へ伝えるこの形状こそMadeinJapanの証
同じアイスピックを愛用している方がいるとのことで訪ねました
ちゅう房器具のセレクトショップでそのデザインに一目ぼれ
すぐに購入したというデーブさん
カクテルの趣味が高じてプロ級の腕前
マニュアル本まで出していらっしゃいます
アイスピックの使い方を見せていただくとその先端だけではなくピッケル型のヘッドも巧みに使っていました
日本でアイスピックを製造する様子をロサンゼルスのマックスさんに見てもらいました
マックスさんがアイスピックを使っている様子を山忠さんのご夫婦に見てもらいました
ロサンゼルス…これがそのアイスピックです
(和俊さん)おっ出た
(美智子さん)出た出たはぁ…ヤマチューあぁ…ヤマチュー…ヤマチュウのアイスピックを使えば精度の高い氷が作れます♪〜わぁ…
日本の職人さんに…
Thankyouverymuch.いやぁよかったへぇ…
作りたい物にこだわり抜いたアイスピック
逆風の中でも思いをつらぬき40年
それは知らぬ間に海を渡り違いが分かる人の手の中で躍動していました
はい正解は「アイスピック」ということでございまして…いやぁいい話だクイズのことは忘れちゃいましたよねぇだってもうなんか山忠さんがきっと苦労したんだなと思って途中でやめようと思ったりとかいろんなことあってでもいろいろ周りに言われたり奥さんとでもやってこうねってやってった感じが今のコメントを聞いたときのグッと来た気持ちっていうのがちゃんとぬくもりって伝わっていくんだなと思ってよかったなと思って
MadeinJapanを求めて…
続いて向かったのはドイツ
人口350万人が住むベルリンはドイツで最も大きな都市
さまざまな歴史をくぐり抜けてきたこの街にはビールが大好きな人々が住んでいます
多くの文化を世界に発信するドイツ
こちらの工房で作っているのは日本でもなじみ深いドイツ発祥のケーキ
そうバウムクーヘン
この道65年のお菓子マイスターに聞いてみました
さらにもう1つ日本でもなじみ深いドイツ発祥の食文化があります
そうケバブの店
「ドネルケバブ」はドイツに移住してきたトルコ人の移民が考えたもの
ケバブなどの具をパンに挟むことで忙しいベルリンの人々にファストフードとして提供したのが始まりと言われています
現在ではドイツ国内に1万5,000店ほどが出店しているという人気ぶりに
そしてベルリンの中心地に立つこちらの5つ星ホテルにMadeinJapanを愛用するお方が
案内されたのは…
ホテルのバー
(スタッフ)どんな日本製品を使ってらっしゃるんですか?
(スタッフ)和三盆!
(ディルさん)ワサンボン
なんとホテルのバーで使っていたのは日本の砂糖「和三盆」
するとブランデーグラスに和三盆を入れ…
ソーダ水をはじめさまざまな味付けを施していきます
もともとはウイスキーとともに西洋の砂糖を入れていましたが代わりに和三盆を隠し味として使うことですべての風味に深みが増すのだといいます
さらに今考案中なのが和三盆をグラスのフチにつけるゆずのカクテル
日本の職人さんが作る伝統の砂糖がドイツの5つ星ホテルで新たな可能性を見いだしていました
ドイツ北西部に位置する第2の都市ハンブルク
そんなハンブルクに…
それは住宅街にある1軒の店にあると聞き訪ねてみることに
あっ…グーテンタークGutenTag.
紳士靴なども取り揃えてあるセレクトショップ
英国王室御用達ブランド「トリッカーズ」からも販売の指定を受けています
この店にあるドイツ紳士に人気のMadeinJapanとは?
(スタッフ)出会いはどこですか?
そのMadeinJapanはドイツから東へ9,000km
千葉県松戸市にあるこの工場で作られていました
海外で使われていることに職人さんたちは?
はいやっぱり…
一体何を作っているのでしょう?
職人さん何やら粒状の物をすくい取りました
今度は白い板を割りました
ここで日本人のあなたに質問
一体何でしょうか?
使うのは…
先端には小さな穴があいています
これらで作るドイツ紳士に人気のMadeinJapanとはな〜に?
何だ?これん〜円すい形の道具などを使いながら植物系の粒と鉱物系の塊ここにありますよね?DJKAORIさん聞いてきましたがなにか自信があるんでしょうか?ありますよねこん中にね…え〜!?さぁじゃああると思われるんであればそのお答えを何だ?
(宮本)え〜どういうこと?オシャレアイテムってことだよね?まぁあぁいったオシャレなセレクトショップのカウンターに置いてあったわけですから皆さん似た物はお持ちではないかなぁと思います似た物?女性が使わないことはないですよえ〜!?
豆助には必要ないかもね
一体何を作っている職人さんなのでしょう?
今度はやや黄色みがかった板を割りました
さらにまた別の板を…
これらは一体何なのでしょう?
それをいくつもの釜が並んだ場所へ移動するとその中へ
100℃以上の熱を加えながらゆっくりとかき混ぜること20分
するとかたまりが溶けてあめ色の液体に
そこに活性剤を入れ…次にお湯を加えます
さらに油
活性剤の作用でお湯と混ざります
とはいえ本来は混ざることのない水と油
混ぜる量・温度・速度のどれかがズレるとよく混ざりません
それらを確かめながら油を少しずつ追加します
ムラのない乳白色に変わったらよく混ざった証し
すると今度は茶色い液体を
一体何を作っているのでしょう?
よく混ぜ終えるとそれをホコリの入らないクリーンルームへ運びあの先端に穴のあいた金属の容器に移し替えるとガラスの容器に注いでいきます
適量を素早くこぼさずに入れていきます
実はそのジョウロのような容器には棒が取り付けられていて上下に動かすことで適量を出したり止めたりできるのです
瓶の縁にさえ垂らさずに次々と注ぎ入れていきます
注ぎ入れた量はどれも同じ
再び同じ液体を…
決してあふれません
でもなぜ2回に分けたのでしょう?
一気に注ぐと固まった時に中央がへこんでしまい見栄えが悪いためわざわざ2回に分けて注ぎ入れていたのです
しっかり固まったあと…手作業でガラス瓶の蓋を閉め…瓶の周りにラベルを貼ります
どこかで見覚えがあるようなものですが…
ハッセルバッハさんが営む紳士服店には確かにあの瓶が
その使い方を見せてもらいました
正解は…
さまざまな固形の原料はワックスだったのです
「コロンブス」は大正8年創業
戦後すぐに当時としては珍しい横文字の社名に
世界を股にかける冒険家の開拓者精神にならおうと名付けました
とあるきっかけがあったからなのです
必見よ豆助
このやわらかな靴クリームがヨーロッパで話題になったのはあるきっかけがありました
それは2代目が20代のころ
極寒の北海道の代理店に出向いたときのこと…
保管してあった靴クリームが連日の氷点下ですべて凍ってしまったのです
問題は解凍してもとに戻るか否か…
しかしワックスと油が分離して商品は台なしに
それ以来寒さに強い靴クリームの研究に没頭
無数にある原材料の細かい組み合わせから始まり調合のタイミング温度設定という地道な実験の繰り返しでした
正解を求めひたすら冷凍実験を繰り返す毎日…
そして10年以上の歳月をかけ凍っても分離しない靴クリームの開発に成功したのです
その商品は北海道はもとより海外の寒さの厳しい土地で評判を呼びヨーロッパ進出のきっかけになりました
7年前から人気を得ている全37色の「ブートブラックシリーズ」
ラベルには商品に対する誇りのメッセージが
ハッセルバッハさんは自分の店で靴を買ってくれたお客には必ずその日本製の靴クリームを勧めると言います
クリームがみるみる革に浸透しすぐに艶が出るこれぞMadeinJapanの証
実はハッセルバッハさんが気に入っているのは…
それは1つ1つの瓶にラベルを手貼りしているからこそ出来ること
え〜!そんなこだわり?
ところで豆助こんなニッポンの数え方知ってる?
寒い季節暖を取る火鉢
その数え方は?
1本2本と数えます
もしよかったら覚えておいてください
それは1つ1つの瓶にラベルを手貼りしているからこそできる事
ラベルの向きとフタの向きを合わせているのです
機械で貼ると向きがバラバラになってしまうため今も手作業にこだわっています
ラベルの正面は必ず閉じたフタの正面に
ハンブルクのこちらのマンションにも日本製の靴クリームの愛用者がいました
仕事柄革靴を履く機会が多いそうですが…
弁護士として法廷に立つときには特に身だしなみに気を遣うというゴルツさん
いつも日本製の靴クリームで念入りに磨いた靴を履き法廷へ出向くそうです
ハンブルクのハッセルバッハさんに日本の靴クリーム作りの様子を見てもらいました
このクリームを作るときはこのこういう…徐々に入れたほうがきれいなクリームになります2回でつぐと表面がすごくきれいになるので♪〜
イタリアの展示会で一目ぼれして3年
ハッセルバッハさんの様子を…
そしてドイツから日本の職人さんへメッセージ
思わぬ絆が生まれる瞬間です!
見逃さないでね!豆助
♪〜
本物にこだわるドイツ紳士たちの足元を日本の職人さんのこだわりがピカピカに輝かせていました
最高の品質を届けるためなら努力を惜しまない
そんな日本の職人さんの手で作られるMadeinJapan
きょうもその品質で世界中の人を魅了します
MadeinJapanっていいなぁ
すごい
(拍手)はいいろいろね皆さんお気持ちあると思うんですがやっぱりねいつも思うのはその職人さんっていうのはっていうか人間っていうのは誇りっていうのは自分で勝手に持てばいいもんだと思うんですけどやっぱり自信っていうのは人に認められて持つものなのでもうこれはねそういう意味ではホントに自信を持たせてくれると思いますよ2015/02/26(木) 19:58〜21:48
テレビ大阪1
和風総本家スペシャル「世界で見つけたMade in Japan」[字]
世界が絶賛!“職人の技”▽ノルウェーで発見!音楽家を支えるピアノ調律器▽ドイツ紳士愛用!最高峰!靴クリーム▽アメリカで!新潟製アイスピック…海越えた職人同士の絆
詳細情報
番組内容
北欧ノルウェー。ノーベル平和賞授賞式でも使われたある楽器に欠かせないある重要な日本製の道具を発見。ロサンゼルスではバーテンダーが愛用する究極の日本製品が…。使い手と作り手の間に生まれる新たな絆も必見。
【旬の小鉢】小松菜と油揚げの煮びたし
出演者
萬田久子
東貴博
宮本亜門
DJ KAORI
武井壮
【進行】
増田和也(テレビ東京アナウンサー)
音楽
【音楽】「和風総本家」テーマ曲 縁の詩(えにしのうた)、一心(いっしん)
【作曲・演奏】上妻 宏光、KOBUDO—古武道—feat.上妻宏光
ホームページ
http://www.tv-osaka.co.jp
ジャンル :
趣味/教育 – その他
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
バラエティ – クイズ
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