(詩織)楽しくなったから…。
2人の思いがつまったガイドブック。
どんなふうに仕上がったかは番組ホームページでごらんください。
(小山茉美)いっしょうけんめいメモをとっているのは京都市にある立命館小学校の5年生たち。
自分のことをしょうかいする…。
みんなにアドバイスしているのは…。
新聞作りを通して山流のものを書く極意を伝えます。
その極意を使って山さんは多くの本を書き新聞のコラムもたん当しています。
文章を書くのが大の苦手だという…。
山さんの極意を知って岩越君書くことがどんどん楽しくなってきます。
自分を800字でしょうかいする「自分新聞」。
さてその出来は?
(山)ヘ〜イ。
(はくしゅ)さあ!たいへんやな。
新聞作りやて。
まずどういう新聞にするかという前にまず文章…。
具体的ってみんなむずかしいことわかる?
(児童たち)わかる。
ありのままを書くことね。
次!はいどうぞ。
ちがう。
君たち「これは技法が使われているからいい」なんて思わへんやろう。
思うの?君はすごいな。
ちがいます。
だって小見出しで本は買いません。
はいどうぞ。
一つのことが…。
一つのことに対して…。
これも重要ですが実は決定的ではありません。
決定的なこととはいったい何なのでしょうか?みんな大事なことがぬけてます。
はいどうぞ。
そのとおり!だってみんなおもしろい文章読みたいでしょう?例えば「わたしの失敗談でトイレに落ちた」とかね。
(笑い声)…というのは聞いたらおもしろいやろ。
つまり自分だけが知ってる。
でもほかの人は知らない。
実はこういうことがほかの人からするといちばん知りたい情報になるわけ。
まず自分のことで知ってもらいたいことをかじょう書きで10こ書き出します。
得意なこと好きなことそして失敗談などほかの人が知らないことがじょうけんです。
文章を書くのが苦手と言っていた岩越君もえんぴつを取り出しますが…。
なやんでいた岩越君やっと一つ思いつきました。
それを見て山さんが声をかけます。
「スポーツが好き」ってどんなスポーツが好きなの?
(岩越)サッカー。
サッカーか。
なるほどね。
サッカーやってた時に「これは決まったぜ!」っていうスーパーシュート決めたとか?なんやないんかいな。
ぎゃくにボーっとしとって後ろからボンと当たったとかさ。
そんな話ない?う〜ん…特にない。
…かもしれへん。
「かもしれへん」?ない。
まあいい。
しんちょうにやって。
たくさんのしつ問を受けた岩越君。
自分の中にあったさまざまなサッカーの思い出に改めて気づいたようです。
ただいま〜。
お帰り。
書き出したメモをもとに文章にする。
それが宿題です。
「とってもサッカーが好き。
とってもよく食べる。
スポーツが好き。
工作が好き。
みんなを笑わせるのが好き。
音楽はきらいだがピアノは好き。
文字を書くのはきらいだ」。
岩越君どんな新聞にしたいかははっきり決めていました。
書く内ようとどんな新聞にしたいかは決まっているのにどうやって文章にまとめたらいいのかがわかりません。
この日岩越君は夜おそくまでつくえに向かっていました。
新聞作りはパソコンを使って行います。
書き直すのがかん単にできるからです。
岩越君もなんとか書き上げた文章をパソコンに打ちこみます。
でも800字には足りませんでした。
文がまだこれだけあまってるからな〜。
どうやって付け足そうかと思ってるんやけど…。
あと何を書けばいいのかわからない岩越君。
指の動きが止まっているのを見て山さんがやって来ました。
そうそう打ちこんだらいい。
これさあ…。
足りひんやろ?足りひんな〜。
大事なのはサッカーのアフタースクールのゲームの時にバックヘッドシュートを決めたわけでしょ。
そのかっこいいところを「決めた」だけで終わったらもったいないでしょ。
これを長くする?そうそう。
その時に相手選手がどこにいてだれだれ君でそこで2人ぬいたとか3人ぬいたとか決めた時に向こうの選手がどんな顔したかとか…。
するといろいろなことが見えてくるわけやんか。
そういうこと書くとたくさんになる。
がんばって。
岩越君何か思いついたの?みんなの宿題を見て回ると文字数が足りなくてこまっている人が何人もいることに気づきました。
そこで山さんはみんなに次の極意を伝えます。
「相手に伝えたいこと」これはあるんだけれども当然のことながら自分は知っていても相手は知らないわけでしょ。
まずそのき本として相手に伝えたい場合には「いつどこでだれがどんなふうにどうした」ということを書くといいんですね。
これがぬけているとわかりにくい文章になります。
その中でくふうするとなおいいところはここ。
「どんなふうに」。
「どんなふうに」というのは相手の表じょう。
「目がつり上がっていた」。
「泣きそうだった」。
あるいは「どんな声出していた?」。
「どんなふうに」というところに力を入れて文章を書くと文章が生き生きとしてきます。
さらにこんなこともやっておくといいと思います。
物語性をつけます。
そのときはまず自分の書きたいことをズバっと書いて「そしてこうなりました」。
「しかしこうこうこういう面もあります」。
「つまりこうです」。
この「そして」とか「しかし」とか「つまり」という言葉をつないでいくと…。
岩越君何を書けばいいのかはっきりとわかったようです。
おまえおれのまねするなよ。
自分がシュートを決めた時周りにだれがいたのか。
そして何をしていたのかを書きました。
さらにシュートをしようと決意するまでの様子やどんなことをその時考えていたのかくわしく付け加えました。
いいよ。
続けて続けて。
そうそうそんな感じ。
文章が出来上がったところで山さんは3つ目の極意を伝えます。
いい文章っていうのは読みやすい文章です。
だから読みやすい文章はどのようにできるかというと自分の書いた文章を何度も声に出して読んでみることです。
どうしたらいいか。
これは自分で何度も読む。
読みやすいようにどんどん変えていってください。
だからコンピューターを使うんです。
何度も何度も変えることがすぐできますからね。
生活の始まりみたいな…。
声に出してスッと読めたらオーケー。
岩越君も自分の文章を何度も読み返しおかしなところはないかたしかめます。
記事が書き終わったら見出しをつけます。
見出しのねらいは読む人に「なんだろう?」と思わせること。
そのために山さんは「なぞなぞ風にする」「大げさにする」という極意を伝えました。
最後に新聞の名前を付けて完成です。
岩越君は「コロコロ新聞」と名付けました。
じまん話や失敗談など中身がコロコロと変わるからです。
山流新聞作りの極意。
おもしろい文章にするにはほかの人が知らない情報をもりこみましょう。
文章が生き生きとします。
読みやすい文章にするにはスッと読めたらオーケーです。
読む人を引き付けます。
放課後完成した「自分新聞」が発表されます。
ジャン!だれだ〜!?おれや。
岩越君もがんばったな〜。
みんな真けんに読んでるな。
みんなの反のうは上々です。
新聞にはサッカーでシュートを決めた話だけでなく公衆電話での失敗談みんなで行ったげきのことなど読む人がきょう味を持てるようくふうしてありました。
95点か。
そうかすばらしいな。
みんなもいろんな新聞を作って番組ホームページの「発表しよう」へ送ってください。
2015/02/27(金) 01:35〜01:50
NHKEテレ1大阪
伝える極意「限られた文字数で事実を伝える〜新聞〜」[解][字]
小学校高学年向け国語・総合的な学習の時間のための番組。子どもたちが文章、話し方、映像などの表現手法に挑戦、自分の考えを伝える「極意」を、表現の達人に学ぶ。
詳細情報
番組内容
京都市にある立命館小学校の5年生たちは、自分のことを紹介する「自分新聞」を作ることになった。しかし、文章を書くのが苦手な岩越くんは、書く内容とどんな新聞にしたいかは決まっているのに、どうやって文章にまとめたらいいのかがわからない。ところが、先生から“ある極意”を教わった岩越くんは、書くことがどんどん楽しくなっていく。
出演者
【出演】陰山英男,【語り】小山茉美
ジャンル :
趣味/教育 – 幼児・小学生
ドキュメンタリー/教養 – その他
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz
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日本語(解説)
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