おはようございます。
7時になりました。
事件から、きょうで1週間。
捜査は大きく動き出そうとしています。
川崎市の河川敷で、中学1年の男子生徒が殺害された事件で、警察は知り合いの少年グループのうち3人が事件に関わった疑いがあると判断しました。
警察は、1人からはすでに話を聴いたということで、きょうも引き続き、少年らの事情聴取を行い、事件の全容解明を進めることにしています。
きょうの未明、事件現場近くには、パトカー、そして警察官の姿が。
犯行があったとされる時間帯に合わせて、通りかかった人に声をかけ、情報の提供を求めていました。
今月20日、多摩川の河川敷で、川崎市の中学1年生、上村遼太さんが、首を刃物で刺されるなどして殺害されているのが見つかった事件。
これまでの調べによりますと、事件が起きたとされるこの日の午前2時ごろ、現場近くの防犯カメラに上村さんが、少年と見られる複数の人物と現場方向に向かう姿が映っていました。
さらに上村さんは、去年11月以降、十数人の少年グループと、深夜の公園などで一緒にいるのが頻繁に目撃されていますが、知人らによりますと、グループから顔を殴られるなどの暴行を受け、最近、インターネットのLINEで、殺されるかもしれないと、書き込んでいたということです。
警察は防犯カメラの映像や、LINEでのやり取りなどを詳しく調べた結果、少年グループのうち3人が事件に関わった疑いがあると判断しました。
警察は3人の居場所などを確かめたうえで、少年らの事情聴取を行い、事件の全容解明を進めることにしています。
では捜査本部のある川崎警察署から、最新情報をお伝えします。
捜査本部では、これまで、遺体が見つかった現場を中心に、およそ160台の防犯カメラの映像を解析してきたほか、被害者の上村さんの交友関係を中心に、聞き込みを進めてきました。
その結果、現場近くの防犯カメラに、事件が起きたとされる時間帯に、上村さんが少年と見られる複数の人物と、現場方向に向かう姿が映っていたこと、さらに事件のとき、事件の前、上村さんが年上の少年らと見られるグループから、顔にあざができるぐらいの暴行を加えられたと見られることが分かりました。
そして新たに、インターネットのLINEでのやり取りなどから、警察はこのグループのうち3人が事件に加わった疑いがあると判断しました。
このうち1人からは、すでに話を聴いています。
警察はきょう、少年らの事情聴取を行い、事件の全容解明を進めることにしています。
続いて事件現場から中継です。
川崎市の河川敷です。
花束や手紙など、この1週間で200以上が供えられました。
手紙やバスケットボールには、上村さんへの思いが書き込まれています。
中学1年生の上村さんが殺害された痛ましい事件。
多くの人が気持ちを寄せているのが伝わってきます。
けさも6時前から近くに住む人が、この現場にやって来て、手を合わせる姿が見られました。
川沿いには工場が立ち並んでいますが、そのすぐ近くには住宅街が広がっています。
現場を訪れた近くに住む50代の男性に話を聞いたところ、1週間がたって、さまざまな情報が伝えられるが、まだ犯人が捕まっていないことに不安を覚えます。
早く捕まってほしいと話していました。
現場から中継でお伝えしました。
今回の事件の特徴です。
亡くなった上村さん。
複数の人物から執ように暴行を受け、殺害されたと見られています。
警察が調べた結果、首には致命傷と見られる刺し傷、腕や足には複数のあざのような痕もありました。
付近では、凶器と見られるカッターナイフの刃。
流木と見られる木の棒が、血のついた状態で見つかりました。
足には多数のすり傷が残っていて、殺害されたあと、数十メートルにわたって引きずられたと見られています。
犯人は証拠を隠そうとする行動も取っていました。
上村さんのものと見られる衣類や靴は、燃やされて見つかりました。
携帯電話は持ち去られたと見られていますが、記録を調べたところ、事件が起きた時間帯にLINEで不自然な通信が確認されています。
ここからは、少年事件に詳しい東京工業大学名誉教授の影山仁佐さんとお伝えしていきます。
どうぞよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
影山さんは今回の事件をどのようにご覧になっていますか?
そうですね、ひと言で言えば計画的残忍な犯行だと思いますね。
今、VTRであったように、凶器を準備したりして、あるいは殺害後、携帯電話を持ち去ったり、着衣などをトイレで燃やしたりということで、証拠隠滅を図った疑いがありますね。
そういう点で、犯人たちの悪質さが浮き彫りになった事件だと思いますね。
また殺害された状況を見るかぎり、見せしめ、口止めなどのリンチ、激高のうえで、集団心理的に犯行がエスカレートしたような可能性も疑われる事件だと思うんですね。
そして今回、このような事件が起きるまで、周りは気付いてあげられなかったのかという点について見ていきたいんですが、こちらご覧ください。
上村さんに異変が表れたのは、去年の夏です。
一番上ですね。
まずバスケット部の部活動に来なくなりました。
そして、去年11月ごろからは夜の公園などに、年上の少年などと一緒にいる上村さんの姿が目撃されていました。
そして、ことし1月になると、学校を休むようになります。
そして上村さんの顔には、殴られたようなあざが出来ていました。
友人に対しては、年上の少年グループに、万引きをするよう指示され断ったら、暴力を受けたと答えていたということです。
それに今月14日には、LINEで、反発したので殺されるかもしれないなどと、危機を訴えていました。
影山さん、こうして見ていくと、上村さんのSOSが出ていたというふうに見えますね。
そうですね、かなり個人的なケースのような形で、サインが出ているような気がするんですね。
やはりいろんな形でもって、危ないというような非行に走っていると、心配するときに、やはり学校を休む、クラブ活動を休んでしまうような、あと夜のはいかい、あと、怪しげな少年たちとの接触、頻繁に目撃される。
あと生活が不規則になってくるというようなことですね。
その上に恐らくは、万引き強要を断ったり、あるいは集団グループから抜け出そうというような試みをやったところで、制裁を受けているというような面があると思うので、しかも顔面にあざがあるような形ですよね、はっきり目に見えているわけですよね、問題はいろいろあるんですけど、そういうところに気付かなかったという、気付くべきところはいろいろサインがあって、しかもエスカレートして、相当切迫したような状況になってきているということですね。
やはりこの点に大人たちが気付いてないという点が、この事件では大きな特徴かなと思うんですね。
こうしたSOSのサインを見逃さないために、どういうことが大事になってくるんでしょうか。
まずこの年齢になると、子どもたちどうしで集団を作って、親に対して、秘密を作るというのが、一つの発達の過程なんですけれども、それが悪い方向に行くと、こういう形でもって親が分からない、あるいは大人たちに分からない形になって、どんどんエスカレートしてしまう。
子どもたちの世界って、大人よりもスピードがすごく急展開だし、ささいなことで、かなり急激な変化を起こしていくわけですね。
そういう中で、やはり子どもたちの世界にやはり情報を得るということと、あとLINEとの、ネットの社会の中にやはり大人が習熟して、やはりそこに危険のサインがあったときに、チェックしていって、そこにどういうような書き込みがあるのか、ときどきやはり、目を向けるというようなところで、愛情と関心、あと監視というところで、しつけというところが大事な点だと思うんですね。
そういうためにも信頼関係というものは大事なんですね。
愛情と子どもたちに対して関心を持っているというサインを、親のほうから絶えず出しておいて、その中に信頼関係が築かれたうえで、やっぱりチェックしていくということだと思うんですね。
ありがとうございました。
東京工業大学の影山任佐さんにお話を伺いました。
では、再び川崎警察署から捜査の最新情報です。
警察はこの事件に少年3人が関わった疑いがあると判断し、このうち1人からはすでに話を聴いたということです。
警察はこれまで、遺体が見つかった現場を中心に、防犯カメラの映像を解析してきたほか、被害者の上村さんの交友関係などを捜査してきました。
その結果、現場近くの防犯カメラに、上村さんが少年と見られる複数の人物と現場方向に向かう姿が映っていたこと、さらに事件の前、上村さんが、年上の少年らのグループから、暴行を加えられたと見られることが分かりました。
こうしたことから警察は、少年グループのうち3人が事件に関わった疑いがあると判断し、きょう、事情聴取を行って事件の全容解明を進めることにしています。
ここまで川崎市の河川敷で中学1年の男子生徒が殺害された事件についてお伝えしました。
急速に発達する低気圧の影響で、北日本と北陸では、あすにかけて雪を伴って非常に強い風が吹き、荒れた天気になる見込みです。
気象庁は吹雪による交通への影響などに警戒するよう呼びかけています。
新潟県佐渡市の現在の様子です。
強い風で海面が揺れています。
沖に向けて強い風が吹きつけているのが分かります。
佐渡市相川では、午前5時過ぎに25メートルの最大瞬間風速を観測しました。
気象庁によりますと、本州の東の海上と日本海にある低気圧が北東へ進んでいるため、新潟県や東北の日本海側を中心に風が強まり、所によって吹雪となっています。
低気圧は急速に発達しながら夜には北海道の東の海上に達すると予想され、北日本と東日本ではあすにかけて冬型の気圧配置が強まり、雪を伴って非常に強い風が吹き、所によって猛吹雪となる見込みです。
あすにかけて最大風速は北海道と東北、それに北陸の陸上で20メートル、海上で20メートルから25メートル、最大瞬間風速は35メートルに達すると予想されています。
北海道と東北、それに北陸の海上では、波の高さが6メートルと、大しけになる見込みです。
こちらは現在の北海道帯広市の様子です。
雪で視界がかなり悪くなっています。
あすにかけて北日本を中心に雪も降り続くと予想され、あすの朝までに降る雪の量は、いずれも山沿いの多い所で、北海道で80センチ、東北で40センチと予想されています。
気象庁は、暴風や高波、吹雪による交通への影響に警戒するとともに、積雪の多い地域では、雪崩などにも十分注意するよう呼びかけています。
安倍総理大臣が戦後70年のことし発表する総理大臣談話。
その策定に向けて設置された有識者懇談会の初会合の議事要旨が公表されました。
委員からは歴史認識に関する意見が相次いだほか、未来志向の議論への期待感も示されました。
安倍総理大臣が戦後70年のことし発表する総理大臣談話の策定に向けて設置された、有識者懇談会の初会合がおととい開かれ、政府は議事要旨を発言者の名前を伏せた形で、総理大臣官邸のホームページに公表しました。
それによりますと、委員からは、可能なかぎり史実に忠実になり、公平かつ誠実な態度で歴史に向き合う必要がある。
戦争、またその後について、正面から取り組んできたのか、もう一度、結果を見つめ直す議論をしたいなどという意見が出されました。
また、欧州の戦争、アジア太平洋の戦争がきちんと仕分けをせずに、時には同じように、時には全く別の視点から考えられており、問題意識を感じる。
中国、韓国と東南アジアで、日本に対する見方はだいぶ違っているという点をどう見るか関心があるなど、歴史認識に関する意見が相次ぎました。
一方、戦後70年の日本の歴史に自信を持つべきであり、日本が勝ち得てきた信頼を、どう維持していくか議論したい。
国民が誇りを持って仕事をできるようなメッセージを出したいなど、未来志向の議論への期待感も示されました。
政府は、懇談会の議事要旨を、今回と同様、会合が開かれたあと、できるだけ速やかに公開したいとしています。
続いて、ウクライナ東部の情勢についてです。
ウクライナ政府軍は、停戦合意に基づいて、重火器の撤去を始めたと発表しました。
工業都市マリウポリを巡り、親ロシア派の攻撃を警戒し、状況も見極めながら、撤去作業を慎重に進めるものと見られます。
ウクライナ東部では、今月15日の停戦合意に基づいて、ウクライナ政府軍と親ロシア派の双方が、重火器の撤去を行うかが、当面の焦点となっています。
こうした中、政府軍の報道官は26日、戦闘は落ち着いているとして、重火器の撤去を始めたと発表しました。
この日は、ドネツク州の前線で撤去作業を行い、停戦を監視するOSCE・ヨーロッパ安全保障協力機構のメンバーも立ち会ったということです。
ただ散発的な戦闘は続いているとして、再び大規模な戦闘が起きれば、スケジュールを変更するとしています。
政府軍は親ロシア派が、工業都市マリウポリの制圧を目指し、攻撃する可能性もあると見て、警戒を強めており、状況を見極めながら、撤去作業を慎重に進めるものと見られます。
一方、ドネツクに拠点を置く、親ロシア派の幹部は、26日、この日までに大砲やロケット砲など、保有する90%の重火器を撤去したとしています。
その上で、政府軍が27日の夜までに、重火器の撤去を始めたことを確認できなければ、親ロシア派の重火器を元の場所に戻すとして、着実な実行を求めています。
次は、日本人やアメリカ人を殺害したとする、過激派組織IS・イスラミックステートの動画などに出てくる、ジョンと呼ばれている、黒い覆面姿の男についてです。
この男について、アメリカなどのメディアは、クウェート生まれでロンドンで育った20代の男だと、相次いで伝えました。
ナイフを持った黒い覆面姿の男。
過激派組織ISがインターネット上に投稿した、フリージャーナリストの後藤健二さんや、アメリカ人やイギリス人を殺害したとする動画などに、たびたび登場していました。
男について、これまでイギリスメディアなどが、流ちょうなイギリスアクセントの英語の発音の特徴などから、ジョンというあだ名で呼ばれる男と、同一人物ではないかと伝えていました。
アメリカのワシントンポスト紙や、イギリスの公共放送BBCは26日、この覆面姿の男について、クウェート生まれでロンドンで育った20代半ばのイギリス人の男だと伝えました。
男は、ロンドンの大学を2009年に卒業後、イスラム過激派組織が活動するソマリアへ渡ろうとしたと疑われ、イギリスの情報当局から事情聴取されたということです。
男はその後、2010年にも一時拘束され、おととし、シリアへ渡ったと見られると伝えています。
今回の報道について、イギリスの警察や政府は、捜査中だとして、確認を避けています。
一方、ISは、イラク北部と見られる場所で、紀元前7世紀ごろのメソポタミア文明の文化財を数多く破壊したとする映像を、26日までにインターネット上に公開しました。
映像では、博物館や遺跡と見られる場所で、ISの戦闘員が石像の頭部をハンマーやドリルなどで破壊している様子が映されています。
各地で文化財の保護を行っているユネスコは、破壊行為を非難するとともに、被害の確認を急いでいます。
次は、交差点での交通事故を防ぐ新たな取り組みです。
死亡事故のうち半数近くを占める交差点での事故を防ごうと、名古屋市で新しい信号機の運用が始まりました。
こちらの信号機、歩行者信号が青のまま変わりません。
小学校のすぐ前にある名古屋市の交差点できのう運用が始まった新たな信号機。
車が通らないときは、歩行者側の信号は、常に青。
反対に車側の信号は常に赤で、必ず車は一旦停止します。
車が近づくと、このセンサーが感知して、12秒後に、まず歩行者の信号が赤に変わり、その後、車の信号が青になります。
名古屋市には、このほかにも新しいシステムの信号機が導入された交差点があります。
この信号機、歩行者の信号が青になった7秒後に、車の信号が青になります。
この7秒の間に、多くの歩行者は横断歩道を渡り切るため、事故が起きにくくなるといいます。
横浜市の交差点で行われているのは、右折車両が関係する事故をなくすための取り組みです。
この交差点は、左に向かう車線が青のときは、右に向かう車線は車両も歩行者も赤。
逆に右に向かう車線が青のときは、左に向かう車線が、車両も歩行者も赤になります。
信号は青です。
これからこの交差点を右折します。
向こうの車線が赤のため、対向車が来ません。
よってスムーズに曲がることができます。
警察によりますと、この交差点では取り組みが始まった3年前から、右折車両が関係する人身事故は起きていないということです。
信号機そのものをなくした交差点もあります。
長野県飯田市です。
こちらでは、おととし、全国で初めて信号機が撤去され、ラウンドアバウトという交差点が導入されました。
かつては5つの道路が交わり、複雑な形状をしていたこちらの交差点。
丸い形の交差点、ラウンドアバウトに生まれ変わりました。
ドライバーは、交差点に進入すると時計回りに進み、自分の行きたい方向の道路へ出ていきます。
自然に減速するため、事故が起きにくいと考えられています。
警察によりますと、ラウンドアバウトの導入以降のおよそ2年間で、人身事故は一件も起きていないということです。
交差点での事故を防ごうと、各地で進められている対策。
警察庁の担当者は、次のように述べています。
さて次は、北陸新幹線開業。
そのチャンスを生かそうとする地元の挑戦です。
開業まで、あと2週間に迫った北陸新幹線。
沿線では、その経済効果に期待が高まっています。
駅前には、新たな店が続々とオープン。
マンションも建設ラッシュです。
北陸の魅力は、新鮮な食材。
それに加賀百万石の歴史や文化。
こうした魅力を最大限アピールしようと、地元の企業は試行錯誤を続けています。
新幹線開業というビジネスチャンスを、どう生かすのか。
地元を挙げての取り組みを見つめます。
来月、いよいよ開業する北陸新幹線。
今の長野新幹線を延伸する形で、長野と金沢の230キロの区間が開業。
これで東京と金沢は、およそ2時間半で結ばれます。
これまで首都圏と北陸はやや遠いというイメージがありましたが、ぐっと近くなりますよね。
そうですよね。
ただ、かつて新幹線が開通した、ほかの地域の中には、初めは宿泊客が増えたものの、その後、減少していった所もあります。
開業効果を持続させるには、どうすればいいのか。
地元の企業は新たな挑戦を始めています。
金沢駅に去年出来た、飲食店街。
それぞれの店が、新幹線の利用客を取り込もうと、もてなしに工夫を凝らしています。
このラーメンチェーンでは。
お待たせいたしました。
みそラーメンです。
器に特色を出しました。
全国的に有名な石川県の伝統工芸、漆器が使われています。
表面には加賀地方に伝わる山中漆器の技法で、筋の模様を施しました。
ふだん、手に触れる機会が少ない漆器を実際に使ってもらうことで、金沢の伝統文化を感じてもらおうというねらいです。
さらにこのチェーン店では、系列の居酒屋で地元の食材を使った新メニューの開発も進めています。
新鮮な魚介類をさらに引き立てるため、能登の伝統的な調味料、いしるを組み合わせた山海焼きです。
この日の試食会では、出来たてを味わってもらうため、客の目の前で煮込むことが提案されました。
しかし、幹部社員からは厳しい指摘が出されました。
どうしたら地元の食材を最も生かすことができるのか。
開業直前まで追求し続けています。
北陸新幹線の開業効果を最大限生かそうと、異業種に挑戦する企業も出てきました。
金沢市にある建設会社です。
この会社が参入するのはホテル業です。
金沢駅の近くに、来月オープンします。
このホテル、建設業のノウハウを生かして、金沢らしさにこだわった造りにしました。
部屋の入り口は格子戸にして、金沢伝統の住まい、町屋をイメージしました。
さらに部屋の中には庭を造り、兼六園など、金沢の庭園の風情を感じてもらおうと演出しました。
初めてホテル業に参入したため、スタッフは一から雇うことになりました。
そこで、目をつけたのが、60歳前後のシニア世代の人たち。
地元に詳しく、宿泊客に金沢の魅力を伝えられると考えたのです。
中には、伝統工芸の職人だった人もいます。
お名前、ご住所、メールアドレス、記載されております。
この男性は、着物に模様を描く仕事を30年続けてきました。
どうぞ。
今は開業に向け、フロントの研修を重ねています。
このホテルには、すでに予約が続々と入り始めています。
北陸新幹線の開業まであと2週間。
地元企業の挑戦が成功するか、試されるときが迫っています。
まだ開業前ですが、新幹線の効果を最大限生かそうという、そうした地元の熱意が伝わってきましたね。
力が入っていましたが、実は来年には、北海道新幹線が開業します。
関心がそちらに移ってしまうのではないかという心配もあって、今のうちになんとか、より多くの観光客を取り込もうとしているんです。
金沢の魅力をどこまで発信できるのか、注目です。
今から70年前、およそ10万人が亡くなったとされる昭和20年の東京大空襲。
混乱のさなかに記された、ある女学校の教職員らによる執務日誌が残されていたことが分かりました。
当時の詳しい資料が限られる中、日誌には生徒の命と国家の方針のはざまで苦悩する教師の思いがつづられていました。
これが残された執務日誌の1冊目です。
これが2冊目です。
路上より猛火に包まれゆく校舎を注視し、万感こもごも胸に迫り、折からの火と風との中に立ち、去ることはあたわざりき。
この日誌を書いたのは、東京・深川にあった中村高等女学校の教職員たちです。
東京大空襲の日を記したものを含む2冊だけが、学校に保管されていました。
およそ10万人が亡くなったとされる東京大空襲。
女学校の教師や生徒も犠牲となりました。
当時、1年生だった鈴木喜久子さんです。
空襲から逃げる途中、学校の前で、先生と出くわしました。
朝を迎え、教師たちが目の当たりにした現実が、日誌にはつづられています。
午前6時、全く灰じんと化した校舎跡に立ち戻り、いまだ燃えつつある校庭に立つ。
その後の日誌には、生き延びた生徒たちを地方に疎開させたいと、教師たちが東京都と交渉したこともつづられています。
しかし、都の回答は、国からの指示がないので、これまでどおり東京の工場での勤労動員を続けるようにというものでした。
交渉に当たった、小林珍雄教諭です。
国の方針を理由に、疎開を認めない都の姿勢について、こう記していました。
時局に、後手後手を打つほかなし。
手をこまねいて敗戦を待つのみ。
戦時下にもかかわらず、記されていた敗戦の文字。
女学校の後身、中村高校の理事長で、小林教諭の息子の小林和夫さんです。
この日誌には、教師としての苦悩が表れているといいます。
多くの命が失われた大空襲の中でつづられた日誌。
厳しい時代の中で、懸命に生徒を守ろうとした教師の思いが刻まれています。
学校では、この執務日誌を授業で取り上げ、生徒たちに空襲や戦争について考えてもらうことにしています。
また東京大空襲から70年となる来月10日には、出版することも決まっています。
スポーツ、西堀アナウンサーです。
おはようございます。
この時間はスノーボードアルペンのワールドカップですね。
北海道の旭川であすから行われます。
中でも、こちら、左右のコースを2人の選手が同時に滑って、対戦形式で争うパラレル大回転。
注目は地元、旭川出身の31歳、竹内智香選手です。
このソチオリンピックの銀メダル、すばらしかったですよね。
ですが、竹内選手にとっては、納得のいかないオリンピックでした。
その悔しさが、今シーズンにつながっているといいます。
去年2月のソチオリンピック。
パラレル大回転の決勝。
僅かにリードしていた竹内選手。
金メダルを目前にしたレース終盤、相手にリードを許したそのときでした。
あー!転倒!
ターンのとき、上半身と下半身のバランスを僅かに崩してしまったのです。
微妙なバランスが、勝負を分けたんですね。
次のオリンピックでは、必ず金メダルをとる。
竹内選手は今、完璧なバランスを身につけるための体作りに取り組んでいます。
力を入れているのが、股関節周りの筋肉強化。
鍛えづらい小さな筋肉です。
ミスのないターンをするために、一つずつトレーニングを積み重ねていきます。
涙を飲んだソチから1年。
次のオリンピックにつなげるためにも、あすからのワールドカップでは優勝を誓っています。
話を伺う中で、滑り方も進化させているというふうに話していましたし、次のオリンピックに向けての並々ならぬ決意を感じました。
まずは今週末のワールドカップを期待しましょう。
ここまでスポーツでした。
続いて気象情報です。
きょうは北日本を中心に荒れた天気に警戒が必要ですね。
渡辺さん。
そうなんです。
こちら、東京・渋谷は雨やんで、青空戻ってきていて、穏やかな朝を迎えています。
ただ、このあと、午後は北風が強まって、お帰りの時間帯は、マフラーが欲しくなるぐらいに寒くなるそうなんです。
この風なんですが、特に北日本では、非常に強く、暴風となります。
雪を伴いまして、北海道から北陸、大雪や猛吹雪に警戒が必要です。
では、きょうの天気図から見ていきます。
これから2つの低気圧が、北海道付近で一つにまとまり、急速に発達する見込みです。
強まる風や雪に警戒が必要です。
では、まず雪の予想ですが、紫色の所は、雪の降り方、強まる予想の所です。
きのうの夜遅くから北海道太平洋側、大雪になっています。
このあとも昼ごろまでは湿った雪が強まる見込みです。
東北の日本海側、そして、北陸も広く雪になりそうです。
あす朝までに降る雪の量は、北海道の多い所で80センチと予想されています。
おまけに全国的に風が強いんです。
特に北日本ほど赤い矢印、目立ちますね。
あすにかけて北海道と東北、北陸は、最大瞬間風速30メートルから35メートルと、立っていられないほどです。
さあ北日本では、吹雪で急激に見通しが全く利かなくなるおそれもあります。
車の運転、極力控えたほうがいいかもしれません。
けさお伝えしているニュースです。
事件から1週間、捜査は大きく動き出そうとしています。
今月20日、川崎市の中学1年生、上村遼太さんが神奈川の河川敷で首を刃物で刺されるなどして殺害されているのが見つかった事件。
これまでの調べによりますと、この日の午前2時ごろ、現場近くの防犯カメラに上村さんが少年と見られる複数の人物と現場の方向に向かう姿が映っていました。
上村さんは、去年11月以降、十数人の少年グループと一緒にいるのが、頻繁に目撃されていますが、知人らによりますと、最近、インターネットのLINEで、殺されるかもしれないと、書き込んでいたということです。
警察は少年グループのうち、3人が事件に関わった疑いがあると判断し、1人からはすでに話を聴いているということで、きょうも少年らの事情聴取を行う方針です。
北日本と北陸では、あすにかけて、雪を伴って非常に強い風が吹き、荒れた天気になる見込みです。
気象庁は吹雪による交通への影響などに警戒するよう呼びかけています。
西川前農林水産大臣を巡る問題で、与党側は関係する資料を示したことで、一定のけじめがついたとしています。
これに対し野党側は、閣僚の政治資金を巡る問題が相次いでいるとして、きょうの予算委員会の集中審議で安倍総理大臣の任命責任を追及するなど、攻勢を強める構えです。
2015/02/27(金) 07:00〜07:45
NHK総合1・神戸
NHKニュース おはよう日本[字]
川崎市の河川敷で中学1年生の男子生徒が殺害されて1週間。事件の特徴や捜査の最新情報を解説や中継を交えお伝えします。
詳細情報
番組内容
▼川崎市の河川敷で中学1年生の男子生徒が殺害されて1週間。事件の特徴や捜査の最新情報を解説や中継を交えお伝えします。▼車が来ない限り歩行者側がいつも青の信号など、各地で新たな信号機の導入が進んでいます。交差点事故を防ぐ最新の取り組みを紹介します。▼開業まであと2週間の北陸新幹線。その経済効果を生かそうとしている金沢の企業の取り組みを紹介します。
出演者
【キャスター】阿部渉,鈴木奈穂子,【スポーツキャスター】西堀裕美,【気象キャスター】渡辺蘭
ジャンル :
ニュース/報道 – 定時・総合
ニュース/報道 – 特集・ドキュメント
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