「チョイス」。
それは選択肢。
病気になる前病気になったとき実はお勧めの選択肢があるんです。
それこそが「チョイス」
例えば…
日本人の5人に1人が糖尿病の可能性があるんです。
糖尿病はちゃんと早く見つけて治療しないとさまざまな病気を引き起こします。
失明の危機に陥る事も
万が一見えなくなったらこの先仕事だとかですね…
こちらの方も糖尿病を見逃していました
でも…
私たちの地域は糖尿病の重症化予防合併症予防に成果を上げています。
一体どんな方法で成果を上げたのか?更に糖尿病を発見するための大切な検査を紹介。
糖尿病対策の第2弾。
今回の「チョイス」を見れば糖尿病の早期発見と対策が分かりま〜す!
(星田)さあ今回は「とうのうびょう第2弾」…。
(浜島)「とうのうびょう」って…。
(小山)ちょっと今ね…。
調子悪いな!アハハハ!「糖尿病第2弾」。
その糖尿病なんですけども突然原因不明でなってしまう1型っていうのと生活習慣が大きく関係している2型っていう2つの型があると。
これもう前回お伝えしたと思います。
聞きました。
学びました。
今回は圧倒的に多いこの2型の方をお伝えします。
実は糖尿病だと気付いていないという方がかなりいるんです。
かなり?そこはもうねびっくらこきますよ。
もう思ってる以上にっていう…。
あなたたちが思ってる以上にですよっていう。
ちゃんと数値で調べて自分の事を分かっておくっていう事がとっても大事な訳ですよ。
その検査を今後簡単にできてしまうというね言ってしまえばもう検査の革命が今間もなく起きようとしてるの。
え〜!?病院に行く訳でしょまず。
病院に行って…で簡単になるって事?もう今の入り口から違う。
アハハハハ!えっ?何?今の「病院に行って」から違う。
行かない!?そう。
病院に行かないで?簡単なので今日ここでもやります。
えっ?番組中にできるぐらい簡単なの?そうです。
いいねいいね。
それはやりたい。
ではまず糖尿病…今日は2型の糖尿病なんですけれどもどういう病気どういうふうになってしまうのか。
おさらいをしましょう。
前回見逃してるという方もここから見れば大丈夫です。
どうぞ。
糖尿病を患う村上靖さん。
今から2年前ある異変に襲われました
入浴してまして風呂から上がってきたんですね。
そしたらリビングで…それでよく見ると…
妻に指摘されるまで全く足の異常に気が付きませんでした
(村上)こうやって見ると…
足のむくみが気になった村上さん。
病院に行ったところ医師から告げられたのは糖尿病。
足のむくみも糖尿病が引き起こしていたのです。
その原因は…
むくみの原因として考えられる腎臓の異常としてはたんぱく尿の量というのがあるんですけれども…
村上さんの腎臓は糖尿病の影響で傷つき機能が低下。
このままでは透析治療も必要なほどでした。
実は透析治療を受けている5人に2人が糖尿病が原因です。
糖尿病が発症して5年から10年で腎臓の働きが悪くなる危険性が極めて高くなります。
実は村上さん10年前既に糖尿病と診断されていたにもかかわらず治療を中断していたのです。
知らず知らずのうちに糖尿病が進み体を傷つけていたのです。
一体村上さんの体の中で何が起きていたのでしょうか。
私たちの細胞はブドウ糖をエネルギー源の一つとして使っています。
この糖を取り込むのに必要なのがインスリンです。
糖尿病はこのインスリンが関係しています。
インスリンは細胞が糖を取り込むために働きます。
このインスリンの働きのおかげで私たちの体はエネルギーを取り出して生きる事ができるのです。
ところが村上さんの場合インスリンが効きづらくなっていたのです。
インスリンの働きが落ち細胞が糖を取り込みづらくなり血液の中に糖がどんどん増えてしまいます。
これが糖尿病なのです。
糖尿病が怖いのはここからです。
血液に増え過ぎた糖は血管の壁を傷つけます。
そのため特に細い血管が集まっている腎臓などでダメージが現れるのです
村上さんの糖尿病のダメージは腎臓以外にも及んでいました
朝食後にですねいつものとおり散歩の方を…外に出ました。
その途中ですね左目の方に…墨汁を左目にたらしたように黒いものがですね大きい黒いものがふわふわ飛んでるように見えたんですね。
ああこれちょっとまずいなという形ですぐに散歩を繰り上げてですね自宅の方に帰りました。
こちらはその当時の村上さんの目の奥を写した写真です。
正常な場合は血管が見えますが村上さんの場合は赤黒いもやのようなものがあります。
血管が破れ出血していました。
目の奥の毛細血管も糖尿病でむしばまれていたのです
このまま放っておくと失明してしまう可能性もありました
「手術すれば元に戻る可能性はありますよ」と。
「ただ元の見え方に戻るかどうかっていうのはちょっと分からないですよ」というような先生のお答えでした。
万が一見えなくなったらこの先仕事だとかですね…う〜ん。
怖いねやっぱり。
怖い〜。
やっぱり怖いね。
村上さんは生活習慣が大きく関係している2型の糖尿病でそれに気付いたのはむくみだったんですね。
足のむくみで気付いたという事。
で実は10年前にもう既に分かっていたんですよね糖尿病だという事は。
ところがここで悪いチョイス。
治療放置という事をしてしまった訳なんですよね。
まあ自覚症状がないから…。
痛みもない訳ですからね。
それで気付いた時には既に腎臓そして目に影響が及んでいたという事ですね。
このように糖尿病っていうのは仮に糖尿病だと言われてもそのあと自覚症状がないまま放っておいたりするととんでもない事に気付いた時になってしまう。
だから治療を中断してもその糖尿病って病は決して中断されてない訳やからね。
じゃどんな症状がどれぐらいたつと出てくるのかっていうのをこちらにまとめました。
糖尿病は別の病気を引き起こします。
それが合併症です。
糖尿病発症から5年ほどで手や足の神経が傷つく神経障害。
続いて目の網膜が傷つく網膜症。
そして腎臓病。
こうした合併症を引き起こすのは…?
糖尿病と言われる前ここに予備群という時期がある訳なんですね。
でここでもう既に動脈硬化。
つまり血管への影響というのは始まっているんです。
糖尿病っていうスタート切る前にもう助走で予備群が…動脈硬化は走りだしてんのや。
あくまでもこの糖尿病ですよっていうその発症の時っていうのは医療的な基準を満たした時が糖尿病のスタートですよね。
あっなるほど〜。
でも血管の中での変化っていうのはもっと前から起きてる訳なんですよ。
全然始まってるんだ。
なるほどね〜。
当然動脈硬化といいますと脳梗塞とか心筋梗塞にもつながる。
これもう始まっている糖によって。
命に関わるからね。
でよ〜く見るとやはり血管がもう傷つき始めていてず〜っともう血管が弱くなっていってどれも血管がやられる事によって起きてるって事でもうね全部一塊です。
前から。
なるほど。
先ほどのね村上さんも途中で分かったのに…糖尿病だって。
でも治療を放置してしまったんですよね。
そこが問題でそういう方が多いんです。
これは糖尿病の患者数です。
およそ890万人。
しかし治療をきちんとしている人は237万人にとどまります。
なんと糖尿病患者の7割の人が治療していないのです
あなたは糖尿病ですよって診断を受けたのにそんだけの方がもうほったらかしてる。
どうして?「まあそんな体も痛みないし元気やしええか。
今度行こうか」って言うてるうちに先延ばしになってってなるのかな?そういう事もあると思いますよ。
で今回の1つ目のチョイスこれがですねここなんです。
ある地域で糖尿病を悪化させないために地域全体で取り組んでいるんですね。
これがね大変効果を上げていてこれはこの地域に限らず私たちみんなの糖尿病予防にも大きなヒントが隠されているものなんです。
学ぼう。
これを見ていきましょう。
日本を代表する豪雪地帯新潟県魚沼市。
2008年からここで行われている糖尿病の悪化を防ぐプロジェクトがすごい成果を上げているんです
その成果は…
すご〜い!そのプロジェクトとは?
こちらがプロジェクトの仕掛け人…
えっ!?プロジェクト8?一体どんな事をするのでしょうか?そこでプロジェクト8を行っているある薬局を訪ねました。
すると薬局では処方箋だけでなくなぜか患者さんの検査結果を細かくチェック。
薬剤師さんが注目していたのはこちら。
HbA1cという検査項目です。
でもなぜ血糖値でなくてHbA1cに注目するんですか?
それが高い方たちに合併症が多いという事がいろんなデータから分かっていますのでとりあえずその方のコントロールの状態を一番把握できるのがHbA1cであると…。
HbA1cで平均的な血糖値が分かるってどういう事?血液中のブドウ糖は一部が赤血球とくっつきます。
すると赤血球の中でHbA1cという物質が増えていきます。
赤血球の寿命はおよそ4か月ほど。
血糖値が高い状態が続けば続くほど赤血球の中のHbA1cが増えていきます。
このHbA1cの量を調べると…
健康診断でよく行われている血糖値の検査とはどう違うのかというと…HbA1cは過去1〜2か月の血糖値の状態が分かります。
しかし健康診断の血糖値は採血した時その時の血糖値しか分かりません。
HbA1c検査の方がより正確に患者さんの状態が確認できるのです
実はHbA1cの数値を知らない人が多いのです。
HbA1cは数値が5.6%以下が正常。
6.4%までを糖尿病の一歩手前境界型。
6.5%以上が糖尿病です。
特に7%以上だと腎臓や目が傷つく合併症のリスクが高くなっていきます
糖尿病で腎臓と目が傷ついてしまった村上さんの場合治療を始めた時のHbA1cの値はなんと11%だったのです
新潟県魚沼市が行うプロジェクト8はHbA1cが8%以上の人を見逃さないという日本で初めての挑戦なのです
糖尿病の重症患者さんを減らすという取り組みをみんなで取り組むという事で…これをプロジェクト8という名前を付けてみんなの合言葉にして取り組んでいます。
地域ぐるみで取り組むプロジェクト8。
薬局では…
一つは患者さんに直接今日のHbA1cがどうだったかを聞いています。
もう一つは患者さんが持ってきてくれる検査報告書もしくは糖尿病手帳で確認をしています。
それで見逃さないようにしています。
もちろん薬局だけではありません。
こちらの健康診断を行う検診センターでは…
健康診断の結果を1年遡ってデータを見た時にまだ未受信の方治療なさっていない未受信の方々をリストアップして受診勧奨の電話をさせて頂いています。
HbA1cが高いにもかかわらず治療をしていない人へは近くの医療機関の紹介状を送ってすぐに治療を始めるように勧めます
もちろん病院でも糖尿病の治療に来なくなってしまった人に対して治療を再開するように勧めています
こうした地域ぐるみの取り組みで重い糖尿病のHbA1c8%以上の人が2年間で154人も減りました。
糖尿病の人を見つけて改善する事に成功したのです
う〜んすごいね。
至れり尽くせりっていうかここまでやってくれるっていうのはね…。
すばらしいよ。
新潟県魚沼市でやってるのがプロジェクト8というものでした。
治療を受けていない人。
それから治療を中断している人でHbA1cこの値に注目して…徹底的に。
今日のこれ最大のキーワードです。
HbA1c。
これもう絶対に今日覚えて頂きたいんです。
更に詳しいお話を伺います。
先ほどのVTRにも登場しましたプロジェクト8の発起人でもあります上村医院院長の上村伯人さんです。
よろしくお願いします。
(2人)よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
でもここまで本当にやろうって思ったんはなぜ…?そうですね。
この地域は医師の数が全国平均の半分くらいしかいないと。
で医療資源に余裕のない地域ですのでまあまず発症させないという事が一番なんですが発症してしまった方を放っておかない合併症を起こさせないという事のために地域全体みんなでやろうという事で危機意識の共有から始まったという事ですね。
お医者さんが少なけりゃ病気にならなかったらいいじゃんみたいな感じで…。
プロジェクト8。
これはHbA1cの目標の数値っていうのを示していましてこれ…こういうチラシを配ってるんです。
皆さんに。
ここね。
…で下の方見ると信号機の色で表しています。
8%7%6%とありますけれども上村さんこれちょっと目安を教えて頂けますか?はい。
糖尿病学会では合併症を起こさせないためには7%以下を目指しましょうという事になっています。
ですから我々もまずは7%以下を目指すんですが新潟県の医師会で調査しましたら患者さんの約1割が8%以上だったと。
この方たちをもうちょっとコントロールをよくしていかないと合併症の増加を防ぐ事はできないだろうという事でまずは8%を目標にしましょうと。
で健診を受けていても8%以上の方たちで次の年にちゃんと治療を受けた方がなんと3割しかいなかったという事で8%の人たちを地域全体で注目して減らしていこうと。
8%以上の人をまずはなくそうという事で8%に注目しました。
…でですねプロジェクト8の成果っていうのがもうはっきりと表れていまして2012年にHbA1cの8%以上だった人っていうのが195人だったんです。
ところが2013年には65人という事で7割近くの人が8%以下。
すごい!一気にダウン。
飛躍的とはこの事やんか。
本当にそうですよね。
これHbA1cの検査っていうのはどこで受けられるものなんでしょうか。
まずあの〜今ドックでは必ずHbA1cはやると思いますし職場の健診でも国の基準では血糖値…。
それも空腹時の血糖だったらHbA1cはしないでもいいんですが食事を食べていった場合はHbA1cをやって下さいという事になってますからいずれかの健診を受けて頂ければ大抵はやります。
ただ空腹時血糖だけしかやらない場所もあります。
保険診療ですと本当に数百円でできますし…。
この検査っていうのは一年に1回受ければ十分なんですか?そうですね。
特別な体調の変化がない限りは一年にいっぺんでよろしいと思いますが中には急に太っちゃったとかすごいストレスなんかでも糖尿病が一気に悪化する事がありますのでそういった時に体調の不良を感じたら受けて頂くといいと思います。
ストレスか…。
これだけではないんです。
もっと早い段階ここにもプロジェクト8は着手してるんですね。
すばらしい。
どんな事やってるんでしょうか。
プロジェクト8で糖尿病の悪化を防いでいる…
桜井さんは今から30年以上も前に糖尿病の一歩手前境界型と分かりました
桜井さんは特に糖尿病の治療はしていませんでした。
その後2011年のHbA1cの数値は6.0%。
糖尿病でした。
しかし桜井さんの現在のHbA1cの数値は5.6%。
なんと正常値になっています。
すごい!これこそがプロジェクト8のもう一つの効果なのです
桜井さん近所の福祉センターに入っていきます。
ここでプロジェクト8が行われているのです。
それは…運動教室。
糖尿病対策といえばご存じ運動ですよね。
その内容は…
でもなかなか継続するのは難しいですよね。
でも桜井さんは週に2回しっかりと通い続けています
運動教室は治療を目的にした堅苦しいものではなく体の動きがスムーズになり本人が効果を実感できる運動メニューがそろっています
僕らが思っているよりも多分自分で…来れば楽になるという単純なモチベーションとあとは仲間がいるというところが大きいと思います。
そう。
みんなで効果を実感して仲間と一緒に行う事で運動を継続できるように工夫しています。
魚沼市では現在およそ400人がプロジェクト8の体操教室に参加しています
更に運動教室で体を動かすのが楽になると自然と楽に歩けるようになり桜井さんもウオーキングを日課にするまでになりました。
すると…
ほいで足腰の痛いのもまあまあで…昔の体維持っていうあれじゃないでしょうかね。
更にプロジェクト8では雪国ならではの工夫もしています。
それがこちらの地図。
市内にあるアーケードのある商店街を紹介しています。
これは1周2キロのコース。
雪が降る日でもウオーキングしながら買い物もできるんです
更にもう一つプロジェクト8の柱が地域医療魚沼学校です。
糖尿病だけでなく認知症などの病気や生活習慣の大切さを学べます。
講座は年間なんと100コマ以上!すぐにできるノウハウも紹介しています。
そのノウハウを実行しているのが糖尿病の山千鶴子さんです。
地元魚沼市で美容院を営む山さん。
一人でお店を切り盛りしているためなかなか運動をする時間がありません
まあ本当は歩いたりすれば一番いいんだけども…まずやっぱり運動と食事ってのはもうだいぶ前からそれはやっぱり頭にはあったんですね。
でもそれがなかなか実行今までできなかったけども…。
そこで山さんはプロジェクト8で教えてもらったあるチョイスをしたのです
そのチョイスとは食事の工夫。
その一つがこちら
例えばごはんの量が多くなりがちなカレーライスでは器を小さくしてごはんを食べ過ぎないようにしています。
ごはんの食べ過ぎは血糖値を上げる原因になるからです。
そしてもう一つ。
野菜
次は温野菜ですね。
そうするといちいち食べる度に火通さなくていいので…。
なかなかやっぱり時間がとれないからそういうふうに工夫してます。
キャベツもあらかじめゆでておき忙しい時にも簡単にたくさん食べられるようにしています。
こうした食事の工夫を知る事ができたのもプロジェクト8のおかげなんです。
こちらが本日の山さんの夕食。
カレーライスにはレンコンが入って野菜がたっぷり。
作り置きしておいたキャベツとトマトのサラダとカボチャとブロッコリーの温野菜具だくさんのおみそ汁。
山さんは野菜たっぷりのメニューを心がけています
頂きま〜す。
頂きます。
そして山さんの工夫はもう一つ
野菜を先に食べると血糖値の上昇が緩やかになるとプロジェクト8で教えてもらいました。
こうした工夫を続けたところ…
治療と食事に気を付けただけでHbA1cは4年前7.4%が6.5%に改善。
今の山さんの目標は…?
時にはやっぱり私も甘い物を食べちゃったりします。
でもまた別の日にコントロールしたりとかしながら…
こうして改善しているのは桜井さんや山さんだけではないんです。
たった2年間で糖尿病の人が激減。
更に内訳を見てみると重症患者が減って軽い人が増えています
プロジェクト8すごすぎる!
その人その人のライフスタイルに合った改善の方法を教えてくれるっていうのが本当にありがたいですね。
家庭内栄養士を育ててるっていうか…。
あ〜確かにそう。
じゃああの奥さんの旦那さんはそのメニューを食べる訳やから…。
で娘さんおったらそれを見ていわゆる自分の子どもにもそういうのを自然とやり始めるから…。
プロジェクト8の成果が現れているんですよね。
まず最初の桜井さんは運動教室通ってましたね。
今もう薬も要らないようになったそうです。
そこまで改善しているという事です。
それから山さんはまだ働いていらっしゃるからね。
お忙しいという事で運動ができない。
だったら食事で工夫しようという事で改善していると。
教えてもらった事を本気にご本人たちが自分のライフスタイルに合うように合うように取り入れていって全く無理ないし…。
それでHbA1cっていうのをどうやったら減るかこれがどういう数値がいいかっていうのを確実に皆さん理解してるよね。
そうそうそう。
この病気の怖さも理解してるし改善する喜びも理解して両方理解できるから取り組めるんでしょうね。
だってさっきの美容室の方「次6目指そうかな」。
そうそうそう!あの〜糖尿病は医者が治療するんじゃなくて患者さん自身が主治医ですので…。
患者さんがその気になって自分で病気と向き合ってまず自分のできる事を考えてもらってそれをアドバイスをしていくという事ですね。
こちらが押しつけてもなかなか長続きしません。
病院に行くたんびに「全然痩せてないじゃない」とか「甘い物食べちゃ駄目だ」とかいつも怒られてたら患者さん行くの嫌になっちゃいますからね。
先生これいわゆる…お医者さんの立場から言いにくいかもしれないですけど皆さん取り組んでらっしゃってもたまには暴飲暴食もいいですよね?誕生日とかねクリスマスとかには甘い物食べたくなる。
これは当然だと思います。
ですからいつも完璧を求めるんじゃなくてどれがいい事でどれがよくない事かを分かっていてやれば悪い事をずっと続ける事はしないですから。
なるほど。
悪いって自覚してやった事は続かないと。
そうだそうだ。
で皆さん勘違いしてるのが労働と運動…。
いっぱい働いてるから運動はしなくてもいいと思ってる方がいるんですがさっきの山さんのように美容師の方は一日立ってます。
あれは疲れはするんですけれども運動にはなってないんですね。
なるほどそうか。
もっともっと多くの人にこのプロジェクト8っていうのに加わってもらうにはどういう事が更に課題としてあります?まだまだ健診の受診率が低いという事もありますのでまずは健診の受診率を上げて頂いてそこで早めに見つかって指導を受けて頂くという事が一番大事かと思います。
もうとにかく糖尿病の早期発見そして悪化を食い止めるために鍵になるものというのはHbA1c。
これはもう間違いないなというのここまで見て頂いて覚えて…?覚えた覚えた。
覚えました。
そのHbA1cの検査をもっと手軽に受けられるようにという革命が今起きようとしてるんです。
ある地域での取り組みご覧下さい。
薬局で糖尿病の早期発見を目指した新たな取り組みが始まりました。
一体どういう事なのかある薬局を訪ねました
その機械を置いてあるのがこちらになります。
こちらがその機械になります。
その検査方法は…?
自分で針を刺して血液を採取
測定装置に入れると僅か5分後…
検査結果が出てきました。
HbA1cがたったこれだけで測れるんです。
これまでHbA1cの検査は気軽に受けられるものではありませんでした。
そこで簡単に受けられるようにしようというのです。
一体どんなねらいがあるのか。
仕掛け人の矢作さんに聞いてみましょう
糖尿病診断のアクセス革命を目指して試験的に始めたところ…
その一人滝浩一さんです。
滝さんは1年前近所の薬局でHbA1c検査を受けました。
そのきっかけは…
新聞でここの薬局の事が出ていましてそれで無料でやれると。
あとは駅に非常に近かったので来てみました。
結果はなんと11.4%。
合併症を起こす可能性もありました。
これまで健康診断を受けてきましたが一度も糖尿病と言われた事はありませんでした
もしかしたらまあ…そういう状況になってたかもしれませんし。
僕自身命を助けられたような大げさではなくてそれぐらい…
滝さんはすぐに糖尿病の治療を開始。
今ではHbA1cは5.8%まで改善しました。
滝さん糖尿病を見つけられてよかったですね
いや〜よかったよ。
よかった!運命でしたね。
ああいうの使った訳やからね。
言うても…。
そんな簡単なのが出来たって事でしょ?これ。
これ?これがそうなの?さっき置いてたのこれですよ。
ポットぐらいの大きさですよこれ。
ねえ!これやりたい。
やりましょう。
という事でスペシャルチョイスアドバイザーをお招きしています。
筑波大学内分泌代謝・糖尿病内科准教授の矢作直也さんです。
(2人)よろしくお願いします。
これいわゆるいずれは日本全国どこでもを目指してらっしゃる?いろんな所で本当に身近な所でできるようにといろいろと広げているところです。
何はともあれやりましょう。
そやね。
まずやってみんと…。
何かちょっと声が小さい人がいますけど…。
もうね私注射が怖くて怖くて…。
ピアスも開けられないんです。
俺がだからハマジだと思ってやる。
うん分かった。
信用する。
ちょっとでも痛かったら…。
そうしましょう。
じゃあまず星田さんからいきましょうか。
こうですか?これでいいですか?
(矢作)1回しか出ないので…。
これでいいですか?
(矢作)…で採って頂くという事ですね。
これでおしまいです。
たったそれだけ?どうでした?やってみて今。
正直言うていい?あの…ちょっと痛い。
アハハハハ!ハマジ無理やと思う。
でも今日これだけ勉強して検査しない手はないですよね。
そりゃそうや。
私ね出産してちょっと強くなったような気がするからちょっとやってみます。
(矢作)是非。
いい?躊躇したら変な感じになるよ。
いくよ?もういい加減お願いします。
えいっ!
(矢作)そうです。
離して大丈夫。
どうですか?そんなに痛くない。
よかった〜。
どうですか?ちょっともんでみて下さい。
あっ出てきた〜!ここにつけるんですね。
勝手に吸うていくんです。
あっすご〜い!
検査にかかる時間は6分ほど
2人の結果は…?
ではまず星田さんからいきましょうか。
星田さんは5.5です。
ギリ!ギリやんか。
でもセーフ。
でもセーフ?正常です正常です。
そうか。
正常のとこに入ってるから大丈夫ですか。
浜島さんは…発表します。
5.6です。
これも大丈夫です。
大丈夫?あ〜よかった!正常代表みたい。
よかった〜。
まあ比較がねみんなとできて自分も頑張んなきゃなっていうふうに思ったりとかねそういう事もできる訳ですよ。
これそうやね。
ほんでまたその出たあとにああやって先ほどのVTRの方みたいに対応できる訳だから何か…悲壮感なしに今の感じでどこでも気軽に受けれるようになったら友達同士で「うわっドキドキするわ〜」って言いながら…。
やっぱりこういう検査が必要だというふうに矢作さんも思われてたんですか?はい。
やはりですね糖尿病っていうのは先ほどから出てますように非常に増えてますし特殊な方がなる病気というものでも全くない時代なんですね。
誰がなってもおかしくないというそういう中でもう本当に一般の方がふだんの暮らしの日常に近い所で検査できるような仕組みが是非必要だなというふうに思ってこの取り組みを始めさせて頂いてます。
これ本当に今まさに全国に広がろうとしてるんですよね。
県を挙げての…県庁としての事業としてもですねいくつかの県で取り組みが始まってますのでそういったところも期待したいと思ってます。
初の自分での採血いかがでしたか?本当に私正直大嫌いなんですよ注射が。
でもてんびんにかけたらそれにも勝るぐらい本当にこの数値を知っておいた方がいいっていう気持ちが今日あったのでもう痛さなんか感じませんでした。
本当にこう時代が…そういう医療っていうものが本当に治療より予防の方にどんどんやっぱり…。
お金もそうだし人材もそうだしつぎ込んでいかなあかん時代が来てるんやなって思いましたよね。
それがゆくゆくの医療費が軽減されていくっていうかだんだん医療費が少なくて済むようになっていく事になっていくと思うからね…。
糖尿病は本当に今国民病としてどんどん増え続けていますのでもう…医療機関だけで取り組んでいたんではとても対策がとれないので地域全体から住民の方たちが自分たちの事として考えていくという事が大事です。
コレステロールの値とか血圧とかは皆さん何となく数字がイメージできるんですがHbA1cってのがなかなか…何の事かよく分からないという方が多いですのでそれをまず知ってもらう。
HbA1cこれ糖尿病に大きく関係する予防に大切な数値ですのでこれまず一つ覚えて下さい。
今日はありがとうございました。
(一同)ありがとうございました。
すごい勉強になった。
2015/02/27(金) 13:05〜13:50
NHKEテレ1大阪
チョイス@病気になったとき「糖尿病 早い段階でくい止めろ」[解][字][再]
糖尿病の早期発見・悪化防止のために欠かせない検査がある。その検査を活かし悪化防止のプロジェクトが成果をあげている。糖尿病をくい止めるチョイスを詳しく紹介する
詳細情報
番組内容
糖尿病の早期発見・悪化防止のために欠かせない「検査」がある。その検査を活かし糖尿病の悪化防止をめざしたプロジェクトが成果をあげている。いったいどんな方法で糖尿病をくい止めているのか?そのチョイスを詳しく紹介する。【出演】星田英利、浜島直子、小山径アナウンサー ほか
出演者
【ゲスト】上村医院院長…上村伯人,筑波大学准教授、内科医…矢作直也,【司会】星田英利,浜島直子,【リポーター】小山径,【語り】佐藤真由美,江越彬紀
ジャンル :
情報/ワイドショー – 健康・医療
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事
福祉 – 高齢者
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
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日本語
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