医のココロ 2015.02.28


(高井)おはようございます。
2月ももう終わりですが皆さん体調管理はいかがでしょうか?この番組では5回にわたり「下部消化管」についてシリーズでお送りしています。
今週は「早期大腸がん」についてお話を伺います。
教えてくださるのは…。
最近大腸がんの患者さんが増えているそうなんですが。
そうなんです。
日本で新たに大腸がんと診断される数は…。
(樫田先生)しかも死亡数では女性ではなんと1位男性では3位という数になります。
特に何か初期症状といったものはありますか?ですから…。
私の周りでも結構検診を受けてポリープが見つかったっていう声もよく聞きます。
大腸ポリープといいましても大きく分けて2種類あるんですけど…。
腫瘍性ポリープの代表が腺腫と呼ばれるポリープですけどもほっておくと少しずつ大きくなって…。
ですから…。
一方で非腫瘍性ポリープはほっておいても原則的にはがんになることはないと言われています。
内視鏡治療のメリットはどういった点でしょうか?患者さんにとって負担がすごく少ないことですね。
早期の大腸がんの治療はすべて内視鏡ということになるんでしょうか?前がん状態である腺腫性のポリープあるいは早期がんの中でもごく初期の浅いものに関しては内視鏡治療ができます。
一方で少し深くなった早期大腸がんはやはり手術が必要になります。
具体的にそうしますとどういった方法があるんでしょうか?ポリープの代表的な形にキノコ型っていうのがあるんですけども。
頭があって首があってキノコのような形をしてるんですがその場合は首の所…細長い所に針金の輪を当てて切り取るという作業をします。
そういうものはポリペクトミーと呼ばれる方法です。
あと平たいものあるいはへこんだポリープというのが最近よく見つかるようになりましてそういうものは針金ではそのままではつかめませんからまず生理食塩水などの液体を根元に注射しておまんじゅうのように盛り上げてその盛り上げたものを針金でつかんで切り取るという方法がありましてそれがEMRと呼ばれます。
ただ針金の大きさに限りがありましてだいたい2センチまでのものを取るということになってます。
更に大きなものに関しましてはESDという方法がありまして特殊なナイフを使って薄くぎ取るような作業をするんです。
その方法の場合はかなり大きなものでもまたがんを疑うような場合でも確実に切り取れるという特徴があります。
今挙げていただいた治療法はそれぞれどの病院でもやってもらえるような治療法なんでしょうか?ポリペクトミーとEMRという方法はだいたいどの病院でもできると思うんですけれどもESDという方法はかなり高度なテクニックを必要として時間も1〜2時間入院も5〜6日かかることが多いんですが…。
ですからどこでもできるというわけにはいきません。
ただし…。
保険を使って受けることができます。
検診特に内視鏡検査を受けましょう。
早期大腸がんや大腸ポリープには自覚症状がありませんので早期発見するには検診を受けることが大切です。
便潜血検査が有名ですが通常2日間連続で行います。
便検査で引っ掛かってもがんは数%ですが…。
また便検査で陽性になりにくい平たいポリープもありますので50歳を超えたらぜひ一度は内視鏡検査を受けましょう。
来週は「進行大腸がん」について北野病院金澤先生にお話しいただきます。
より詳しい情報が詰まった番組ホームページもぜひご覧ください。
2015/02/28(土) 05:35〜05:45
MBS毎日放送
医のココロ[字]

「早期大腸がん〜内視鏡治療〜」▽日ごろ気になっている疾患について、地域医療に接している先生が登場。正しい知識をわかりやすくお伝えします。

詳細情報
番組内容
■下部消化管
人間を動かすエネルギーの多くを吸収する腸などの下部消化管
大切な臓器ではありながら、私たちの知らない事がたくさんあります
下部消化管のひみつから治療法まで、わかりやすくお伝えいたします
出演者
【専門家】
樫田博史(近畿大学医学部 内科学教室(消化器内科部門) 教授)
【アシスタント】
高井美紀(MBSアナウンサー)

ジャンル :
情報/ワイドショー – 健康・医療
福祉 – 文字(字幕)

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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