(場内拍手)
(まりこ)おいしかったわね〜。
(安世)うんおいしかった〜。
(まりこ)安世はさどこでこのお店知ったの?
(安世)こないだ雑誌に載っててさ一回来てみたいな〜と思ってたの。
(まりこ)あっそやったんや。
(高関)ほんま安世ちゃんはいいお店とかもよう知ってるしご飯も上手に作るし最高の彼女やで。
(安世)ふふっありがとう。
(太田)まりこちゃんもおいしそうにご飯食べるし最高の彼女やで。
(まりこ)あははっありがとう。
それに肌がきれいし。
それに肌強いし。
それに顔が小さくてどこ行ってもかわいいって言われるし。
それに顔が大きくてどこ行ってもすぐ見つけられるし。
おかしい!なんなのよさっきから。
私のこと全然褒めてへんわよ。
いや褒めてるやん。
違うわよ。
私だってね安世みたいに女らしいところを褒めてほしいのに。
私にだってあるでしょう?いっぱいあるよ!もう〜!じゃあ言ってみて。
考えるから1時間ちょうだい。
なんでやねん!なんで1時間も待たなあかんの!冗談やんか。
すっと言ってよ!
(太田)いっぱいある。
ちょっと恥ずかしかっただけやんかもう。
そんな怒らんといて。
(安世)あっねえねえお水言おう。
(太田)もらおうもらおう。
(高関)すみませんすみませ〜ん!・
(すっちー)は〜い!
(安世)冗談冗談。
冗談よ。
ねっ。
(まりこ)きゃあ〜!よっこいしょ!
(太田)ああ〜びっくりした!えっ!?なんでございましょう?
(太田)いやいやいや「なんでございましょう?」ちゃいますよ。
どっから出てくるんですか?あそこですけども。
(太田)それは分かりますよ。
それは見たら分かりますよ。
見たら分かるのになんで聞くんですか?からかってらっしゃいます?
(太田)からかってはないんですけど変な所から出てくるからね。
あっごめんなさい。
驚かしちゃいましたね。
(太田)そうですよ。
お詫びに飴ちゃんあげますんで。
(太田)飴ちゃん?こらえてください。
おねぶりください。
(太田)「おねぶりください」って…。
少々お待ちくださいねちょっと日課がございまして。
はい。
そ〜れっつって。
(太田)えっええっ!?おっおい!
(観客)すっちー!すっちー!
(太田)えっ?アンダースローで!?遠いとこまで…。
(太田)いやいや「パチパチ」じゃないんです。
どこに飴まいてるんですか?あの〜最近はとがぎょうさん集まってくる…。
(太田)はとかいおい!はとぽっぽにあげとります。
(太田)「ぽっぽ」いらないでしょ。
「ぽっぽ」抜きましょ。
(太田)いやいやじゃあ初めから言わないでください。
いやもうはと寄ってくるからやめてくださいね。
気をつけますわ。
それはそうとなんの用でしょうか?
(高関)あっすみませんけどお水もらえますか?お水ですね。
少々お待ちください。
(太田)喉渇いたもんな。
お願いします。
(太田)ちょ…ちょっとちょっと!ちょっとちょっと!
(高関)いやいやいやちょっと!
(太田)何してんの!ちょっと!何してるんですか?お水っておっしゃいましたので。
(太田)なんでホースやねん。
いや飲む水ですよ?あっこれちゃんとねあの〜浄水器につながってますんで。
(太田)えっ?はい。
ただこれようトイレ掃除で使うんです。
(太田)汚いなぁ!臭っ!うわぁ〜!もうおばちゃん何してんねんなもう!もうこれ…用…な〜い!
(太田)なんて言うたんや!?今なんて言うたんですか?今自分で気合い入れたんですけどあの〜自分でも何言ってるか分からないんです。
(太田)いやなんで自分で分からんねやほんま。
すみませんほんとに。
(太田)気ぃつけてくださいね。
あの…お水下さい。
あっ普通の水でしたね。
ごめんなさいね気が付かなくて。
(太田)いえいえ。
おっちょこちょいなんです私ね。
(太田)どっち!?どっから…。
いやいや…。
そっそっ。
(太田)「そっそっ」じゃないよ。
おいおい適当すぎるぞ!おばちゃんええかげんにしぃや!すみませんほんとに。
まっ飲めますから。
(太田)いやまあ飲みますけども。
飲んでください。
でそれはそうとどういったご関係なんですか?
(安世)私たちカップルと友達カップルなんです。
そうなんですか。
いや〜もう美男美女で。
ファッション雑誌から飛び出してきたみたいな感じですわ。
(安世)ありがとうございます。
ねえ〜。
動物園から逃げ出してきました?
(太田)はっ?いやどういう意味ですか?ゴリラ同士って感じでございます。
(太田)ゴリラ同士!?ちょっとまりこちゃん言われてんで俺ら。
ゴリラになったよ!
(安世)うわっ!なんですの?これ。
(太田)あっすみません。
すみませんもうあの…。
ええっ!?
(太田)まりこちゃん…。
まりこちゃん興奮したらゴリラに変身するんですよ。
そんなことある!?あれもうズボン裂けるよお尻。
どないなってんの?ウンコして…放るなもう!
(太田)うわ〜!ちょっとなんとかしてください。
(太田)ああ…すみませんちょっとまりこちゃん!恥ずかしいから元戻って!人類の進化やないの。
(まりこ)あっやだちょっと。
なっちゃった言うから。
乗るから悪いんでしょ。
(まりこ)なんなのゴリラって!
(太田)おたくが失礼なこと言うからです。
ほかの従業員に怒ってもらおう。
(まりこ)そうしてもう〜。
(太田)すみませんすみませ〜ん!・
(清水)は〜い!
(安世)失礼じゃない?あの人。
何なん?
(清水)はいはい…。
あっどうもお客様お呼びでしょうか?どうかされましたか?
(太田)「どうかされました?」ちゃいますよ。
従業員にどういう教育してるんですか?
(清水)こいつなんかしました?
(太田)僕らのことゴリラとか言うんですよ。
何か問題でも?
(太田)あるやろ!あるでしょ。
(清水)いやいや冗談です。
和まそうと思っただけです。
すち子さんあかんやろほんまに。
すみません。
謝りなさいもう!さっす。
ちゃんと謝れお前は!手ぇも出るわこっちほんまに。
謝りなさいちゃんと!分かりましたよ。
(清水)ほんまに。
・どうも〜・申し訳ございませぇ〜〜ん
(清水)ほんとに申し訳ありません。
(太田)なんやこれは!
(清水)もうすべて私のせいです。
(太田)あなたのせいちゃうよ。
(清水)いやでもこうなったら誰の言うことも聞かないんです。
(太田)止めてくださいこれ!
(清水)しかたがないです。
(太田)ふざけてますよ!
(清水)こうなってしまったのはすべて私のせいでございます。
怒るなら私を怒ってください。
(太田)顔めっちゃふざけてます。
(清水)もうこれに関しては…。
(太田)なんか植えてんぞ!なんか植えてる。
(清水)時間が解決してくれるのでもうしばらくお待ちください。
(太田)あなたが注意したら…。
(清水)ほっといたらもうそろそろ終わります。
そろそろ終わります。
(清水)はい1番終わりました。
(太田)2番あんの!?もう2番なんかいらないですよ。
(清水)2番比較的短めです。
(太田)もうほんま止めてほしい。
(清水)もうしばらくだけおつきあいくださいませ。
(太田)腹立つなぁ。
なんやあの顔。
(清水)ちゃんと叱っときます。
僕がちゃんと叱っときますんで。
はい。
できません。
(太田)なんやねんそれ!やるんやったらせぇよ!
(清水)まったくできないんです。
いつもなんです。
試みもしないんです。
はい終わりました!
(清水)ありがとうございました。
(太田)「ありがとうございました」ちゃいますよ。
ええかげんにせぇ。
おいおばちゃんさっきのなんやねん?謝罪の舞です。
(太田)謝罪の舞?申し訳ないなっていう気持ちを込めて舞いました。
(太田)舞ってないでしょ。
テーブルクロスこうやってやろうとした…。
(清水)舞ってはいました。
(太田)舞ってはいたけどテーブルクロス関係ないでしょ。
(清水)謝罪の気持ちを込めて舞いましたので。
(太田)謝罪の気持ちあったんすか?
(清水)ありました。
彼女なりにあるみたいなんです。
僕も最初は疑ってましたけども。
(太田)あるんすね?
(清水)はいあるみたいです。
(太田)もうええわじゃあ。
行こう行こう。
おいくらですか?
(清水)すみませんでした。
ランチ4つですね。
ちょうど5000円になります。
(太田)5000円ですか?もうちょうどありますから。
(清水)ありがとうございます。
(太田)もう行こうぜほんま。
誰がゴリラ同士やねん。
なあ?
(まりこ)そうよ。
ゴリラなんて腹立つわね。
んん〜。
(高関・太田)うわっ!ドン!
(太田)ドア潰れるぞおい!まりこちゃん!
(安世)ちょっと!太田君もゴリラのまねしてないで止めなさいよ!してないよ!もうけったいなカップルでしたね。
言うてる場合かすち子さん。
あんたほんまにええかげんにしぃや。
お客さんを怒らすなってあれほど言うてるやろ。
もうクビにするよ。
いやそない言いますけどね私かて同僚がもうちょっとイケメンやったら頑張ろうって気になりますよ。
そやけどこれじゃあどうも…。
あんた何が言いたいねん?おい。
とんだシケメンや言うてます!誰がシケメンやおい!シケってません別に!シケシケですわ!腹立つなぁこいつ。
なんやねん。
あんたがおったらね洗濯物が全然乾かへん。
どんなけシケってんねんおい。
ずっとズクズク。
俺のせい違うわそれはほんまに。
洗濯機から脱水して取り出したときよりもズクズクんときあるわ。
おかしいやろ!ほな俺常にビチャビチャのはずやないか。
怖いわ!あんた洗濯物ちょっとねぶってんのか?いやお前は話変わってる。
話変わって俺がシケってるとかいう話と違うやないかそんなもん!私いっぺんブラジャーなんかベチャベチャなった…。
気色悪いこと言うなお前は!黙ってええから仕事せぇ仕事!ああ〜シケってるよほんまに。
あぁ〜あ・シ〜ケメンメン
(「天才バカボン」の替え歌)なんやその歌おい!遊ぶなお前は。
ええからほんま。
なんですの?クビにすんぞ言うてんねん。
あのねクビにするっておっしゃってますけどもコック見習いのあなたにそんな権限はございません。
こいつはほんま…ああ言うたらこう言うて。
腹立つなぁほんまに。
仕事せぇ言うてるやろ。
してますやん私。
オーナーに言いつけるからな。
毎回毎回ほんま…。
(島田)おじゃましますぅ〜。
(清水)もうオーナーけったいな挨拶やめてください。
(島田)悪い悪い。
けんじ店先で大きな声出してどないしたんや?違うんです聞いてくださいこのすち子さんですよ。
またお客さん怒らしたんですよ。
もうクビにしましょう!
(島田)もうそない言うたるな。
すち子さんはな店に来てまだ3日目や。
慣れてないねんから。
すち子さん徐々に慣れていったらいいからな。
ありがとうございます。
でも私もねちょっとずつ慣れてきましたわ。
やっぱ初日とかねサングラスなしでは見れなかったんですけどもようやくね肉眼でもガッと見れるようになりましてん。
慣れですかね。
すち子さんどこ見て言ってる?ここです。
触るな!何を触ってんの?臭っ!
(島田)臭くない!臭くないよ。
(清水)臭っ!
(島田)おいけんじお前まで何やってんねん。
ミドリガメの臭いしますけど。
はあ?もしかしてここで5〜6匹ミドリガメ飼われてました?
(島田)あほかお前。
こんなとこでミドリガメ飼う人いてるか?カメがスルンと落ちるもんね。
(島田)うるさいわあほ!ええかげんにせぇよほんとに!冗談ですやんかそんなカリカリせんでも。
(島田)これでもなるやないか。
でも私ねオーナーのねそのプロ根性すごいなと思ってるんですわ。
けんじさんもねちょっと見習った方がええわ。
(清水)いやどこを?料理にね髪の毛入らんように自分でむしってますねん。
むしってへんよ。
むしれへん。
これは自然。
自然にこないなりましたん?
(島田)びっくりすることないやろ。
いやもうそれやったら店の名前「グリルしまだ」やめて「ハゲるしまだ」にしたら…。
(島田)するかぁあほ!なんでそんな名前にせなあかんねん。
(清水)お前ええかげんにせぇよ。
ずっとフォローしてくれてはんねんぞ。
(島田)むちゃくちゃやないかいな。
(清水)ねえこいつほんまに。
(島田)頼むでほんまにもう。
(中川)ああ〜まいど。
(清水)ああ〜中川さん。
腹減ってん。
(島田)いらっしゃい。
ちょっと誰やの?このじじい。
(清水)やめろそんな言い方。
すち子さん初めてやったな。
近所に住んでる常連さんで中川さんいうねや。
ふ〜ん。
すち子です。
(清水)なんでケンカ腰やねん!お前常連さんや言うてるやろ失礼なやっちゃなほんまに。
かましてるんですわ。
(清水)必要ないかますとか。
(中川)中川です。
(清水)いや腰低いなほんであんたはあんたで。
どうぞ掛けていただいてね。
(中川)ごめんね。
(清水)すみませんね。
じゃあ中川さん今日何しましょう?
(中川)今日もう決めとんねん。
ハンバーグ食おう思うて。
ハンバーグ。
ほなすぐ作るね。
あっちょっと待って!やっぱビーフカツにしようかな今日。
あっじゃあビーフカツにしよか。
あっでもちょっとオムライスも食べたいしなぁ。
ほなオムライスする?んん〜でもスパゲティも…。
はよ決めんかいな。
(清水)こらこらこら!お前…。
イライラします私こういうの見てたら!
(清水)するかもしれんけどたたいたらあかんおじいさん。
ごめんなさいね中川さん。
何しましょうかね?ああ〜せやなわしあの〜家で飯食うたから水でええわ。
食べへんのかい!
(島田)けんじ!お前までたたいてるやないか。
中川さんえらいすみません。
はははっ!笑うてるでおいちょっと。
かまわんかまわん。
えっ?いやそらそうやん。
来てすぐ水っておかしいやん。
はははっ!それはええねんけど。
中川さん?あ〜はははっ!どんだけ笑うの?はぁ〜!過呼吸。
(中川)はぁ〜!
(清水)中川さん落ち着いて。
いける?あっ…ああ〜大丈夫や。
ごめん。
びっくりするがな。
落ち着いた?ほんでなんの薬のんだん?「FRISK」。
(清水)「FRISK」!えっ?
(中川)口が臭うて臭うて。
(清水)歯医者行きや。
(中川)そうやねんびっくりした。
すまんな。
(清水)紛らわしいやんもう。
(内場)来たで。
(清水)何してんねんそれ。
来た。
いや来たんは見たら分かるけど普通に入ってきたらよろしいやん。
いつも手で押してるから飽きてきたんや。
あっ一の介さんどうも。
(島田)うっちゃんいらっしゃい。
(清水)どうぞ掛けていただいて。
ああ〜じゃあ内場さん今日何しましょ?そうやね今日は家で飯食うたから水でええわ。
(清水)いや内場さんもかい。
(内場)いやいやちゃうねん。
飯食いに来たんちゃうねや。
用事で来たんやがな。
回覧板持ってきたんやがな。
(清水)いや持ってませんやん。
あっないがな。
回覧板持ってこようと思うて来てんのに回覧板忘れ…。
ははっ…。
傑作や!いやおもろないですよ何も。
何笑うてんの?これ。
回覧板忘れたんやて。
(2人)はははっ!
(清水)笑わんでええわ。
(中川)はぁ〜!
(清水)また…覚えろよ1回で。
同じことやって…。
(中川)ああ〜耐えたわ。
(清水)臭いねんから口な。
落ち着いてもう。
回覧板あとで持ってきますわ。
(清水)あっお願いします。
(内場)あっ一の介さんでもおたくのとこまた今日の昼ランチすごい行列やったね。
(島田)いやいや実はなグルメ雑誌でなうちのハンバーグ紹介してもろたんや。
それからお客さん増えたんや。
えらいもんやな雑誌の力は。
(清水)いやでもオーナーがね作るハンバーグは絶品ですから。
しかも分厚くてボリューム満点。
(内場)まあそう言うけどな常連から言うたら最近薄なったなって言うてるよ。
えっ?いやうちのハンバーグ薄なったとか?いや一の介さんの頭が。
頭かいな!
(中川)はぁ〜!
(清水)また。
しつこいってもう。
いやなんでお前食うねん。
おいもうええって。
何してんの?ゲコッ!
(清水)どんな食べ方や!「ゲコッ」言うてるやん。
もう…気持ちの悪い。
(内場)でもなほんまストレスたまってんちゃう?まあ確かにな。
うん。
あの〜ほら息子の裕君。
やっぱあれやろ?原因は。
あいつには苦労してんねや。
困ってんねや。
ちょっと待ってください。
オーナー息子さんいらっしゃるんですか?
(島田)ああいてるよ。
髪の毛ないのに?
(清水)関係ないやろそれ。
一丁前に?
(清水)なんやねん一丁前って。
ということは奥さんもいらっしゃるいうことやね。
どんな方ですか?きれいな方?ハゲてるね?ハゲやね?
(清水)好きやなハゲが。
ハゲサークルかなんかで…。
(清水)そんなサークルないから。
ちょっと待ってすち子さん。
奥さんの話ちょっとな…。
(島田)いやけんじええねん。
(清水)いやでも…。
いやもういいから。
すち子さん実はわしの家内はな1年前に病気で亡くなったんや。
すみません。
私そんなん知らんかったもんやから。
病気で…。
ズズッ
(鼻をすする音)ズズッすち子さん泣いてくれてんのか?鼻炎なんです。
(清水)紛らわしいなこいつ。
すみません。
それはそうとその息子さんのことでなんか悩んでるって…。
(内場)裕君いうねんけどな前はな真面目な子やったんやで。
この店後継ぐんやいうて頑張って調理師の学校行っててやな。
そやのになそれが…お母さん亡くなってからえらい急にころっと態度変わってもうてお父さんとは口も利かんしやな学校も休みがちやしやな遊びほうけてんねや。
相当ショックやったんやろね。
(内場)母親やからやっぱりな男の子にとっては…。
かわいそうやね。
(島田)待て裕。
「ただいま」ぐらい言われへんのかお前は!ただいま。
(清水)いやあんた違う。
なんで言うてまうんよ。
ただいま。
(清水)内場さんも違いますって。
ハゲいま。
(清水)なんやねん「ハゲいま」って。
「今現在ハゲてますよ」っていう。
(清水)そんな報告いりません。
警告ですねん。
(清水)いらんわそんなもんお前。
捕まるよ。
(清水)なんの罪でやねんあほ。
裕君に言わはったの。
おい裕挨拶ぐらいしたらどないや。
(裕)なんでそんなんせなあかんねん。
それにやな仕事もせんと毎日プラプラしてどこ行ってたんや!大きなお世話じゃ。
(清水)とにかく裕君なこの店継ぐの夢なんやろ?そんな夢は捨てた。
こんな店継いでもしょうがないんや。
俺は金持ちになんねや。
裕君その顔じゃ無理や。
顔関係ないやろ。
出てこんでええねん。
ほっといてくれ。
(島田)おい。
はぁ…家庭円満やね。
どこがや!どう見えてそう思うたんや今。
怒ってたやろ。
(島田)ほんまにもうどないしたらええねや…。
ちょっとそない落ち込まんと。
まずシャンプー替えるとこから…。
(清水)それで落ち込んでない。
ええかげんにせぇよほんまに。
(内場)いやいやすち子さん。
わかめ食べよう。
(清水)内場さんも何言うてんの。
いやあの…髪の毛で悩んでんの違うんですよ。
真剣に聞いてあげてください。
(ヒロ)ガラスない〜!こんにちは。
どうもこんにちは。
(内場)手ごわそうなん来たで。
(清水)だいぶやばそうですよ。
えっお客さんですか?客じゃないんですよ。
あの…こちらのオーナーさんは?
(島田)ああ〜私ですが。
(ヒロ)あっはじめまして。
私「花月プロダクション」でスカウトをしております吉田ヒロといいます。
(島田)スカウト?もしかして私をスカウトしに?
(清水)そんなわけないでしょ。
俺?
(清水)違うよ。
もう座っとけよめんどくさいから。
ほんとに。
(島田)私になんの用でしょうか?
(ヒロ)社長も来ているのでお待ちください。
(内場)えっなんや?
(ヒロ)社長!社長!
(由美)ごめんやしておくれやしてごめんやっしぃ〜!
(清水)ちょっともう…。
社長さんけったいな挨拶やめてもらえます?
(由美)これを言わないと湯婆婆に間違えられます。
(清水)似てますけども。
ちょっと皆さん見てください。
未確認飛行物体やわ。
(清水)違うよ。
・チャ〜ラ〜チャ〜ラ〜チャ〜
(「UFO」)・UFO
(一同)うわっ!
(清水)えっ!?それ取れますの!?何が?
(清水)頭取れましたやん今。
頭は取れません。
(清水)取りましたやんグリンって。
(由美)これ髪の毛ですよ?いやいやそんな屁理屈…。
頭なんて取れる人いはります?
(清水)髪の毛でも頭…。
屁理屈はいらないですよ今ね。
(由美)屁が理屈言うんですか?
(清水)古いなまた。
古い古いもう。
どっちにしろ髪の毛そんなん取れるんですか?
(由美)髪の毛が多いんです。
ぼうぼうなんです。
羨ましいですか?
(清水)やめてくださいよ。
(由美)大丈夫?
(清水)嫌みでもなんでもない。
(由美)どうもはじめまして。
私花月プロダクションの社長で元ミス・ユニバースの末成由美と申します。
元ユニットバス?へっ!いやいや元ミス・ユニバース。
「失敗」の?へっ!「失敗」じゃなくて美を競うコンテストのこと…。
へえ〜病気を競う?へっ!へっ!へっ!ご一緒に!
(観客たち)へっ!
(清水)結構な人数が…。
結構やって…。
あほがぎょうさんおるわ。
(清水)いやあほ言うたらあかん。
やってくれて…。
「しぃ〜!」やないおっきい声で言うとるがな。
「言うとるがな」?「とるがな」って…。
失礼いたしました。
いえいえ。
じゃなくてあの〜美しさを競うコンテストのこと。
(清水)そうでした?すみません。
いやもう若い頃ですけどねぇ。
ふふふふっ…はっひっふっへっほっ!
(清水)どんなけ技持ってるんですかほんと。
(由美)とんでもございませんどうも。
でこちらが…。
(佐藤)私社長秘書の佐藤です。
(清水)あっどうも。
(ヒロ)社長あのずるむけが…。
(清水)ちょっと「ずるむけ」って。
失礼な人やな。
(島田)まあまあいいですから。
(由美)あっ佐藤あなたから説明しなさい。
(佐藤)はい。
実は先日彼がこちらの裕君をスカウトしまして…。
ええっ?ぜひ裕君をうちの事務所で預からせていただきたいと思いやってまいりました。
(佐藤太一郎のモノマネ)裕君をスカウト…。
(清水)まねせんでええねん!すち子さんまねせんでええから。
(佐藤太一郎のモノマネ)あいつのしゃべり方気色悪い。
(清水)しぃ〜!しぃ〜!いや違うんですこっちの話ですから。
何なんですか?あの人!
(清水)注意しますすんません。
どうもすみませんすみません。
裕君おられますか?
(島田)ええいてますけど。
じゃあちょっと呼びますわ。
待っててください。
おい裕!裕!なんやねん。
(島田)花月プロダクションの人がお前に用があるって。
お前のやりたいことってこのことやったんか?
(裕)そういうことや。
(佐藤)裕君毎日発声練習やってるかな?
(裕)はい。
あの〜ほんとに一生懸命頑張れば僕は一流の俳優になれるんでしょうか?
(内場)裕君!その顔じゃ無理や。
(裕)うるさいなぁ!慌てて出てこんでええねや。
心配してんねんみんな。
心配いらんから。
(島田)おい裕お前がな一流の俳優になれるわけないやないか!ちょっとお父様お言葉ですがあの〜今はね個性派俳優の時代なんですのよ。
こんなねブサイクな顔でも一流の俳優になれる可能性はあるんですの!
(佐藤)では約束のお金頂けますか?
(裕)はい。
(島田)おい「約束のお金」って…。
(裕)関係ないやろ!100万でしたね?
(島田)えっ100万!?おいちょっと…おい裕!すみませんその100万っていうのはなんの金ですか?
(佐藤)裕君のレッスン料や事務所の登録料です。
100万は安い方ですよ。
(島田)ええ〜。
(佐藤太一郎のモノマネ)裕君のレッスン…。
(清水)しつこいねん!まねせんでええからもう!
(佐藤太一郎のモノマネ)あうっ…。
(清水)内場さんもですかもう。
もうしゃべれてませんやんか!
(田中角栄のモノマネ)裕君のレッスン料と…事務所の…。
オーナー!オーナー!
(島田)えっ?全然違うわ。
なんで田中角栄さんのモノマネすんの?いやあの〜順番的に3人目やったからな。
だからといって自分の持ちネタ放り込むのやめてください。
(場内笑い)すまん。
(裕)すみませんお待たせしました。
ここに100万あります。
(佐藤)確かに。
(由美)では参りましょうか。
(佐藤)レッスンの日程などが決まりましたらまた連絡させていただきます。
(裕)はいよろしくお願いします!
(由美)では失礼。
行きましょう。
(佐藤)いやいや社長お尻!社長お尻!お尻が…。
(島田)おい裕あの金はどないしたんや!夢かなえるためにバイトしてためたんや!お前はな料理人になってこの店を継ぐそれが夢やったんちゃうんか!?こんな小さな店で働いても金持ちになられへん。
それが分かったんや!だから一流の俳優になって大金持ちになる。
お金があったらおかんは手術することができた。
お金がなかったからおかんは死んだんや!裕!!おやじは手術代をつくるためにこの店売らへんかった!おかんを殺したのはおやじやろ!!
(島田)俺仕込みしてくるわ。
(清水)いやちょっとオーナー。
オーナー。
(清水)裕君さすがに今のは言い過ぎやぞ。
(内場)ほんまやで言い過ぎやでもうちょっとコンパクトにせんと。
(清水)尺の問題違いますよ!違う。
内容!いや確かにね同じようなこと2回3回言うてたわ。
(清水)何言うてんねん一緒になって。
興奮してんねんからしゃあないやろそのへんは。
笑かそう思っておもろい顔して。
(清水)そんなつもりないよ!あかんで。
(清水)真剣やねんほんま。
いやせやけどほんまにね裕君今のは言い過ぎやわ。
お父さんに謝った方がいい。
さっきから思うてたけどあんた誰や?最近入ったパートのすち子っていいます。
パートのすち子?関係ないやつは下がっとけ!関係あります。
関係ないやろ…。
関係ありますここで働いてんねんから。
知らんがな。
口出しすんな!知らんねやったら謝って。
関係あるって…言うてんのに。
(裕)俺ら親子のことに関係ないやろ言うてんねん!ここの店に関係あるって私言うてます。
だから謝って一旦。
(裕)他人やろ!?でもここの従業員やん。
従業員でも親子のことに入ってくんな言うてんねん!はあ?
(裕)「はあ?」やないやろ!俺間違ってないやろ別に。
関係はある言うてんの。
関係ないやないかい!ここの店で働いてるからそれだけまず謝って…。
まずそれだけ謝ってよ!ごめんな!いいでしょう。
なんやねんこれ!謝りなさい。
なんで謝らなあかんのじゃ。
お父さんに謝ってほんで店継ぎなさい。
店継ぎなさいって。
継がへん。
関係ないやろ!こんだけ言うてもあんた分かれへんのか。
(裕)はあ?言うて分からん人にはな痛い目に遭うてもらうわ。
待ちなさい!
(裕)ほっとけ言うとるやろ…。
わあ〜おい!おいおいおい待て待てこら。
おいおい待て。
やめぇやめぇやめぇ。
オバハン何しとんねんこらお前。
おい。
お父さんに謝れ。
(裕)なんで謝らなあかんのじゃ。
わあ〜おい!わあ〜おい!わあ〜おい!おい…来ぉへんのかい!
(裕)来んのかな思うてこっち。
来ぉへんのかい。
来んのかな思うてこっち。
来ぉへんのかい!なんかしゃべれやお前も!おうっ!?
(小声)
(裕)ハンバーグ。
言うてる場合かお前は!いらんこと聞かんでええねんぼけ!
(小声)
(裕)目玉焼き。
なんの話やお前!ハンバーグの種類どうでもええんじゃぼけ!ハンバーグの種類で目玉焼きってどういうこと?目玉焼きハンバーグあるやろお前。
知らんのんかい。
トッピングよあれは。
(裕)なんやねん?そしたら。
バチン!
(裕)あ痛っ!
(裕)お前ほんまに痛いだけやでそれ!素手はあかんやろお前。
「知らんのんかい」がイラッときた。
(裕)なんやねん。
イラッときたら暴力すんのか?おかしいやろお前。
イラッときたらすぐ暴力。
(裕)おかしいやないかい。
あかんでそれお前。
謝りなさいお父さんに。
(裕)なんで謝らなあかんのじゃ。
つま先やめろこらお前。
つま先やめろ言うとんねん。
顎やめろお前!顎やめろこらお前!脇やめろ。
脇やめろ。
脇やめろ。
毛細血管がいっぱい詰まってるとこ脇〜!
(裕)毛細血管がいっぱい詰まってるとこ脇〜!毛細血管がいっぱい詰まってるとこ脇〜!毛…なんで聞こえへんねんお前!この距離やど!「毛細血管がいっぱい詰まってるとこ脇〜」という部分がちょっと聞き取りにくいんや。
そう言うたんや!お前最初から最後まで全部聞こえとるやないかい!おかしいんちゃうんか!乳首ドリルすな。
乳首ドリルすな。
ドリルすな。
すな。
すな。
すな。
すな。
(場内手拍子)
(裕)すな。
すな。
すな。
すな。
すな。
すな。
すな。
すな。
すな。
すな。
すな。
すな。
すな。
すな。
すな。
すな。
すな。
すな。
すな。
すな。
すな。
すな。
すな。
つま先やめろ。
顎やめろ。
脇やめろ。
ドリルせんのか〜い!
(裕)ドリルせんのかい。
すんのかな思うてこっち。
せんのかい。
すんのかな思うてこっち。
せんのかい。
すんのかい。
すんのかい。
(裕)すんのか〜い。
うわ〜!もう〜お前!おぇ〜なるわお前!全部出てくんどお前!やめぇやお前!当たり前や。
唾臭いもんやろ。
すんのかい。
すんのかい。
すんのかい。
すんのかい。
(場内手拍子)
(裕)はっはっはっ…。
すんのかい。
すんのかい。
すんのかい。
すんのかい。
つま先やめろ。
顎やめろ。
脇やめろ。
ドリルドリルドリルせんのかい。
ドリルドリルドリルせんの…すんのかいおい!ふざけてんのんかい!お父さんに謝れ!わあ〜おい!分かった謝る!店も継げ!わあ〜!店は継がへん!
(一同)継がへんのかい!
(裕)まねすんな!
(内場)そういうことかいな。
いやでもほんだらあれから裕君はどないしてんの?あいつはなもう俳優になる気満々でなわしが止めるのもな聞く耳持たんわ。
今なんか河原で発声練習やってるみたいやで。
(内場)へえ〜ほな本気やねんな。
(島田)そういうこっちゃ。
ねえ〜厳しい世界やのにねぇ。
(諸見里)しゅみましぇんしちゅれいしましゅ。
私…もろみじゃとだいしゅけでしゅ。
よろしくお願いしましゅ。
ちょっと…けんじさん行ってちょうだい。
私怖いわ。
俺?行ってよ。
怖いわちょっと。
(清水)めっちゃ怖い…。
大丈夫?あれ。
助けてや。
おおしゃか府警のもろみじゃと…。
よろしくお願いしましゅ。
(清水)えっえっえっ…。
いやすみません…えっ?おおしゃか府警のもろみじゃと…。
よろしくお願いしましゅ。
いやあの…一生懸命頑張って聞き取ろうとはしてるんですが「しゅぽしゅぽしゅぽしゅぽしゅぽ」しか…。
ちょっとクッというのだけ…気になりはしますけど。
いや言ってないでしゅぽ〜。
いや言ってますやん!「しゅぽ〜」言いましたやんか。
いいえ。
いやそういう自覚はあるでしょ今の。
いいえ。
(清水)なんでうそつくねやろ?うしょちゅいてないでしゅぽ〜。
(清水)いや言うてるやんか「しゅぽ〜」って。
もう「しゅぽ〜」言う前の顔がもう完全にふざけてますもん。
いやしょんなことないでしゅから。
ほなもう言わないですね?はい。
いやちょっと滑舌がねだいぶひどいんすよね。
いやかちゅじぇちゅはいいでしゅ。
その説明ももう言えてないんですよ。
ではかちゅじぇちゅがいいとこお見しぇしましゅ。
できます?ほんまかな?あいうえお。
その感じ?かきくけこ。
次がいちばんひどいからなぁ。
たちちゅ…。
いや飛ばしてますやんちょっと。
「たちちゅ…」やないっすよ。
さ行…あんたさ行がいちばんひどいんですからそれ言ってくれんと。
しゅっ!
(清水)いや握り潰した!「さ行この世から消え去れ〜!」ってやりましたよね?いいえ。
拳に唾掛かりまくってましたよほんで。
ちゅばはしゅみましぇん。
「唾」ね。
言えましたよ。
言えてません。
いやすんませんけどもうちょっとゆっくりはっきり的確にしっかりと伝えてもらえます?はい。
おおしゃか府警の…。
(清水)いやもう…「おおしゃ」のときに唾がシュバ〜なりましたし…。
こう行ってますよ。
ちゅばはしゅみましぇん。
「唾」ね。
「つ」…「つ」ね。
「つ」。
ちゅ。
「つ」!言ってましゅ。
言うてません。
「ちゅ」じゃない。
「つ」!いや腹立つなぁ。
まあ「大阪府警」ね。
もろみじゃとでしゅ。
「諸見里」さん。
はい。
なんとなくシステム分かってきました。
ええ。
でなんの用ですか?あっ詳しい話は警部の方から。
(清水)警部?
(諸見里)警部!警部!
(島田)えっ?
(清水)えっ事件ですかね?なんでしょうね?
(烏川)おう。
大阪府警の烏川です。
ちょっと待って。
(清水)えっ?ルービックキューブみたいなん来た。
誰がや。
(清水)のってんの?これ。
正方形か俺は。
正方形ですよ。
真四角やんか。
いや真四角じゃないですよ。
すごいねぇ。
何もすごない。
いやたぶんねこれ赤ちゃんときにお母さんがこういう四角い枠に入れた…。
入れてません!親に感謝やであんた。
なんで感謝せなあかんねん。
そんなもんおかんあほやないか。
おかんあほやと思う。
いやあほちゃうわ!そんなもんなんの目的があってはめられなあかんねん。
なんやろ。
きれ〜いにしてるやん。
きれいにしてないよ。
せっかくきれいのになんで口だけにゅっと出てもうてんの?
(清水)ほんまやな。
いや別に出てませんけど。
出てる出てる。
あっ空気入れるとこか?これ。
ふふっ…。
ほんなら抜いたらぺしゃんこになんのか?あの〜こうつまんだらスゥ〜っと出てくるやっちゃ。
(清水)浮き輪みたいなやつや。
(烏川)違うよ。
ほんなら何?抜いたら俺くしゃってなんのか?なるなるなるなる。
いやならへんよ。
なる。
ほんで次のシーズン出すときにちょっとひっつくわペリペリって。
(烏川)いや俺ビニールやないねん。
えっ?これ表面ビニールで出来てへんから。
えっ?これ生身の人間なの?いや見たら分かるやろ?
(清水)えっ?なんで?いやいや俺が言いたいわ「なんで?」って。
ええ〜?いやビニールなわけないやろ。
すごいわ。
2連続でなんか口元難ありの人来てる。
(烏川)すみませんいや…特徴あるか知らんけど難はないよ。
難はないんですか?十分やってるから。
こない…なんでそんなねぐ〜っと突き出すの?これ。
いや突き出してないねん。
これもともと。
もともと?先天性。
しんどいねぇ。
しんどない別に!楽なもんです。
頑張っていこう。
いや頑張っとるわ十分。
何を言うてんの?大丈夫やから。
(烏川)いや分かってるよ。
(清水)なんかすんません。
(烏川)謝らんとって。
なんかつらくなるから。
(清水)悪気はなかった悪気はね。
すんませんでした。
(烏川)いや謝らんでええから。
(清水)分かりました。
(烏川)あの〜私顔のことを言われに来たんじゃないんです。
(清水)すんません。
なんの用で…。
実は我々今ね詐欺事件を追っておりましてね悪質な詐欺グループの手配書が出来たんでお持ちしたんですよ。
(清水)ああ〜そうっすか。
こいつらの犯行はね変わった手口でしてね芸能プロダクションを装いまして一般の方をスカウトするふりをしてまあお金をだまし取るんですわ。
ちょっとちょっと。
(烏川)これがね手配書となってます。
(清水)あっ!
(島田)あっこいつら!
(清水)裕君がお金渡したやつら。
(島田)おうそやな。
(内場)あいつら詐欺師やったんや。
(烏川)知ってるんですか?
(島田)先日ですねうちの息子がこいつらにスカウトされてもう100万払いましたんや。
(烏川)払ってしまったんですか。
ここへ来たということは近くにいるかもしれんな。
捜しに行くぞ。
まずどっから行こうか?けっしゃんしょ…周辺をしゃがしましょう。
そこにはおらん。
(清水)よう分かったな!すごいねぇ。
(清水)いや…っていうか裕君だまされてたんすね。
(島田)そういうこっちゃがなこれ。
(清水)あっ裕君ちょうどええとこに。
えらいことや。
君をスカウトしに来たあいつらな詐欺師やったんや!やっぱりそうか。
名刺に載ってる住所の所に行ったら事務所なんかなかったんや。
なんやて?
(裕)くっそ〜。
(清水)いや裕君ちょっと待って。
話しよう話をな。
(島田)これだまされてんねや。
(清水)そんな落ち込まんと。
みんなで力合わせたらなんとかなるからさ。
裕君ちょっと説明だけしてくれよ。
(信濃)じゃますんで。
邪魔すんねやったら帰って。
(2人)はいよ〜。
なんでじゃこら。
おい!用があるから来とんじゃい。
(裕)ちょっと信濃さんここには来ないでくださいって言ったでしょ!
(信濃)お前が金持ってけぇへんから来たんちゃうんかい!
(島田)裕こちらの方は?
(信濃)わしらNGK金融の者や。
(島田)金融?あっ…あっそうかもしかしてお前プロダクションに払うたあの100万こっから借りたんか?
(裕)そういうことや。
(島田)何を考えとんねんお前は!
(信濃)裕!昨日が返済日やろ。
どうなっとんじゃい。
(裕)明日には必ず払いますんで。
(信濃)あほかお前は。
一日でも遅れたらその日のうちに全額返済してもらう。
借用書にもそう書いてあったやろ。
今すぐ300万返さんかい!
(裕)300万っておかしいでしょ。
(信濃)延滞金と迷惑料じゃい。
(裕)そんなむちゃな。
(信濃)お前払わんっちゅうんかい?なめてるみたいやのう。
おい松浦。
わしが…払わんかったらどうなるかこいつにきっちり教えたるからお前差し押さえで分捕ってきたギター使うて雰囲気の出るBGM頼むわい。
(松浦)分かりました。
任してください。
(清水)BGM?
(信濃)おい裕。
わしらが出してる条件のまんかい。
(ギターの演奏「また君に恋してる」)
(信濃)もしのまんかったら俺はこの店で暴れる。
でこの店ぶっ潰すわい。
ほんなら下町の味っちゅうのがなくなるわな。
そうなったら嫌やろ。
それやったらのまんかい!「下町のナポレオンいいちこ」。
なんの話やねんお前!
(信濃)もうええらち明かん。
あいつ連れてけ事務所に。
(島田)すんません…。
乱暴はやめてください。
乱暴はやめてよちょっと。
けんちゃん。
(清水)ああ〜中川さんえらいことなんです。
裕君連れてかれそうになってんすよこれ。
(中川)警察に言うたんか?
(清水)いやまだ言えてません。
(中川)ほなわし呼んできたるわ。
(清水)ほんまっすか。
(中川)ちょうど刑事さんそこに…。
(清水)じゃあお願いしますね。
(中川)わしもこうなってんの知らんからさこっちに来る間…こんなんなってんの知らんから。
(清水)その話あとで聞くわ。
(中川)これやったら刑事に言わな。
(清水)呼んできてほんなら。
お願いしますよ。
(中川)大きい刑事が2人いて…大きい刑事が2人おったんよ。
(清水)どんなんでもいいですよ。
刑事やったらそれでいいっすわ。
こんなんなってんの知らんから。
わしばあ〜って歩いとったら前から刑事が来たんや。
来たんやね。
そのとき言うたらよかったな。
知らんかったからしかたない。
その話あとでゆっくり聞くから。
なんで押すん?帰って来んな言うてんねん。
押さんとってよ。
いや急いで行ってほしいねん。
急いで行くやんか。
もうやばいやばいやばい。
やばいんやろ?めっちゃ見てるってこっち。
(中川)怖いのは分かってるから。
(清水)ちょっと…裕君が死ぬど。
死んだらショックやろほんまに!引っ張らんとってよ。
引っ張らんとってって!引っ張らんとってって!お前が行ったら…。
(中川)引っ張らんとってって!引っ張らんとって!!気に入ってるやつやねんこれ。
(中川)気に入ってるやつ引っ張られたら腹立つやんか。
ごめん。
でもとりあえず…。
これまた一緒のやつ探すん大変なんやで。
分かった。
もう引っ張らへん。
もう引っ張らへんから。
俺心配なんや。
分かってる。
引っ張らん…引っ張ってるやんか。
興奮してるから。
引っ張るな。
興奮せんでええんよ。
落ち着いたらええ。
わしが今から…。
あそこにおるんよほら。
あれそうなん?呼んできて。
ちょうどわしあの横を歩いて…。
聞いたで。
それ聞いてん。
来たんやろ?こないして。
これ言うたらよかったなと…。
そんとき知らんかったんやからしょうがない。
急いで呼んできて。
だからもう持たんとってくれ。
持たんとってくれ。
早く行ってください。
早く行ってください!裕君が死ぬかもしれんから!落ち着け。
お前がバタバタしても無理や。
僕かて落ち着きたいねん。
落ち着いたらええ!わしも焦っとんねや。
焦ってる?ほんまに。
焦ってるよ。
ほんまに焦ってる?焦ってるからこそ今刑事を呼ばなあかんねん。
呼んできて早く。
あそこにおるんやから。
持ったらあかん持ったらあかん。
分かった。
持たない持たない。
ごめんなさい。
持たないから。
自分な持ったらなギュッてする癖あるぞ。
俺それに腹立つねん。
はよ行け言うてんねん!はよ行けや!なんで手ぇ出すんよ!なんで手ぇ出すん?何?それ。
行ってほしい。
行ってほしいおじいさんに。
行くって。
おじいさんに呼んできてほしい刑事さんを!呼びたい呼びたい。
呼びたいよわしも。
あっ!引っ張らんとって。
引っ張らんとって。
ほらもう…引っ張らんとって。
引っ張らんとってって約束したやんね?引っ張らんとって。
引っ張らんとって。
引っ張らんとって!分かったから行って。
お願いよ?もう引っ張らない。
俺お前にあんまり腹立ってない。
はいありがとう。
俺な引っ張られたことが腹立つ。
分かった分かったもう。
もう引っ張らないから。
お願いします呼んできてください。
ああっ!
(清水)おかあさん。
おかあさんひとつも笑うとらん。
やめなさい!しかたないでしょ。
そういう人もいらっしゃるよ。
もうちょっとやったら笑うてくれるんかな?痛っ!しつこいから。
呼んで刑事さん。
刑事さん!
(清水)はぁはぁ…。
あっ来た来た!
(烏川)呼びましたか?
(清水)ここの息子さんが連れてかれそうなんです助けて!
(烏川)おい!我々の事件と関係ない!
(清水)ちょっと待ておい!ちょっと刑事さん!なんやあいつらほんまに。
(信濃)おい裕さっさと来いおらぁ!
(島田)すみませんすみませんちょっと待ってくださいもう。
裕を連れていくのはやめてくださいお願いしますわ。
(信濃)邪魔すんなこらぁ!
(清水)あっ!裕はね私の大事な息子なんですよ!私はどうなってもいいです。
だから裕は許したってください。
このとおり。
お願いします。
(信濃)ああそうか。
ほんならこの店の権利書持ってこい!分かりました。
(清水)えっ?いやちょっと…。
権利書持ってきますから待っててください。
(内場)一の介さんあかんって!何してんねや?この店は亡くなった奥さんとの思い出がいっぱい詰まった店やろ?
(島田)うっちゃんええねや。
裕のためやったら家内も許してくれるやろ。
権利書持ってきますから待っててくださいよ!オーナーあきません。
権利書渡したらあきませんわ。
(清水)すち子さん危ない。
こんなしょうもないやつらに店取られてたまりますかいな!
(信濃)なんじゃオバハンこらぁ。
なんじゃいひょろひょろ。
(信濃)ああっ!?ひょろひょろとハゲかけ!
(松浦)誰がハゲかけやねん。
誰がや。
めくれ上がっとるわ。
(松浦)何が…。
「ここからめくってください」というやつや。
よう銀行から来るやつや。
銀行から来るハガキや。
「ここからめくってください」いうやつや。
ベリベリベリや。
(松浦)きっかけないやろお前そんなもん。
(信濃)お前なめてんのかさっきからこらぁ。
なんやの?
(信濃)オバハンケガしたなかったら引っ込んどけこらぁ。
ケガするんはどっちかなぁ?
(信濃)ふん…おもろいのう。
ほなこれでもくらえ!バキ!
(信濃)ちっ!おらぁ!おらぁ!おらぁ!バキ!バキ!バキ!100%ですか?
(信濃)なんや!?こいつ。
(松浦)なんや?こいつ。
(信濃)えっ?それがあんたの100%ですか?
(信濃)なんやと?お前。
パンチはね振り抜かないと。
(信濃)「振り抜く」?
(信濃)うわっ!
(松浦)えっ!兄貴!
(信濃)あっ…ああっ…なんや?なんや?おい。
おいあかんあかんあかん!たんはあかん!
(松浦)兄貴!
(信濃)唾はあかん!
(松浦)どういうことや?バキ!
(松浦)うわっ!ぐわっ!バキ!
(松浦)うっ!ああ〜!ああ〜!バキ!
(松浦)うっ!
(清水)倒れろやもうええから!裕君が借りた100万円は月々ちゃんと返済さしますわ。
でも残りの200万は忘れてちょうだい。
(信濃)なんやと?お前。
なんや?まだいくか?
(信濃)分かったわ。
おい松浦帰るぞ!
(松浦)兄貴待ってください!バキ!
(清水)すごいどつかれた。
(清水)行けやもうええから!
(島田)裕大丈夫か?なんでや?今は店を売ることができておかんの手術代がいるときはなんで売られへんかったんや?おかんの命よりこの店の方が大事やったんか!
(中川)裕君違うぞそれは。
一の介さんはな手術のためにこの店売ろうとしたんや。
でもそれをお母さんが断った。
お母さんな手術して治る確率が低いって自分で分かっとったんや。
だから最期は一の介さんと守り続けてきたこの店で死んでいきたいって。
それで一の介さんはお母さんの願いどおりこのお店を残すことを決めたんや。
いらんことを言うな!
(清水)何をしてんねんおい!
(中川)ああっ!
(清水)ちょっとすち子さん!お前…。
いや話聞いてた?ちゃんと。
(清水)めっちゃええこと言うてたで?紛らわしい!
(清水)なんでやねん。
お前が集中して聞いてへんからやろ。
(中川)あっ!
(清水)こらこらこらこら!
(中川)引っ張らんとって!
(清水)嫌がるからやめたげて。
(中川)引っ張らんとって。
(清水)下がっときなさい。
裕君いやほんまにな亡くなったお母さんこの店大事にしてはったで。
いつもいつもきれ〜いに掃除して。
暇さえあったら掃除してたわ。
「裕がこの店継いでくれるからきれいにせなあかんねや」ってうれしそうな顔してなきれいにしてはったで。
(中川)そんなお母さんがな病気で余命僅かやって聞いたときわしなんて声掛けてあげたらええか分からんかってな。
そんなお母さんがわしにこう言いよったんよ。
「私はもうすぐ死んでしまうけど悲しいことはない」って。
「だって裕がこの店を継いでくれるから」って。
「だから私はこの席に座って裕を見守り続ける」って。
(清水)いやすち子さんちょっと。
この状況で何してんの?いや向かさんでええから!いや…「あれあれ」違う。
ちょっと待って。
すち子さんちょっと説明して!見てるよ。
(清水)何してんの?これ。
お母さん。
(清水)違うやろどう見ても!ふくろうの人形やんか。
何ふざけてんねんなほんまに!ちょっと中川さんなんとか言うてこれ。
ご無沙汰しております。
(清水)乗っからんでええから!何が「ご無沙汰」や。
ふくろうの人形やって。
しつこいなお前らはほんま!裕君おふくろうさん…ってね。
(清水)うまいこと言わんでええ!
(清水)何なん!?この三人。
気ぃ合うなぁほんまに。
母さんを返せ!母さん違うやろ!ふざけんなこんな状況で。
何してんねん何してんねんおい。
だめだ母さん!お前がやってんねん全部自分で。
母さんだめだ!首をかんじゃだめだ!あっ!痛い痛い痛い痛い。
痛いって。
だめだよ母さん。
お前一回病院行ってこいほんまに。
行ってます。
いや行っててそれかい!
(裕)おやじ。
(島田)なんや?俺一から修業やり直してこの店継がしてくれ。
裕それほんまか?ほんまや。
今までほんまに悪かった。
ふっ…。
裕よろしく頼むぞ。
おかんはこんな俺を許してくれるかな?何言うてんねん裕君。
その顔じゃ無理や。
(清水)どんだけ顔…。
もう内場さん!いや裕君のまねせんでええねんおい!前歯出てるけどね裕君。
いやいや和まそう思うたんや。
男前や。
こっち見んな。
(清水)なんでやおい。
男前やったら見てええがな別に。
裕必ず許してくれるよ。
今のお前を見てなお母ちゃん喜んでるぞ。
よかった。
ああ。
あっみんな心配かけてほんとにすまんかったな。
(内場)一の介さんよかったね。
よかったわ。
(島田)おおきにな。
ありがとう。
(中川)頑張れよ。
失礼します。
おかげさまで詐欺グループを逮捕することができました。
ああそうっすか。
これやつらが奪った100万円です。
(清水)えっ!裕君よかった。
お金返ってきたやん。
(裕)ありがとうございます。
きっと天国のお母さんが取り返してくれたんやわ。
お母さんのためにもな頑張るんやであんた。
私がもうバリバリ指導するからな。
(島田)あの〜すち子さんまあ裕も帰って来たしなあんたもうええわ。
それは具体的にどういったことなんですかね?
(島田)すち子さんはクビ!私クビですか?ははははっ!はぁ〜!
(清水)過呼吸や!おいおい!
(一同)イエ〜イ!さあ新喜劇若手座員の一芸披露のコーナーでございます。
今日は誰にしようかな〜?
(まりこ)は〜い!まりこちゃんいっちゃおうか。
は〜い。
独特の世界観で歌い終わったあと「みんなどうもありがとう」というセリフがまったく聞きとれなくなってしまうCHARA。
(CHARAのモノマネ)・手をつなごう
(CHARAのモノマネ)・手をずっとこうしてたいの
(CHARAのモノマネ)みんな…どうもありがちゅ…。
お前それ8年ずっとやっとるやないか。
3月20日なんばグランド花月で「しみけんの座長に・・なりたいんや!!」を行います!チケットは好評発売中です。
どうか皆様お力添えで私清水けんじを座長に押し上げてくださ〜い!・無理無理〜。
誰や?誰や?うるさいぞ!2015/02/28(土) 12:54〜13:54
MBS毎日放送
よしもと新喜劇[字]【「すち子のグリルすんのかい!」】
洋食屋パートのすち子。母親が亡くなり息子は心を閉ざす。借金取りもやって来るがオーナーは体を張って守る。母親の死の新たな事実が判明!その時息子が取った行動とは…
詳細情報
番組内容
【すち子のグリルすんのかい!】
洋食屋パートのすち子
母親が亡くなってから息子は心を閉ざしたままだった
借金取りが息子を連れて行こうとするがオーナーは体を張って守る
そこで母親の死の新たな事実が判明する
その時息子が取った行動とは・・・
出演者
すっちー/島田一の介/清水けんじ/吉田裕/末成由美/吉田ヒロ/佐藤太一郎/信濃岳夫/松浦真也/烏川耕一/諸見里大介/中川貴志/太田芳伸/高関優/森田まりこ/井上安世/内場勝則
ほか
ジャンル :
劇場/公演 – 現代劇・新劇
バラエティ – お笑い・コメディ
福祉 – 文字(字幕)
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz
OriginalNetworkID:32722(0x7FD2)
TransportStreamID:32722(0x7FD2)
ServiceID:2064(0x0810)
EventID:1136(0x0470)