大きな工事現場ではよく見かけるプレハブの建物。
そう、ここは巨大な工事現場です。
しかし、特殊な状況に置かれた現場です。
こんばんは。
私は今、東京電力福島第一原子力発電所の敷地の中にいます。
私がいるこの場所は、除染などによって放射線量が大幅に低下しました。
ご覧のように、マスクも、そして、防護服も身につけずに、こうして初めて、生中継が出せるまでになりました。
原発事故からまもなく4年です。
しかし、40年ともいわれる長い廃炉の道のりから考えますと、まだほんの入り口にすぎません。
福島第一原発を訪れたのは、私にとってきょうが6回目です。
まず向かったのは、敷地内を一望できる建物の屋上でした。
初めて訪れた2年前と同じ場所に立ってみました。
一段低くなっているのが3号機、その向こうが2号機です。
実は2年前、あの3号機の上には、鉄骨がむき出しになって、破壊された跡がそのままで、2号機の姿は見えなかった記憶があります。
さらに。
その汚染水、またも新たな問題が明らかになりました。
東京電力は、問題の排水路の放射性物質の濃度が、雨のたびにほかよりも上がっていることを把握していましたが、去年4月から公表していませんでした。
今回、特に感じたことがありました。
多くの作業員が働く構内では、作業を行う環境も大きく改善しているようです。
がれきの撤去や除染が進んでいることで、放射線量も下がっています。
例えばこちらの場所では。
1号機のそばのこちらの場所。
あれから2年たったきょうは。
ちなみに今は、どのくらいでしょうか?
取材を重ねるごとに、変化が感じられる一方で、大きな課題が残されているのも現実です。
メルトダウンした1号機から3号機では、溶け落ちた核燃料がどこにあるかすら分かっていません。
先月、1号機のそばに設置された装置です。
物質を通り抜ける性質があるミューオンという素粒子を観測できます。
核燃料があると、その部分の通過が妨げられるため、レントゲン写真のように、中の様子を写し出すことができると期待されています。
取材の最後に、これまでの廃炉作業について聞きました。
事故からまもなく4年ですが、この汚染水の問題は、今も現場を悩ませています。
汚染水を巡る不測の事態は、後を絶ちません。
そしてこの問題は、地元の漁業者にも衝撃を与えています。
きょうは東京電力の廣瀬直己社長にも現場に来てもらっていますので、後ほどしっかり話を聞きたいと思います。
では私がいるこの場所、もう一度確認したいと思います。
私たちがいるのは、画面左下のカメラのマークがついている場所です。
原子炉建屋のある場所からはおよそ900メートル離れています。
先週、比較的高い濃度の汚染水が、こちらの排水路を通じて、海に流れ出していた問題が明らかになりました。
漁業者たちは、本格操業の再開に向けてなんとか準備を進めてきたときだけに、ここにきて、またかという思いとともに、東京電力が事実を把握しながら公表していなかったことに、不信を募らせています。
福島県相馬市の松川浦漁港です。
3年前に試験的に漁を再開しました。
相馬のやっぱり松川浦の漁港の基地としては、ここが一番大きいんですよね?
漁協の組合長、佐藤弘行さんです。
汚染水の海への流出が明らかになったことで、新たな不安を抱えたといいます。
本格的な漁の再開に向け、地元の漁業者が続けてきた試験操業。
魚介類の種類や海域を限定し、放射性物質のサンプル検査を行うなどして、安全だと判断できるものだけを出荷。
消費者や市場の理解を得られるか確かめるのが目的です。
ミズダコなど3種類から始まり、今では60種類近くにまで増えました。
工事始まってますね。
突貫工事で。
佐藤さんたちの地元の港でも、本格的な漁業の復興に向けた工事が続いています。
施設の一部は、ことし9月に完成する予定です。
一方で地元の漁業者は、増え続ける汚染水の対策を巡って、東京電力と話し合いも重ねてきました。
東京電力が示した、建屋の周囲からくみ上げた地下水を浄化して海に流す計画について、福島県魚連が受け入れの是非を判断することを決定。
これを受け、佐藤さんたち各漁協の組合長は、地元漁業者の意見の集約を図っていたところでした。
汚染水の問題は、それでも徐々には改善されてきているのかもしれませんが、日々の戦いを見ますと、まさに一進一退といっていいと思います。
では、作業員の休憩場所にお邪魔したいと思います。
こちらです。
きょうも現場では、汚染水対策に取り組む数多くの作業員の皆さんと会いました。
中にお邪魔したいと思います。
きょうの作業はすでに終わっていますので、中にはどなたもいらっしゃいませんが、このように、広いスペースにカーペットが敷かれて、机が並んでいます。
思い思いにここで休憩の時間を過ごされるということです。
今、この東京電力福島第一原子力発電所のサイトの中では、1日に6000人から7000人の方が、この中で働いていらっしゃるということです。
過酷な現場は、献身的に働く人があってこそ成り立つ職場でもあります。
一方で、この福島第一原発で働く人は、廃炉までのほぼ40年という、その長い年月を意識しない人は、まずいないと言っていいと思います。
その時間の長さが、作業員の心理に微妙な影を落としています。
20年以上、地元企業として、福島第一原発の電気工事に携わってきた前田光弘さんです。
いわき市で避難生活を送りながら、月に1度、浪江町の自宅に戻っています。
前田さんは、原発事故の前まで、30人の部下を抱える現場責任者を務めていました。
原発に関わる仕事に誇りを持っていたといいます。
そうした中で起きた原発事故。
前田さんは、直後に現場に入り、原子炉の冷却に欠かせない電源の復旧に携わりました。
その後、双葉町にあった前田さんの会社は、事務所を楢葉町に移転。
前田さんは、事故当初の作業で、被ばく量が法律で定められた上限に達したため、来年まで現場に入ることができません。
現在、福島第一原発では、廃炉や汚染水対策などのため、1日およそ7000人の作業員が働いています。
前田さんは、この4年で作業員の心境に変化が起きていると感じています。
取材中、仕事を終えた作業員が帰ってきました。
原発で働いていることを知られたくないという作業員は多く、家族にすら伝えていない人もいるといいます。
会社では、熟練の作業員が3分の1まで減少。
作業員の意欲を高めなければ、廃炉は進まない。
前田さんは、危機感を抱いています。
事故からまもなく4年。
前田さんのふるさとの浪江町立野地区では、除染が進むものの、帰還のメドは立っていません。
ふるさとのためにと取り組んできた廃炉作業。
終わりの見えない現実に、前田さん自身も今、迷いが生じています。
東京電力の廣瀬直己社長に来ていただきました。
廣瀬さん、よろしくお願いいたします。
よろしくお願いいたします。
まずですね、この前明らかになりました高い濃度の水が、汚染水が海に流れていたということ。
公表の意識が足りなかったのではないかということで、漁業者の方はかなり不信感を抱いていらっしゃいます。
どう受け取りになりますか?
昨年の3月までは、国の委員会にも報告しておったんですけれども、以降、1年かけてきれいにしようということで、4月以降、報告をやめてしまいました。
本当に漁業関係者の皆様はじめ、広く皆さんに本当に申し訳ないと思っています。
ご存じのように、建物の中に、地下水が毎日400トン入っていくというのがあります。
これをなんとか減らしたいということで、漁業関係者の皆様には、地下水をくみ上げて排水をするという取り組みをご説明して、昨年の5月にまさに苦渋の決断をいただいて、ご理解いただきました。
その効果が表れておりまして、今は1日300トンぐらいの流入量にとどまっております。
これをさらにもう少し減らしたいということで、先ほどVTRにもありましたように、建物のそばから今、くみ上げて、排水をするというお願いをしております。
この取り組みはぜひ私どもとしても、進めていかないといけないと思っています。
タンクをこのままずっと作り続けるわけにはまいりませんので、なんとかこれはご理解をいただきたいと思っています。
漁業者との間の信頼関係の構築は極めて大事ということですね。
したがって、これからも説明をさせていただく機会を、ぜひともいただいて、本当に丁寧に包み隠さずですね、誠意を持ってご説明をしていくということに尽きると思います。
ぜひよろしくお願いします。
そして、この40年といわれるこの廃炉の作業、社長、よく、山何合目ですか?という聞き方、私もそれしかできないんですけれども、ご認識はいかがですか?
事故から4年がたとうとしておりまして、少しずつですが、進捗しているというふうに思っています。
特に一番大事なのは、各号機の中には、燃料がまだ残っていたり、あるいは使用済み燃料も残っておりますので、これをまずはしっかり、安定的に冷やすということが大事です。
これは一番大事なところです。
これは今、できていると思っています。
それから使用済み燃料の取り出し、これはご存じのように4号機はうまくできました。
それから汚染水の処理の問題がありますが、これは本当にお約束の計画どおりになかなかできなくて、大変申し訳なく思っておりますが、それでも汚染水処理をするシステムは、もうずいぶん整備がされて、完備されておりますので、あとはこれをいかにしっかり動かしていくかというところが課題だと思っております。
そういう意味で、進んでいるところは進んでおるんですけれども、ただ、40年の廃炉の、これからの長い道のりからすれば、まだまだ本当に始まったばかり。
1号機から3号機は、特にメルトダウンしている状況の把握から始めなければいけないということですね?
おっしゃるとおりです。
先ほど、ミューオンの話にございましたけれども、ああいうこと、使って、これから長い道のりですけれども、しっかりやっていかなければいけないと思っております。
VTRでも一部ご紹介したんですけれども、40年という長さが、ともすると気持ちをなえさせてしまう、周辺住民の方もそうなんですが、帰還の意欲がなえる、そして働いている方々もよくはないという面がどうしても出てくると思うんですね。
そこに希望をつなぐためには何が必要だとお考えですか?
特に帰還をご計画されてらっしゃる、避難をされた方々には、今回のようなことをとにかくなくして、少しでも、一気には進みませんけれども、順調に廃炉作業が進んでいるということを、態度を示していくということが大事ですし、それから先ほどのVTRにもありましたように、働いてくださっている皆さん、この方々には、確かに40年もかかる、人類未踏というか、初めての作業ですので、世界中が見ておりますので、ぜひそうしたことをモチベーションにして、続けていただきたいと思いますが、ただ、そうはいっても、やはり毎日毎日の生活、毎日毎日の作業が一番大事だと思いますので、まずは少しでも安心して、作業ができる環境を作っていかなければいけないと思っていますので、ぜひ、全面マスクを省略できるエリアを広げていくとか、それから大型休憩所を作る、あるいは3食とも温かいものを召し上がっていただけるように給食センターを作るといったようなことを、ぜひ早急に整備をしていきたいと思っています。
技術開発っていう面でも、廃炉ということばはどうしても、引いたイメージになりますが、新たに開発できる技術もあると思うんですが。
廃炉というと、どうしても後片づけ、処理というようなイメージがしますけれども、実は先ほどのミューオンもそうですし、ロボットもそうですが、これから新しい技術をどんどんどんどん開発し、それを取り入れていかなければ、とてもできない作業です。
そういう意味では、そういう新しいチャレンジングな仕事でもございますので、そうした作業をおもしろいと思って東京電力の門をたたいてくれる学生さんもいらっしゃるので、そのへんをぜひ、しっかり私どもとしてもお示しをして、チャレンジングな仕事をぜひ続けていかなければいけないと思っております。
最後に、たくさんの住民の方の補償の問題もそうです。
そしてまさに廃炉がそうですが、非常に長く続く問題ですよね。
失礼ながら、廣瀬社長一代で解決できる問題でもありませんし、われわれも、私が生きているうちに、それが見えるのかどうか分からないので、つないでいくことがたぶん、必要になってくると思いますが、そこらへん、どんなふうにこれからつないでいく努力をされますか?
福島の復興は、東京電力の使命です。
したがって、その使命をしっかり貫徹するためにも、この発電所の廃炉作業を、しっかり最後までやり遂げるということは、これは間違いなくやっていかなければいけないことです。
もちろん、世界中の英知をお借りしてやっていかなければいけませんけれども、それはぜひやっていきたいというふうに思っています。
一方で、これからの電気についても、大きく今、皆さんの電気の使い方が、震災以降、あるいは事故以降、変わってきております。
省エネにすごく努力をされております、LEDの普及というのもございます。
一方で、生活の質といいますか、それをぜひ高めたいというニーズもあって、遠くからスイッチの入り切りができるように通信を使うとか、あるいは高齢社会で安心・安全、あるいは電気自動車といったことで、やはり電気の重要性といいますか、それはまた一方で増してきていると思っております。
したがって電気は大事なんだけれども、大量消費ではなくて、しっかり賢くお使いになりたいというニーズがますます今、増していると思っています。
したがってわれわれも、お使いになる側では、ぜひそうした省エネの技術であるとか、電気を大切に使いましょうと、これまでわれわれでんこちゃんをずっとやってまいりましたが、こうしたことを、ぜひこれからもご利用いただきたいと思います。
一方で、電気をちゃんと送り届けるという意味では、太陽光はじめ、いろいろ電源の多様化はしてまいりますけれども、ぜひわれわれが安定供給ということの使命をしっかりこれからも果たしてまいりたいというふうに思います。
ぜひよろしくお願いいたします。
ここまで東京電力の廣瀬社長に話を聞きました。
今まさに、その福島の復興は、東京電力の使命だという話がありました。
しかし、この福島の問題、原発の問題を、福島の人、そして、東京電力だけに任せてしまう。
それは果たしていいのでしょうか。
そうあってはならないと、私も思います。
この電力に支えられて生きてきた私たち、私たちがすべて等しく自分たちの問題として考える必要があると、きょうここに取材に来て痛感をしました。
ここまで、福島第一原発からお伝えしました。
大越キャスターでした。
次のニュースです。
川崎市の河川敷で、中学生が殺害された事件で、逮捕された3人のうち、リーダー格の18歳の少年が、殺害を認める供述をしていることが、捜査関係者への取材で分かりました。
警察の調べに対し、以前、暴行したことを告げ口され、頭にきた。
カッターナイフで切りつけたなどと供述しているということです。
手を握り合う生徒たち。
川崎市の中学1年生、上村遼太さんが殺害された事件から10日。
今夜、上村さんの通夜が営まれました。
殺人の疑いで逮捕された、18歳と17歳の少年3人のうち、当初、今は話さないなどと答えていたリーダー格の18歳の少年。
一転、上村さんの殺害を認める供述を始めました。
警察によりますと、上村さんは1月中旬、18歳の少年から万引きをするよう言われて断ったため、あざが出来るほど顔を殴られました。
その事情を聞いた知人が、複数の仲間と少年を捜して問いただし、謝罪させたといいます。
こうしたことを逆恨みし、暴行をエスカレートさせていったのか。
捜査関係者によりますと、18歳の少年は調べに対し、当初、今は話さないと、うつむいてうなだれた様子だったということです。
しかし、逮捕から1日がたったおととい夜、一晩寝て、自分で整理がついて、話さなくてはいけないと思ったと、取調官をまっすぐ見て、事件について少しずつ話し始めたといいます。
そしてきのう、暴行したことを告げ口され頭にきた。
呼び出して、多摩川で泳がせたあと、17歳の1人から差し出されたカッターナイフを使って、切りつけたと供述。
上村さんには取り返しのつかないことをしてしまったと話しているということです。
また、ナイフを渡したとされる17歳の1人も、関与をほのめかしているということです。
17歳のもう1人は、18歳の少年から向こうに行けと言われ、近くのコンビニに行った。
戻ってくると、上村さんが血を流して倒れていた。
やめろと駆け寄ると、少年が馬乗りになり、殺すぞと、刃物を突きつけられたと話しているということです。
警察は、少年3人の供述を突き合わせて、現場の状況などと矛盾がないか、詳しく調べています。
逮捕された18歳の少年の父親は今夜、弁護士を通じてコメントを出しました。
この中で父親は、今回、息子が殺人容疑で逮捕されたこと、そして息子が殺害を認めているという報道を聞いて、大変ショックを受けており、今はまだ、ことばが見つかりません。
息子には自分の知っていることはすべて話をして、真摯に捜査に協力してほしいと伝えたいですとしています。
一方、殺害された上村さんの母親も今夜、弁護士を通じてコメントを出しました。
この中で母親は、優しい顔で寝ている遼太の姿を見ると、本当に遼太が死んでしまったのか分からなくなります。
今にも起き上がって、母さん、母さん、おなかすいたと言うのではないだろうか。
台所にいると、ただいまと、元気な声が聞こえ、帰ってくるのではないかと思ってしまいます。
遼太は本当に明るくて優しい子で、友達が多く、周りの大人たちにもとても大事にされていました。
事件の日の夜、一度は外に出かけようとするのを止めることができたのだから、あのとき、もっともっと強く止めていれば、こんなことにはならなかったとずっと考えています。
顔や体のひどい傷を見て、どれほど怖かっただろうか、どれほど痛かったかと思うと、涙が止まりません。
小さな遼太に、このようなむごく、残忍なことを行える人間が存在することが信じられません。
遼太が帰ってくるわけではなく、犯人に対して何も考えることはできませんなどとしています。
次です。
去年、過去最悪となった振り込め詐欺などの特殊詐欺の被害。
ことしに入っても歯止めがかかっていません。
中でも相次いでいるのが、こちら、飛行機で羽田空港に呼び出すケースです。
警察や航空会社が警戒を強めています。
次々に手口を変えていくオレオレ詐欺。
舞台は今ここ、羽田空港にまで広がっています。
ことし1月下旬から先月にかけ、熊本県内の複数の高齢者に、息子を装った男から、こんな電話がかかってきました。
会社の金を使い込んだ。
羽田空港まで現金を持って来てほしい。
こうして、実際に飛行機で羽田空港まで呼び出されたケースが、少なくとも5件相次いだということです。
このうち3件は、空港から別の場所に誘い出され、警察によりますと、合わせて1200万円をだまし取られたということです。
振り込め詐欺など、特殊詐欺の被害は、ことし1月だけで38億円余り。
去年の同じ時期を6億円近く上回りました。
中でも、地方の高齢者を新幹線で東京に呼び出す、いわゆる上京型詐欺が急増していますが、今回は、新たに空の便が狙われました。
では、どのような手口だったのか。
先月、羽田空港で被害を未然に食い止めたケースから、その実態が明らかになりました。
航空会社の旅客担当、阿部碧さんと廣島美恵さんです。
先月12日、阿部さんは、熊本から到着後、夫とはぐれて不安そうにしている、高齢の女性を見つけました。
阿部さんから対応を引き継いだ廣島さん。
女性は夫と合流。
息子を待つ夫婦に2回にわたって着信が。
待ち合わせ場所が次々に変更されました。
夫婦をいったん見送ったあと、オレオレ詐欺ではないかと思い直した2人は、夫婦を追いかけました。
そしてなんとか説得して、交番に連れていきました。
東京に呼び出す手口について、警察は、地方で暮らす高齢者のほうが、オレオレ詐欺への警戒心が低いと見られることや、慣れない土地に連れ出し、頼る人もなく戸惑っているうちに、現金をだまし取るのが狙いだと見ています。
新たな手段として狙われた空の便。
警察や航空会社は、警戒を強めています。
東日本大震災の復興予算についてです。
昨年度までの3年間に支出された交付金や基金のうち、合わせて4兆7000億円について、会計検査院が調べたところ、およそ60%が使われていないことが分かりました。
会計検査院は、復興事業の遅れなどが背景にあるとして、関係省庁に対し、被災地への支援を急ぐよう求めています。
岩手県大槌町の吉里吉里地区。
当初の計画では、ここに災害公営住宅が完成している予定でしたが、2年3か月延長されています。
今も仮設住宅で暮らす被災者は。
大槌町の担当者は。
用地の取得にあたって、地権者との交渉に時間がかかったことなどが、当初の計画よりも遅れている要因だと説明しています。
災害公営住宅の整備や、高台に住宅を移転する事業などについて、会計検査院が行った調査。
去年9月末の時点で、計画されている4万5021戸のうち、37%に当たる1万6697戸は、集中復興期間を過ぎた平成28年度以降の完成になることが分かりました。
会計検査院は、用地取得に時間がかかっているうえ、建設資材の高騰や、人手不足などの影響で、復興事業に遅れが出ていると分析しています。
こうした事業などに使われる復興予算のうち、昨年度・平成25年度までの3年間に支出された交付金や基金、合わせて4兆7000億円について調べました。
このうち、交付金を使った事業の執行率は38.3%で、およそ60%が使われていないことが分かりました。
効した現状について、専門家は。
会計検査院は、復興事業が遅れていることや、事業の内容が被災地のニーズに合っていない側面があるとして、関係省庁に対し、被災地への支援を急ぐとともに、交付金や基金の使われ方を検証し、有効に活用するよう求めています。
北朝鮮がけさ、日本海に向けて、短距離弾道ミサイル2発を発射しました。
きょうから始まったアメリカ軍と韓国軍による合同軍事演習への反発と見られます。
政府は、航空機や船舶の安全確保の観点から、極めて問題があるなどとして、外交ルートを通じて、北朝鮮側に厳重に抗議しました。
北朝鮮はきょう午前6時30分と40分ごろに、西海岸のナンポの付近から日本海に向けて、スカッドCと見られる短距離弾道ミサイル2発を発射。
弾道ミサイルは、それぞれ490キロ余り飛んで、日本海に落ちたと見られています。
韓国政府は北朝鮮を強く非難。
北朝鮮のミサイル発射は、きょうから始まった、アメリカ軍と韓国軍による合同軍事演習に反発したものだと見られています。
両国が毎年行っている中でも最大規模の演習で、今回は、両軍合わせて21万人余りが参加します。
北朝鮮は、去年もこの演習中に、今回と同じ短距離弾道ミサイルや、射程1300キロの中距離弾道ミサイル、ノドンを発射。
ことし1月には、演習を中止すれば、核実験は当面は行わない考えを表明するなど、演習の中止を繰り返し求めていました。
日本政府は、総理大臣官邸の危機管理センターに設置している、北朝鮮関連情勢に関する情報連絡室で、情報を集約するとともに、関係省庁の局長級会議を開き、対応を協議。
安倍総理大臣は、アメリカ、韓国など関係諸国と連携を図りながら、緊張感を持って情報収集・分析に努めることなどを、関係省庁に指示しました。
また、岸田外務大臣は、記者団が、北朝鮮による拉致被害者らの調査に影響は出るかと質問したのに対し、北朝鮮に引き続き正直に迅速に通報するよう求めていると述べました。
新年度・平成27年度予算案の衆議院予算委員会での審議。
与党側は、採決を念頭に、来週13日に締めくくりの質疑を行うことを理事会で提案し、引き続き、与野党で協議することになりました。
衆議院予算委員会は、新年度・平成27年度予算案の採決の前提となる、中央公聴会を来週9日に開くことを、きょう、全会一致で議決しました。
このあと理事会が開かれ、今後の日程について与野党が協議した結果、来週12日に社会保障やいわゆる格差問題などをテーマに、安倍総理大臣の出席を求めて集中審議を開くことなどで合意しました。
そして、与党側が予算案の採決を念頭に、翌13日に締めくくりの質疑を行うことを提案したのに対し、野党側は態度を保留し、引き続き、与野党で協議することになりました。
こんばんは。
気象情報です。
きょうはきのうとは一転、広い範囲で青空が戻りました。
こちらは岡山県倉敷市です。
地面を踏みしめ、足の感触で探しているのは。
春の味覚、タケノコです。
この時期は、まだ土から頭が出ていないために、長年の経験が頼りです。
出てきました。
ことしのタケノコは、柔らかく、香りがいいということです。
収穫は来月下旬に最盛期を迎えます。
春の味覚も楽しみな季節になってきましたね。
さあ、春らしく今週も天気は変わりやすいです。
西から雨となりそうです。
では、雨の予想です。
あす午前11時には、九州で雨が降りだしそうです。
そしてそのあと、午後3時ごろになりますと、西日本で広く雨でしょう。
そして、さらにそのあと、夜9時ごろには、東海地方でも雨、さらに日付が変わるころには、関東でも雨が降りだしまして、関東地方ではあさっての水曜日、朝6時ごろに雨のピークとなってきそうです。
水曜日日中には関東の雨、次第にやんで、東北地方でも水曜日の午前中にかけて雨という所が多くなりそうです。
では、天気図です。
その雨の理由は、南の海上を進んでくる低気圧や前線です。
詳しく見ていきましょう。
夜になると、この低気圧、西日本の南の海上まで進んでくる予想です。
湿った空気、流れ込んで、夜遅くには、関東地方にかけて雨の範囲が広がりそうです。
各地の天気と気温です。
九州、沖縄、中国、四国です。
九州では昼前から、中国、四国では昼過ぎから雨の所が多いでしょう。
沖縄は夕方から雨で、激しく降る所がありそうです。
気温です。
朝は5度以下の所が多く、山口は0度、日中は10度以上で、鹿児島、徳島、15度でしょう。
近畿、東海、北陸。
夕方から雨の所が多くなりそうです。
朝はけさよりも下がって、3度以下の所が多いでしょう。
スポーツ、廣瀬さんです。
こんばんは。
プロ野球のオープン戦は、中日対ロッテの1試合が行われました。
期待のルーキーがバッティングでアピールしました。
ロッテのドラフト1位、中村。
9番セカンドで初めての先発出場です。
第1打席。
詰まりながらも振り切りました。
オープン戦、初ヒットはタイムリー2ベースでした。
さらに第3打席。
今度はタイムリー3ベース。
長打2本で2打点をたたき出しました。
中日のドラフト4位、石川は、6番セカンドで出場。
第4打席の初球でした。
積極的なバッティングが光り、チームでただ一人、2安打と活躍しました。
黒田投手が8年ぶりに復帰した広島のキャンプは、きょうが打ち上げ。
注目度は最後まで一番でした。
きょうはピッチングは行わず、軽めの調整。
それでも最後までダッシュを黙々と繰り返しました。
広島に戻ると、オープン戦で本格的な実戦登板です。
よー!
緒方監督にとっても頼もしい存在です。
大リーグのキャンプも、実戦に入っています。
レンジャーズのダルビッシュ有投手が、初めての紅白戦に登板しました。
ダルビッシュ投手は、主力組で先発しました。
キャンプで取り組むむだのないフォーム。
ゆったりとした投げ方で、ボールには切れがありました。
2人のバッターを変化球で抑え、3人目は長打力のあるチョイス選手。
実戦感覚はまだと言いながら、151キロをマーク。
直後には一転、99キロのカーブで三振を奪いました。
1回を投げて無失点。
去年、炎症を起こした右ひじの状態にも手応えを感じていました。
川崎宗則選手は、ブルージェイズとマイナー契約。
招待選手としてキャンプに参加しています。
この日は2時間の練習の半分が守備。
主力組のショートに入って、連係プレーを確認しました。
練習後には、本拠地の球場で流れる選手紹介の撮影。
独特のパフォーマンスに軽やかなステップ。
メジャー昇格へのアピールが続いています。
テニスの錦織圭選手。
男子シングルスの世界ランキングで4位になりました。
きょう発表された世界ランキング。
錦織選手はメキシコで開かれたツアー大会で準優勝し、前の週の5位から、自己最高の4位に上がりました。
現在の制度では、1995年に、クルム伊達公子選手が記録した順位と並び、シングルスの日本選手で過去最高順位となります。
錦織選手は去年、ランキングを大きく上げ、ことしは世界のトップ選手の一人として、四大大会の初制覇を目指しています。
テニスの大会のシード順は、ほとんどが世界ランキングによって決まり、ランキング上位の選手どうしがトーナメントの早い段階で対戦することがないように組み合わせが設定されます。
世界ランキング4位で第4シードになった場合、自分より上位となる3位以上の選手とは準決勝まで対戦しないことになります。
さあ、世界ランキング上位、1位がジョコビッチ選手、2位フェデラー選手、3位がナダル選手となっています。
錦織選手はこのあと、カナダで国別対抗戦のデビスカップを戦い、アメリカ・カリフォルニア州のインディアンウェルズ、そしてマイアミで行われる大会に続けて出場します。
ラグビーワールドカップの開催都市、つい先ほど、発表されました。
東京オリンピック・パラリンピックの前の年、2019年に日本で開かれる大会です。
試合会場となる都市は、アイルランドで行われた、大会運営会社の理事会で決まりました。
大阪府東大阪市、花園ラグビー場。
おめでとうございます。
おめでとうございます。
そしてありがとうございます。
福岡市。
ばんざーい、ばんざーい。
いや、めちゃくちゃうれしいですね。
やっぱりね、ラグビーの福岡の熱っていうものが、やっぱりダブリンにまで伝わったと思います。
各地の喜びの声をお伝えしましたが、4年後の2019年に日本で開かれるラグビーワールドカップ、試合会場となる12の都市が決まりました。
開催都市は札幌市、東日本大震災の被災地の岩手県と釜石市、埼玉県と熊谷市、東京都、神奈川県と横浜市、静岡県、愛知県と豊田市、花園ラグビー場のある大阪府と東大阪市、神戸市、福岡市、熊本県と熊本市、大分県、合わせて12都市です。
東日本大震災の被災地、岩手県釜石市が選ばれました。
めっちゃうれしいです。
自分もその舞台でラグビーをしたいです。
はい、決まりました、ありがとうございます。
本当に全国の皆さん、ありがとうございました!釜石の明るい未来につながると信じています。
釜石市は、市内の鵜住居地区に新しいスタジアムの建設を計画し、被災地の復興と、これまでの支援に感謝を伝えたいとして立候補しました。
ラグビーとゆかりが深く、新日鉄釜石が昭和60年に日本選手権で7連覇を達成。
クラブチーム、釜石シーウェイブスとして活動を続け、震災後は復興のシンボルとして、地元から後押しを受けています。
開催都市が決まったことを受けた、今後の動きです。
大会の組織委員会は、ことし9月にイングランドで開幕するワールドカップの期間中、ロンドンに専用のパビリオンを設けて、日本大会の開催都市の文化や魅力をアピールするほか、来年からは出場チームの国内のキャンプ地を募集することにしています。
一方で開催都市は、大会期間中、海外から大勢の観光客が訪れるなど、経済効果が期待される一方で、スタジアムや宿泊など、受け入れ態勢の整備が急がれます。
きょう、大越キャスターは福島第一原発にいます。
再び、現地から伝えてもらいます。
大越さん。
この福島第一原発のサイトに、6回取材に来たことになります。
これからも継続的に伝えていかなければならないと思っています。
そして、それ以上、被災して、生活が大きく変わってしまった人々の思いを伝え続けなければと思っています。
きのう、常磐自動車道開通のニュースをお伝えしている中で、新しい、この地域で根を張ろうとしている若者と会うことができました。
きょうは、その話題をお伝えしながらお別れです。
どうぞ!
わっしょい、わっしょい。
わっしょい。
2015/03/02(月) 21:00〜22:00
NHK総合1・神戸
ニュースウオッチ9▽福島第一原発で震災後初の現地生中継▽川崎事件殺害認める
▽福島第一原発は今…震災後初めて原発敷地内から生中継・大越が現地ルポ▽川崎の中1殺害事件・リーダー格の少年が殺害認める供述▽手口変えるオレオレ詐欺・空港も舞台に
詳細情報
番組内容
【キャスター】大越健介,井上あさひ,【スポーツキャスター】廣瀬智美,【気象キャスター】井田寛子
出演者
【キャスター】大越健介,井上あさひ,【スポーツキャスター】廣瀬智美,【気象キャスター】井田寛子
ジャンル :
ニュース/報道 – 定時・総合
ニュース/報道 – 天気
スポーツ – スポーツニュース
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 1/0+1/0モード(デュアルモノ)
日本語
英語
サンプリングレート : 48kHz
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