サラメシ 2015.03.02


この間お正月だったのにもう3月。
早いですね〜!皆さん月日の流れにちゃんとついていけてます?こんばんは中井貴一です。
本日お邪魔したのはとある社員食堂。
実はこれ社食名物の小鉢。
1つ80円で選び放題!しかもほらすご〜い種類。
毎日手作り。
その数なんと30種類以上!カボチャ…。
カボチャがいい?カボチャそっちよ。
小鉢を楽しみにやって来る常連さんの一人渡部里美さん。
実は渡部さんこちらの社員という訳じゃありません。
社食に通う事が彼女にとって大事なお仕事だっていうんですが…。
週の半分は社食巡り!青森県青森市。
渡部さんはここで人材派遣会社の所長を務めています。
およそ50人のスタッフを抱え青森県内18の企業や団体に派遣。
スタッフの派遣先に出かけては社食でランチ新規営業先を開拓に行っても社食でランチという毎日だそうで…。
2年前から会社のホームページに自ら巡った社食訪問記をアップ。
その名も「あおもりの社食から」。
「こんな社食でスタッフが元気をもらってます」「こんな面白くておいしい社食があります」とか地元企業の魅力を伝える事でよりよい人材を集めたいとの思いで始めました。
結果ホームページのアクセス数が一気に増えたんだそう。
うん。
確かに社食って大事!興味ある!こちらは渡部さんの大口派遣先の一つ地元新聞社。
紙面の編集だけではなく総務出版データベースなどさまざまな部署に20人ほどのスタッフを派遣しています。
ランチどき今日も渡部さんスタッフを誘って社員食堂へ。
業務に差し障りがないようスタッフに声をかけるのはいつもお昼休み。
はい頂きま〜す。
(一同)頂きます。
本日のサラメシは肉炒め定食に野菜の小鉢をつけて。
実は渡部さん月に一度は必ずスタッフ全員に近況を聞きに行くと決めているんです。
ランチを挟めば悩みや問題点もさらっと聞き出せますもんね〜。
毎月こうして50人それぞれのスタッフのもとへ。
だから社食でランチがいつの間にか彼女の昼の定番スタイルになりました。
この道一筋20年という渡部さん。
初めは大手人材派遣会社で働いていました。
しかしマニュアル優先ではなく働きたい人雇いたい人それぞれの事情に沿ったきめの細かい派遣をしたいと3年前に人材センターを設立。
以来自ら営業に回りさまざまな派遣先を開拓してきました。
おっ渡部さん今日もスタッフと連れ立って社食ランチでしょうか?何でも「職場の近所に面白い社食を見つけました!」ってうれしいお誘いがあったそうですが…。
うん?あれ?ここどう見ても町のラーメン屋さん?定食屋さんですよね?うん?うん?社食?いやお店…えっ社食?えっどっち?お疲れさまで〜す。
お疲れさまで〜す。
いらっしゃいませ〜!じゃなくてお疲れさま〜!実はここ近所の水産加工会社が福利厚生の一環で開いたいわば「社食兼飲食店」。
あら本当。
おそろいの白衣でずら〜っと。
もちろん一般客も利用できますが工場で働く皆さんはメニューが全て100円引きなんだそう。
渡部さん渡部さんまた新しい社食ネタ拾っちゃいましたね〜!は〜いじゃあ頂きま〜す。
頂きま〜す。
(西田)いつもボリューム満点。
(渡部)いつもこれ?
(成田)いつもボリューム満点。
実はここを教えてくれた2人渡部さんの会社の元スタッフ。
派遣から正式採用され今は地元の協同組合の職員として働いているんだそう。
派遣をきっかけに自らが望むキャリアを積んでいく。
そんな成長を見る事が渡部さんにとって何よりの励みだといいます。
だから今日もまた誰かを育てるために…。
あっおはようございます。
よろしくお願い致します。
訪れたのは大手建設会社の青森営業所。
4月から新しく事務員を一人派遣する事になっているそうで…。
来客が結構多いもんですからそういったものも含めて…。
どんな仕事が求められるのか事前に業務内容のすり合わせ。
検定資格も持っておりますし…。
(チャイム)うん?このチャイムもしかしてランチタイムですか?あ〜じゃあごちそうになろう。
ごちそうになっていいの?あっいいですよどうぞ。
もう渡部さん「待ってました!」って感じですけど実は前々から社食訪問をお願いしていたんだそうです。
(渡部)えっ靴脱ぐんですか?へえ〜!これから派遣するスタッフのための事前リサーチ。
職場環境は目で見て舌でも確かめる。
…ですよね渡部さん?実はこちらは営業所に併設された社員寮の食堂でランチどきには事前予約制の社員食堂になるというスタイル。
もちろん派遣スタッフも利用できるそうです。
渡部さん本日のサラメシはしじみラーメンセット。
なかなかのボリューム!青森の特産品しじみのだしがたっぷりと利いたあっさり塩味。
いや〜温まりそうだ!あ〜おいしい!「おいしかったよしじみ」とか。
食べれば見える事がある。
食べなきゃ見えない事もある。
それが渡部さんの社食サラメシ。
ごちそうさまでした!さあ社員食堂に続いては皆さんから頂いた投稿をご紹介!まずは埼玉県の齋藤さんから。
え〜「単身赴任を機に去年からお弁当を作り始めました。
一人で過ごす時間は長いので」。
なるほどね〜。
でも齋藤さん最初は卵焼きも作れず塩を入れるとおいしくなる事に気付いた時はびっくりしたんですって。
そこからか〜。
でも諦める事なく毎日ネット情報を見ながらの試行錯誤。
そうこうしてるうちある思いが芽生えたんだそうです。
それは毎日弁当を持たせてくれていた妻への感謝。
だから決めたんです。
毎週末栃木の自宅に帰ったらなるべく妻と子どもたちにごはんを作ろうと!そうと決めたら弁当作りも料理の腕を磨く楽しい時間に!ちなみにパパの作ったハンバーグは子どもたちからも大好評だったそうです!そうかあ単身赴任もねこんなポジティブな楽しみ方もあるんですね!続いては北海道にお住まいのみどりさんから。
えっ!51歳でお孫さんが2人!?え〜「去年まで子どもと孫と同居でしたが転勤して1人暮らしをしています。
それまで家族6人のごはんを作っていたので1人分だけ作るのが難しいです」。
あ〜なるほど!作り過ぎちゃう訳だ。
そこでみどりさんなんと会社で配る事に。
初めて同僚に勧める時は変な人に思われないかドキドキしたそうです。
分かるなその気持ち。
しかし今では「ねえまた作って!」とリクエストが殺到。
材料費だけもらって週一で作ってあげるのが楽しみなんですって!誰かのおいしいが明日の励みになる。
皆さんからの投稿もお待ちしています。
続いては長崎県対馬から。
島の89%は森林という豊かな自然の中で出会ったサラメシです。
伐採された木材を並べて作業中のこちらの男性。
穴を開けているようですが一体何のためなんでしょう?1月から3月にかけて採れる肉厚のシイタケどんこ。
その味と食感から森のアワビともいわれています。
古くは江戸幕府にも献上されていたという歴史ある対馬のシイタケ。
これはサラメシも期待できそうです。
シイタケは森の恵み。
長崎県の離島対馬にある厳原町。
この地で40年シイタケ栽培をしているのが永尾さん夫妻。
毎朝賢一さんが自分で焙煎したコーヒーを飲むのが夫婦の習慣なんだそうです。
40年前に脱サラしてゼロからのシイタケ栽培。
今ではそのシイタケが農林水産大臣賞などに輝き2013年春には黄綬褒章も授与されました。
ほう〜ならば見せてもらいましょう。
一番輝いているシイタケの顔を。
最近は管理がしやすい屋内での栽培が多いというシイタケ作り。
しかし永尾さんがあえてこだわるのは森の中での原木栽培。
過保護な環境ではシイタケも人間もよくならない。
これが永尾さんの信念です。
冬の寒さの中で育ったシイタケは身が引き締まって肉厚になるんだとか。
…でおいしそうに輝いている顔のシイタケはこんな感じ。
寒さによってヒビが入るそうですがそのヒビが白いものほど歯応えがあって特においしいんだとか。
これがいわゆる森のアワビ。
一日中腰をかがめて収穫なんてのもよくある事。
夫婦2人黙々と輝いているシイタケを探します。
もはや夫婦そろって達人の域。
さあそろそろサラメシタイムです。
定番のサラメシ食材というのがこちらシイタケと並ぶ対馬の特産品スルメ。
何でも対馬ならではの食べ方もあってそれには準備がいるそうです。
うん?スルメを食べる準備ってどういう事?庭の石をキッチンペーパーで拭いてます。
ここに座って食べる…いやいや違うんです。
ちなみにこの庭石はスルメ専用なんだとか。
そのころ賢一さんは作業小屋でトンカチ選び。
入念に調整して…?あぶったスルメはトンカチでたたけ!これが対馬流。
軟らかくなるだけではなく風味が倍増するそうです。
撮影スタッフがお世話になった地元のタクシードライバーさんもいつも家でたたいてるんですって!砂糖じょうゆで和えれば完成。
一方妻の靖子さんが炊いているのは小ぶりのシイタケ。
調味料は酒砂糖しょうゆみりんにトウガラシ。
これがごはんのお供としていつでも食卓にある常備菜なんだとか。
ふだんは山で昼ごはんを食べる事も多いという永尾さん。
その時は七輪で採ったばかりのシイタケを焼いているそうです。
この日はあまりにも寒かったので家に帰ってまきストーブの上でホイル焼き。
全体に回るように…。
これがシイタケ栽培農家永尾さんのサラメシ。
対馬の山海の恵みがテーブルに。
シイタケの煮つけはかめばジュワ〜ッと。
その食感もたまりません。
たたいて軟らかくしたスルメの風味も対馬ならでは。
デザートは自宅の庭からクリとキンカンの甘露煮。
これしょうゆ。
仕事もサラメシもいつも2人。
羨ましいと思いきや対馬では今過疎化が深刻な問題になっているんだとか。
永尾さんの子どもや孫も今は福岡暮らし。
ぶしつけとは承知で後継者について聞いてみました。
ずっと手伝ってましたからね。
こっちに…高校までは。
シイタケ栽培をやってるかっていう。
いかにも楽しそうじゃないかってそう思われるような状況作りができなければなかなかこれは伸びていかないという。
コツコツコツコツとやっていく。
…本当はそれでメシが食える状態というのが一番ベストだと思ってますので。
だからそのおかげでこういうおいしいシイタケも食べられますから。
2人は今日も楽しくコツコツと働きます。
その姿が島の未来を切り開くと信じて。
対馬のシイタケサラメシごちそうさまでした。
続いては東日本大震災から間もなく4年。
宮城県は山元町から。
これどう…収拾つかへんなってしもた。
わお僕に聞かれてもどうしたらいいんでしょうね〜。
皆さんが悪戦苦闘してるのは町の特産ほっき貝。
何でも自分たちでむいたほっき貝を今からおいしいランチにして食べるんだとか。
このおいしそうな情報を投稿してくれたのが佐藤睦美さん。
実はこちら山元町役場が3か月に1度開催している派遣職員のためのランチ交流会。
沿岸の町山元町は総面積のおよそ4割が浸水するという甚大な被害を受けました。
その復興支援のため今年2月現在で全国60の自治体から110人を超える職員が派遣されています。
皆さん住み込みで港湾整備や仮設住宅の建設住民のケアなどに当たっています。
派遣職員は単身赴任が多いため食事も偏りがち。
地元復興のために尽くしてくれる皆さんに何かできないかと2年前からこの交流会が始まったんだとか。
調理するのは地元の婦人会や役場の職員たち。
…でこの日のメニューは地元の名産ほっき貝をぜいたくに使ったほっき飯に…。
こちらはコンニャクや根菜豆腐を甘辛く煮つけたこくずという郷土料理。
ちなみに調理を手伝っているこちらの男性も総務担当の派遣職員の方。
(取材者)どちらからいらっしゃった…?そうですよね〜お疲れさまです。
ほらほらほっき貝のうまみをたっぷり吸い込んだごはん炊き上がりましたよ〜。
これが本日のサラメシ。
宮城県山元町の郷土料理がたっぷり詰まったお弁当!プリップリのほっき貝う〜んうまそう!デザートにも地元の特産イチゴを。
それでは頂きま〜す。
(一同)頂きます。
この日の参加者は80人。
いつもは建設現場や役場など別々に働いている派遣職員の皆さんもこの日だけはそろってテーブルを囲みます。
めっちゃおいしいです。
ふるさとのため力をくれる皆さんに感謝して…。
震災から間もなく4年。
次回の「サラメシ」でも春を待ちわびる東北で見つけたすてきなランチをたくさんお届けします。
それでは今日はこの辺で。
お相手は中井貴一でした。
2015/03/02(月) 22:55〜23:20
NHK総合1・神戸
サラメシ[字]

青森の社員食堂を食べ歩く女性、実は人材派遣会社の所長さん。そのワケは?長崎県対馬でしいたけを生産する夫婦の極上ランチタイム。宮城県山元町の復興のための団結メシ。

詳細情報
番組内容
▽青森の社員食堂をあちこち食べ歩く女性は、実は人材派遣会社の所長さん。「社員食堂からはその会社が見える」という。▽長崎県対馬で40年間シイタケを栽培しつづけている夫婦の、極上ランチタイム。 ▽東日本大震災で被害を受けた宮城県山元町では、全国から復興支援で派遣されている職員のために3か月に1度、町主催のランチ会を開催している。地元の味が満載のランチをのぞき見。
出演者
【語り】中井貴一

ジャンル :
情報/ワイドショー – グルメ・料理
バラエティ – 料理バラエティ
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事

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音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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