高校生の達也は同級生の彩夏にぞっこん。
しかし度々コミュニケーションの壁にぶつかってしまう。
その窮地を救ってくれるのが頭の中に住む個性豊かな7人の面々。
さあ今日も言葉の力でピンチを乗り切ろう。
ここは高校生達也の脳の中。
7人の奇妙な住人が住み着いている。
達也の言葉のピンチがやって来ると…。
(警告音)
(リーダー)おいみんな集まれ。
言葉のトラブルがあったようだぞ。
たっちゃんお待たせ。
あの…話って何?
(達也)うん。
ずっと言いたい事があったんだ。
何?うん…。
僕が彩夏ちゃんと出会ったのは12年前の事。
出会った当時の事はほとんど覚えてないけどずっと心の中にあった事があるんだ。
それは七転八倒の日々だった。
僕が彩夏ちゃんにこれから大切な事を言うと推定してくれ。
まずは「愛」というテーマについて真剣に2人で考えよう。
ちょ…たっちゃん話長くなる?ちょっとよく分かんない。
ああごめんごめん。
結論から言うね。
あの…彩夏ちゃんとつきあえたら僕的にレベルアップなんだよね。
だからつきあって下さい!はあ?私たっちゃんの引き立て役?最低!じゃあね!いやちょっと…。
心の声あれ?今まで学んだ事を順々にやったのに何でかな…。
はあ〜くそ〜はあ〜。
ん?何か不満そうじゃないか。
(フジコ)あなたはね彩夏ちゃんのどこ見てたのよ!え〜!?あんな告白駄目に決まってんじゃないのよ!いやだってここで学んだ四字熟語を入れたり仮定と推定の話や話したい事のテーマを立てるとかちゃんとやったのに全然彩夏ちゃんには伝わらないんだもん。
お前は1年間何を学んできた?いや…いろんな言葉とか表現の方法意見を主張する方法も勉強したよ。
達也そもそもお前は何で言葉を使うんだ?それは自分の意見を伝えるため。
そのとおりだ。
そして自分の意見を伝えるという事は常に相手がいるという事だ。
分かるな?うん。
言葉っていうは自分一人のものじゃない。
相手があってのものなんだ。
相手に何がどう伝わるのか相手にどうすれば分かりやすく伝わるのかそれを考えなければならない。
話す人間にとっては何気ないひと言でも人を励ましたり傷つけたりする事がある。
人を絶望から救ったり逆に絶望に突き落とす事もある。
言葉というものは実に怖いものなんだ。
みんなもそういう経験あると思う。
よかったら聞かせてくれないか。
シューゾー。
(シューゾー)私は中学の頃に空手の大会に出ていたんだが全然勝てなくて落ち込んでる時に母親から「あなたの人生は空手だけじゃないから。
ほかの事をやってもいいんだよ」って言われたのが非常に傷ついてその時はもう空手一本でいこうと。
空手家で御飯を食べようと思って。
そんな時にほかの人生なんて考えられないのに母からそういう事を言われて多分母はすごい優しいつもりで言ったんだと思う。
「あなたの人生はそれだけじゃない」っていう。
ただ私にとってはすごくそれがきつかった。
その優しさが。
難しいな言葉って…。
逆に励まされた言葉ってあるかな?ああ励まされた言葉ねえ…。
達也はある?まあ自分が調子が悪くていろんな事で悩んで悩んで…してる時にある人に「大丈夫だよ」って。
「希望を持ってるからきついと思うんだよ」って。
「希望を持ってない人間はきついと思わねえから頑張れ」って言われた。
俺その時に「あっじゃあ調子悪い時は逆に調子いいんだな」って思えるようになった。
それで頑張れるようになってきた。
いや〜達也。
この脳内会議の中でこれまでお前にはたくさんの事を教えてきた。
うん。
もっともっと教えてきたよな。
うん。
これからはそれに加えて相手のために話すという事を考えていくんだ。
独り善がりではなく言葉で人とつながりお互いが幸せになるためにはどうすればいいか考えていってほしい。
うん。
おっと…どうやら教えるべき事は全て教えたようだな。
みんなそろそろ高校生の達也の脳内会議が終了の時間を迎えたようだ。
今度は大学生になった達也のためのメンバーが招集される。
達也お別れだ。
(ヤスコ)達也元気でね。
彩夏ちゃんを泣かすなよ。
(マイケル)一生懸命勉強して下さい。
(エリカ)調子に乗るなよ!肉体を鍛えるのを忘れるな!
(タカヤマ)警察のやっかいになるなよ。
俺たちが教えた事忘れるなよ。
みんなありがとう。
僕は松本達也23歳。
大学では文学を勉強した。
そして卒業後念願のスポーツライターになった。
今日は出版社での大切な打ち合わせ。
取材を続けてきた事が本になるかどうか。
僕のプレゼン能力が問われる
という訳でドイツで活躍する日本人選手のドキュメンタリーは必ず読者の共感を得るはずです。
よく分かった。
君のプレゼン見事だったよ。
早速来月号から始めてくれ。
えっ本当ですか?ありがとうございます。
じゃあ君の担当を紹介しよう。
ちょっと待っててくれ。
松本君こちら君の担当になる…。
佐伯彩夏です。
よろしくお願いします。
松本達也です。
よろしくお願いします。
詳しい事は彼女に聞いて下さい。
じゃあよろしく!はい。
たっちゃんこうやってちゃんと話すの卒業式以来だね。
留学から帰ってきてスポーツライターになったっていうのは聞いてたけど何で直接教えてくれなかったの?ごめん…。
それでは5年前に失敗に終わったプレゼンの続きを行います。
あの…その…僕が言いたい事は彩夏ちゃんの事がその…。
ちゃんとしゃべらないとまた伝わらないよ。
ああごめん…そうだね。
大好きです。
ありがとう。
(一同)イエ〜イ!じゃあまたね!2015/03/03(火) 14:00〜14:10
NHKEテレ1大阪
NHK高校講座 きみのピンチを救う! ベーシック国語「相手のために、話そう」[字]
学習や生活の中で「日本語を使う力」を身につける新番組。高校生・達也が出会うさまざまな言葉のトラブルを、脳内に住む個性豊かな住人たちと「脳内会議」を開いて解決。
詳細情報
番組内容
高校生・達也は、気になる同級生・彩夏との会話で話が通じずにピンチに陥ると、脳内の7人の個性豊かな住人と「脳内会議」を開く。言葉の意味を知り、文の組み立てを考えて、ピンチを切り抜けていく。今回は、表現の基本には、相手に対する配慮が必要であることを知る。【出演】福山翔大、夏居瑠奈、ゴリ、光浦靖子、野添義弘、良田麻美、岩澤晶範、スティーブ・ワイリー
出演者
【出演】ゴリ,光浦靖子,良田麻美,岩澤晶範,野添義弘,スティーブ・ワイリー,鈴木かのん,福山翔大,夏居瑠奈
ジャンル :
趣味/教育 – 中学生・高校生
バラエティ – その他
趣味/教育 – 生涯教育・資格
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