暦の上では春ですがまだまだ寒さ厳しい折。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
かまどは…燃えておりま〜す!だって今日はホットなスイーツのオンパレード!パフェやグラタンそしてまさかのこんなメニューまで!驚きのホットスイーツの数々が登場します。
そして外せないやき芋!芋ソムリエが今年のイチオシを教えてくれますよ。
寒さに震えている皆さんを甘く熱くとろけさせちゃいます!光る石をたどれば行き着く不思議な家にあのお菓子の家のヘンゼルとグレーテルの末裔が暮らしています。
彼らが振る舞うおいしいお菓子の物語をご賞味あれ。
ヘンゼルどこ〜?どこ〜?・こたつだよこたつ!こたつとかじゃないでしょ。
出てきてほら。
ほらほらもう。
あ〜寒い寒い。
だって寒いんだもん。
姉ちゃんもいないしかまど見てよこれ。
駄目よゴロゴロしてちゃ…。
いやもう暖かい所に行ってさ。
2人ともしょうがないですね本当に。
じゃあホットにしてあげようかな。
えっ?気分も体もホットホットよもう。
気分でしょいつもそうだもん。
という事で今宵ひもとく…。
シャキッと。
…という事で今宵ひもとくのはホットスイーツであったまろ。
ホットスイーツ1品目。
やって来たのはなんとフルーツ専門店。
柑橘系のフレッシュジュースにゆずの皮。
う〜ん爽やか〜!あれ?温めちゃうんですか?クンクンクン…。
あらさっきより香りが豊かになってるわ。
そこにゴロッと果肉も入れちゃうんだ。
こうして出来たホットなソース。
あれ?パフェのグラスじゃないですか?そこにチーズと…。
更にえっえっあれ?冷たいソフトクリームも入れちゃうの?その上から再び温かいソースをかけて…。
熱々のソースの熱でソフトクリームが溶けると…とろっとろのクリームと爽やかな柑橘系ソースがからみ合うこれまでに味わった事のないおいしさなんです!続いてやって来たのはスイーツのテーマパーク。
ここにもホットスイーツがいろいろ!不動の定番人気は…こちらのグラタン。
気になる中身は…洋梨やブルーベリーなどのフルーツ。
ソースはカスタードクリームに洋梨のリキュール白ワインなどお酒の風味豊かな大人の味わいです。
そしてこちらは…湯豆腐?と思いきやこれもスイーツなんです。
お豆腐を甘い豆乳に入れた湯豆腐スイーツ。
アジアのスイーツトンファがヒントなんですって。
ほんのり甘いお豆腐が体をやさしく温めてくれます。
黒蜜やきな粉小豆などをトッピング。
口の中でとろけます!最後は…おでん。
といってもおでん種はイチゴキウイオレンジなどのフルーツに白玉。
だしはウーロン茶ベース。
ハッカクシナモンキンモクセイなどの風味でほんのりエキゾチック。
お客さんの反応は?う〜ん爽やかなゆずの香り。
あ〜っ。
ねえこれさっきのパフェのフルーツソースでしょ?そうよ。
熱々よ。
ヘンゼルにお裾分けして頂きましたよ。
ありがとうございます。
ねえ。
ほらほらそこにマシュマロあるでしょうよ。
それに合うんじゃないかと思ってさ。
絶対に合いますよこれは。
かけてかけてかけてかけて。
うおっ見えるかな?このマシュマロがとろけて…。
これぜいたくな…。
マシュマロにホットなソースかけるのいいね。
うん。
う〜ん!お〜?最高です。
爽やかな香りが鼻を突き抜けて…。
身も心も温まりますよ。
ヘンゼルもともと温かいスイーツが好きだもんね。
大好きで…。
やき芋ね。
覚えてる?かまど前に作ったやき芋。
はい覚えてるよ。
おいしかったよねあれ。
今を遡る事3年。
ヘンゼルは大好物のやき芋に挑戦。
その時使ったのが人気の品種安納芋でした。
蜜が滴るほどクリーミー!ねっとりした食感と濃厚な甘さはもはやスイーツ!3年の時を経てやき芋事情はどうなった?調査に向かったのは銀座の老舗デパート。
う〜ん?おっ懐かしい顔が!3年前やき芋事情を教えて下さった…今年のイチオシは?はいそうですね…安納芋強し!確かに店頭には蜜の滴るお芋がずら〜り。
ただし…。
うん?何?ちょっと極端に違う形のお芋っていうのが好まれてますね。
こちらのお芋は…こちらのやき芋になります。
これが安納芋の対抗馬?見た目は普通ですね。
蜜が染み出してる訳でもなく形も色もこれといって特徴は…。
一体なぜ今この芋?その名も…この芋の魅力を探れという事でやき芋作りのコツおさらい。
さあヘンゼル頑張れ!え〜林さん…。
どうしましょうかまど。
じゃあ後ろに林さんの教えの三ヶ条を貼っときましたからこれ見て。
あっ本当だ!
(チャイム)あれ?かまど誰か来たけど…。
来たよ。
来たね。
は〜い!おいでませ。
は〜い!いらっしゃいませ。
何だこれ。
何か届いたんだけど…。
届きましたね。
重いし…。
はい林さんからです。
林さんから?林さんです。
絶対にあれじゃん。
そうよ。
優しいな〜林さん。
絶対にあれじゃん。
絶対に…。
ほら!見てかまど。
さつま芋。
へえ〜。
今なの。
おいしく食べられるの。
いや何言ってんの。
さつま芋は秋です。
秋じゃないの。
えっ?いや秋取れるのよ。
3か月寝かした方がおいしくなるのよ。
ええっ!王子も知らなかった。
そうなの?そうよ。
くっそ〜やってやるぞ!頑張って!よし!じゃあまずはその石150度にしなくちゃいけません。
OK。
これ前使ったでしょ。
このダッチオーブンと石。
前使いましたね。
これ今日も使いますよ。
…でこの間に芋を洗ってアルミはくを巻くんだよね。
今回皮も食べれるようにきれいに洗いましょう。
きれいなお芋。
ねえ。
ねえ〜。
さすが林さん。
よ〜しOK!はいはい〜。
そして次。
どうしますか?この石に手をかざして5秒我慢できれば大体150度かなと。
はいそうです。
よいしょ!すばらしい。
これメチャメチャ熱いと思いますよ。
気を付けて下さい本当にね。
(2人)12345!「5」って…。
今5までちゃんとやってないでしょ。
いきましたよ5秒!でもちょっと待ってかまど林さんの三ヶ条その一が「守れ70!」になってるんだけど。
それ70なのよ。
70の意味は…開け〜芋!おお!麦芽糖だ。
さつま芋の温度が65度から75度ぐらいになると芋の中のでんぷんが麦芽糖に変わる訳です。
この温度の時間が長いほど麦芽糖の量が増えてくるんですね。
お芋の温度を65度から75度にするにはダッチオーブンの中を150度ぐらいにするといいのよ。
それが甘いやき芋を作るコツなのよ!いいんじゃないかな?このぐらいかな?ちょっと縦にというか…並べていきましょうか。
よし!うん。
これものすごく熱いんで絶対手袋はして下さいね。
はい!じゃあじゃあそれを待ってる間にホットスイーツのちょっと不思議なものがあるので見てみましょう。
寒い季節一口すすればそのやさしい甘さに心まで温かくなる。
甘酒は日本古来のスイーツ。
この甘酒に自らを重ねた男がいます。
文豪…ずばぬけていると自ら評した自作「ダス・ゲマイネ」。
ドイツ語で卑俗。
卑しく下品である事を意味します。
主人公の私はかなわぬ恋の相手によく似た女の子が働く甘酒屋に通っていました。
ある日そこで一人の怪しい男に出会います。
馬場と名乗るその男は甘酒をすすりながら…。
更に馬場は私に絵描きの佐竹新進作家の太宰治という人物を紹介。
芸術家気取りの4人の若者がそろいます。
そこでバイオリニストを自称する馬場に対して太宰が…。
…と皮肉るのです。
自意識ばかりが高く中身の伴わない若者たち。
彼らは皆太宰自身の分身だといいます。
酒でありながら酒でない。
どこか偽物のような甘酒。
太宰は痛烈な皮肉を込めて作家を称する自分をそこに投影したのです。
甘酒からここまで想像を膨らますってやっぱ太宰ってすごいね。
何かすごく面白い。
ねっ。
やき芋そろそろ見てみようかな。
あっうん。
おいしいやき芋を作るため三ヶ条その二は…。
もうかまど訳が分かんないよ。
分かんないね。
ドラム式って洗濯機にもあるでしょ?ありますよ。
だから…回すって事か。
そうそう回す回す。
でも回すと何がいいの?三ヶ条開け〜芋!遠赤外線です。
どういう事だ?あのね石で焼くっていうのは遠赤外線を出すためなの。
その遠赤外線で焼くとお芋のしんの所まで熱が伝わってすごく甘くなるんですよ。
分かる?それで石の当たり具合で遠赤外線の伝わり方が変わるからお芋に満遍なく伝えるために回転させなくちゃいけないんですよ。
よし!かまど〜!はいは〜い。
これそろそろ焼けたんじゃないかな?はいはい。
じゃあ三ヶ条その三見てみ。
えっでも40分以上たったよ。
開け〜芋さん。
そうです。
「短気は損気」。
1時間半は待ちます。
そうやって時間をかけてゆっくり焼いた方が麦芽糖がたくさん出ます。
OK。
蓋を閉めてもらってる間に色っぽ〜いスイーツの物語を見てみましょうか。
一生に一度の甘い誘惑でした。
凍えきった手でそっと包んだおわんの温かさ。
そして体の隅々までしみわたっていったその甘さ。
男が手ずから出した一杯のお汁粉に女の心が揺れます。
明治の女流作家…不遇の人生を送る女性たちの姿を情緒豊かに書き上げました。
彼女自身の生涯もまた悲哀に満ちたものでした。
評価を受けたのは死の寸前。
貧困の中僅か24年の生涯を閉じるのです。
一葉19歳の冬。
寒い朝の事でした。
その日一葉は師である小説家半井桃水の仕事場へ向かいました。
彼と初めて会った日の事を一葉は日記にこう書き残しています。
3歳の子どもも懐くような優しげなほほ笑みを浮かべた人。
敬愛する師のもとを訪ねた一葉。
次に出す雑誌の事原稿の事など話していると桃水ふと立ち上がります。
「雪が降らなかったらもっとごちそうするはずでしたが」と隣の家に鍋を借りに行きます。
その鍋を使い手慣れた様子で支度を始めます。
凍えた部屋に立ち昇る湯気。
それは桃水のふるさと長崎・対馬のお汁粉でした。
透き通るような汁の底に小豆が数十粒の簡素なもの。
桃水がせめてものもてなしに作ってくれたお汁粉でした。
盆もなく「失礼ながら箸もこれで」と餅を焼いた箸をそのまま一葉に差し出しました。
しゃれ者の桃水が見せた飾らない姿に一葉の心も和らぎました。
ほのかに甘いひととき。
しかし思いがけない桃水の言葉で一葉の心は激しく揺れます。
雪がますます盛んに降りだしました。
今ここでその言葉に甘える事ができれば…。
しかし私には養わなければならない母がいる。
妹がいる。
一葉は乱れる思いを胸に桃水の勧めを振り切り1人家路につきます。
桃水はその後も一葉を気にかけ文壇デビューを手助けするなど何かと面倒を見ます。
しかし一葉はひたすら一家の柱として働きもう二度とあの日を振り返る事はありませんでした。
僅か24年の生涯でただ一度の甘い思い出。
それがあの雪の日のお汁粉でした。
あ〜もう泣いてしまう。
本当に泣いてしまう。
えっどうしたの?苦しくてもう切なくてドキドキしちゃうよ〜。
もう待ちきれないんだね。
待ちきれないよ〜。
相当おいしいと思うよかまど言うけど。
でもほらもう出来たてだからね。
熱々ですよ。
ちょっと開けますよ〜。
かまどせ〜の。
うわ〜!ほら!ちょっと1つ放り込んじゃみないかい?半分…。
放り込まないよこれは。
もう皮ごといっちゃいますよ。
あ〜。
やっぱり皮ごといってくれないと駄目でしょ。
どうですか?熱〜い!う〜ん!これ皮もパリパリしてますね。
何か懐かしい。
これが林さんが言ってた原点回帰なんじゃないの?…っていう事ね。
そういう事か。
昔の懐かしい感じ…子どもの頃食べてた味がするっていう感じ?うん。
今年イチオシの紅こがねを使った石やき芋が出来ました。
皮がパリパリで中はホクホク。
じっくり時間をかけて引き出したお芋本来の甘みがたまりません。
もしもし〜?おいおいこら〜。
あっ失礼しました。
いや〜こうやって温かくて甘いものって無条件に和ませてくれるんだなと改めて感じました。
(せきばらい)長い冬も少しずつ終わりに近づいてきました。
皆さんくれぐれも風邪など召しませぬようお気を付け下さい。
何か困る。
どう返していいのやらかまど。
かまども温かいもの食べたいよ。
食べればいいしさ。
一緒に食べましょうよ。
だってかまどは燃えてる訳だから温かいでしょもう。
温かいよ!もう困ったな。
かまど寂しいな。
歌うか。
歌うの?・「春よ」障害者のための情報バラエティー…2015/03/04(水) 00:00〜00:25
NHKEテレ1大阪
グレーテルのかまど「ホットスイーツであったまろ」[字][デ][再]
まだまだ寒さ厳しい2月の終わり。“ホットスイーツ”はいかが?ヘンゼルの大好物やき芋に、ホットパフェ?あの熱々メニューもスイーツに変身。身も心もあったまります!
詳細情報
番組内容
暦の上では春ですが、まだまだ寒さ厳しい2月の終わり、恋しいのが“ホットスイーツ”。ホットパフェをはじめ、グラタンにおでん、湯豆腐まで。熱々メニューがスイーツに変身して続々登場。さらに、ヘンゼルが愛するホットスイーツ・焼き芋も最新バージョンで登場!樋口一葉が愛する人と食べたお汁粉、太宰治がわが身を重ね見た甘酒など、文豪とホットスイーツのエピソードも。心も体も温かくするストーリー満載でお送りします!
出演者
【出演】瀬戸康史,【語り】キムラ緑子
ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – カルチャー・伝統文化
バラエティ – 料理バラエティ
情報/ワイドショー – グルメ・料理
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
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