「蚊帳+蚊取り線香」が最強?赤ちゃんを守る虫除け対策

2015/03/04

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最近は蚊などの虫が媒介する感染症の流行が問題視されていますよね。

特に赤ちゃんはできるだけ虫に刺されるのを避けたいものですが、虫は小さな子供に寄っていくことが多く、なかなか虫除けは難しいもの。

そこで、今回は赤ちゃんから実践できる安全で安心な虫除け法を考えてみましょう。

赤ちゃんはなぜ蚊に刺されやすいの?

赤ちゃんは大人よりも蚊に刺されやすいと言われています。これは、赤ちゃんの体温が大人よりも高めのため。赤ちゃんの体温は大人よりも少し高めで平熱でも37度弱あります。

蚊は赤ちゃんが大好き!

蚊は体温を察知すると寄ってくるので、体温が高い赤ちゃんはどうしても刺されやすくなってしまうのです。

また、赤ちゃんはまだ蚊をたたいたり、追い払ったりできません。大人なら気が付いて追い払えるものも、赤ちゃんはされるがまま。だから赤ちゃんは大人よりも蚊に刺されやすくなってしまいます。

まだまだある、赤ちゃんが蚊に刺されやすい理由

また、新陳代謝がよく、汗をよくかく人ほど蚊に刺されやすくなると言われています。赤ちゃんは、新陳代謝が非常に活発で汗っかきなので、どうしても蚊に好かれてしまいます。

さらに、赤ちゃんの呼吸回数が多いことも蚊に刺されやすくなってしまう原因の一つ。蚊は人の呼吸で吐きだされた二酸化炭素に寄ってくる性質があるので、どうしても赤ちゃんは蚊に刺されやすくなります。

赤ちゃんは大人よりもずっと蚊に刺されやすいので、きちんと虫除けをしてやりましょう。

蚊の性質を利用して虫を除ける

蚊やハチ等の虫は濃い色、黒っぽい色に寄ってくる性質があります。そのため、濃い色の服と薄い色の服を着た赤ちゃんを比較すると、濃い色服を着た赤ちゃんの方が虫に刺されやすいのです。

虫は濃い色が好き

これは肌の色にも同じことが言え、肌が白い赤ちゃんと日焼けした赤ちゃんでは、日焼けした赤ちゃんの方が蚊に刺されやすくなります

だから夏場は薄い色合いの服を着せ、日焼けを防ぐだけでも虫除けになるんです。日本人は髪も黒いので、白っぽい帽子をかぶらせると虫除け効果が上がります。

虫はニオイに敏感

蚊やハチなどは花や樹液のニオイに敏感で、こうしたニオイに寄ってくる性質があります。だから、ママやパパが花や樹木のニオイの香水などをつけていると、それに虫が寄ってきてしまうことが……。

ママが抱っこした時に赤ちゃんに香水や化粧品のニオイがついてしまうことも多いので、注意しておきましょう。

赤ちゃんが小さいうちは、花や樹木のニオイの製品を使用せず、ニオイの少ない化粧品を使うというのが虫除けの極意。虫除けスプレーなどのグッズに頼る前に、ちょっと見直してみましょう。

水たまり・茂みには要注意!

蚊は水中に卵を産みつけます。特に、雨の後の晴れた日は水たまりが多く、親の蚊が卵を産みやすい状態なので、草むらや雨水溜まりにはあまり近寄らないようにしましょう。

肌の露出をできるだけ少なくするのは虫除けの基本ですが、雨上がりや、水場・茂み・山などに行く際には長袖にするなど、特に注意が必要です

また、鉢植えの受け皿や廃タイヤなど、雨水がたまりやすいものが家の庭などにあるとそこに蚊が卵を産んでしまうので気を付けて。必要ないものは片づけ、自宅周りに蚊が繁殖する水たまりを作らないということも大切です。

効果的な虫除けグッズの使い方

虫除けと言えば、効果が絶大なのが虫除けスプレーですよね。でも、虫除けスプレーの成分は体内に入っても大丈夫なものなのか、また肌荒れなどの心配はないのか、不安もありますよね。

虫除けと言えば、虫除けスプレー

一般的に皮膚につけるタイプの虫除けスプレーには、「ディート」という成分が含まれており、これによって虫を除けています。しかし、このディートを含む虫除けは6カ月未満の赤ちゃんには使用できません

ディート含有の虫除けスプレーは非常に効果が高いのですが、刺激も強いので要注意。生後6カ月以降は使用可能ですが、3歳くらいまでは使用頻度に気を付けなければなりません。

赤ちゃんでも安心して使える虫除け剤

では、6カ月未満の赤ちゃんは虫除けできないのか、というとそうではありません。ディートではなく、蚊の嫌いなハーブを利用した虫除け剤で、肌に優しいものであれば6カ月未満の赤ちゃんでも虫よけ剤は利用できます。

ディートの代わりにペパーミント、ユーカリ、ティートリー、シダーウッドなどの成分を使った、オーガニックなものなら赤ちゃんでも安心

また、日本では古くから「ハッカ油」を希釈したものを虫除けとして利用しています。

赤ちゃんに虫除け剤をつける際には、一般のものは避け、赤ちゃん用のものを使いましょう。アトピー性皮膚炎等で肌が弱い子は、皮膚科などで相談の上で使用するように。

ちなみに、日焼け止めと虫除けを併用する場合には、日焼け止めを塗った後、日焼け止めが乾いてから虫除けを塗るのが基本

赤ちゃん用の(ハーブなどの)ニオイで虫を除けるものは、後に日焼け止めを塗ってしまうとせっかくのニオイ成分が薄れ、その効果がなくなってしまいます。

昔ながらの方法で虫除け

お出かけする際には虫除け剤の利用が好ましいですが、肌への影響を考えるとお家にいる時は使いにくいですよね。

そんな時には「蚊帳+蚊取り線香」がおすすめ。昔からある日本特有の虫除けの方法ですが、これかなり効果的なんです。

蚊帳は物理的に蚊の侵入を防ぐので安心。蚊帳というと昔ながらのおしゃれじゃないイメージが強いですが、最近は洋間にも合うデザイン性の高いものが主流。ベビーベッドに天蓋のようにつけるタイプの蚊帳もあるので、インテリアとしても◎。

さらに、蚊取り線香は虫除け・殺虫効果が非常に高い上、妊婦や赤ちゃんも安心して使える優れもの

蚊取り線香の虫除け・殺虫成分は「ピレトリン」または「ピレスロイド」というもので、哺乳類はこれを分解する酵素を有しているので体に害が出ることはありません。

ただし、蚊取り線香の煙は刺激が強いので、赤ちゃんには直接当たらないようにしましょう。

古臭いと思われがちな蚊帳と蚊取り線香ですが、実は強い殺虫剤が使用できない赤ちゃんや妊婦にとっては、強い味方なんです。

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