(ため息)
(安浦ユカ)ただいまー!
(安浦エリ)ユカ!良かった〜!外に変な人いたでしょ?さっきからずっと見てるの〜!ホントだ何だろう?
(エリ)…来たっ!お邪魔するよ〜。
(エリ)…いらっしゃいませ〜。
ふ〜んガキの服か…。
あの…お子様の服でしょうか?お子様?俺にはガキはいねえや。
(エリ)いないって…。
この店1日どのぐらい売り上げるの?ま察しはつくがな。
だってさっきっから客がねえもん。
これじゃすぐ潰れるよ。
(エリ)余計なお世話です!それによレジの位置が悪いや!悪い奴に押し込まれたらこれじゃイチコロ。
近ごろ物騒だからな。
あの…どちらさまでしょうか?ただの冷やかし。
下見に来ただけ。
ま気にするなって。
ハハハ…。
ちょっとお父さん聞いてるの!?
(安浦刑事)聞いてるよ。
下見って言ってたからまた来るかもしれないよ〜。
やだ脅かさないでよ!お父さん!お姉ちゃん1人で頑張ってんだから助けてあげてよ。
客がちょっとからかいに来ただけだよ。
もう〜!お父さんがダメなら警備会社に頼もうかな〜。
警備会社なんていくらかかると思ってるんだ?でもさあ…いかにも前科一犯って顔してたわよ。
ユカ。
それはお前偏見ってもんだぞ。
世の中にいい男なんてそうざらにいるもんじゃないんだから。
まあよくいて100人に2〜3人。
後はみんな怪しい顔してんだから。
(電話の音)はい安浦。
おう里見か。
…強盗?
(里見刑事)安浦さん。
強盗を追いかけたアルバイトの学生がやられました。
現場は向こうです。
里見付き添ってくれ。
わかりました。
(救急車のサイレン)
(今井刑事)安浦さん。
こちら店長の小島さんです。
犯人ですが駅のほうへ逃げて行ったそうです。
自分も駅へ行ってみます。
おう頼む。
襲われたときの状況を話していただけますか?
(小島)はい…時間はちょうど10時ごろでした。
レジをバイトの門倉君…あ…強盗に襲われた子ですが彼と交代するときでした。
黒いジャンパーを着た男がいきなり刃物を突きつけて金を出せと言いました。
待て!
(小島)ここまで来て彼は強盗に追いついたんだと思います。
(刃物が刺さる音)かわいそうなことをしました…!
(高木刑事)その男を見たのは何時ぐらいですか?10時20分ごろです。
たまたま時計を見たんで。
どんな服装でした?上は黒いジャンパーで野球帽を被ってましたよ。
他に何か特徴は?顔は暗くてよく見えなかったんだけど…すごい勢いで走ってきたから目についたんですよ。
売店行って新聞買って何か話してましたよ。
話?いや…何て言うかな…結構しゃべってたよ。
ふーん…どうもありがとう。
そこのたこ焼き屋さんなんですが10時20分ごろ犯人らしき男が黒いジャンパーを着て売店で新聞を買ってたそうです。
そのとき売店の女性と何か話をしてたって言うんです。
(林刑事)いえ何も話はしてないそうです。
それはおかしいな?度々すみません警察の者です。
ここで新聞を買った男なんですがあなたと何か話をしてたという証言があるんですが差し支えなければどんな話なのか教えていただけませんか?
(中島昌代)さっきの刑事さんにもお話したとおり何も話してません。
ガイシャの門倉正彦さん…病院に着く前に亡くなってしまいました。
凶器は傷口から見て鋭利なナイフではないかと思われます。
(川辺課長)ご遺族の遺体確認は?
(里見)病院の霊安室で立ち会っていただきました。
一人息子さんやったそうでお父さんの心痛ぶり見てられませんでした。
コンビニの被害は?レジの金は金庫に移した後で盗まれた額は3万8千円です。
凶器は…?
(今井)今のところまだ…。
目撃者は2人だけだったな。
(高木)さきほども言いましたがたこ焼き屋さんと売店の従業員2人だけです。
(川辺)監視用のビデオはチェックしたか?
(田崎刑事)チェックしたんですが画像が不鮮明なうえ帽子にサングラスにマスクをしてるので人相は特定できませんでした。
指紋もない凶器もない確かな手がかりは何もない…参ったな。
ひとまず犯人の特徴を書いたビラを撒いて駅周辺で目撃者を探そう。
(刑事たち)はい。
安さん…何かある?うん…。
高木。
被害者のお父さん。
あ…。
(門倉正夫)息子に花を…。
ご案内します。
ありがとうございます。
被害者のお父さんです。
現場に花を。
中島さん交代です。
じゃお願いします。
あのーすみません…。
あっ表の貼り紙見てきたの?えっ…?あんたツイてないよ。
ひと足違いで決まっちゃったよ。
…そうですか。
いい歳して気の毒にね。
リストラされたの?ええ…まあ。
うちさ若い人ならいいけど中年は1人採っちゃったんで…。
ほか当たってくんないかな。
(電話の音)そこをなんとかなりませんかね?課長。
売店の本社に行って中島昌代のこと調べてきました。
出身が群馬県吾妻郡長野原町。
年齢は今38歳。
あの売店にはもう十何年勤めてるベテランだそうです。
で明日から配置転換だそうです。
配置換えは本人の希望かい?いえこれは前々から決まってたそうです。
戻りました。
(川辺)ご苦労さん。
中島昌代さんと接触していた男の身元がわかりました。
工藤鉄也39歳です。
(田崎)えっ中島昌代?工藤なんですが今日居酒屋の仕事が決まったばかりでその保証人が中島昌代です。
現在住んでるアパートの保証人もそうです。
保証人か。
安さん…保証人ということはだ2人は相当深い関係では…?そうですな。
ということはだ…売店で親しげに話しかけていった男は工藤鉄也でコンビニ強盗と同一人物という可能性があるんじゃないか?その可能性大ですね。
あどうも。
(昌代)刑事さん…。
こちらへ変わられたんですね。
はい今日から…。
ちょっとよろしいですか?すみません。
あなたが工藤鉄也って男の保証人になったと聞いたんですが。
間違いありませんね。
ええ…。
あの事件があった夜売店に寄った黒いジャンパーを着た男があなたが保証人になった工藤鉄也じゃありませんか?コンビニ強盗を追いかけた青年はお気の毒に亡くなりました。
これは殺人事件の捜査なんです。
ご協力いただきたいんですが…。
何のことか私にはわかりません。
失礼します…。
おっ先輩いい腕してますね〜。
これどこで習ったんですか?お近づきのしるしに一杯どうですか今夜?うるせえ。
なれなれしくするな。
おじゃましました。
今度こちらに配属になりました五十嵐さんです。
(五十嵐刑事)よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
刑事さん手伝わせてください!
(田崎)会社どうしたんですか?しばらく休職しました。
でも私たちの仕事ですから…。
(門倉)どうかお願いします!すみませんお願いします!…どうかこれお願いします!お願いします!工藤っ!!おい待てコラッ!!
(工藤)ちょっと待ってくれよ…!!何やってんだよ!?何度やっても合わない…。
おつり間違えたのかしら?すみません私のせいでこんな遅くまで…。
あ…まいっか。
内緒で穴埋めしよう。
私も払います!じゃあ250円ずつね。
あーキレイな星!ホント…。
ねえ「川原湯温泉」って知ってる?
(五十嵐)さあ?利根川水系には吾妻川があってその上流の長野原という所に「川原湯温泉」という小さな温泉場があるの。
何もないけど夜になると星でいっぱいになるの。
そこって昌代さんの故郷なんですか?…この空なら明日の非番はスケッチに行けそうね。
絵を描かれるんですか?下手の横好き。
へぇいいなあ!ご一緒できないかしら?うん。
吸うか?いや自分はいいっス。
お前あんな所で何やってたんだよ?俺は結構新宿になじみの店が多いんですよ。
それよりあの連中は何者なんですか?取り立て屋だ。
川口から追いかけてきやがった。
ということは先輩は川口出身ということですね。
…いや群馬県の長野原だ。
と言ってもわからんだろうがな。
おい助けてもらった礼は言うがなあまり立ち入ったことは訊くな。
昌代さん失礼ですけどずっと独身ですか?バツイチと言うのかしら…結婚はしなかったけど。
相手の人は今どこに?あら身元調べ?あ…ごめんなさい。
私好奇心強くて。
長野原から川口に出てそこで一緒に暮らした人がいる。
長くは続かなかったけど…。
(五十嵐)お子さんは?また余計なことを…。
昌代さん!?…どうしたんですか?昌代さん?あ…あ…!お願いします!お願いします!本社に報告があるんだけどあとは頼んでいいかしら?はいわかりました。
悪いわね。
じゃ急いでるからごめんなさい。
(五十嵐)お疲れさまでした。
あっ…。
あの…。
はい?安浦刑事からご連絡をいただいた中島ですけど…。
ああ…聞いております。
どうぞ。
・
(ノック)あの…。
大変恐縮ですが一応袋の中を調べさせていただきました。
念のために確認していただけますか?確かに…。
財布の中も。
その風景写真は?故郷の長野原にある川原湯温泉です。
もうすぐダムができて水没しますけど。
お子さんの写真がありますね。
親戚の子供です。
中島太郎さんとおっしゃるんですか?あの村はみんな中島なんです。
…和紙の中の1万円札は?お守りです。
長野原を出たとき父がくれたものです。
あの…売店に忘れたものがどうしてここに?・
(ノックの音)失礼します。
あなた…!?これが私の仕事です。
すみません。
そうだったの…。
でもどうして?いい友達ができたと思ったのに。
私もそう思ってます。
ごめんなさい。
…いいの。
少し寂しいけど。
五十嵐くんは今度の事件であなたから何か手がかりが欲しかったと思うんですよ。
工藤鉄也さんとの関係も知りたかった。
まあこれも警察官の仕事ですから勘弁してやってください。
そうですか…。
お詫びのしるしにと言っちゃなんですが今夜ちょっと私とつきあってくれませんかね?いえ…もう野暮なことは訊きませんからその懐かしい故郷の思い出でも話してくれませんか?
(片桐由美)いらっしゃいませ。
今日はねお客さんをお連れした。
こちら中島昌代さん。
こちらのママさん。
由美です。
どうぞよろしく。
いつものでいい?ああ。
どうぞごゆっくり。
さあどうぞ。
なかなかいい店でしょ?ええ…。
最近私は年がいもなくカラオケにハマッてましてね毎晩お銚子1本で10曲は歌って帰るんです。
お待ちどおさまでした。
今日は何の歌から始めます?そうだなどうしようかな?じゃあ11900…例のやつね。
はい。
どうぞ。
『帰ろかな』「寂しくって言うんじゃないが帰ろかな帰ろかな」「故郷のお袋便りじゃ元気だけど気になるやっぱり親子」「帰ろかな帰るのよそうかな」
(コーラス)「帰ろかな帰るのよそうかな」「寂しくって言うんじゃないが帰ろかな帰ろかな」
(横溝署長)そうか川原湯温泉か。
あそこはいい。
特に吾妻渓谷だ。
関東の耶馬渓と言ってなあそこの渓谷は絶品だよ。
だがな残念なことに「八ツ場ダム」というのができて温泉場も渓谷もダムの底に沈んでしまう。
行くんだったら今のうちだぞ。
えっ?行くなら今ですか?今がチャンスですね。
安さん私も行きますよ。
行く必要認めてくれるんですか?工藤と中島昌代の出身地だからな。
行けば2人の関係がわかる。
そうすれば証言を引き出す手がかりが見つかるかもしれない。
さすが課長!読みが深いですな!ああ…!じゃあ安さんの出張許可するんだな。
はい私も同行しますから。
(横溝)そりゃマズイぞ。
お前さん行ったら刑事課はどうする?はっ?えっ?署長行ってまいります。
えっ…!?こんにちは。
中島さんでいらっしゃいますか?
(中島源一)ああ。
私山手中央署の安浦と申します。
中島昌代さんのお父さまですね?ええ…。
それと工藤鉄也という男をご存じですか?…鉄也ならよく知ってます。
昌代さんと工藤鉄也のことでお訊きしたいことがありまして。
ここではなんですから…。
ダムができるとこの辺まで水が上がってくるそうです。
じゃあこの景色はもう見られなくなるわけですか。
はあ…家内に先立たれてからよくお参りに来るんですよ。
昌代が家出してからずっと1人。
ハハ…気楽なもんです。
娘さんの家出は工藤鉄也と何か関係があるんですか?刑事さん…鉄也には親同士が約束した許嫁がおったのです。
ところが鉄也と昌代は同じ高校に通ううち好き合うようになった。
親に反対されて成人式も待たずに駆け落ちしよった。
しかし鉄也は大切な跡取り息子。
昌代は向こうの親に恨まれ村中の噂になってここにいられなくなったんです。
あれが出て行く日…わしは畑仕事をしておった。
駆け落ちを許すわけにはいかん。
だから見送るわけにもいかずバスが出て行く音をわしは背中で聞いてました。
2人で埼玉の川口へ行って子供ができたという便りは届いたがその後は音沙汰ない。
昌代と子供は元気にやってますか?昌代さんは元気にしておられます。
そうですか。
お子さんがいらしたんですか。
その川口から来た手紙まだお持ちですかね?あどうも。
さきほどお電話させていただいた山手中央署の安浦といいます。
昔このアパートに住んでいた工藤さんというご夫婦のことでちょっとお訊きしたいのですが。
(大家)覚えてますよ。
まだこのアパートが新しかったころでね新婚さんでそこの端の部屋に住んでましたよ。
お子さんもいたようですね。
そのことですよ…私が工藤さんを忘れられないのは。
本当に幸せそうな夫婦だったんですけどね…。
旦那は近くの町工場に勤めて奥さんは子育てしながらよく絵を描いてました。
ここらの川沿いの風景が好きだと言ってね。
ところがそれがアダになった。
絵に熱中して子供のことがおろそかになったんですね。
ちょっと目を離した隙にその子が川へ落っこちてしまって…。
(昌代)太郎っ!!太郎っ!!
(大家)かわいい盛りでしたよ。
子供を失った夫婦は笑顔もなくしたんですよね。
家の中修羅場だったっていいますよ。
工藤は昌代さんを責めて責めて…。
おまけに勤めまで辞めて酒と博打…。
ある日ね昌代さん姿を見せなくなりましたよ。
でご主人のほうは?やっぱりいなくなりましたね。
つらいときほど夫婦っていうのは支え合っていかなくっちゃ…。
あるわけないか…こんな所に凶器なんか…。
あ先輩…!俺ちょっとタバコ買ってきます。
タバコ…?吸うか?いや自分はいいっス。
課長。
…どうぞ。
門倉さんがお目にかかりたいと。
どうも。
お世話になってます。
何かわかりましたか?
(川辺)ええ…まあどうぞ。
(川辺)容疑者と接触した女性から証言を取ろうとしてるんですがこれがなかなか一筋縄ではいかなくてですね…。
あの…!目撃者探しは打ち切りでしょうか?いえいえそういうわけじゃ…。
(里見)1人でも続けたいと…。
ジッとしてられないんですよ…駅前でビラを配ってるときだけ息子のことが忘れられるんです…!
(川辺)お気持ちはよくわかります…。
中島昌代は自分の落ち度で子供を亡くした…。
だから子供の負い目があって奴をかばってるってことか…。
…どうするね安さん?小細工はムリです。
まともにぶつかるしかないですな。
(電話の音)はい刑事課。
あちょっと待って。
課長林くんです。
はいはい…なに?工藤が姿を消した!?差し入れだ。
あっすみません。
どうだ?今日は早番なんで部屋で休んでます。
工藤が現れるかもしれんから気をつけてくれ。
わかりました。
おー…これはなかなかの絵ですな。
ずっと描くのはやめてたんですが最近また始めました。
描いてるうちに絵本のようになって…。
ほう…じゃ絵の中の坊やが亡くなったお子さんですか?…はっ?いろいろ調べさせていただきました。
そうですか…。
太郎といいます…写真の裏にありましたからご存じですよね。
2歳の誕生日を迎える前に亡くなりました。
もっともっと美しい世界を見せてあげたかったのに…。
亡くなった太郎君が山や森や川や動物たちに出会うわけですな。
この一連の物語の背景は長野原ですか?ええ…長野原は本当に星がキレイなんです。
どこかにあの子の墓を造って絵と一緒に埋めてやりたいんです。
あ…刑事さん何かご用があったんでは?ええ。
あなたにちょっと見ていただきたいものがあるんです。
つき合ってもらえますか?あの人誰だと思います?さあ…?例のコンビニ強盗にやられた被害者の父親です。
息子さんはまだ大学生だったそうだ。
あの人がお父さん…。
お子さんを亡くした親御さんの悲しみは…あなたが一番よく知ってるはずだ。
ああやってビラを配っているときだけ亡くしたお子さんのことを忘れられる…そう言って毎日あそこで…。
毎日…?私はあの姿を見てるとねあなたのお父さんの言ったことを思い出すんですよ。
父に会ったんですか…!?ええ…長野原へ行って来たんですよ。
バスの中のあなたを背中で見送った…そう言っておられた。
ごめんなさいっ!!ごめんなさいっ!!あなたの息子さんを殺したのは工藤です…工藤鉄也です!!あの人をかばってました…!!どうか許してください…!!息子さんのお墓へ行かせ…必ず…必ず謝らせますから…どうか許してくださいっ…!!
(昌代)あの人が駅のゴミ箱に捨てたナイフは私が公園に埋めました…。
よし!わかった!凶器発見!工藤鉄也指名手配だ!どうもご苦労さまでした。
お部屋までお送りします。
いいえありがとうございます。
ここで結構です。
このまま張ってくれ。
俺は報告に戻る。
わかりました。
(携帯電話)はい…私です。
いえご心配なく…。
お前どういうつもりだ!?サツとつるみやがって!お願い…自首して…!
(工藤)ふざけるんじゃねえっ!!何とも思わないの!?人ひとり殺して!俺をこういう風にしたのはお前だろう?今度は裏切りやがって…覚悟はできてるんだろうな!?どうかしましたか?来てくれ。
工藤警察だ。
工藤鉄也間違いないな?強盗殺人容疑で逮捕や。
昌代さん?…昌代さん?五十嵐くん救急車。
はい。
工藤。
昌代さんはなお前が殺した学生さんに詫びを入れてほしい…そう言ってるぞ。
・
(救急車のサイレン)駅の売店で新聞を買った目的は何ですか?ナイフを包んでどこかへ捨てようと思いました。
売店で中島昌代さんに会ったのは偶然ですか?偶然です。
新宿で襲ってきた2人組は?あれは川口のヤミ金の取り立て屋です。
昌代さんに接触したのは何のためですか?…昔の貸しを返してもらうためです。
昔の貸し?どういうことだ?俺がこんなになったのはみんなあいつのせいです。
家を捨てたのもグレたのもコンビニ強盗をやったのも人を殺すはめになったのもみんなあいつの…!本気で言ってるのか?つらい思いをしたのは君ひとりだけか?あれ見せてやってくれ。
はい。
亡くなった太郎君がなこの絵の中で生き返ったんだ。
昌代さんはな太郎君への思いも君にすまないという気持ちも今までずっと引きずって生きてきたんだ。
昌代さん川を見ると震えて動けなくなるの。
(五十嵐)あなたにその気持ちわかりますか?あの…昌代は?一命は取りとめた。
自分で自分を刺したと言ってるんだ。
あいつ俺のこと…?君のことをまだかばってる。
(嗚咽)
(戸が開く音)お父さん…。
どうだ加減は?もう十分だ…十分に苦労した…!昌代村に帰ろう。
『帰ろかな』お父さん…!!『帰ろかな』「嫁ももらってお袋孝行」「帰ろかな迎えに行こうかな」やっぱりダメこの歌…。
ママも故郷には弱いほうかね?もう待ってる人はいないけど。
ま故郷にもいろいろあるからな。
心が落ち着く場所はどこだって故郷さ。
だからこの「さくら」は俺の故郷だ。
優しいこと言ってくれるのね。
ママは…俺の心の故郷さ。
もう…今夜はおごっちゃおうかしら。
え…?そうこなくっちゃ!いきましょう!ちょっとお父さん…ほら見てよあの人!怪しいでしょう?
(ユカ)ホントだまた来てる〜!ちょっとお父さん来た…!安浦さん…久しぶりです!あんた誰だい?ムショから出たばっかりでやせちまって昔の面影ないかもしれませんが…。
吉永か…!その吉永です!留守中うちのカミさんがいろいろお世話になりまして。
いやいや…元気だったか?ええやっとシャバに戻りました。
そうかそれは良かったな。
上がってお茶でも飲んでいけ。
今日は恩返しに来ました。
恩返し?この店流行ってないでしょう。
安浦さんに世話になった仲間のカミさんや子供たちみんな呼んだんですよ!おーいみんな来いよー!おい安浦さんだよ。
ああどうもどうも。
おはようございます!西川きよしでございますひな祭りですね〜女性の方を大切にしましょう2015/03/02(月) 09:55〜10:53
ABCテレビ1
はぐれ刑事純情派16[再][字]
「潜入捜査!故郷を捨てた男と女」
詳細情報
◇出演者
藤田まこと、眞野あずさ、梅宮辰夫 ほか
ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
福祉 – 文字(字幕)
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
映像
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz
OriginalNetworkID:32723(0x7FD3)
TransportStreamID:32723(0x7FD3)
ServiceID:2072(0x0818)
EventID:22862(0x594E)