かつてがむしゃらに夢を追いかけた若者たち。
社会の荒波にもまれ仕事のため家庭のため汗を流すオヤジとなった。
しかし…
今日オヤジたちが再び光り輝く。
愛する音楽で仲間たちと共に
平均年齢40歳以上のバンドが日本一の栄冠を懸けて戦う「熱血!オヤジバトル」。
これまで3,900以上のオヤジバンドが頂点を目指してきた
全国209組から選ばれた7バンドが福岡に集結。
今戦いの火蓋が切って落とされる!
(拍手)皆さんようこそいらっしゃいました!司会の松尾貴史です。
そして…。
眞鍋かをりです。
(2人)よろしくお願いします。
盛り上がってますね。
ずら〜っと並んでらっしゃいますが。
「オヤジバトル」眞鍋さんは初司会ですがオヤジバンドの皆さんご覧になってどんな印象ですか?いや〜そうですね個性豊かで衣装も華やかでバッチリ決まっててかっこいいなと思ったんですがやっぱり近くで見るとオヤジですね。
そうですねオヤジなんですね。
いいオヤジっぷりですね皆さんね。
もうメークも施されてらっしゃいますけどね。
楽しみでございますね。
皆さんどうぞ気張って頂きたいと思います。
今回の審査員はこちらの5名
音楽評論家の萩原健太さん。
ロックンローラーの近田春夫さん。
ギタリストのマーティ・フリードマンさん。
福岡発アイドルユニットRev.fromDVLの橋本環奈さん。
そして後ほどスペシャルライブも披露するサンプラザ中野くん。
以上の皆さんです
それでは「熱血!オヤジバトル」始まります!
(拍手)
本格派ハードロックを極める…
MISTRALの拠点があると聞いてやって来たのですが…。
あれ?お寺?
(念仏)もしかして…。
(念仏)こちらのご住職が…。
なんとマイクを手にすればギンギンのロッカースタイル。
MISTRALは小泉さんをリーダーとするハードロックバンドです。
ダンディーなドラムの三木さんとギターの瀬戸さんの2人は会社員。
そして唯一30代の尾野さんは別のお寺の副住職です。
MISTRALの原点は40年前。
高校の同級生でバンド活動を行っていました。
同級生同士音楽を通じてつながっています。
(念仏)そんなリーダーの小泉さんにはもう一つの顔が。
お寺が経営している保育園の園長先生です。
園ではミュージカルやマーチングなど音楽イベントがめじろ押し。
子供たちに音楽の楽しさを教えています。
・「ありのままの」これかっこ悪い。
極め付きは本堂に作ってしまったある仕掛け。
子供たちを並ばせて…。
(歓声)なんとせり上がってステージに早変わりです。
小泉さんが音楽に力を入れるのはバンド人生で得たある思いを伝えたいからなんです。
(小泉)そんな感じがしますね。
(一同)イエーイ!こんにちはMISTRALで〜す!
(拍手)いや〜でもね住職さんだという事で。
お坊さんって頭をね坊主にしてるイメージあったんですけどそれでふだんやられてるんですか?僕らが伸ばしてる分ね実は彼らが頭丸めてるんです。
え〜!?
(拍手)
(小泉)自然に頭丸まっとんです。
いや丸めてるんじゃないでしょ。
丸まっちゃったんでしょ。
そうですねいつのころからか。
こんなもんです年を取れば。
カミングアウトびっくりしました今。
びっくりしましたね。
今日はですねそんな小泉さんのお母様が会場にいらっしゃっているという事で客席リポーターの武藤さん!は〜い!今日はですね兵庫からMISTRALの応援団の皆さんたくさんいらっしゃってるんですよね。
小泉さんのお母様の玲子さんです。
今日は息子さんの演奏はいかがでしたか?いや〜びっくりしました。
「びっくり」というと?ライブを見た事ないんです。
でもこんなにはめ外しのプロとは思いませんでした。
そうですか。
意外な姿を見てしまいましたね。
それでは審査員の皆さんにもお話を伺っていきましょう。
萩原さんいかがでしたでしょうか?楽しかった気持ちよかったですよ見ててね。
正直言って音楽的にはめちゃくちゃなんですよ。
ちょっとぐじゃぐじゃになってたんですが「やってて俺たち楽しいんだ」って感じがすごく伝わってきて気持ちよく聴けました。
続いて環奈ちゃんどうでしたか?ふだんは頭振りまくらずにちゃんとお経を読まれてるんですよね?そうですね一応。
これではお経読めません。
今日歌ったようなすてきな声でお経をあげられてるのかなって想像してました。
とてもパフォーマンスとかもダイナミックでかっこよかったです。
(小泉)ありがとうございます。
(拍手)マーティ・フリードマンさんいかがでしたでしょうか?バンドの音はすごい大音量で気持ちよかったんですけど応援団の音の方が大きかったですよ。
(笑い)
究極のラブソングを奏でる遠距離バンド
しかし全員で集まれるのは年に1度行うライブの時だけ。
実はメンバーの住む場所がとんでもなく離れているんです。
リーダーの神さんは北海道。
堀田さんと尾崎さんは東京。
そして小岩さんは仕事でタイと日本を行ったり来たり。
ふだんはお互いの演奏を録音して送り合いその音に合わせて自主練です。
ちょっと胸がキュンとなるような感じの方がいいんじゃないかってのはあります。
PEebは36年前大学の学生寮の音楽好きが集まり結成しました。
決戦ライブを前にしてリーダー神さんが訪ねたのは思い出の学生寮。
かつてこの食堂にステージを作り夜通し盛り上がりました。
神さんが取り出したのは自前のマイクと衣装。
原点の地で一人予行演習。
熱い気持ちはメンバー4人分です。
そんな神さんが大学時代バンドと同じくらい夢中になっていたのが当時の恋人洋子さんです。
ジョン・レノンになったつもりの神さんは洋子さんへの思いを歌詞にします。
そこにギターの小岩さんが曲を乗せ歌が生まれました。
大学卒業後神さんは洋子さんと見事ゴールイン。
そしてこの曲は必ずライブの最後に演奏するバンドの代表曲となりました。
30年以上歌い続けてきた究極のラブソング。
距離の壁を乗り越えグランプリを目指します!
(一同)イエーイ!
(拍手)遠距離バンドという事で久しぶりに全員そろっての演奏と。
東京でライブがある時にはベースの堀田さんの単身赴任のおうちで合宿されるという事なんですけどそれどんな雰囲気なんですか?昔の寮に戻ったような感じで。
時々奥さんが来るんですけど奥さんが来て帰っても全然さみしくないんですけども彼らと3日か4日一緒にいるとそのあと泣いてしまいます僕。
泣いちゃうぐらいさみしいんですね。
全然状況は変わってないのに涙腺だけがどんどん緩くなっていくというね。
今日はですね神さんのご家族が会場にいらしてるそうです。
神さんが好きで好きでたまらない洋子さんがこちらにいらっしゃっています。
洋子!本物の洋子!今日のご主人はいかがでしたか?とってもかっこよかったです。
ええ〜!初めて聞いた!ご主人は30年前と変わらないですか?変わらないですね〜。
この熱い思いを受けたいと思います。
これからもずっと。
何か洋子さんちょっと冷めてる感じですけど。
本心ですか?本心です本心です!
(武藤)そして息子の冬夢さんなんですけども結婚式の映像が流れてましたけど。
ダサいですね。
(笑い)
(武藤)厳しいひと言が。
家族じゃなきゃ言えない事ですからね。
審査員の先生方に聞きましょうか。
お話を伺いましょう。
近田さんお願いします。
とってもすばらしい楽曲だと思いました。
これはずっとやり続けてこられただけの事があるある種の普遍的な魅力のある曲だと思いました。
もったいないなと思ったところは最後にエンディングのところでポーズも何となく決めてるんだか決めてないんだかという感じだったんですけどあそこのところだけビシッと決めれば絵面的には今の5倍ぐらい上手に聞こえるんで。
中野さんいかがでしたでしょうか?80年代のね初頭のパンクニューウエーブの香り満載でですねかっこいいなと思いました。
それと帯広畜産大学という事で私実は帯広畜産大学に行こうかなと思って。
もし行ってたら先輩だったんだな。
一緒にやってたかもしんねぇなと思って何となくねワクワクしました。
ほんとに熱かったです。
ありがとうございます。
どうもありがとうございました。
(拍手)
今回の「オヤジバトル」全国予選はインターネット投票によって行われた。
東日本中日本西日本の3ブロック。
それぞれで1位となり見事出場権を獲得したのがこちらの3組
これに加えNHK審査枠で選ばれたこちらの4組が出場。
果たして日本一になるのはどのバンドなのか?
インターネット予選西日本ブロック1位
大分県西部の山あいにある玖珠町です。
地元のライブハウスで人気を集める…大所帯のこのバンドメンバー全員を集めたのはリーダーの中村智雄さんです。
地元で3代続く人気のヘアサロン。
店長はリーダーの中村さんです。
実はこの店でカットしながらメンバー集めも行っていたんです。
うちのバンドでは僕が1番でこいつが2番なんですルックスは。
他にもヘアカットをきっかけにスカウトされたメンバーが続々と。
そして田坂富士絵さんもその一人。
中村さんが師匠と仰ぐメンバーでした。
しかし去年の11月病気を患い38歳の若さで亡くなりました。
信じられないというか言葉にすると難しいんですけど…大会1か月前。
中村さんはメンバーの藤野さんと共に田坂さんの家へ向かいました。
(2人)おはようございます。
「オヤジバトル」決戦ライブ出場を田坂さんに報告します。
一緒に見に来て下さい。
大会で歌う曲の楽譜とCD。
4年前に田坂さんと作った思い出の曲です。
田坂さんへの思いを乗せ「オヤジバトル」のステージに挑みます。
(一同)お〜!
(拍手)今歌い終わってみてどんな気持ちですか?途中でちょっと…間奏の時にちょっと危なかったんですけど。
そしたら後ろで藤野が泣いてるんですよもうね。
もうね藤野号泣なんですよ。
途中で間奏の時もうずっと鼻が。
(鼻をすする音)…なんですよね。
何とか見守ってくれて歌う事ができました。
そうですか。
では審査員の先生に。
お話を伺っていきましょう。
中野さん。
すばらしい歌ですばらしい演奏でした。
ボーカリストとしてですね言わせてもらえるならばですね非常に亡くなった方への気持ちがまっすぐにきれいに伝わるですね素直な歌い方でとてもしみました。
すばらしかったです。
どうもありがとうございます。
(拍手)マーティさんお願いします。
そうですねまあ演奏は非常にプロって感じですね。
経験たっぷり入ってるっていうの伝わってきました。
特にドラムですね。
こういうスローテンポの曲逆にたたきにくいと思いますね。
だからドラムのしっかりしてるパワーが伝わってきたという事はこの人絶対経験いっぱいあると思ってたんですね。
ありがとうございます。
(マーティ)すばらしい演奏でした。
どうもありがとうございます。
(拍手)
青春のディスコサウンドで勝負!
ノリノリのサウンドを奏でるオヤジたち平均年齢53歳。
青春時代をディスコで踊り明かした7人組です。
個性豊かなメンバーをまとめるのにリーダーの木村さんは一苦労。
ひときわ手を焼くメンバーがボーカルの梅沢さんです。
こいつがね…梅沢さんは至ってマイペース。
でも実は音楽愛はバンド随一なんです。
(取材者)どうもこんばんは。
どうも。
どうぞどうぞ。
一見寂しそうに見えますが…。
意外と楽しそう。
以来10以上の職を転々としてきました。
人生の一発逆転を夢みる梅沢さん。
本棚にはこんな本が。
さらに気になる張り紙が…。
(取材者)これは?そうです!人生逆転勝利は愛する音楽でかなえるのです。
というわけで1曲披露。
歌いだしたら止まらない梅沢さん。
15曲ノンストップで一夜のワンマンショーになっちゃいました。
どこまでも自由な梅沢さんを擁するCompactFunk。
大会直前に練習しているのは…。
ディスコミュージックと自由奔放なパワーで一発勝利を目指します!
(拍手)驚くのは今日が皆さん初ステージだと。
どういう事ですかそれ!わけが分からないですね。
初めてなんですか?ほんとにこのメンバーで初めてのライブなんです。
練習は1か月に1回やってました。
ステージで披露するのが…。
どうでした?初ステージの感想は。
いかがでしたか?ああもう光栄ですよね。
光栄。
皆さんの前でこうやって…。
リアクションはベテランみたいですよね。
発表の場を与えて頂いた皆さんに感謝します。
ありがとうございます。
それでは近田さん。
(近田)はい。
いい意味で非常にリーダーシップが優れてらっしゃるなと思いました。
今バンドのアンサンブルとかも今日初めての演奏って事を聞いて特にびっくりしたんですけどやっぱりこれだけの人数だとリーダーがしっかり統率とってないとバラバラになってしまうところを非常に一つのものとしてよくまとまっていたと思います。
続きましてマーティさんお願いします。
今のパフォーマンスやっぱり初めてのステージって伝わってきました。
ず〜っとフルパワーでした。
何かメリハリとか全然伝わってこなかったんですね。
今度この曲やるんだったらもうちょっと何かメリハリを感じたいと思いますね。
続いて中野さん。
(中野)はい。
ファンクってバカでバカでしょうがないけどみんな笑いながらのめり込んでしまうっていうそのね微妙なショーマンシップがですね梅沢さんにしっかりあるっていうのがすごくねうれしかったです。
座布団回しありましたけどあれこそファンクの神髄ですよ確かに。
だからねファンクとしては最高の演出でした。
すばらしい!ありがとうございました。
ありがとうございます。
2人合わせて120歳。
アラ還バンド…
ヘイ!・「やがてリングと拍手の渦が」渋い歌声の2人アリスを愛してやまないおじさまデュオです!・「You’rekingofkings」圧巻のギターテクニックを披露するのは部さん。
そのすご腕から「師匠」と呼ばれるツワモノ。
・「消えない光を」対してこちらギター歴たった6年の田さん。
習い始めたのは55歳からというんだから驚きです。
ふだん田さんは大阪市内の特許事務所で所長を務めています。
転機が訪れたのは6年前の事でした。
思わぬ大きな病を患ったのです。
急に人生の終わりが見えたような気がしました。
振り返った時に…そんな中友人が誘ってくれたライブハウス。
同世代のオヤジたちが楽しそうに演奏する姿を見てビビビッときました。
居ても立っても居られずギターを買い一から猛特訓を始めたのです。
そうして3年前師匠・部さんとバンドを組むまでになりました。
この日は決戦ライブ直前の練習。
部さんについていこうと必死な田さんですが…。
・「ユズリハ」ギターの腕前は上達したとはいえ部さんとの差は歴然。
しかしそれでもお互いを必要とするわけがあります。
う〜ん何とも相思相愛のお二人。
関西生まれのアラ還コンビ。
その愛をハーモニーに乗せてお届けしま〜す!
(拍手)いかがでした?感想は。
いやあの…ほぼうまい事いったかなぁみたいな気持ちよかったです。
歌ってる時の表情が何かもう…。
硬い?硬いというか集中してらっしゃるからなんでしょうけどその対比も良かったですけどね。
(笑い)そして今日は田さんのご家族が会場にいらっしゃっています。
どちらでしょうか?
(武藤)お父さんはいかがでしたか?うちのお父さん他のオヤジさんたちよりもすごい平凡なオヤジやと思うんですけど歌はすごく良かったと思います。
100点あげたいと思います。
あら!うれしいお言葉ですね。
(拍手)いやいや涙出そうです。
もう出していいですよ。
(会場の声援)ありがとう!それでは環奈ちゃんどうでしたか?私のお父さんもアリスの事が好きでアリスさんの鼻歌とかを歌ってるの私聴いてたんですけどこうやってToliceさんのお二人の演奏の方が全然上手だなと思って。
すごいかっこいいなと思って見てました。
お父さんよりもだいぶ年上のお二人ですもんね。
萩原さんお願いします。
いやあの歌良かったですよ。
もちろん師匠のギターもグルーヴあって良かったですけどお二人の声を合わせた感じの歌がね。
アリスがすごい好きなんだなというのも伝わってくるんですけどもとても歌としてよく出来てたと思います。
ガンガン練習して更に歌をバックアップする感じでねいいコンビネーション聴かせて下さい。
ありがとうございます。
ありがとうございました。
伝説のバンドをパーフェクトコピー!
岡山県北部の高原にある蒜山。
最近はB級グルメの「ひるぜん焼きそば」でその名が知られています。
ワンツースリーフォー!そんな焼きそばのようにアツアツのサウンドを奏でるパンクロック4人組。
彼らが目指しているものそれは…。
アメリカの伝説のロックバンドラモーンズ。
その完全コピーです。
・「let’sgoHeyho,let’sgo」うん確かに似ています。
まずはギター。
ふだんの仕事は土木建設。
続いてベース。
いつもは社会福祉の仕事をしています。
ドラム。
仕事は障害者の生活支援です。
そしてボーカル。
本家ラモーンズのボーカルにそっくり!実はそもそもラモーン部は平岡さんがそっくりだという理由で結成されたんです。
そんな平岡さんの素顔は酪農家。
41頭の乳牛の世話を毎日1人でしています。
仕事を終えていざバンドの練習へと向かう平岡さん。
思いっ切り爆音パンクではじけられる場所とは…。
この日はいつもの小屋で本番に向けたリハーサル。
ところが…。
手に包帯!?一体どうしちゃったの?カンパイ!
(一同)カンパーイ!大会直前の思わぬアクシデント。
地元の人たちの期待を背負ってパンク魂でぶっ飛ばします!ワンツースリーフォー!
(拍手)いや〜でも大丈夫でした?あの手は?ええ。
大丈夫か試して下さい。
いや大丈夫…。
そのためにケガしたふりしてたな。
今ナチュラルに握手をしました。
大丈夫だったんですね。
よかったです。
ラモーン「部」にしたのは何でなんですか?こんな長くやるつもりはなくて1回か2回ぐらいやったらやめるだろうと。
だから語呂合わせのくだらない名前でいいかと思って。
そしたらまさか…。
こんな事になろうとは。
さあそれでは環奈ちゃんどうでしたか?
(橋本)はい平岡ラモーンさんがどっちがどっちか分からないぐらいすごい似ててパフォーマンスも似てて最高でした。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
ありがとうございました。
マーティさんお願いします。
僕はどんだけラモーンズのファンって知らないかもしれないんですけど。
知ってます。
(マーティ)ラモーンズのおかげで僕音楽をやったんですよね。
これはすばらしいと思います。
だから見てる人たちはどんだけ似てるか分かんないと思いますよ。
小さい事多いんですよ。
ボーカルのこういうポーズ完璧ですよ。
これじゃなくてこれじゃなくて角度も完璧です。
これが大事です。
あとねラモーンズのカウントっていうのはカウントじゃないんですよ。
ちゃんとリズムを出すんじゃないんだよね。
合図なんだよね。
(マーティ)そうそう。
ワンツースリーフォー!ダンダンダンダン…っていう。
そこも最高だったね。
最高ですよ。
(マーティ)それも抜群でした。
ありがとうございます。
ありがとうございました。
(拍手)
ハードロックでほえる哀しき中年オヤジ
300年ほど前から伝わる鬼の舞「鬼剣舞」が盛んなこの町で鬼より荒々しく演奏するのがジ・オイッス。
高校時代の同級生が中心となった5人組のハードロックバンドです。
ん?歌詞は…「はっきり歌えない歌詞」って?では…中年オヤジなら感じるであろう職場や家庭でのストレスをボーカルの菊池さんが歌にしているんです。
そんな菊池さんの職場がこちら。
ふだんは高校で日本史を教える教師です。
そう打って変わって真面目一筋。
菊池さん進学指導部長も務めています。
生徒たちの将来を預かる重責です。
そういうふうなところの…他のメンバーも市の職員に救急救命士と真面目一筋。
菊池さんの歌詞に共感し夜な夜な集まってはストレスを発散しています。
音楽仲間だからこそ分かち合える中年の怒り哀しみ。
ジ・オイッスがオヤジの心の叫びを高らかに歌い上げます!ワンツースリー!
(拍手)菊池さんがどういうところからこれ書こうとこういう事を書こうと思ったんですか?やっぱりあの…この年になってくるとですねあの…。
一回ちょっと息整えて頂いても大丈夫ですよ。
やっぱこの年になってくるとですね上からも言われるし下からも言われるし。
板挟みで。
もう歌に乗せて。
(菊池)そうですね。
どこさこの気持ちぶつけたらいいべなって思ったっけばねあっバンドあるじゃって。
「こんな事思ってたんだ」って言われたりしませんか?いやもうあとは帰ってどうなってるか分かんないですけど。
なるようになれ?我慢すればいいんですから。
うわ〜またそれも悲哀ですね。
我慢したらまた新しい曲が出来てしまいますよ。
では環奈ちゃんどうでしたか?現役の高校生ですけども。
そうですね。
真面目な先生がバンドの時はこんな熱く熱く歌ってるんだって。
歌詞は秘密な感じの歌詞なんですけどでも何かこういう先生いてほしいなって思いました。
授業中とか歌ってほしいです。
続いて中野さん。
(中野)すばらしい演奏そしてすばらしいパワーボーカルのパフォーマンスを見させて頂きグッと引き込まれました。
菊池先生がですね「耐えればいいんですよ」って。
ねえこの言いたい事がある。
だけど抑圧されてる。
だけど歌にしちゃったってこれがロックだと思うんですよ。
すばらしい!ありがとうございます。
どうもありがとうございます。
どうもありがとうございました。
熱いステージを繰り広げた7組のオヤジバンド。
ここでもう一度ご紹介しましょう
一体どのバンドがグランプリの栄光に輝くのか?
(拍手と歓声)
(拍手)「Runner」!どうもありがとうございます!
(拍手と歓声)
(拍手)まずはベストオヤジ賞の発表をいたします。
これぞ「音楽オヤジ」と呼ぶにふさわしい実力ともちろん個性を持った方に贈られます。
「第18回熱血!オヤジバトル」ベストオヤジ賞はジ・オイッスのボーカル菊池さんに決定しました。
菊池さんおめでとうございます。
ベストオヤジでございます。
(拍手)さあ橋本環奈さんからトロフィーが贈られます。
私もこんな先生に習いたいなと思いました。
おめでとうございます。
是非本校に転校してきて下さい。
ありがとうございます。
おめでとうございます。
ありがとうございます。
(拍手)続いては準グランプリの発表でございます。
近田春夫さん発表お願いします。
準グランプリはPEebの皆さんです。
おめでとうございます。
どうぞ前へ。
(拍手)おめでとうございます。
マーティ・フリードマンさんからトロフィーが贈られます。
おめでとうございます。
ありがとうございます。
すばらしかったです。
おめでとうございます。
(拍手)さあ今のお気持ち聞いてみましょう。
洋子愛してるよ!ほんと皆さんのおかげです。
特にうちの妻のおかげだと一生思います。
ありがとうございました!準グランプリはPEebの皆さんに決定しました。
(拍手)「第18回熱血!オヤジバトル」グランプリの発表でございます。
審査委員長の萩原健太さんお願いします。
それでは発表します。
「第18回熱血!オヤジバトル」グランプリは…。
(ドラムロール)
(萩原)ラモーン部の皆さんです。
お〜ラモーン部どうぞ前へ。
どうぞ1列で。
グランプリのラモーン部の皆さんにはサンプラザ中野くんからトロフィーが贈られます。
おめでとうございます。
完璧です。
ありがとうございます。
(拍手)おめでとうございます。
今のお気持ちを。
いやマジですか?いいんですか?僕らでほんとに。
どうですか?僕たち褒められる事があんまりないんでこういうのは…。
ありがとうございます。
ありがとうございました。
さあどうですか?今日この場に立てる事になった事をラモーンが立てるようにと応援してくれた人にありがとうと言いたいです。
ありがとうございました。
おめでとうございます。
(拍手)審査委員長の萩原健太さん総評をお願いします。
皆さんすばらしい演奏を聴かせてくれたんですけどもやっぱりその中でプロはだしとかそういうんじゃなくてプロには絶対できないアマチュアバンドならではアマチュアオヤジバンドならではの究極をねラモーン部は見せてくれたというとこがあるので。
今日はねほんと全てのバンドの皆さんがかっこよかったです。
楽しかったです。
ありがとうございました。
どうもありがとうございます。
(拍手)ありがとうございました。
グランプリのラモーン部の皆さん本当におめでとうございます。
おめでとうございます!
(拍手)それでは皆さんまたお会いしましょう。
さようなら!さようなら!
(拍手)2015/03/01(日) 16:15〜17:25
NHK総合1・神戸
第18回 熱血!オヤジバトル[字][デ]
平均年齢40才以上のアマチュアバンドが全国の頂点を目指すコンテスト。200組以上の応募の中からチャンピオンに輝くのは?音楽オヤジたちの熱い演奏、熱い歌声に注目!
詳細情報
番組内容
全国から勝ち抜いてきた中高年バンドが熱いバトルを繰り広げる「オヤジバンドの甲子園」。出場バンドは、30年間恋人(現在の妻)への思いを歌い続けてきたバンド、ご住職が熱唱する異色のハードロックバンド、伝説のラモーンズの完全コピーバンド、去年亡くなった音楽仲間への思いを歌うバンド、55才からギターを始めたオジサマとその師匠、80年代ディスコ音楽で踊るバンド、中間管理職の悲哀と怒りをぶつけるバンドの7組!
出演者
【司会】松尾貴史,眞鍋かをり,【出演】サンプラザ中野くん,萩原健太,近田春夫,橋本環奈,マーティ・フリードマン
ジャンル :
音楽 – 国内ロック・ポップス
バラエティ – 音楽バラエティ
趣味/教育 – 音楽・美術・工芸
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