12回シリーズでお届けする「心温まる冬のインテリアプランツ」。
次回は「アクアプランツでリラックス」。
テキストも是非参考にして下さい。
(三上)あ〜あ今年のビオラ寒さにやられて元気なくなっちゃったな〜。
よしっ3月に入ったし春の花に入れ替えるか!
(吉田)ちょっと待った三上さん。
これからがパンジービオラの本番だよ。
ちょっとした工夫で次々と花を咲かせてみませんか?咲かせたいです。
是非その一手間を教えて下さい。
という事で今日のテーマはこちら…
(テーマ音楽)パンジーとビオラを春からもっと咲かせるテクニック。
教えてくれるのは…吉田さんは日本各地の農家に花や野菜の栽培指導を行っています。
特に土と肥料の分野のエキスパート。
自宅でも日々研究を重ねています。
パンジービオラ早春の栽培テクニック。
植え替えでたくさんの花を咲かせましょう。
今がチャンス再び徒長させない切り戻しのコツをご紹介。
花いっぱい!管理のコツをお伝えします。
ミニコーナー「寄せ植えアプリ」はツバキを和モダンに飾ります。
吉田さんパンジーやビオラって寒い冬の時期を過ごしてきたから花が小さかったりあまり咲かなかったりこれはしょうがない事なんですかね?とんでもないですよ。
ここの見て下さい。
いいですか?見事に咲いてますね。
同じように植えたのにこちらと全然違うでしょ?全然違いますね。
しっかり花がきれいにたくさん咲いてます。
同じように冬を越してきたわけですか?どうしてこうなったと思われます?何なんですかね?これをちょっと見て下さい。
植えつけの時期も大切なんですね。
土が乾いていないのにたっぷりやっては駄目ですよという事。
これは乾きやすい土で植えて下さいねという事です。
上3つはうなずけるんですが水やりも重要だって事ですね。
つまりこの2つの差は根づくりがしっかりできたという事なんです。
こういった生育不良の原因は根にあるって事なんですか?はいこれを見て下さい。
おっありがとうございます。
これだけ根が違うんですね。
こちらがこのように元気に育った株。
元気ない方は根が小さいですね。
ジメジメしてると根も細くて葉っぱの色も悪い。
花も小さい数も少ない。
こちらはその逆ですよね。
こういうふうに見てもらうと根づくりが一番だと思います。
これからこの弱った株元気になるものですか?できるだけ3月の中頃までに植え替えてもらってリフレッシュをすれば1か月もすればこのようになりますよ。
まだ間に合うんですね。
是非教えて下さい。
花を咲かせるには元気な根を育ててから。
吉田流リフレッシュ方法植え替え。
吉田さんこちらに植わっているビオラは元気ないですね。
そうですよね。
こうやって狭くひっついて植えたりですね土を見て下さい。
乾きにくい土になってますよね。
こちらを植え替える事で元気にさせるという事ですね。
一度抜いて頂いてもう一度場所を変えて土も変えて植え戻せば。
植え戻すわけですね。
同じ株を動かすという事ですね。
それはプランターでも同じ事ですか?プランターも全く同じなので。
是非教えて下さい。
まずは株を掘り上げます。
実際やりますがこの時注意してもらいたい事言いますね。
根はやはり横に張ってるのでできましたらこういう所から掘り返すんではなしに少し3センチでもいいですからこの辺りを掘ろうという事で少し目印を入れられてあとはこういう形で…。
株から3センチほど離して…。
横の根を大事にしてほしいですね。
こちらはパンジービオラの根。
下に向かって伸びる根は主に株を支える役割があります。
一方横に伸びる根は養分や水分を吸収するのに大きく役立っています。
横に伸びた根を切らないよう大きめに掘り上げましょう。
くっついてる場合はどうしたらいいですか?真ん中でいったらいいです。
さあ掘り上げましたがこの後は?次大事なのはやっぱり下の方がジメジメしてたら駄目なので少し土を掘り起こしたいと思います。
目安は大体20センチぐらいですからちょうどスコップのこの辺りまで掘り起こしていくと大体根が張る位置なんですよ。
20センチ…。
それぐらいで下の土も乾きますので次にこういう形で土の感触を確かめるようにして…。
続いて水はけをよくするための土を用意します。
赤玉土小粒と腐葉土を同じ割合で混ぜたものです。
これだけではまだ少し足らないので少し肥料を入れます。
元肥として。
はい元肥として。
ちょっと注意するのはリン酸成分の多い肥料が向くんですよ。
リン酸というと花や実のためって感じですが根を育てさせるんですね。
植物を育てる養分の中で特に必要とされるのが肥料の三要素です。
葉や茎の生育に欠かせない窒素。
根や茎を育てるカリ。
そして吉田さんのお薦めするリン酸は花や実付きをよくするための養分として知られています。
最初に新しい根が伸びる時にリン酸ってすごく必要なんです。
花実付きをよくして根の張りもよくするという事でここに混ぜます。
根というとカリのイメージがありましたけどリン酸も重要なんですね。
それからもう一つあるものを入れるんですよね。
まだ入れますか?春になってきてポカポカ陽気になると嫌なものが出てきますよね。
何だと思います?暖かくなってくると嫌なものといえばもうあれですねアブラムシ!もうほんとに避けられないんですよね。
出てからではいたちごっこになりますから予防するために土に混ぜる殺虫剤があるんですよ。
これをやっておくとアブラムシの予防になるので同じように混ぜ込みます。
土から防止ができるんですね。
混ぜた土を一面に敷き詰め花壇の土にすき込みましょう。
掘り上げた株を植え戻す前に黄色くなった葉を切り取ります。
寒さによる変色なので気温が上がれば緑色の葉に戻りますよ。
ではこちらを植えつけるわけですね。
まず植える場所を決める意味でこのような形で置いていってもらうんですね。
ちょうど手のひらが1つぐらい入るぐらいがちょうどいいです。
結構離すんですね。
これがここまで伸びると恐らく4月の半ばには土が見えなくなってると思います。
じゃあこれで実際に植えつけていきます。
植えつける時のコツはありますか?根を絶対にほぐさない事。
全くですか?今ここでほぐしちゃうと根が出にくくなりますからそして穴を掘りますよねこのまま置いたら沈んじゃいますよね?ですから少し持ちながら少しづつ下の土をやっていってこのような形で植えつけていく。
理由どうしてか分かりますか?なぜなんですかね?深く掘り起こして土を戻すと苗の下の土も柔らかくなるんです。
これでこういう形で浅く植えてそして株元には土が載らないようにしながら…。
ちょっと山状にするんですね。
小山みたいな形で植えていく。
一度深く掘る事が大切なんですね。
株同士が詰まっていた花壇が…根を育てるためのゆったりした株間に植え替えられました。
最後に水をやります。
上から葉や花にもかけていいんですか?たった一回この時だけはいいんですよ。
最初だけって事ですか?植えた時はねどうしても土が葉に付いたりしてますからそれを洗い流す意味でこのような形でやっていくんですね。
これで4月にはたくさんの花楽しめますね。
楽しみですね。
コンテナでの植え替えは…土の割合や植えつけ方などは花壇の場合と同じです。
伸びてしまったビオラを切り戻しで形よく整えましょう。
でも時期と切る場所にご注意を。
花が咲かない株が大きくならないといったトラブルに続いて多く言われるのが「徒長」という事なんですがこちらですね。
徒長といいますのはどんなんかと皆さんよく言われるんですけどここ見て下さい。
ここのように節と節の間が伸びる事を「徒長」というんですね。
節がたくさんあってたくさん伸びてるんじゃなしにボヨンボヨンと間が空いてるというのを見てもらった方がいいと思うんですね。
こうするとどうしても茎も弱くなってきますからこれはまず少し切り戻しをしたいんですね。
切り戻しをしてすっきりさせるという事ですね。
ただね切り戻しをしたからといって徒長が全部なくなるわけでもなければこの時期ですから花も増えるわけじゃないんですが形がきれいになりますよね。
形を整えるという意味で2つ守ってもらわないといけない事があるんですね。
何でしょうか?1つは3月の半ばぐらいまででもう切り戻しは終わりです。
じゃあまだ間に合いますね。
まさに今が切り戻しのチャンスと。
そしてもう一つは切る場所なんですね。
これを見て下さい。
節と節の間が伸びていますね。
そしてこの節が伸びた上で切ると出てくる枝が伸びやすいんです。
徒長した部分を残してしまうと伸びた枝をまた徒長してしまうと。
ですからそのもう一つ元の所で切るという事なんですね。
ここで切るわけです。
1つ下ですね。
節と節の間が伸びている部分を残して切ると…。
再び徒長した茎が出てしまいます。
徒長した部分を残さないように切り戻しましょう。
このちょうど鉢の周りの部分ぐらいを基準に伸びすぎたものを切って形を整えたいと思うんですね。
ですからこれなんかでもこの辺りでゆっくり取っていくんですね。
こういう形で。
鉢の枠内を考えて。
そうですそうです。
そしてこの辺りで切る。
そしてあとこれもこの辺りで切る。
切り戻した直後に肥料をやると再び徒長する事があります。
1週間ほど置いてから液体肥料をやりましょう。
パンジーとビオラが元気に育つ春。
今年は花いっぱいに育てましょう。
パンジーもビオラも日当たりを好みます。
半日以上日の当たる場所に置きましょう。
乾くのを待たずにやると根がきちんと育ちません。
根が動きだすこの時期は液体肥料がお薦め。
週に1回水やりを兼ねてやりましょう。
固形肥料は雨などで急に溶け出すと濃くなる事があります。
すると根が養分を吸わない事があるので固形肥料は液体肥料を2〜3回やってからにしましょう。
ここで吉田さんから肥料をバッチリ効かせるテクニックを教えて頂きます。
ちょっとしたテクニックなんですが冬を越してきたパンジービオラに肥料をやる時に土の表面が硬くなっていると均一に肥料が入っていかないんですね。
ここに用意した小さな熊手のようなものでこのようにして表面を1センチぐらいかいていくんですね。
耕す感じですか?はい。
この方法を「中耕」というんです。
水に溶かした肥料をやりますね。
そうするとゆっくりと真下に下りていってくれるんですね。
庭の場合は一つの株がありますよね。
その周りにちょうどドーナツみたいに掘って頂くんですね。
そしてそこに水に溶かした肥料をやる。
あとはここに液体肥料を溶かしたものがありますからこれを実際やっていきますが肥料ですから花や葉っぱにかけるとシミになりますからこのような形で…。
中耕した部分に。
中耕するときれいに入っていくでしょ?あ〜ほんとだ。
すぐ染みこみますね。
こまめに年間通してやっていいんですね?1か月に1回ぐらいかな。
吉田さん3月に入ると春の花がたくさん出回ってついつい新しい苗を求めてしまうんですが園芸の醍醐味ちょっとしたコツで長く楽しむ事が大切ですよね。
長く楽しむのは私は絶対に花づくりは根づくりからだと思いますよ。
根を育てる事であと2か月どれだけ咲くか胸躍りますね。
楽しみですね。
冬から春にかけ可憐な花を咲かせるツバキ。
庭木のイメージが強い花ですが小さな鉢で楽しむ事もできるんです。
今日はツバキを主役に和モダンな寄せ植えを作ってみましょう。
担当講師はこの方です。
目指すのは早春の野の景色。
鉢の中に自然の風景を描きましょう。
品種が豊富なツバキ。
寄せ植えに向く花はどれかな?庭植えではなく小さな鉢にツバキを植える時は花や葉が小さな品種を選ぶのがお薦めです。
渋い色合いのこんなツバキはいかがでしょうか?黒みがかった花は小さくても存在感があるね。
鉢に植える時は枝の出方や幹の動きにも注目しましょう。
そうすると寄せ植えにした時に自然な表情が生まれます。
株は枝数が多くて幹に動きがあるもの。
お店で探す時の参考にします。
どうしようかな?今回はシャープなラインの四角い鉢にしよう!ラインのはっきりした四角い鉢なのでモダンな印象にまとまります。
それにパステルカラーなので春らしいイメージに演出できます。
脇役にはツバキに寄り添う野の花をイメージしました。
草丈が低く控えめな花で野草のような雰囲気のものを選びました。
清楚なイメージのスミレ。
華やかさのあるアッツザクラで明るさを加えましょう。
材料がそろいました…水はけがよくなるように赤玉土と鹿沼土を使います。
よく混ぜ合わせてから鉢に入れましょう。
まず鉢の正面を決めましょう。
今回は奥行き感を感じさせたいために鉢のこの角の部分を正面として植えつけていきます。
ツバキの根は切らないように軽く土を落とします。
ツバキを配置する時にはまず枝の先端この辺りが正面に向くように配置しましょう。
横から見るとこんな感じ。
枝が正面に向かって伸びるように配置します。
ツバキの周りに脇役を植えます。
やや後ろ気味に添えてあげた方が奥行きが感じられます。
土を足したらもう一工夫。
寄せ植えに味わいを出してくれる脇役がもう一つ。
このコケです。
コケを添えると印象がすごく変わりますよ。
ツバキの株元を囲むようにコケを貼り付けます。
はがれないように端の部分をしっかり押さえて。
最後に見栄えをよくする園芸培土で覆って完成です。
ツバキの和モダンな寄せ植えが出来ました。
スタイリッシュな器に野の景色が新鮮。
枝の流れるようなラインが効いてるわね。
日当たりのよい場所で管理します。
表面の土が乾いたら水はたっぷり与えましょう。
皆さんもお気に入りのツバキを見つけて寄せ植えを作ってみませんか?次回はケマンソウでナチュラルな寄せ植えを作ります。
「花信わたしのメモリアル」。
今日は見る度に楽しい思い出がよみがえるディモルフォセカのお話です。
「園芸店にディモルフォセカの鮮やかな花苗が並ぶ頃になりました。
この花を見ると愛犬ポチを思い出します。
25年ほど前雨の降るバス停に小さく泥だらけの捨て犬がいました。
シャンプーをすると真っ白な綿毛のかわいい子犬が現れました。
それからは私のそばを離れず花壇の手入れをしているとディモルフォセカの中をかくれんぼするように遊び中でおしっこも。
紫の花色と綿毛の白がきれいでした。
今は天国に行ってしまいましたが花の中で遊び回っていたポチが忘れられません。
今年は何色のディモルフォセカがいいかな?と問いかけると花殻を摘む私のそばにワンワンと天国から遊びに来てくれるようです」。
2015/03/01(日) 08:30〜08:55
NHKEテレ1大阪
趣味の園芸「パンジー&ビオラの早春講座」[字]
この時期元気のないパンジー&ビオラを植え替えや切り戻しでリフレッシュさせて、花いっぱい咲かせるテクニック。<ミニ>寄せ植えアプリ【ツバキ×和モダン風】/花信
詳細情報
番組内容
冬越しに失敗して元気のないパンジー&ビオラ。このあとどうする?日当たりや土壌など環境の悪い株は根ヂカラが落ちている可能性あり。植え替えテクニックを詳しく紹介。暖かくなり徒長して株が乱れないワザ。早春の切り戻しは時期と切る場所が重要。そのほか肥料のやり方など早春の管理ポイントを紹介。司会:三上真史(D−BOYS)<ミニコーナー>寄せ植えアプリ【ツバキ×和モダン風】 /花信〜わたしのメモリアル〜
出演者
【講師】園芸研究家…吉田健一,園芸研究家…山口まり,【司会】三上真史,【語り】笠原留美,恒松あゆみ
ジャンル :
趣味/教育 – 園芸・ペット・手芸
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
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