皆様お目覚めでございましょうか?国本武春でございます。
「演芸図鑑」で爽やか目覚めそのあとまた寝る人もいるハハハ!二度寝というのはまたいい気持ちですからね。
という事で本日の演芸は漫才で海原はるか・かなたさん。
このお二人を拝見する時はこのこのこの瞬間がいつ来るかワクワクしてたまりませんね。
それから落語は立川生志さんでございます。
談志師匠譲りの笑いのツボにピタリはまるその話芸をお楽しみ下さいませ。
それではどうぞ!
(拍手)どうもようこそお越し頂きましてありがとうございます。
海原はるかでございます。
海原かなたと申しますが。
この間ね私新聞読んどったんや。
えらいこっちゃな〜活字がもう二重三重に見えてきだして。
そういう年齢やて。
いやいやほんまに。
それで思い出したわ。
というのはねこの間ね家でゆっくり風呂入ったろと思てそのゆっくりといいますのはね我々の仕事が3連休の時ありましたんや。
3日間続けてのお休みってこれめったにないんですよ。
おかげで3連休まずないな。
ないね。
もういつも4連休5連休や。
ムッチャ暇やんか!まあとにかく風呂入りました。
ほんなら家族が先に入ってたもんやから湯煙でこないなっとってね。
あ〜分かるな。
それでバ〜ッと目の前見たらね3センチぐらいのムカデおる。
「これはあかんわ」思てタオル持ってきてバ〜ンたたいた。
「やった〜!」思てす〜っと見たら娘のつけまつげやったんや。
どんな見えへんのや!情けないなおい!いやいやほんま。
ほんでとりあえずそれから風呂から上がってパッと目の前見たら前のテーブルに私の大好物や。
分かるやろ?三笠饅頭いうやつ。
あ〜甘いやつ!そうそうそうそうそう!分かりまっか?三笠饅頭いうてねあれですわどら焼きですわ。
これがあったんで食べたろ思て手に取ったらね…。
化粧用のパフでして。
お前先言うな!先に言うな!若い時はこんな事おまへんでして。
若い時いうたらね私ら1970年ね。
昭和45年。
その時に我々コンビ結成しましたからちょうど今45年なります。
そうや。
45年いうたら一つの節目でっしゃろ?確かに。
そやからまあ大阪ローカルになりますけど1時間の我々はるか・かなたのスペシャルの番組ね。
やった!新作漫才2本さして頂いてそれぞれの生い立ちから現在に至るまでの再現ドラマさしてもろてほんで今大阪で大活躍してる若いお笑いの子に来て頂くというトークショーですわ。
ええな〜。
それを3日前に夢で見たんですわ。
おい夢か!夢でっせ。
実現せえよほんまに!でもテレビの番組なんか見てて芸能生活45年これ振り返りましたらねまあほんまに番組自体がいろいろ変わりましたな。
スポーツの番組見ててみなはれ。
我々が若い頃いうたらねそらもう野球中継とそれから相撲中継とそれからプロレスぐらいなもんやった。
そんなもんやった。
今違うもんな〜。
違う違う。
ゴルフはやってるわほんまな。
サッカー。
やってるわそれから大リーガーの日本人選手が活躍してるからそうやねんけどアメリカの野球の中継までやりますから。
すごい事やで。
すごいな〜。
だから私の好きなスポーツねこれ全世界に広めたいんですよ。
君の好きなスポーツいうと何?えっ?大相撲や。
あっ大相撲な。
今も中継はやってますけどね今の英語ではちょっと分からんかな。
だから子どもにでも分かりやすい英語にしてそれで中継したらモンゴルの選手以外にまた諸外国の力士も来る訳や。
これやがな〜。
子どもにも分かりやすい英語ってなかなかそれ難しいで。
言うときまっけどね私は学生時代英語の成績5やったのよ。
ほんまかい?そやから何でもござれやで。
ほなどないすんで?例えば。
例えば今の白鵬関。
白鵬の場合も英語にしまんねん。
白鵬の場合はこれ半分に切りまして白はこれは英語で言うたらホワイトや。
あっ白やから。
そうそうそう。
ほんで鵬は白鵬の鵬やからやねだから鳥やからバードや。
だからホワイトバードというのが白鵬の四股名や。
何か強く感じへんで。
これは言うときまっけど慣れです。
その横綱のな。
横綱は日本語やないか。
それも英語でやれ!どない?白鵬は今言うたようにホワイトバード。
そうそう。
横綱の場合は横やからサイドですわ。
綱はロープやからサイドロープというのが横綱やないか。
サイドロープのホワイトバード。
分かりやすいやろ?まあ確かに。
でも強く感じへんけどな…。
それは慣れ。
慣れたらええんか?その下な。
大関ね。
大関は日本語やないか英語に変え。
どない?ビッグシートやねん。
おいちょっと待てや!何やねん?ビッグシート?何で?大というのがビッグやないか。
シートで関やないか。
何でシートが関やねん?チャイルドシートとかシルバーシートがあるやろ。
座席の席かい!そうそうそうそう。
ほな横綱の…横綱やからサイドロープの鶴竜。
鶴竜はこれどないになる?鶴竜の場合はあの…。
あっ君の頭やね。
おいちょっと待てや。
英語の訳に君の頭いう訳どこにあんねん?鶴というのは鶴と字書きますやろ。
鶴やで。
フッとツルやん。
(笑い)ツルツルそんなもんほんまに。
何か滑りやすい頭してんな〜。
ほっとけアホ!だからスリップにしよう。
スリップ?勝負の世界でスリップなんて嫌がるで。
そのかわり下に竜があってやなドラゴンやから立ち上がるんやからええ名前やないか。
あっスリップドラゴン!そやろ?なるほどね。
これええがな。
それでビッグシートな。
大関ね。
そうそうそうそう。
ファイブグッドや。
何?お前英語でファイブも知らんのか?ファイブいうたら5や。
そうそう5やがな。
それでグッド。
いいよ。
いいよいいよいいぞええぞええぞええぞ!豪栄道の事や。
ほんまかおい!ほな日本人で話題の遠藤。
あ〜遠藤簡単やな。
グリンピース。
ほんまかいな!簡単やろ。
簡単やな。
それから決まり手な。
これも英語でやんねん。
分かるか?上から投げるやつ。
上手投げ。
上手投げはやなオーバースロー。
ほな下手投げは?アンダースロー。
それ野球やん!投げる事に違いないやろ。
ほんなら押し出しは?プッシュアウト。
吊り出しは?リフトアウト。
引き落としは?ATM。
おいちょっと待て!ATMって。
手続きしたら引き落としできるんやな。
ほんまかい?ほんまやがな。
ほな突き出し。
ポテトチップ。
(笑い)何?何で突き出しがポテトチップやねんな!あのな私がよう行く居酒屋さん年がら年中手ぇ抜きよんねん。
「突き出し出してくれ」言うたらなんとポテトチップやねん。
だからそれでええんやがな。
そんなんでなそんな英語でな世界に通用するか?さあそれはちょっとどうかな?どうかなって!君学生時代英語は5言うてたんちゃう?5言うたよ。
5は5でも100点満点の5点の5やがな。
もうええわ!
(拍手)
(拍手)
(拍手)え〜どうぞ一席の間おつきあいを願いますけれども。
よくこの世の中には知ったかぶりをする人なんてのがいる訳でございますけれども…。
「どうも隠居はいますか?隠居はいますか?」。
「おう誰かと思ったら八っつぁんじゃないか。
まあまあこっちへお上がりよ。
どうしたんだ?」。
「いやちょいとね今日は隠居に聞きたい事があって来たんです」。
「お〜私に聞きたい事ね。
何だい?」。
「それですよ。
え〜何聞きましょう?」。
「何が?」。
「聞きたい事があって来たんです」。
「だから何を聞きたいんだよ?」。
「だから何聞きますかね?」。
「お前さんが聞きたい事があって来たんじゃないのかい?」。
「そうなんですけどね。
あっしが聞く事によってこれから先話がどこへ行くかという事が決まる訳でしょ」。
「そりゃそうだな。
大概落語というのはそういうもんだけどな。
で何を聞くんだい?」。
「何聞こうかなと思ってね」。
「困ったねおい。
お前演者さんは知ったかぶりの話をマクラで振ってたぞ。
そういう話をした方がいいんじゃないのか?」。
「じゃあこれ聞く事にしますよ」。
「何だい?急に難しい事…。
かなり落語を知らないと分からない人の事言ってるよ。
テレビの前の皆さんも朝起きたてで一体この落語家は何をしゃべってるんだろう?混同するよいろんな事を。
まあまあいい。
何聞きたい?」。
「それですよ。
うちに一人の女のあまっちょがおりまして」。
「一人の女のあまっちょって…。
女の子がいるな」。
「これがね学校でもって妙な事を覚えてきたんですよ」。
「どういう事を?」。
「仲間を大勢連れてくるんです。
でもってねわ〜っと札をばらまくんですね。
その札の周りに輪っかになるんですよ。
一人だけ仲間っ外れになりましてねこの仲間っ外れになったやつが腹いせか何だか知りませんがね妙なとこから声を出しましてね『なんとかの〜かんとかかんとかなんとかで〜』ってえと輪になってる連中がわ〜ってんで札を奪い合うというねそういう乱暴な遊びを覚えてきたんですよ」。
「別にそれ乱暴な遊びじゃないやね。
結構な遊びだ。
知的な遊びだ。
それは小倉山の百人一緒じゃないか」。
「何です?」。
「小倉山の百人一緒ってんだよ」。
「小倉山の百人いっしょ?いや娘に聞いたらね小倉山の百人一首だとそう言ってましたよ」。
「何言ってんだい。
そうじゃないよ。
それはね100人の歌人歌人が小倉山って山に一緒に登って歌を詠んだから小倉山の百人一緒ってんだよ」。
「ああそうですか。
一緒ってんですか。
子どもにそう言っときますね」。
「で何だよ?」。
「その歌人ってんですか?歌人ってんですか?そん中でもってほらいるでしょ一人。
有名な。
あっしでも名前知ってましたよ。
色男でもって有名な歌人。
何つったかな?名前をね。
ここまで出てんだよ。
え〜っとね確かね名前がねえ〜…。
『はらほれひれはら』とかいうやつね」。
「おう在原業平」。
「よく分かりましたねこれでね」。
「私だから分かるんだよ。
ほかの隠居じゃ分からないよ。
在原業平がどうした?」。
「その業平の歌であるじゃないですか。
何て言いましたかね千早…千早…」。
「ああ『千早ふる神代もきかず竜田川から紅に水くぐるとは』」。
「さすがですねそうそうそう。
その歌の訳はどういう訳ってうちの娘に聞かれたんですよ。
知ってりゃつらつらっと答えるんですけどもね知らねえもんですから。
かといって一応父親ですから知らねえとも言えねえ。
『お父っつぁんちょいとはばかり行きたいからはばかり出たら教えてやる』ってはばかりに入ったんです。
はばかりに入ってるうちにいなくなるだろうと思ってたんですがね友達はみんないなくなるんですうちに帰りますから。
うちの娘はうちの娘ですからずっといるんですよ。
いなくなる時っていうのは嫁に行く時ですから。
嫁に行く前の晩にはばかりの中でもってね『長々お父っつぁんお世話になりました』って娘の挨拶を聞くのは悲しいじゃありませんかね。
でどうしようと思った時に隠居の顔が浮かんだんですよ。
物知りでしょ?だからね隠居に聞いたらよかろうってんでね娘の隙ついてつっと出てきてここに来たってこういう訳なんですけどもね。
その歌の訳を教えて下さいよ」。
「ああそうかいよく私の事を思い出してくれたね。
じゃあお前さんは何かい?その業平の『千早ふる神代もきかず竜田川から紅に水くぐるとは』とこの歌の訳が知りたくてここに来たとこういう訳だ」。
「うんそうなんですよ。
どういう訳ですかね?」。
「そんな事は大した事はないよ。
つまりそれはな千早ふるだ神代もきかず竜田川から紅に水くぐるとはと。
まあこういう事だな」。
(笑い)「いやいやそうじゃないんですよ。
歌の訳を聞きに来たんですから」。
「だから歌の訳じゃないか」。
「いやいやだから…」。
「『千早ふる』だろ」。
「ええ」。
「『千早ふる』だ。
なっ?そうすりゃ『神代もきかず竜田川』とこうなる。
竜田川となれば『から紅に水くぐるとは』とまあこういう事にならざるをえないな」。
「いやそうじゃないんですよ。
訳をね教えてもらいたい」。
「お前本当にバカだな」。
「ええバカですよ。
バカですからこうやって聞きに来てるんですから。
バカのあっしに分かるように教えて下さいよ」。
「開き直りやがったこの野郎。
お前に分かるように?」。
「そうですよ。
ちゃんとかみ砕いて教えて下さいよ」。
「かみ砕いてな。
うん。
つまりこれはなち〜!は〜!や〜!ぶ〜!」。
「それおしまいまでやる気ですか?歯が無くなっちゃいますよそんな事してたら。
あっそんな事言って実は隠居も歌の訳分からないんじゃないすか?」。
「何言ってんだよ。
私が分からないなんて事はない。
大概の事は知ってるんだよ」。
「じゃあどういう訳だか教えて下さい」。
「少しはお前に考えさしてやろうと思っただけじゃないか。
そう慌てる事はないよ。
つまりこれはな『千早ふる神代もきかず竜田川』だな。
う〜ん竜田川…う〜ん。
竜田川。
ハハハ!これだよ。
お前この竜田川って何だと思う?」。
「いや何だか分からねえから聞きに来たんです教えて下さい」。
「分からないって少しは自分で考えんだよ。
竜田川って何だと思う?」。
「分かりませんよ」。
「分からないって竜田川というぐらいだから大井川とかな荒川とかそういう水の流れてる川だと思うだろ」。
「竜田川?聞いた事ありませんけどね。
なるほど竜田川というぐらいですからね。
じゃあ水の流れてる川ですかね」。
「『川ですかね』じゃないよ。
思うなら思うと自分ではっきり言いなよ」。
「あっじゃあ竜田川というのは水が流れてる川だと思います」。
「それが畜生のあさましさだ」。
「何です?自分で言わしたんじゃないですか。
違う?」。
「違う。
これは相撲取りの名前だよ」。
「えっ?相撲取り?」。
「そう竜田川という相撲取り」。
「あんまり聞きませんね」。
「そうだ今の相撲取りじゃない」。
「あっそうですか。
今の相撲取りであっしがひいきにしてるのがあるんですけどねほらなかなかいい男ですよ。
漢字一文字で四股名が。
何つったっけな?漢字一文字でねひいきにしてるんですよ。
アツってやつね」。
「何?」。
「アツっていうやつ俺好きなんですよ」。
「何だよ?アツってのは?」。
「漢字一文字の四股名あるでしょ」。
「それひょっとしてお前勢じゃないか?あれ漢字下力だぞ。
お前の言ってるのは点々が4つだろそれ。
それもアツじゃなくて普通『ねつ』と読むんだそれは」。
「あっあれ熱ですか」。
「熱じゃない勢だよ。
そんな話はどうだっていいんだよ。
竜田川」。
「ああ竜田川今の相撲取り…」。
「昔の相撲取りだ。
大関まで上り詰めた。
いや大関まで上り詰めたがなすぐに大関になれた訳じゃない。
大好きな酒や女や博打をやめてやっとの事で大関になった。
それでもってなタニマチに連れていかれたのが吉原だ。
花魁道中でな飛ぶ鳥を落とす勢いの千早太夫に一目ぼれだよ。
これは1晩でもと話をしたがこの千早の言うのには『あちきは故あって相撲取りは嫌でありんす』。
ズド〜ンとな肘鉄を食らっちまった。
そのそばに妹太夫で神代さんってのがいたが『じゃあ神代さんに』って言ったら神代も『ねえさんの嫌なものはあちきも嫌でありんす』。
ズド〜ンと肘鉄を食らっちまった」。
「あら2人に?」。
「そうだよ。
竜田川は怒ってな『そんなに相撲取りが嫌か。
だったら俺は相撲をやめてやる!』と言って豆腐屋になった」。
「ちょっと待って下さいよ。
やっと大関になったのが豆腐屋ですか?相撲取りってやめたら普通ちゃんこ屋になるんじゃない?何で仕入れ先に…」。
「仕入れ先だって何だっていいだろ実家が豆腐屋だったんだから」。
「ああ実家が」。
「そうなんだよ。
まあ一生懸命親元に帰ってな豆腐屋をやってた。
3年たったある日の事この店先に立った一人の女こじき。
『三日三晩何も食べておりません。
どうぞお恵みを』と言って。
心優しい竜田川『ああそうかい。
それは気の毒に』ってんで商売もんの卯の花をな取って手渡そうとした。
受け取ろうとする女こじきだ。
互いに見交わす顔と顔ってやつだ。
『はっ!』。
さあこれは気が付いた竜田川。
この女こじきお前誰だと思う?」。
「誰ですか?」。
「いやこれだけ少ない登場人物なんだから分かりそうなもんだろ。
誰だ?」。
「あっ神代さん」。
「わざと外したなお前!これ千早太夫のなれの果てだ」。
「えっ?なれの果て?全盛の花魁が?」。
「まあまあなっちゃったんだよ。
運命というのはそういうもの。
『お前のおかげで俺は大好きな相撲をやめたんだ!』。
持っていた卯の花を地面にたたきつけた。
でもってボ〜ンと突くってえと元相撲取りだ。
三日三晩何も食べてない女だ。
ヨロヨロッとよろけると豆腐屋だから店の前に井戸がある。
そん中にドボ〜ンと千早落っこってあえない最期だな」。
「話が面白くなってきましたね。
その井戸から千早の幽霊が出てきて因縁話とか怪談話…」。
「ならないよ。
これでおしまい」。
(笑い)「どうして?」。
「どうしてってお前何しに来たんだよ。
これが歌の訳だ」。
「えっ!?歌の訳って何ですか?」。
「だからなこの竜田川が花魁道中で見初めた千早に『1晩でも』って言ったが千早は肘鉄ズドンだろ。
千早にふられたろ『千早ふる』だ」。
「話がそこへ行くんですか?別な話かと思ってました」。
「神代さんにもと言ったが神代言う事聞かなかった。
『神代もきかず竜田川』とこうなるんだ」。
「は〜なるほど」。
「3年たったある日の事だな腹ぺこのこの千早に卯の花を渡そうとしたが渡さなかった。
千早からすればくれなかったろ。
卯の花ってのは別の言葉で言うと何だい?おからだろ。
おからをくれたかい?くれないだろ。
おからくれない『から紅』とこうなるんだよ」。
「なるほど。
はあ〜『千早ふる神代もきかず竜田川』。
から紅おからくれない。
これ最初からおからって言うとネタバレすると思って卯の花と言ってわざと伏線を張っといた」。
「細かいんだよお前さん分析が。
で井戸の中に落っこちりゃ『水くぐるとは』とこうなるだろ」。
「なるほど。
『千早ふる神代もきかず竜田川から紅に水くぐるとは』。
水くぐるとは…?ちょっと待って下さいよ。
水くぐるなら『くぐる』水くぐったなら『くぐった』でいいじゃないですか。
『とは』っていうのはこれ何?『とは』っていうのは」。
「この際まけときなよ」。
「まかりませんそんなもの」。
「じゃあ『とは』っていうのはよ〜く考えたら…」。
「千早の本名だっていうのはほかの人に聞いた事ありますから。
そういうの嫌ですよ」。
「嫌ですってそれは困ったな。
どうする?」。
「自分で考えましょうか?」。
「考えるか」。
「考えますよ。
どうです?井戸に落っこちる時に『とは〜!』とか言いながら落っこったってのは」。
「あっ今度からそれ使おう」。
(拍手)相撲引退のあとももちろん音楽ですとかコニちゃんは昔からいろんな事やってて。
また子どもたちの教育とかそういう事でボランティアというかいろんな活動してますがそこら辺の話もちょっと。
やっぱり相撲強くなった時僕が自分の地元で何ができるかなと思ってコニシキ・キッズ・ファンデーションね基金を作りました。
日本で言うNPO作って。
それで地元の子どもたち毎年7つの小学校から必ず5人ずつを選ぶのね。
先生たち入れて大体55人ぐらい招待して日本来てもらうのね。
で日本の文化を勉強させて。
やっぱり私たちと同じ地元の人たちはやっぱり結構割とみんな経済的にきつい。
日本の文化とかを見せる事で小さいエリアで暮らしてるよりは世界はこんなに広いんだと。
君も頑張ればすぐなれるんだ。
そう。
それ理解してもらう。
みんな面白い事にね幕の内弁当を持って相撲部屋相撲を見に行って弁当食べながら相撲見るような日があって帰りにみんな帰ってきて誰も弁当食ってない食べてない。
なぜか。
あまり弁当がきれいすぎてこれお土産で持ち帰りたいっていうの親に。
食べるもんじゃないようで。
あんまりにもきれいで。
だからそういういい文化を…。
親に持っていきたいと。
それを見た瞬間に子どもたちやっぱり見てるね。
私たち…住んでる中の日本人…。
僕だって開けた瞬間5秒でバッと終わっちゃうからね。
見る前に口入ってるみたいな。
やっぱりその美しさね。
日本の人は分かんない事が逆に。
外国から来て。
僕が一番好きなのは日本の職人さん。
絶対中途半端な気持ちじゃなく本当にもう汗だらけになってこの一つのコップも手作りで。
これを作るために…考えられないわ。
機械でやるより精密に。
何で3日間もこれ作らなければ…。
普通の紙コップで飲めばいいという。
簡単に言えば。
でもねあの人たちそうじゃなくて技術というものは人から人もらったもんだから。
だからほとんど紙に残ってないものがたくさんある。
それを子どもたちに見てほしかった。
花もそうだしお茶。
ティータイムね。
裏千家という。
お茶のちゃんと座って気持ちよくね…。
おわん持ってこうやって見たり飲み方何でこういう飲み方やっぱり説明聞いてておやつも見てね日本のお菓子。
これすっごい美しいなという。
ちゃんとそこに意味がある。
そういうすごいいい文化だよね。
そういうものを理解してほしかった。
もちろん日本も大好きだしボランティアの精神や何かもあってコニちゃんは震災のあともとにかくいろいろボランティアで…。
311の東北の場合は本当に今でも毎年行ってますけどもちろんちゃんこもバーベキューもやったけどやっぱり行ってもね人間心気持ち元気になる。
私たち人間行った方が一番元気になる。
もちろん仮設住宅にはお互いしかいないから結局4年もたってお互いにしかいないしゃべる。
同じ事しゃべる。
やっぱり外からいろんな人行ってもらった方が発散できる。
自分たちたまってる嫌な事とか楽しい事とか。
やっぱり下向いてね愚痴ばっかり多くなると…。
やっぱりこう下を見るだんだんこうなっちゃう。
やっぱりちょっと上見てお客さんが来てるっていう事が…。
去年の12月また行って今まで経験ないけど去年本当に面白い事本当に感動して。
東松島の方に仮設住宅に行ってプレゼンもいろんなもの持っていって今回は本当にねそこに住んでるおかあさんたちが逆にねみんな料理作ってくれたの。
考えられない。
こっち側助けに行って。
助けに行ったのに料理を作っておもてなしをしてくれた。
おもてなし半端じゃなかった。
本当に東松島有名だからね。
カキとかホタテ。
それを全部炭焼きにしてね。
おかげで食べ過ぎで痛風になっちゃった。
そんな食べなくったって…。
ハハハハハ!そうですか。
あまりにもうれしくてね。
お握りも本当にね。
今回本当に感動してね。
それをやり続く事が大切な…僕の中に。
やってもやっても足りない気持ちがある。
今後のといいますかこれからのコニちゃんの夢は?そうですね…だんだん…。
お互いにそんな若くない。
まあそうですね。
やりながら自分たちの体を相談しながら本当はやりたいのはもうちょっと…。
子どもたちがねハワイの環境で発散してほしい。
大都会特に大都会の子どもたちやっぱり遊び場所がないね。
行って発散する場所を1週間経験させてこういうふうにハワイの子たちは遊んでるよ。
ゲームする子はもちろんいるけどでもゲームより外の方がみんな…。
外で走って転んでという場所をたくさん作ってほしいな〜。
外と農業。
絶対経験させる事。
小学校で必ず1か月1回ぐらいみんな農業行って…。
作物作って?そう作物作って。
牧場でもいいからそういうとこ見て皆さんこれでみんな育ったものみんな食べてるよって。
もうちょっとこういう人間性の教えを戻した方がいい。
だから今世の中たくさん年配の人が年寄りって今言ってる65以上の人がたくさん日本いる。
でもあの人たちすっごい元気な人がいっぱいいる。
たくさんいる。
その元気な人たちがもうちょっと子どもたちとコラボレーションというものをそれぞれの地元の学校に入れた方がいい。
交流を…お年寄りの話を…。
逆に勉強させる歴史とか。
日本のみそ汁の作り方何でもいいから。
うちの中の環境をちょっと子どもたちにもっと教えた方がいいかなと思って。
本当にいろんないい話をたくさん聞いて…。
それでは今日はそろそろ一緒に私三味線でコニちゃん…。
このアロハとこの紋付き?紋付きと。
ちょっとやりましょうかね。
僕も…じゃあウクレレでいいですかな?それじゃあ!それじゃあ!「カイマナヒラ」いきます。
いきましょう!
(「カイマナヒラ」)いや〜ありがとうございました。
ありがとうございました。
アロハ!アロハ!2015/03/01(日) 05:15〜05:45
NHK総合1・神戸
国本武春の演芸図鑑「海原はるか・かなた、立川生志、小錦八十吉」[字]
浪曲師・国本武春が、演芸界のよりすぐりの至芸をナビゲートする。演芸は海原はるか・かなたの漫才、立川生志の落語。対談のゲストはKONISHIKI(小錦八十吉)。
詳細情報
番組内容
浪曲師・国本武春が、演芸界のよりすぐりの至芸をナビゲートする。演芸は海原はるか・かなたの漫才、立川生志の落語。対談のゲストはKONISHIKI(小錦八十吉)。
出演者
【出演】海原はるか・かなた,KONISHIKI,立川生志,【ナビゲーター】国本武春
ジャンル :
バラエティ – お笑い・コメディ
劇場/公演 – 落語・演芸
バラエティ – その他
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
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