ビートたけしのTVタックル 2015.02.24


今夜は日本全国津々浦々地方で巻き起こっているさまざまなお悩みを当事者と一緒に考える。
日本全国ご当地お悩み相談サミット。
まず1つ目のお悩みはこちら。
ゆるキャラブームに沸く日本。
全国各地でおよそそんな中
(山田)なんでも「くん」付けりゃいいってもんじゃないんだよ。
実はこれらのキャラクターにはある共通点が。
それは…。
ちなみに先ほどのなみのすけ都市整備部のキャラクターなのだが同じ都市整備部の中だけでも…。
更に…。
なんと同じ部の中に複数のキャラクターが存在しているのだ。
そして他の部署も自由気ままにキャラクターを作成した結果大阪府のキャラクターは92まで増えてしまったのだ。
そこで大阪府はそれは…。
大阪府の鳥であるモズをモチーフにしたモッピーは1997年に大阪で開催されたなみはや国体の時のキャラクターで…。
(スタッフ)知ってる?だがここで…。
それは大阪が誇るテーマパークユニバーサル・スタジオ・ジャパンにいるこちら。
ピンクの可愛いキャラクターモズのモッピーはピンクのモッピーと一騎打ちに。
しかしピンクのモッピーがすでに商標登録されていたためモズのモッピーは名前を変えざるを得なくなった。
そこで大阪府は公募により集まった名称を微妙な関西弁に変更。
更に大阪府松井一郎知事がこんな発言を。
この鶴の一声を受けて…。
なんとモッピーのシンボルであった…。
その結果この件に対しデザインまで一新したのにこのままではもずやんをメーンキャラクターに選んだ意味がなくなってしまう。
そんなお悩み解消の重責を背負わされたのは入庁わずか1年目有馬拓海さん23歳。
関西大学を卒業後生まれ故郷である大阪府の魅力を伝えたいと…。
念願かなってそれは…。
しかし府民に聞いてみると…。
普通に生活している中では。
有馬さんがしかしいまだもずやんのこの事に有馬さんは…。
モッピーに代わり大阪府のメーンキャラクターとなったもずやん。
パッとしない人気を上げるにはどうすればよいのか?やっぱりホッピーだろうな。
ホッピー?炭酸で割って…。
(山田)割ってね。
金のないやつは。
大阪は通天閣の…あのなんだ?ビリケン。
ビリケンがあるからいいじゃねえかと思うけどな。
そのご本人大阪府の広報広聴課の有馬さん。
なんか若そうですけど。
(ミッツ)おいくつ?23だって。
23歳!ゆとりですよね世間一般では。
ゆとり世代です。
どうなんですか?この知名度のなさ加減は。
ちょっと正直言って…。
すごいちょっと残念で。
でも…。
今コンビでそうやって活動してるんですか?
(有馬さん)はい。
もずやんと僕とコンビでニコイチで。
(山田)そうなの。
もずやんの何という設定なの?もずやん広報担当副知事なんですよ。
私は広報担当主事なので上司になります。
上司になる?
(有馬さん)もずやんが上司。
ちょっといっこく堂にあれじゃない?あれ習った方がいいんじゃねえか?「もずやんです」とかなんか言ったり…。
(山田)そもそももずやんはなんのために必要なの?
(有馬さん)もずやんは大阪府の施策をPRするに当たってわかりやすく皆さんに知ってもらえるために…。
(山田)わかりにくいよ。
大阪府っていわれて鳥が出てこない…。
だって普通わかんないじゃん。
(山田)その役割がさ…。
(ミッツ)もう大阪府全体のキャラクターになってるんだ?
(有馬さん)そうです大阪府の…。
でかすぎるでしょそれ大阪府全体って。
出来ればもずやんを見たら大阪府。
大阪府といえばもずやんってわかっていただけるように目標に頑張って…。
しかももずやんっていう存在がありながらなんと大阪府には92のゆるキャラがいるってここが…。
(山田)ひどい。
(大竹)どこがいけないの?我が国の行政の縦割りなのに横並び。
各部署が同じ事をするわけ。
ゆるキャラっつったらみんなゆるキャラ。
B級グルメっつったらみんなB級グルメ。
それも焼きそば。
(有馬さん)今までそういった形があって92体まで膨れ上がっちゃったんですけど。
それはちょっとあの…。
(山田)どうしてくれんねん!
(大竹)ごめんなさいねここまで恨みのある人がいるとは思わなかったんでね。
申し訳ない。
でもどうして増えたんですか?そんなに。
各課で。
そうですね大阪府のちょっと少ない予算の中で効果的にPRするにはどうすればいいかっていうので工夫を凝らした結果92体まで膨れ上がってしまったと。
だから一番予算の無駄をしたわけじゃん。
少ない予算で工夫を凝らした結果一番予算の無駄をした…。
効果はあったんですか?
(有馬さん)実際効果は今までは92体で何をPRしているのかっていうのがわかりづらかったので今後はもずやんをアイドルグループのセンターのようにっていうので…。
(ミッツ)一本化はしないんだ?
(有馬さん)一本化ってわけでは…。
俺もずやん好きだよ。
(有馬さん)ありがとうございます。
でも大阪はもともとくいだおれ横丁の人形のあれとかあとかに道楽のカニとかもともとそういうキャラクターがある街だったのにそれ取っ払ってこれやってもなんかね…。
若い方から見てどうですか?
(DAIGO)だから正直大阪イコールモズってのがまず僕たち的にはあんまりイメージがないので。
頭がたこ焼きっぽいからまだそこにいくチャンスはありますよね。
たこ焼きの…。
たこ焼きのチャンス。
海苔振った方がいい。
そこに海苔振って確かに楊枝刺せばたこ焼きにチェンジは出来るルックスはしてるなと思いました。
たこやんでいい。
(有馬さん)「たこやん」…。
祥子さんはどうですか?『週刊ポスト』のグラビアに突如謎の美女として登場し話題となった祥子。
そんな戦略でブレークした彼女はもずやんをどう思うのか?平面で見ると少し…ちょっとあんまり可愛くないなと正直思ったんですけど。
こうやって立体的に動いてる姿を見ると…。
(大竹)好き?
(祥子)可愛らしいなとは思います。
でもあれ取ったら可愛くないおやじがいる…。
(有馬さん)たけしさんたけしさんもずやんはもずやんなんで。
(大竹)言わない約束だって。
(有馬さん)もずやんなんで。
ここで人気キャラを目指すうえで欠かせない決めポーズ。
やってみて。
(山田)見せてもらおうやないか。
(大竹)そこ段あるから気を付けてね。
けがしないで…。
(有馬さん)もずやんいくよ。
小さくなってからの「大」!これ一応大阪府の「大」っていうのをイメージして動きが出来るっていうのと…。
あとはいコマネチ!コマネチ!…っていう動きを。
いわゆる動けるっていうので。
なんで人のギャグ平気でパクるんだ!人のギャグじゃないかよ。
『妖怪ウォッチ』この間見たらこうやってるのいるんだよ。
あれ訴えてやろうかと思った。
あれ俺のギャグだろうよ。
『妖怪ウォッチ』こうなんだよもう。
著作権侵害ですよね。
あれはまずいだろっていうけど言ってる自分も恥ずかしい。
(大竹)DAIGO君さ何かキャラのポーズとか付けてあげたら?「ウィッシュ!」っていうの…。
(大竹)「ウィッシュ!」は?
(山田)「ウィッシュ!」出来ないよ。
(DAIGO)ああ…。
(山田)やった!
(DAIGO)ちょっとでも俺としてはですねひと文字入れるだけで全然変わってくるんですけど。
(大竹)何?何?何?もずやんの…「もずや」のあとに「ねん」を入れてもずやねんにして。
それでポーズを…。
(大竹)ちょっとやって。
「いいかげんにして」みたいな…。
(DAIGO)そうですね。
(大竹)ちょっと見ててもずやん。
(有馬さん)1回見てみよう。
(DAIGO)いきますね。
もずやねん!ってこうちょっと足も。
出来るかな?
(有馬さん)いっせーので…。
もずやねん!あのゴム使った…ゆーとぴあの「よろしくね」だ。
(大竹)でもなんかお役所仕事のちょっと限界が…感じるけどね。
やっぱりなんかふなっしーとかさどこか民間のエネルギー入ってるでしょ。
(山田)そもそものゆるキャラってそういう…。
だから緩かったわけじゃない。
いろいろな地域の商店街のおじさんたちとかが考えて。
今のゆるキャラとかさ代理店とか入ってるんだもん。
全然緩くないですよ。
ふなっしーの人気っていうのは公認されてないけれども自主的にこう…。
(大竹)公認されてないんだよね。
ないんですよ。
だからそこの…みんな応援しようじゃないかっていう気持ちが入っていくんだけども。
なんか上から与えられて「さあどうだ?みんな。
可愛いだろう」って言われても「ちょっと待ってよ」って引いちゃうっていう感じがあるんじゃないんですか?出来れば…ご相談なんですけどどういう風にしたらもずやんを愛していただける…。
非公認にしちゃったらどうですかね?
(ミッツ)そうか。
(山田)そうだね。
(大竹)2人で辞めるんだよ区役所を。
(有馬さん)私も含めてですか?
(大竹)辞めて2人で働き始めたら?路頭に迷う。
(有馬さん)これからも頑張りたいっていう風に…。
お悩み解決のアイデアは…。
いかがですか?日本全国ご当地お悩み相談サミット。
続いてのお悩みは…。
福井県大野市観光の目玉はお城と城下町なんですがそのPR戦略を巡る問題とは…。
立ち込める雲海の中から顔をのぞかせる古き城跡。
その神秘的な光景がまるで天空に浮かぶ城のようだとインターネットやマスコミで話題に。
2008年度までは年間2万人程度だった観光客数は2009年度以降3万5000人5万2000人9万9000人23万8000人2013年度にはついに50万人を突破。
なんとわずか…。
そんな天空の城ブームにあやかりたいと今日本各地で天空の城が次々と名乗りを上げている。
岡山県高梁市の天空の城は…。
このお宝感もアピールし観光客数は2年で倍増。
三重県熊野市にも天空の城。
赤木城は豊臣秀長の家臣で規模は小さいものの客足は1年で2倍。
岐阜県恵那市の天空の城…。
苗木城跡は岐阜県中津川市にある天空の城。
PRのためリモコンヘリを使った映像も製作。
観光化の準備が着々と進行中。
そんな中このブームにあやかろうと新たに参戦したのが福井県大野市越前大野城の天空の城。
きっかけは地元アマチュアカメラマンによって撮影された1枚の写真。
それが…。
息をのむほどに美しい雲海に浮かぶ越前大野城。
この奇跡の1枚が撮られた事によって越前大野城を天空の城として観光の目玉に育て上げるプロジェクトがスタート。
そんな市の期待を一身に背負って天空の城PR担当のリーダーに任命されたのは…。
ランチはいつも愛妻弁当を持参する市役所勤続24年47歳の吉田克弥さん。
…っていうのがちょっと悩みですね。
大野市が天空の城キャンペーンを始めたのは去年4月の事。
天空の城に目をつけたのにはある理由があった。
春から秋までは多くの観光客でにぎわう大野市。
冬には1メートルを超す雪に埋もれる豪雪地帯。
冬場の客足の落ち込みは長年観光関係者を悩ませていた。
そこで目をつけたのが11月から4月にかけて発生しやすい雲海。
これによって越前大野城が話題の天空の城となれば客足の途絶える冬場の観光の目玉になるかもしれないと考えたのだ。
そこでまず吉田さんが取り組んだのが天空の城を世間に広めるためのお土産物開発。
僕のぜひ子どもさんのお土産に持って帰ってほしいなと思います。
食べ物のお土産もあるんですよ。
天空のクッキーです。
1枚で300円もする。
高いんです。
高いけどおいしいんです。
ぜひ食べてみてください。
しかしお土産の人気ランキングトップ10には天空の城グッズは残念ながら1つも入っていない。
他にも天空の城の名物グルメを作って有名にしようと考えたのが…。
天空カレーです。
凝ってるでしょ。
舞茸の天ぷらをお城に見立て地元名産里芋の角切りが石垣。
裾野の植物はこれまた地元野菜をちりばめ雲海ははるさめで再現しているという。
しかしまだまだ名物にはなっていない。
大野市の宣伝マンとしてなんとしてでも天空の城を世間に知らしめたい。
そんな吉田さんが知恵を絞って考えた渾身の宣伝用ポスターがこちら。
(ミッツ)近いわね宇宙が。
(DAIGO)スケール感が…。
新たな天空の城を全国にPRするため大野市の宣伝マン吉田さんが渾身のアイデアで製作したポスターがこちら。
なんと城が天空をはるかに超え宇宙へと飛び立つという斬新なデザイン。
しかし…。
あのポスター自身。
いまいちブームに乗り切れない越前大野の天空の城。
この先どうすればいい?ハハハ…天空の城。
天空の城。
(山田)また…だからどこかが当たったらすぐ乗っかってくる。
(ミッツ)あんないっぱいあるんですね。
地元大野市天空の城担当の吉田さんでございます。
天空の城担当になったとたんにそれはいろいろね。
ご自身どうだったんですか?
(吉田さん)大野市って認知度がすごい低いんですよ。
知らないと思うんですねどなたも。
それをなんとかして認知度を上げるためにあやかったんですけど。
(山田)あやかっちゃった?
(吉田さん)あやかっちゃいました。
どうなんですか?
(吉田さん)え?どう…。
えっとですね今はそれほど来てないです。
(山田)あれでも雲海になるのって冬なんじゃないんですか?
(吉田さん)冬…。
先ほどもありましたけど11月ぐらいから2月3月ぐらいまで。
(大竹)1年に何回ぐらい雲海になるの?あれ。
実は市の方で確認出来たのが平成25年昨シーズンですけど10回程度です。
(ミッツ)年に10回?お金出してCO2まいた方が早いじゃない。
なんか北京オリンピックであまったやつとか…。
(山田)ドライアイス。
(大竹)この雲海になるのは年に10日なの?
(吉田さん)365分の10。
10日?って事は…。
(山田)ちなみにね竹田城は大体28回とか…。
そうなんですか。
備中松山城これもですね週に1〜2回は…。
(大竹)天空の…。
(山田)雲海になる。
じゃあその観光客は天空である城を見た事は…。
えっとほとんどないですね。
ない?ない?見てない?更にここで山田五郎が重大な問題点を指摘。
越前大野って結構雪降りますよね。
あそこの城冬場上がれるんですか?あっまた痛いところを…。
実は…亀山っていう山の上に小高い山の上にあるのでちょっと雪が…豪雪地帯で冬場ですと1メートルから1メートル50ぐらい積もるんですよ。
ですから危険なので登れないようにしてます。
やっぱり登れないんでしょ?だから行ったって登れないんですよ。
豪雪地帯である大野市では冬場には1メートル以上の雪が積もる。
観光客の安全確保のため城のある山全体を閉鎖。
3月下旬まで肝心の城に登る事が出来ないのだ。
違うとこから見るとこがあるんじゃないの?どこか別のところから…。
一応先ほども天空の城の写真が出てたと思うんですけど近くに戌山城址っていう…。
もともと金森長近さんが越前大野城を建てたんですけどその前にいたお城があるんですね。
そこが近くにあってそこからああいう風景が見れるようになってるんで。
そっちは登れるの?
(山田)そっちは冬でも登れる…?
(吉田さん)そっちも道が登山道なんで…。
(大竹)あんた自分で何言ってるかわかる…?どこで見れるんだって話をしてるわけよこれ。
その登りにくいという山道を撮影ポイントまで実際に登ってみた。
集合時間は防寒手袋にスパイク付き長靴を装備して登山スタート。
ふもとから撮影ポイントまでの高低差はおよそ120メートル。
素人には厳しい傾斜の雪道が続く。
ちょっと油断すると…。
(吉田さん)大丈夫ですか?手冷たいね。
太ももまで雪に埋まり身動きさえ難しい。
登山開始からおよそ50分。
撮影ポイントに到着。
山頂には数名のカメラマンが集まっていた。
朝焼けの天空の城を狙い日の出を待つ。
そしていよいよ日の出の時間。
しかし残念ながらやはり365分の10の奇跡。
越前大野城の天空の城は簡単には見られなかった。
天空の城以外にあるんですか?その観光する…。
(山田)あるでしょ城下町だから。
そうなんですよ。
金森長近が造ったお城なんでその下はすぐ城下町になってるんですよ。
で寺町通りとか七間の朝市とかって430年続いた朝市なんですけど。
趣のある…。
(吉田さん)城下町がまだ残ってるんで。
でも十分じゃないですか?
(山田)そうなんですよね。
(大竹)だからさっきからの話はちょっと無理くり…。
だから冬場が少ないんですよ。
(山田)だって冬場行ったってさ行ったって登れないわさ雲は出ないわ…!
(大竹)冬10日だけしか雲の間にならないんでしょ?だって。
なんで天空の城を打ち出そうとしたんですか?他に観光資源がいっぱいあるのなら…。
(大竹)もうやめりゃいいじゃん。
まねしなくたって…。
まねしか出来なかった。
(ミッツ)たまたまあんないい奇跡的な写真が撮れてしまったから。
(大竹)正直でいいけどさ…。
どうしてあるものを大事にしようとしないんですか?
(吉田さん)あるものを大事にちゃんとしてます。
してます。
さっきのメニューだってさ上から2番目に書いてあった里芋のころ煮っていうかああ食いたいなとかさ。
けんちらだかきんちらだか…。
(吉田さん)けんけらです…。
そういうのを今日お持ちいただいてみんなに食べていただくとかそういうサービス精神がなきゃ。
(山田)今大豆…イソフラボンで。
これなんですって出せば嘘でもうめえって言うのに。
なんにも出ねえんだもん…。
DAIGO君なんかアイデアないの?そうっすね…。
でも確かにねけんけらとか俺聞いた事ないワードがきてちょっと興味持ってるんですよ。
天空の城で無理にごり押しする必要はないのかなって気はしますよね。
(山田)俺もそう思う。
天空の城ホテルかなんかにしたらどうなんですか?それダメですね。
史跡ですから。
だけど真面目な話それで売りにしちゃってですよで行ったら雲はないわ登れないわじゃあ怒っちゃいませんか?お客さん。
で他で満足して帰っていただくために食べ物であったり…。
それ浅草のポン引きですよ。
浅草のポン引きは「いい女がいるよ」っつっていなくて違うとこ行って変えさせると。
やり方は同じ…。
(山田)それリピーター減らしますよ。
でもなんかこうやってお話しさせていただいて吉田さん人がいいからさなんか僕たちもなんとかねしてあげたいんだけど…。
なんとかものすごいなんとかしたいのに自分からダメな方ダメな方に…。
(ミッツ)発想を転換してちょっと全然ターゲットを変えてなんか例えばもっとこう夜のイメージ付けちゃうとかそういうのとか出来ないですかね?実は夜景もキレイなんですよ。
で夜景の天空の城バージョンも実はカメラにこの前収められたんで。
夜景っていうのはお城から見る夜景ですか?
(吉田さん)いや違います。
今の撮影スポットから…。
お城を見る?
(吉田さん)城を見る。
見事に天空の城をとらえた奇跡の1枚に続き最近ライトアップされた越前大野城が夜の雲海に浮かぶ幻想的な光景。
吉田さんはこの夜の天空の城も観光の起爆剤になると期待を寄せているのだ。
すぐ下が城下町なので城下町の明かりがいろいろと青であったりオレンジだったり。
青だったりオレンジだったり。
ライトアップだったらやっぱりCO2だよな?
(ミッツ)そこまでねだったらねもう…。
お悩み解決のアイデアはやはり…。
日本全国ご当地お悩み相談サミット。
続いてのお悩みは…。
瀬戸内海に浮かぶ小さな島愛媛県の青島。
島民わずか17人。
過疎化が進むこの島の住民が頭を悩ませている問題とは…。
愛媛県大洲市。
瀬戸内海に浮かぶのどかな島青島。
今この島である問題が浮上しているという。
一体何が問題なのか?島に渡る
(猫の鳴き声)なんと実はこの島17名の島民に対して猫の数は100匹以上。
船着き場には…。
民家の玄関も…。
庭先では…。
こんな島の様子がテレビで紹介されるとネットなどを通してあっという間に猫島として有名になった。
以来青島に渡る船の乗り場にも「猫百匹待ってるにゃ〜ん」という看板が立ち1日2便しかないという定期船に乗り観光客も訪れるようになった。
(スタッフ)癒やされに来てる…?
(男性)そうです。
癒やされに。
(スタッフ)そこのドア…。
(女性)このドアへ。
(スタッフ)怖いですね。
(スタッフ)治らない?
(女性)うん。
(スタッフ)猫が?
(女性)はい。
で仏壇の中にね。
油断しちゃって1回私も仏壇へ入ってね中のお仏壇にお供えしとるものなんか全部落とされたりしました事もありますけどね。
(スタッフ)それ猫が…?
(女性)猫が上がってするのよね。
(スタッフ)大根を?
(女性)うん。
観光客が余分な餌を与えてしまったせいなのかこの島の猫は非常に元気。
餌が十分な時はいいがもらえないとなると人様のものにまで手を出す猫も出てきたのだ。
そしてそうですね…。
そこらへん中落ちてましたらねやっぱりちょっと…。
(スタッフ)それだけですか?
(島民)はい。
(スタッフ)寂しさが紛れたりとか…。
(島民)やかましいですずっとね。
本当に…。
人気が過熱する一方で猫は増え続けマナーの悪い観光客も出てきているという。
猫島として突如有名になってしまった青島。
この先どうすればいいのか?困ったね。
猫よりも島民の人が先にいなくなるぞ?17人でしかも平均年齢73歳以上ですからね。
どうしよう?どう思われますか?
(DAIGO)僕は本当に多分日本で一番動物と戯れてるロックミュージシャンなので。
そうですよね?そうだ。
でも猫は可愛いんですけどね。
ただ誰かがあれ仕切らないと。
どう仕切ればいい?でも本当にあの…ねえ?
(大竹)DAIGO君頼むよ仕切ってくれ。
(山田)でもここね…まあ過疎の島じゃないですか。
町おこしみたいな事になればいいんですけど問題はそこにつながってないわけですよね。
(ミッツ)管理が出来ない。
(山田)…だしあと宿泊施設がないの?あの島。
猫好きな若者はたくさんいるわけでそれであそこで癒やされるっていう人も実際にいらっしゃるわけだから。
だからそういう若い人たちがそこで例えば猫カフェ作るとか。
(山田)そうですね。
猫レストラン作るとかなんかそういう観光客のマナーも直せるような施設を…猫好きの。
(大竹)あれだけ困ってるんだから町とかああいうのは何か援助すべきだよね。
そういう事に。
まずねこれだけは一番最初にやらなきゃいけないと思うのは行く人たちをちょっともうガイドツアーに限定して管理しないとダメだと思います。
20人限定とかで。
多分これで行政の方で誰か1人ガイド…。
(大竹)ある程度それでちゃんとお金もね払える…。
仕切る人がちゃんと連れていって。
現地に金が落ちるシステムをちょっと作ってあげないと。
奈良の鹿みたいにしないとダメって事でしょなんかこう。
猫せんべい作るとか。
(ミッツ)猫せんべい作って…。
今だってVTRに出てきただけで59歳が一番お若い方だっていう感じですよ。
やっぱり高齢の方が…。
行ってやらないとダメですよね。
外から誰か行かなきゃとてもじゃないけれども出来ないでしょうね。
あそこは一番いいのはね観音様とかね猫に関するね猫地蔵とか作ってお寺にして宗教法人にしてで可愛がってた猫の写真でもね弔うようにして帰ってくれればねだいぶいいんだよ。
(山田)いいですよね。
そういう1つのポイントで神社みたいなお寺みたいのを作ればそこが拠点となっていろんな店は勝手に目ざといやつは勝手に作るから。
(大竹)それはもういろんな金もうけも出来そうなところだよね。
そこに土地買ってどうせタダみたいなところなんだからお店なんかいくらでも参道みたいなとこに出来るから。
1個だけこうランドマークじゃないけど…。
(山田)核になるものがね。
1つ作ればいいんだよね。
(大竹)若いやつが10人いれば出来るね。
(山田)出来る出来ます。
(大竹)10人やる気になればね。
でたまに劇団四季が『CATS』やったりなんか…。
『CATS』!
(ミッツ)『CATS』もね。
このあと猫だらけの島問題を行政はどう考えているのか市長を直撃。
17人の島民が100匹以上の猫に困惑しているという愛媛県の青島。
収録から1週間後青島がある大洲市の市長を直撃。
こんにちは。
猫寺などを造り島を猫好きの聖地にしてはどうかというスタジオのアイデアをぶつけてみると…。
割と…。
…という事がよくありますので。
…とあくまでこのまま事態を静観する構えのようだ。
日本全国ご当地お悩み相談サミット。
続いてのお悩みはこちら。
…とお悩みなのが生まれも育ちも足立区。
足立区の銭湯組合の冊子にコラムを執筆中という銭湯大好きな漫談家風呂わく三さん。
(わく三)はいここが脱衣所です。
いいでしょ?縁側の雰囲気。
たまらないじゃないですか。
そしてね浴室。
壁見てください。
富士山の壁画。
この空間がもう癒やされますよね。
足立区ってこういう雰囲気の銭湯多いんですよ。
銭湯といえば足立といわれるぐらい足立区には銭湯が密集しております。
下町の足立区は庶民文化が色濃く残る地域で昔ながらの宮造りの銭湯が数多く残る銭湯密集地域。
長年住民たちにとって銭湯はご近所さんと触れ合う交流の場でもあった。
(わく三)ここの銭湯も銭湯と切っても切れない地域だったはずが足立区だけで今年に入りすでに3軒の銭湯が廃業。
(わく三)あの辺りにはちょっとした庭っていうんですかね縁側がありましていい雰囲気だったんですよ。
やっぱり銭湯がなくなるのは寂しいですね。
ピーク時の昭和43年には158軒を数えた銭湯が今では42軒。
更に今年中に廃業予定の銭湯があり減少に歯止めがかからない状態なのだという。
なぜこれほど急速に数を減らしているのか?ある大物芸人が通っていたというこちらの銭湯で伺ってみた。
結局は大体がね限界が…。
人の話聞くとやっぱり若いもんに結局任せられるような内容だったら若いもんにやってみないかって事を言えるけど。
歯止めがかからない足立区の銭湯減少問題。
今後どうする?あれ今の大和湯って旧日光街道をずっと…。
環七渡ってずっと行って右側かな?
(わく三)そうですそうです。
俺行ってたとこだ。
(わく三)昔から行ったとこですか?たけしさん通ってらしたんですか?あとササキっていうおいしいおでん屋さんもあったんだけど。
(わく三)それは今ないですね。
なくなりました。
ご紹介が遅れましたけれども。
風呂わく三さんという漫談家の方でいらっしゃいますけど。
わくわくわくわくわく三です。
よろしくお願いします。
しょうがねえな…。
ご自身も足立区在住で…。
まずは一番銭湯に行きそうにないDAIGOの意見。
(大竹)DAIGOは入った事ある?銭湯とか。
いや僕は近所に銭湯本当に2軒ぐらい昔あったんで。
結構キッズの頃は行ってたんですけど。
キッズ…。
ええ。
でもまあ本当にもうなくなっちゃって。
(大竹)なくなって行かなくなった?そうですね。
行かなくなっちゃったんですけど。
でも本当に絶対あった方がいいじゃないですか日本の文化としては。
お城みたいな門構えでねえ?
(山田)あれが大事なんですよね。
格好いいですよね。
(山田)宮大工の技術だからあれで継承されてきた部分ってあるんですよね。
今燃料は何にしてるの?燃料は重油です。
ほとんどが重油なんですけども薪でやってるとこもあるんですよ。
薪でやってるとそこはやっぱりポイントになってここは薪だよというのでお客さんが来る…。
(山田)やっぱり薪の方がいいんだ?
(わく三)薪の方がいいんですね。
後継者もあれだよね。
これが発展するんならね息子たちも継ぐだろうけど先細りがもうわかってるから。
でもそこになんか工夫とか知恵とかないものなんですかね。
足立区の銭湯組合は高齢者を対象に毎日ふれあい遊湯うというサービスを行っている。
通常営業の前にカラオケ演芸昼食を楽しんだあと割引料金の200円で一番風呂に入浴出来るというもの。
しかしこうしたサービスも入場者の増加には直接つながっていないのが現実。
高齢者時代とはいうけどやっぱりブームを作るのっておばさんじゃないかと思うんですけどね。
おばさんが魅力的な銭湯ですよっていうか…。
アロマでマッサージとかやってるとこもあるんですけどもやっぱり年配の方も…まあおばさんも来てはいただきたいんですけども若い人が銭湯に来ないんですよ。
ここで『週間ポスト』のグラビアで謎の美女として話題になった祥子から…。
私生まれて1回も行った事ないんですよ銭湯というお風呂に。
銭湯っていうものがあるのは…。
(祥子)…は知ってるんですけど。
銭湯にお風呂に入りにいくっていう行動行為をした事がない…。
それどう思いますか?イヤだ?やっぱり温泉と違ってかけ流しじゃないっていう…。
お湯が。
ずっとこう巡回してるというイメージがあってすごいなんか清潔ではないなという…。
いや清潔ですよ。
循環でお湯もキレイにしてますし。
そんな汚いところはありません。
どうだったら来る…?いらっしゃってくださいますか?このあと謎の美女祥子から絶滅危機の銭湯へ無茶な要求が。
(わく三)どうだったら来る…?いらっしゃってくださいますか?
(ミッツ)若い女性?
(わく三)女性ですね若い女性。
えっと…月々によってイベントというか…。
例えば壁の絵を月ごとに変えてみたりとか。
(山田)無茶言うなよ。
(祥子)なんかそういう楽しみ…。
ちなみに銭湯の壁に描かれている富士山は休業日の1日で仕上げなければならずこれを描く絵師は全国にたった2人しかいない。
やっぱり銭湯の楽しみはねガラッと開けてお金払った時にねすぐ横にね指名手配の写真がいっぱい…。
ねえ?それでまだ…こいつまだ捕まってねえって。
俺十何年前からこの風呂屋来てるけどこいつ捕まってないよって。
たまにバッテンがしてある時捕まった!だから指名手配犯を増やすとかなんかねえのか。
お風呂見ながらサッカー見るとか。
スポーツカフェ的な。
昔力道山見てたんだから。
(山田)そうですよね。
だからアリですよねそれ。
このあと大竹発全てのお悩みを一気に解決するアイデアが。
もずやんはどうすればいい?もずやんは。
もずやんはな…!
(山田)あそこを?
(大竹)それで周りに猫を…。
もうこの番組の中だけで考えるのならね。
もずやんはどうすればいい?もずやんは。
もずやんはな…!もずやんはたまに天空の城からあの格好で飛び降りるんだよ。
(大竹)バンジージャンプみたいな。
うん。
うわーって。
解決策としてはその程度という事がよくわかりましたけれども。
(山田)お役に立てずに…。
(大竹)どうもすいませんでした。
2015/02/24(火) 00:31〜01:33
ABCテレビ1
ビートたけしのTVタックル[字]

日本全国ご当地お悩み相談サミット!大阪府のゆるキャラの人気が出ない?天空の城ブームに乗れない観光地?島民17人ネコ100匹…ネコだらけの島の悩み?銭湯が絶滅の危機?

詳細情報
◇番組内容
全国各地が抱える様々な「ご当地お悩み」を相談するサミット▽「もずやん」って知ってますか?大阪府公認のゆるキャラの認知度が低く、人気が出ない…広報担当に任命された23歳・若き公務員の悩みとは?▽きっかけは奇跡的に撮影された1枚の写真…日本全国で「天空の城」ブームに乗っかろうと様々な観光地が手を挙げた!イマイチ乗り切れない福井県大野市の「天空の城」とは?
◇番組内容2
▽住民はたったの17人…それなのにネコは100匹以上!!愛媛県大洲市にある通称「猫島」の島民が抱える、実は深刻な悩みとは?大洲市長を直撃取材!▽たけしも通った…足立区の銭湯がいま、絶滅の危機に瀕している!全国で1日に1軒の銭湯が廃業に追い込まれている現状…足立区在住の漫談家が悩みを激白▽地域が抱えるそれぞれの「お悩み」解消のアイディアは?
◇出演者
【レギュラー出演者】ビートたけし、阿川佐和子、大竹まこと
【ゲスト出演者】山田五郎、DAIGO、祥子(週刊ポスト「謎の美女」)、ミッツ・マングローブ、日本各地のお悩み相談者のみなさん
【ナビゲーター】江口ともみ
◇おしらせ
☆番組HP
 http://www.tv-asahi.co.jp/tvtackle/

ジャンル :
ニュース/報道 – 政治・国会
ニュース/報道 – 討論・会談
バラエティ – トークバラエティ

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
映像
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz

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