あの日 わたしは〜証言記録 東日本大震災〜「福島県矢吹町 野木信子さん」 2015.02.23


地域密着型のメディアとして震災とどう向き合うか?社会学者の開沼博さんは原発事故が起きた福島に暮らす人としてどう向き合うかをレクチャーします。
我々2人も現地に行きまして塾生たちと一緒に考えます!
(2人)お楽しみに!
(テーマ音楽)福島県矢吹町の中心部。
150年の歴史を持つ町内唯一の酒蔵です。
現在は仮店舗で営業を再開しています。
当社の創業は慶応元年1865年…。
この酒蔵で震災前からガイド役を務めている…訪れる人たちに震災当時の事を語り続けています。
あの日野木さんは外出先から矢吹町の店に帰る途中大きな揺れに襲われます。
矢吹町の震度は6弱。
死者は出なかったものの被害は県の内陸部の町の中では最も大きいものでした。
多くの住宅が損壊し建物の被害は全世帯のおよそ6割に上りました。
戻ってきた野木さんを待っていたのは変わり果てた店の姿でした。
社員は無事でしたが14棟あった蔵の全てが壊れました。
壁が剥がれたり柱に亀裂が入ったり蔵としては使えない状態でした。
酒を貯蔵する約50個のタンクも倒壊。
ケースや瓶も散乱し再開には途方もない時間がかかると野木さんは感じました。
そんな中野木さんたちを元気づけたのは地元の常連客でした。
翌日励ましの言葉とともにいつものように酒を買いに来てくれたのです。
野木さんたちは毎日酒蔵に出てきて片づけやがれきの処理を行います。
その後全国各地から駆けつけたボランティアにも助けてもらいました。
こうして僅か1か月後には仮店舗で再開する事ができたのです。
その年の秋には野木さんが行っていたガイドも復活。
酒蔵の案内に加え震災の体験を語り始めたのです。
髪は女の命。
2015/02/23(月) 23:20〜23:25
NHKEテレ1大阪
あの日 わたしは〜証言記録 東日本大震災〜「福島県矢吹町 野木信子さん」[字]

東日本大震災に遭遇した人々の証言。福島県矢吹町の酒造メーカーに勤める野木信子さんは、会社の仲間とともに酒蔵の再建にむけて力を尽くした。

詳細情報
番組内容
あの日、東日本大震災に遭遇した人々の証言。福島県矢吹町の酒造メーカーに勤める野木信子さんは、会社の仲間とともに酒蔵の再建にむけて力を尽くした。そして、ガイドとして会社を訪れる人々に、震災当時のことを語り続けている。

ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事
ニュース/報道 – 特集・ドキュメント

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音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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