東京都は3日、自転車シェアリングに取り組む千代田、中央、港、江東の4区と広域的な相互利用を実現するため、基本協定を締結した。
都によると、自転車シェアリングは特定の地域内に設置された複数の駐輪場で、自転車の貸し出しと返却ができる。千代田、港、江東3区は各210~300台を貸し出しており、中央区も2015年度から約200台を導入する方針。
現状では、区をまたいで返却できないなど課題も多く、区境を越えた利用を目指して料金体系の統一などの検討を始めるという。
締結後、舛添要一知事は「2020年の東京五輪に向けて世界の大都市に負けない自転車シェアリングをつくりたい」と話した。〔共同〕
自転車、自転車シェアリング、舛添要一