ひるブラ「潜入!水族館のランチタイム〜愛知・名古屋市〜」 2015.02.23


生字幕放送でお伝えします
うわ!迫力満点。
シャチの大ジャンプですよ。
ダイナミックで格好いいですね。
こんにちは。
日本の水族館でシャチが見られるのは2か所だけなんです。
私たちはその一つ名古屋港水族館に来ています。
陸に上がってくるかな…。
親子、母と娘。
3頭並ぶと壮観です。
こちらが母親のステラ。
さらに真ん中が2012年に生まれたばかりのリンちゃん、2歳。
そして、奥が娘のランちゃん、8歳です。
かわいいですね。
ところで、このポーズ何か気付きましたかね。
勝俣さん。
やっぱね、名古屋ですから名物のシャチホコですね。
そうです!シャチホコポーズなんですよ。
しかも、こちらはリアルシャチホコですからね。
生きたシャチホコですもんね。
今、こうして見てるのは私たちだけなんです。
ちょっと、客席ご覧いただきましょうか。
きょうは誰もいません。
実は、きょうは休館日なんです。
休館日でしか見ることができないものを特別なものをご紹介したいと思います。
その休館日ならではのものの一つが、ランチタイムですよね。
どんなもの食べてるかまず、シャチがどんなものを食べているかご覧いただきましょう。
こちらがシャチの食事です。
これ、3頭分1回の食事です。
ホッケやニシンなど全部で150匹重さで25kgぐらい。
これ一回ですからね。
これ一日5回食べるんですよ。
多いですよね。
おやつもあるっていうことですね。
野生のシャチはアザラシや鯨も食べるということでこの量も納得ですよね。
そのシャチどうやって食べるかランチタイムを見せていただきましょうかね。
まずは、お母さんからですね。
お母さんのステラ。
いっぺんにあんないっぱい…。
丸飲みですよ。
続いて、隣では2歳のリンちゃん。
飼育員の神田さんにお伺いしたいんですがリンちゃんのランチはお母さんたちと比べてちょっと違うんですよね。
まだ、子どもなので餌の量が少ないのでこんな大きいのをやってるとすぐになくなっちゃうので小さく切って、数をゆっくりあげれるように数を増やしています。
少量で数を増やして食べさせていると。
それが消化にもつながるということなんですね。
きょうは休館日といいましたけどもこの休館日はトレーニングの絶好の機会なんです。
誰のトレーニングかというと新人飼育員さんのトレーニングにも適した日なんです。
今、特訓中の入社1年目の24歳の新人トレーナー加古さんです。
その新人の加古さん。
ある技を現在、猛特訓中です。
それがサイドランディングという技なんですがやっていただきましょう。
これ横向きですけど失敗じゃないですよ。
大成功ですよ。
わざと、おなかを見せながら陸に上がる技なんです。
これで健康チェックなどができるということなんですね。
こうすることで。
最後に、再び親子3頭の豪華なジャンプをお願いします。
ドキドキしますよねちゃんとできるのかな…。
間近で見ると迫力もあってとっても格好いいですよね。
生き物相手ですといろいろ起こりますよ。
水中に潜って…どうかなジャンプするかな…。
自由タイムになっちゃったかな。
お休みですもんね、きょうは。
生き物相手ですからこういうのも一緒に楽しんでいただけたら。
冒頭でジャンプ見れましたしね。
続いては会いにいきたいのが少し変わったランチの食べ方をする生き物に会いにいこうと思います。
きょう、見てみますと大きいプールがありますけどもふだんは、ここでイルカのショーなどをやるんですね。
大人気でしてきのう、日曜日でしたけど大体1万人ぐらいの人が訪れたということで。
連日本当に大勢の方が楽しみに来られてるんですね。
シャチも大人気なんですけどね。
これから私たちが変わったランチの食べ方をする生き物に会いにいくんですがその生き物は名古屋港水族館が日本で初めてその繁殖に成功したことでこの水族館の大人気のものです。
ここで勝俣さんにクイズです。
これから、私たちが会いにいく生き物は、なんだと思いますか?
海のものですよね?もちろん。
もちろん、海のものです。
ヒントは白くてかわいい動物ですよ。
白熊ですか?
白熊…どうですかね…。
答えはこちらの扉の向こうにいます。
私は、そのかわいい生き物のランチの調理室に先回りして行ってきます。
白くて、かわいいんですね…。
とってもかわいいんですよ。
秋元さん、こちらです。
勝俣さん、見えますか?白いイルカのベルーガです。
かわいいね!
キャー!ごあいさつしてくれましたこんにちは。
ベルーガは北極の冷たい海にすむ白いイルカの仲間でプールもそれに合わせて15度と冷たくしています。
これがお母さんのグレイです。
そして、ベルーガのランチのために作った特別なオリジナルの弁当箱があるんですよね。
それがあちらにあるんですが…。
変わった形ですよね。
分かりますかね奥にある筒状のものがお弁当箱なんです。
意外と大きいですね。
ちょっとした装置みたいになっているんですけど早速、ランチを準備していただきましょう。
この弁当箱をどういうふうに使ってランチを食べるのか。
なんか実験道具みたいな感じですよね。
透明な筒で高さが70cmあるんですね。
筒の中に魚を入れていきます。
イカナゴというお魚でお魚を入れてこれを水槽に沈めます。
普通にあげるんじゃないんですね。
水槽の下のほうにあるカメラで見てみたいと思います。
でも筒があったら食べられないですよね。
近づいてきましたね。
口元に注目してみてください。
吸うの?
そうなんです。
吸うんです。
すごい吸引力だね。
すごい食べ方をしますよね。
ちょっと、お魚が舞い上がったような…。
今、先ほど秋元さんに水をかけた要領でまず、口に水を含み口元まできたところを吸い込んで食べているんです。
おもしろい食べ方ですけども野生のベルーガもあのように食べるんですか?
この器用な口を使って50種類から100種類の魚に限らずイカ、タコエビなんかもいろいろ食べているといわれています。
勝俣さんと一緒ですねグルメ。
お母さんは口先がとても器用なんですけども2歳のミライ君は、まだお母さんと食事はできないんですね。
なので、ミライ君のランチの調理室には柘植さんがいらっしゃいます。
柘植さん!
こちらはミライ君はじめほかの生き物たちの餌の準備をしている場所なんですけども見てください。
こんなに、たっぷりありますよ。
ミライ君の食事、今まさに準備しているところなんです。
こちら神谷さんです。
ミライ君が食べるものはニシンです。
大人だったらそのまま食べられるんですけどもミライ君、まだ食べやすくしてあげないといけないということでなんと三枚におろしてるんです。
これをこの隣のバケツに入れていくわけなんですけどもバケツの重さも入れてここに目盛りがあります。
大体、4kgぐらいになるまで入れるんですけど…。
1匹分、今、入れたんですけどほとんど目盛りが…ちょっと変わったかなぐらい。
本当、気の長くなる作業でちょっとずつちょっとずつの作業を頑張ってらっしゃるんですけども手元、見ていきましょう。
勝俣さんあることに気が付きません?ちょっと見てていただくと…。
まず一枚、開いて…。
なんと、頭つけたままなんですよ。
三枚おろしなんですけど。
とにかく速くたくさんさばかなきゃいけないので頭を落とさず、頭をつけたままさばいてらっしゃるんですね。
速さだけではなくて気をつけていることもあるんですね。
三枚におろしながら表面に傷がないか身がやわらかくないかあと内臓が傷んでないかなどをチェックしながら切ってます。
ミライ君のためにそういうことも気をつけてるんですけど勝俣さん、神谷さん一日に、このニシン何匹さばくと思いますか?
でも3kgですから50匹ぐらいさばくんじゃないですか?
なんと200匹三枚におろすんですよ。
ご自宅でもさばくらしいんですけどね。
ちょっと大変だな面倒くさいなっていうときはありませんか?
いや、餌は動物の口に直接、入るものですからやっぱり、健康状態を保つために必要なことなので全然苦にならないです。
力強いことばいただきました。
これがバケツいっぱいに4kgまでになりましたら神谷さんが持っていきますので待っててくださいね。
ミライ君、もう少しでごはんできるから、待っててね。
こちら、お母さんですけどもベルーガ、こっちは口先のベルーガ器用さもすごいんですけどももっと特技があるんです。
見てみてください。
(ベルーガの鳴き声)勝俣さん鳴き声で感情表現を表すんですよ。
歌ってるみたいですもんね。
どんなときにどんな声で鳴くんでしょうか?
餌が欲しいときはゲェっていう下品な感じの声で鳴いちゃうんです。
遊んでほしいときはかわいくアッアッって感じの鳴き声で鳴きます。
私も…アッ…。
(ベルーガの鳴き声)
高いね、声が。
気持ちが通じたみたいですごくうれしいですね。
アッ!アッ!あれ?
鳴けるかな…。
ちょっと嫌な予感がしてきましたね。
もっと美しい声じゃないと答えないんじゃないんですか。
アッ!アッ!
厳しいですね。
さらに特技もあるんですよね。
トレーナーの合図に合わせて今からグレイ、鳴いてみたいと思います。
(ベルーガの鳴き声)
勝俣さん、分かりますか?
指の本数とかで鳴き声が違いましたよね。
グーチョキパーで3つの鳴き声を鳴き分けてるんですよね。
すごいですよね。
勝俣さんぜひやってみてください。
(ベルーガの鳴き声)
うれしい!
(ベルーガの鳴き声)
やっと気持ちが一つになりましたよ!
は…通じました。
すごくかわいい、うれしいですね。
でも、このベルーガってどうやって鳴いてるんですか?
頭の上にある鼻の穴息をする場所なんですがここから音が出ていたんです。
口からじゃなくて?ちょっと現場にいると奥のほうから聞こえてくるんですよ。
口からではなくて。
行っちゃったかな…。
ふっくらしていたんですがあそこで響かせながら音を出していたんですね。
この辺りで音を反響させて音を出していたんです。
海のカナリアって呼ばれているんですよね。
一応、カナリアと呼ばれているんですよ。
美声ですもんね。
穴に注目していただいて…。
(ベルーガの鳴き声)
すばらしい!
そして、この頭の部分がこの音を響かせる大事な部分なんですが秋元さんぜひ触ってみてください。
手は、先ほど洗っておきましたので失礼します。
ぷにぷにしています!殻をとったあとのゆで卵みたいなつるんとしていてとっても気持ちいいです。
メロンって果物の名前が付いている部分なんですね。
おいしそうですね。
ミライ君のランチ持ってきてくれましたね。
早速、食べてもらいましょう。
かわいい!
まだ、あどけなくてかわいいですよね。
たくさん食べて元気に育ってね。
まだまだ遊んでいたいんですけど引き続き、ランチをご紹介します。
ミライ君食べてくれてよかった。
私は今度は別の水槽のバックヤードにお邪魔しています。
水族館、広いですね。
大変です。
勝俣さん、この下には何がいると思いますか?
今度はサメとかじゃないですか?
実は、この水槽には、なんと3万匹ものマイワシがいます。
ほかにもカツオとかクロマグロあと、今おっしゃったサメなどがいて黒潮の海の生態系を表しているんですね。
マイワシは体に黒い斑点が並ぶのが特長なんでよく見ると分かるんですよ。
そのマイワシのランチをこれからご紹介しようと思います。
ちょうど、これからランチタイムということで何を食べてるか見せていただけますか。
これ、ペレットという魚などをすり潰して粉状にしたものなんですね。
これを、これからランチタイムでマイワシが食べるわけなんですね。
どうやって食べるかといいますとこれを使うんです。
これ、お弁当箱のようなものなんですって。
このおもりにここおもしが付いてます。
ビニール袋が付いてまして沈んでいくときに袋は閉じて餌は出ませんが引き上げるとふわっと開いて餌がぶわっと出るということなんです。
これで、餌をやるんですけども実際にやっていただけますか。
最初に上に、ぱっと餌をまいてこれからごはんだよという合図をするわけですね。
そこから今の袋にごはんを入れました。
入りました。
この水族館ではこの餌のやり方を工夫して日本で初のことに成功したんです。
日本初の動きが見られます。
すごい、きれい。
今マイワシが集まってきたの分かりますかね。
マイワシの群れが同じ方向に回転しながら餌に群がっていくんです。
これ、マイワシのトルネードといいます。
餌はさっき、底のほうに沈めて底から水面にふーって上がってくるのでまんべんなく餌をやるとそうすると、こういうトルネードが起きるんです。
上では、こうやって地道に一回一回下ろしてるんですよ。
飼育員の春日井さんに伺います。
このトルネードマイワシにとっては、どういういいことがあるんですか?
トルネードという展示場の演出だけじゃなくて本当はたくさんいるマイワシに均一に餌をやるために始めた感じです。
表面に餌をまいてしまうとどうしても水面の魚しか食べられないのでどんどん下からあげることで…。
飼育員さん最高のランチをどうしたら提供できるか日々、考えていらっしゃるんです。
2015/02/23(月) 12:20〜12:45
NHK総合1・神戸
ひるブラ「潜入!水族館のランチタイム〜愛知・名古屋市〜」[字]

水族館の舞台裏にカメラが潜入!魚たちのランチタイムを生放送。イワシの大群が見せるトルネード、シャチの豪快なランチとは?珍しいベルーガのお昼ご飯もご紹介します!

詳細情報
番組内容
【ゲスト】秋元才加,【コメンテーター】勝俣州和,【司会】柘植恵水 〜愛知県名古屋市から中継〜
出演者
【ゲスト】秋元才加,【コメンテーター】勝俣州和,【司会】柘植恵水

ジャンル :
バラエティ – 旅バラエティ
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
ドキュメンタリー/教養 – 歴史・紀行

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音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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