教義条項の改正における学会員さんの反応

(初出 2014/11/11 : 補筆修正 2015/2/27 )

創価学会の会則・教義条項の改正は、創価学会と対立する教団
だけでなく、多くの学会員ブロガーさんの話題になっているようです。

おおむね、好意的に受け止められているようですが、中にはとまどって
おられる方も見受けられます。

そういった方の一例として、想学談林の「運ちゃん」さんのブログを参考に
させていただき、検証してみましょう。

彼のプロフィールを見る限り、自称地区幹部の「非活動家」だということです。
http://www.sougaku-danrin.net/profile.html

「非活動家」というと聞き慣れないかもしれませんが「元活動家」といえば
ご理解いただけるでしょうか。
自分から進んで「学会活動を放棄」したので「未活動」ではなく「非活動」と
いうことのようですね。

ざっと拝見させていただきましたが興味深い点が一点。
「運ちゃん」氏は青年部時代にかなりの活動をされていたそうですが、
「大石寺の板曼荼羅」については「後世の“贋作”」であることを認識したのだそうです。


////
(以下引用)
※今回、創価学会が否定した「弘安二年の大本尊」ですが、後生の贋作で
 有ることは、既に青年部幹部時代には知っていました。
 まあ初めて知ったときには、とてもエキサイティングな内容だと思いましたが・・
【御本尊についての雑感 2014/11/10付け記事より抜粋】

////



創価学会では牧口・戸田・池田先生の三代をはじめとする、古参の学会幹部は
「大石寺の戒壇板曼荼羅がホンモノかどうか」といった判断はしていません。
ところが、青年部時代に「そういった論」を、なんらかの形で「入手」していたこと
を示唆するものだと考えます。
そして、拙がお世話になっている富士宮ボーイ掲示板に参加された事のある方で
、現在「組織糾弾運動」に身をやつしている方と同じような経歴をお持ちです。
曰く

「広宣部の幹部で本部担当創価班」「幹部の言動に不審を抱いた」



ようするに自身の“過去の輝かしい経歴もつ自分”と、他の同志の信心を軽々
に比較するという「増上慢」を起こしているとおもえる言辞が散見できるのです。
(増上慢:仏教用語 未熟であるのに、仏法の悟りを身につけたと誇ること goo辞書)

さて運ちゃん氏は、「板曼荼羅 偽作論」を聞いたことで、信仰の中心となる
御本尊の本来位置づけを「今でも考えている」そうです。
つまり、彼が、青年部時代に広宣部として「日顕宗破折」の「手段」として聞き
およんだであろう「御本尊の真贋論」が、今の彼の「不信」=「元本の無明」を
醸し出したといえるのではないでしょうか。

信仰の中心となるはずの「御本尊」を信じられなくなる。
これは「仏」を信じられなくなるの同義だとおもいます。
その結果が「幹部への不信」となり「創価学会への不信」になり、いずれ
「日蓮大聖人の仏法」への不信となってしまう。

戸田先生は、御本尊不敬をするものは落ちぶれた姿を見せに来ると
指導されました。
今インターネットという情報媒体を通じて、学会員さんや、世間の人に
罰の姿を見せている方を見るにつけ「不信」の恐ろしさを考えずにはいられません。

また不信を起こさせる因となった御本尊に対する「邪見」をばらまくものへの
罰の現証たるや、気の毒というしかありません。
おなじところをひたすらぐるぐる回る「地獄の境涯」です。

今回の教義条項の改正は、学会員として「御本尊とはなにか」を個人個人の信仰の
上で問うことにもなったのだと思います。
一度でも大聖人の魂たる御本尊をいただいた方ならば、よしに付け悪しきにつけ、
「自分の宿業のまま出てきている」事を忘れてはならないでしょう。

余談になりますが、ある学会員さんは、法華講員の大月天管理人の掲示版に
「戒壇本尊が謗法の地にあるから功徳がない。こういう思想は大聖人にはございません」
と池田先生の指導を真っ向から批判しました。

創価学会名誉会長池田大作はこのように指導しています。

「日顕は、仏意仏勅の創価学会を破門し『広宣流布を断絶させよう』とした。
 仏敵日顕が支配している大石寺は、大聖人の魂が住まわれていない身延のごとく、
 『謗法の地』と化してしまった。
 今大石寺に参詣すれば、功徳があるどころか、大聖人のお叱りを受けて、罰を受ける
 だけである。」
(以上引用)1993年の11月7日付

【暗黒の富士宗門史-日顕宗の淵源を切る
   ~謗法の大石寺に大聖人の魂は住まない~より抜粋引用】




明らかに「ある学会員さん」は上記の指導を逸脱しているといえますが、
彼の我見によると、『日蓮大聖人が御本尊を顕された地が「大謗法の地・日本」であるから』
大石寺が謗法の地であっても板曼荼羅にも功徳があるという証拠としています。

どうやら、「本義の広宣流布」としての御本尊建立と「化義の広宣流布」としての
御本尊受持を混同されているようです。

これも「教義条項の改正」がもたらした結果であるといえるでしょう。

さて、創価学会は今回「解釈の変更」をしたことになるのですが、実は昭和27年
頃の創価学会の教義条項にあたる会則は

「この法人は、日蓮大聖人の一閻浮提総与の大曼荼羅を本尊とし、日蓮正宗の
 教義をひろめ」 (昭和27年 創価学会規則 )

とあるだけなのです。

戦後創価学会は宗教法人として完全に独立し、日蓮正宗の教義をひろめる事を
学会活動としていたわけですが、「一閻浮提総与の大曼荼羅」を
「弘安二年十月十二日書写の御本尊」であると定義づけていたのが
「日蓮正宗の教義(理屈)」であることは論を待ちません。
だからこそ、大石寺の板曼荼羅を『受持の対象としない』(2014 会則改正)としただけで
現在、創価学会において「受持」を認められている曼荼羅はすべて、
「一閻浮提総与の大曼荼羅」と同じ意義があるのです。




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日顕宗門徒と集団的自衛権

(初出 2014/7/10 : 補筆 2015/2/24)

拙がお世話になっている富士宮ボーイ掲示版に、集団的自衛権のネタで
創価学会や公明党の対応を批判をしにきている方がおられました。
でも日顕宗門徒の法華講員さんが、こんな事を書き込んでました。

三例あげておきましょう。

※要するに集団的自衛権を日本が認めたとしても、同じ議会制民主主義を
 取るイギリスと同様、「主権国家として拒否は可能」ということである

http://megalodon.jp/2014-0703-1238-22/blog.livedoor.jp/sokadakkai/archives/54594634.html



※集団的自衛権ですが個人的には賛成です。(あくまでも日本の近くでの話で
 あってPKOだの支援活動だのでの攻撃はNGだと思っております

http://megalodon.jp/2014-0703-1242-35/plaza.rakuten.co.jp/sanmon77/diary/201407020000/



※さて観れば、集団的自衛権の行使容認が、難産の末に決定したが、当方
 としては、まだまだ生ぬるいと思っておる

http://megalodon.jp/2014-0703-1246-19/6238.teacup.com/tsurutaro33/bbs/45158



ちなみに、日蓮正宗護国寺では

「集団的自衛権」の容認は、他国からの攻撃をされるキッカケにもなりえるので
『他国侵逼難難の恐れと見て、誤りがあるでしょうか。』(趣意)
 http://www.kamakura-gokokuji.or.jp/own-world-and-other-countries-rebellion-invasion-of-modern/

という珍講話を公開しています。

9.11テロの画像を引用して「諸天の瞋りを畏るべし」とした日顕宗らしい
脅し方ではありませんか。

しかし、門徒の前でいくらキバッてみたところで 坊主の平和論や政治論は、なにも
具体的働きかけをするものではありません。
世論をみて、学会批判のネタに再生し、自宗の正統性を示すという「隠された前提」が
あるという事につきる でしょうね。

無責任な脅しだなぁ・・・
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うかつな記事

拙が公開させていただいた「弊社の事故」の記事について
あらためて、福島の壮年さんが、苦言を呈されていましたので紹介します。


こうやって何度も引き合いに出されることこそ、
ご遺族や自己の当事者への侮辱になるということに
思いがいたりませんか?
そういう無神経さに呆れれているのです。

ちなみに、ついでに言っておきますが、
当該の事故については、相手の方が亡くなって尚、
100%、相手方が加害者として処理されております。
被害者2名は、軽度の怪我で済みましたが、
運転者は、自殺を考えるほど深刻な精神的ダメージを
受けました。

更に、相手が加害者とはいっても死亡事故。
謝意をこめた葬儀参列の折には、相手方喪主より、
「御迷惑をおかけして、まことに申し訳ありませんでした」
という言葉を頂いています。

被害者側運転者の名誉のために申し上げました。

(Commented by 福島の壮年 at 2015-02-21 15:02 : ちよさんブログコメント~)
http://megalodon.jp/2015-0221-1515-22/tomotiyoo.exblog.jp/23696215/


////////////////

これは不適切な主張だといえるとおもいます。

拙のブログで示した記事(弊社の事故)に当事者の名前はございません。
http://captivated2.blog.fc2.com/blog-entry-316.html

リンクさせていただいた、ニュースソースには交通事故当事者の実名が
書かれていますがそれと、福島の壮年さんの記事との関係について、拙は
「別件かもしれない」としか言及しておりません。

ところが今回また、「弊社の事故」にかんする当事者のプライバシーに
配・慮したコメントが書かれていたので紹介させていただきました。




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墨田区婦人部「ちよ」さんの憂鬱:真実を語るウォッチ15

実は、墨田区の婦人部、「ちよ」さんのブログに管理人さん自らお誘いが
あったので、約20日ほどお邪魔させていただきておりましたが、
本日10時ぐらいに 「IPによる拒否設定」 いわゆる
アク禁処理となっておりました。(笑い)

ちよアク禁w
( 真実を語るブログコメント投稿窓画像 )


最後の投稿がハネられたので、こちらに転載しておきます。

(たったひとりのともだちスレ)
http://tomotiyoo.exblog.jp/23696215/


////

本日の「寸鉄」にネットの事が書いてましたね。

若者のネット利用1日二時間。 情報の真偽見抜く目養え。
まず大人から。  (2015/2/21付 聖教新聞)
--

情報の真偽を見抜く目=情報リテラシー 

インターネットで自分好みの「ネタ」を探しまわって
「イイネ」「オイシイね」と口コミを投稿されていても
実際に行くと「マズイ」どころか「まがい物」を食わされている場合がある。

それと同じように、組織活動ですらない「ネット村」で
バーチャル交流を楽しむ、他人を巻き込む。

これが学会活動なのか。 よく考えたほうが良いとおもいますよ。


(以上転載)

--

それにしても、墨田区の「ちよ」さんも、バーチャル学会活動を好む学会員さん
から 勝手に「理想像」を押しつけられてしまっていますから
いずれ、窮屈になって、また「力わざ」をつかうはめになのではないかと。
もしかすると、今朝方、沖縄の学会員、うるとらまん(比嘉)さん宛に投稿した、
コメントが許せなかったのかもしれません。

その内容といっても、拙ブログで公開させていただいた
創価学会で居酒屋会合?:真実を語るウォッチ14」に
うるとらまん(比嘉)さんの「居酒屋会合」記事の根拠となるFacebookからの
キャッシュリンクを貼らせていただいた旨を告知したのです。

特別にこちらにもリンクをさせておきますが、うるとらまん(比嘉)さんが
説明されたとおり「8人」が参加されておられる宴会の画像つき記事です。
https://archive.today/JQusJ

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ブログ主への信用と代償:創価の森ウォッチ123

( 初出 2012/4/14 ・ 追加・修正 2015/2/19 )


※ネットの活用、情報受発信機能、双方間での対話機能を理解せず、
 矛盾した利用法の「見ざる、聞かざる、言わざる」がモットーの人がいます。



ある学会員さんが指摘されていました。
東照宮の「三猿」さんに申し訳ない(笑)ので追記しておきますが
同じ学会員さんである、鯖くんと菊川さんの間で制定されたこの「おきまり」
はあくまで自分に対して都合の悪いものを選別する為のお題目でしかありません。

見てない事にしたい。聞いてない事にしたい。言ってないことにしたい。

この方法は、記事を削除したり検閲する管理者権限が重要です。
彼等の言う三猿とは 情報統制 であり、師匠が推奨する「対話」とは対極にある
考え方です。

また掲示板の主・宰・者・に気に入られないと「無視される」「存在(ログ)を消される」
といった批判封じの効果も期待できるでしょう。

対等で参加しているように見えるかもしれませんが親分子分の関係です。
選別思想にも通じます。

これは、創価の森三ブログを運営する菊川さんの以下の発言にも顕著です。

※これは全てアンチのナリスマシだと思っていましたが、中に、本当に
 学会員がいました。その人は、メールくださいときた。
「こいつは絶対にナリスマシだ」と思い、メールすると、そのメール返信が
「私はこんなに不幸」というのです。自分も家族も皆不幸だと言うのです。
そこで「あなたはナリスマシだろ!」と言ったら、住所も電話番号も提示しました。
いくつか応答し、これは学会員だと分り、しっかりアドバイスしました。

http://megalodon.jp/2012-0412-1234-51/jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/movie/8831/1237046518/333-



まず相手を「ナリスマシ」と疑うことで、威圧し、優位な力関係をつくったうえで
「信用」を取り戻すには個人情報を差し出すしかないと迫ったわけです。
個人情報と引き替えに菊川さんに指導をされた人とは、いったいだれなのか
は解りかねますが、個人情報を握られた以上、第三者やネットで漏らされる危険性も増し
対等な立場とは言えなくなります。

はてさて、ネット上の会員指導が菊川さんの本来の目的だったでしょうか。
ブログの自画自賛の内容に釣られて強信者であると信用をした人が内々にメールで
現場での不満を相談すると「ナリスマシ」のラベルを貼られる。
純粋な学会員さんなら、「ナリスマシ」だと疑われた事に対して猛烈に
侮辱されたと感じると同時に疑いを晴らしたいと思われるでしょう。
ブログ主にかけられたあらぬ疑いを早急に払拭するためには個人情報を
伝えるしかない とすれば、こんな恐ろしい派閥造りの方法はありません。

そういえば学会員さんの掲示版では、役職などの込み入った自己紹介を
強制する所があります。
内々では得られた個人情報をメールで第三者に渡している人もいるでしょう。
また鯖くんのように「御書メールマガジン」の自動配信サービスを使っている
なら、大量の学会員のメールアドレスを管理しているはずです。
通常の感覚であれば、おいそれとネットでメールの内容等を公開する愚かな事
はさすがにしないですが、菊川さんのように「善意」であれば他人および自分の
プライバシーに配慮がされない方が実際にいる事を忘れてはならないでしょう。

プライバシーを渡した人が、菊川さんの危険性に気がついたときには従順の意
を示し続けるか、フェードアウトするしかないのです。

「三猿運動」 とは 服従・非服従をフルイにかけ集団の先鋭化(極性化とも言います)
のキッカケともになっているのです。

菊川さんの「ナリスマシ」観は「創価の鯖板」で熟成されたものだと
いえますが、掲示版主宰者の鯖くんが主張していた


①→②→③と、だんだんに見破るのが難しく、それ故に厄介な存在であると思います。
特に③については、学会系BLOG等に「善意の意見」のようなふりをして書き込みを
続け、主催者のヤル気を失わせるものがおり、注意が必要かと。

(アンチについての所感~)
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/movie/8831/1237046518/333

-----

という発想などはアンチの根拠が「自分のやる気を削ぐ人」という、およそ他者を
見下した立場で語られています。
モチベーションをアップしてくれない人は「アンチ」なのでしょうか。
私が思うに、鯖くんにしても菊川さんにしても、自分がネットで言論を発表している
「リーダ」だという責任感が希薄なのではないでしょうか。

ちょうど(注:2012年です)、小説・新人間革命は新たな抄「人材城」に突入しましたので
以下の部分を引用します。


ゆえに、リーダーは、一人ひとりの奥底の一念を見極めていく眼をもつことです。
そして、後輩の根本的な一念が濁ったり、曲がったりしないように、的確に
指導し、広宣流布に生き抜く本物の闘士に育てていく

(人材城 3  2012/4/12付け)



という指導でした。
自分を磨かずに、今の自分を褒め称えてくれる人だけ指導(アドバイス)する
という序列的考えではありません。

創価の看板を自ら挙げておきながらリーダーたり得ないものがネットで
学会活動をリードしようなんて愚の骨頂です。
またネット上で自分を承認してほしくて、いわれるがままに「情報」をわたす
ような不用心な方は、ネットコミュには向いていません。

現場活動に専念すべきだとおもいます。
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