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【大リーグ】

マー開幕へ前進 レジェンド絶賛 フリー打撃25球 安打性わずか1

2015年3月4日 紙面から

 ヤンキースの田中が、打者ばかりか首脳陣や偉大なOBもうならせた。今キャンプ初のフリー打撃登板。正左翼手ガードナーら打者5人に5球ずつ、計25球に全球種をちりばめ、安打性わずか1本に抑えた。

 右打者からはスライダーで空振り、左打者からは元同僚の黒田(広島)を参考にけが明けの昨季終盤から投げ出したという内角のツーシームで虚を突いた。左打ちのガードナーは「スプリットは低めにくるし、すべてのボールがパーフェクト」とうなり、捕手のマーフィーも「あのコース(内角)は左打者には大きな武器になる」とうなずいた。田中本人も「最初の段階としては良かった。きょうに限ってはやりたいことができた」と大きく胸を張った。

 この投球を一塁側から凝視していた652セーブ男、マリアノ・リベラさん(45)も目を見張った。田中と入れ替わるように2013年限りで引退し、今キャンプでインストラクターを務める“レジェンド”は「すべてのボールが印象的。彼はマウンドで何をすればいいかが分かっている」と完成度の高さを絶賛。自身の代名詞ともいえるカットボールの伝授については「彼には教える必要なんてないよ。もう十分な球種があるじゃないか」と笑いながら首を振った。

 ロスチャイルド投手コーチによると、今後は実戦形式の登板を経てオープン戦に出すという。昨季の右肘故障の影響を感じさせず、自らも「徐々に試合レベルに近づいている。そういう意味では順調」と自賛した田中。自他ともに認める仕上がりの良さで、ヤ軍史上初の日本人開幕投手をたぐり寄せる。 (タンパ穐村賢)

 

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