蹴球探訪
英に逸材16歳「夢は日本のフル代表」
サイ・ゴダード(3月18日)
トップ > 中日スポーツ > プロ野球 > 紙面から一覧 > 記事
【プロ野球】黒田8日ヤクルト戦登板2015年3月4日 紙面から
広島・黒田博樹投手(40)が3日、大瀬良大地投手(23)に伝授した宝刀ツーシームに太鼓判を押した。ショートダッシュの途中だ。黒田が突然、練習を中断して“左打席”に向かった。その視線の先には大瀬良。畝投手コーチを座らせて投げていた。黒田はバットを構えるようにして立ち、3球、じーっとボールの軌道を見て大きくうなずいた。 「ツーシームを投げていたので、どんな球か見てみたかった。いい球を投げていました。人の球を見て参考になることもあるので」 沖縄キャンプ中の1日のことだった。チームはDeNAとの練習試合で宜野湾市へ移動。残留して練習した大瀬良は、黒田に助言を仰いだ。「ツーシームの投げ方を教えてください」−。後輩の申し出を快諾。握り方、投げ方、考え方などを惜しみなく伝えた。 黒田は4日にシート打撃に登板するため、この日は休日返上で練習。畝投手コーチは対外試合初登板について、初めて「8日になる」と明言し、ヤクルトとのオープン戦(マツダ)で凱旋(がいせん)登板が内定した。「試したいこともある。その日の状態で、いろんなボールを使ってアジャストしていきたい」。開幕まで1カ月を切った。言葉で、背中で黒田がチームを勝利に導く。8年ぶりの古巣復帰で、有形無形の効果を生む。 (田中政行) PR情報
おすすめサイトads by adingo
|