大塚家具会長側、委任状争奪戦に自信
2015年3月4日6時0分 スポーツ報知
創業者で前社長の大塚勝久会長(71)と、長女で現社長の久美子氏(47)の父娘による主導権争いが起こっている大塚家具で3日、会長側が会見し、勝久会長の長男で営業本部長の勝之氏(45)が“正当性”を主張した。
勝之氏は「全国のショールームの店長と、大多数の幹部から(会長を支持する)署名をもらっています」と説明。署名は一部の幹部から自発的に始まったという。
久美子社長が先日の会見で「演出に社員を巻き込んで申し訳ない」と話した勝久会長の会見での幹部列席も、各人の意思だったとし、「幹部社員は会長を『オヤジ』と呼ぶ。みんな、オヤジのために何ができるか考えているんです」と述べた。久美子社長については「外部から女性社員を登用したが、みんな辞めてしまった」と批判した。
今後の焦点は、27日の株主総会に向けた“委任状争奪戦”。会長側は、管理会社が所有する全体の約10%の株式を久美子社長が違法な手段で支配し、議決権を行使しようとしているとして、株式の名義を久美子社長から管理会社に戻す訴訟を先月25日に起こしている。
勝久会長の代理人である平川修弁護士は、正式な委任状の勧誘は、まだ開始していないとしたものの「(株主総会では会長派が)勝つ予定ですから」と自信をみせた。「自らコンプライアンス違反をしている人を社長として選んでいいのかと株主の皆さんは思うでしょうし、経営力という意味でも会長の方が優れていますから」と述べ、経営内容をドライに判断する大株主にも支持を得られるとの見方を示した。