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【劇場型半島】
「おい、あのパネリストをやめさせろ」記者を恫喝する人物が首相になる韓国 朴政権に「報道軽視」許す韓国マスコミの風土
朴槿恵政権は「報道はこうあるべきだ」との論理を振りかざし、メディアや記者を対象にした訴訟や告発を連発している。大統領自身の国内記者会見が年頭の1回だけという状況が、国民の知る権利に応えているとは到底いえないことは、誰の目から見ても明らかだ。
大統領、首相がそろって、ここまで「報道の自由」を軽視する政権を目の前にして“報じ甲斐”を感じ、闘志が湧かなければ、「ブンヤ」とはいえまい。韓国のベテラン記者たちもまた、「ピノキオ」の主人公らのように「マワリ」を経験し、思い悩みながらニュースを追い求めてきたはずだから。
「言論人」としての高尚な論を振りかざすのではなく、現場を駆け回り、ファクトを突き詰めた末の韓国発のニュースをもっと見てみたい。ドラマの中だけに終わらず、韓国のメディアを取り巻く閉塞(へいそく)空間を打ち破るため、韓国人記者たちの「記者魂」を見せつけてほしい。韓国の読者・視聴者に限らず、隣国の同じ職業人として切に望む。