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平壌マラソンで外国人ランナーの参加を中止した北朝鮮の狡猾な狙い
2015年03月03日 11時00分

 北朝鮮の平壌で4月12日に開催される予定のマラソン大会で、エボラ出血熱対策を理由に、昨年まで認めてきた外国人の参加を今年は中止した。その理由は米国を挑発することにあるという。4月15日は故金日成主席の生誕記念日で、北朝鮮は祝賀行事の一環として外国人選手も参加できる国際マラソン大会を同月に開催してきた。

 昨年は外国の市民ランナー約200人を初めて受け入れ好評だった。今年は海外からさらに多くの参加者が見込まれ、旅行会社が大会参加のツアー募集を始めたところ、400人以上も募集があった。そんな中、北朝鮮はエボラ熱のウイルスについて「米国が生物兵器用に開発した」との主張を展開し、外国人選手の参加を取りやめたとみられている。しかし、現在のところ、北朝鮮でエボラ熱の感染者が出たという報告はない。なぜマラソン大会に影響したのか。

 平壌情勢に詳しい関係者は「平壌マラソンは、1981年からほぼ毎年行われています。“米国”を強調し、外国人ランナー参加を中止した背景には、北朝鮮のお家芸が隠されている可能性があります。北朝鮮は停止していた原子炉の稼働を再開する動きがある。

 再稼働を議題に、米国と同じテーブルにつき、経済制裁解除に踏み切りたい思惑が読み取れます」と指摘する。北朝鮮はこれまで米国に軍事的挑発を続けてきた。“直接話したい”からだ。北朝鮮指導部は非常に狡猾で、冷戦期には敵対していたソ連と中国の間を渡り歩いて、その両方から莫大な援助を引き出すことに成功していた。今回も戦争と生物兵器を喧伝し、米国と直接対話したいというわけだ。2日からは米韓合同軍事演習「キー・リゾルブ」が始まる。今後、北朝鮮の米国への挑発はヒートアップすることが予想される。

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