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CIA元長官が機密情報持ち出し認める
3月4日 8時08分

3年前、不倫を理由にアメリカのCIA=中央情報局の長官を辞任したペトレアス氏が、不倫相手に見せるために機密情報を持ち出したことを認め、罰金を支払う代わりに裁判での証人尋問などを行わないとする司法取引に応じました。
CIAの長官だったペトレアス氏は3年前、不倫を理由に辞任し、その後、FBI=連邦捜査局が、ペトレアス氏が在任中に機密情報を無断で持ち出して不倫相手の女性に見せていた疑いで捜査していました。
これについて南部ノースカロライナ州の連邦地方裁判所は3日、ペトレアス氏が司法取引に応じ、機密情報を持ち出した罪を認めたと発表しました。
ぺトレアス氏と捜査当局は、ぺトレアス氏が罰金4万ドル(日本円でおよそ480万円)を支払う代わりに、捜査当局は裁判で証人尋問や証拠調べを求めないということで合意したということです。
機密情報を無断で持ち出す罪は、最高で懲役1年か罰金10万ドル(日本円でおよそ1200万円)、またはその両方が科されることになっていました。
ペトレアス氏は、イラクやアフガニスタンの軍事作戦でアメリカ軍を率いるなど国内では英雄とみられていただけに、一連のスキャンダルは大きく伝えられています。

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