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乳児が体ひねられたあと死亡 NPOのセミナーで
3月4日 8時48分

乳児が体ひねられたあと死亡 NPOのセミナーで
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去年6月、大阪・淀川区で開かれたNPO法人のセミナーで、生後4か月の男の子が、体をひねったりもんだりされたあと死亡し、警察は、新潟県に住む代表の女を業務上過失致死の疑いで逮捕しました。逮捕前、警察の聴取に対し「危険なことはしておらず、死亡したこととの因果関係はないと思う」と話していたということです。
去年6月、新潟県に本部があるNPO法人「キッズスタディオン」が大阪・淀川区で開いたセミナーで、生後4か月の男の子が、体をひねったりもんだりされたあとぐったりして病院に運ばれ、6日後に死亡しました。
警察が、遺体を詳しく調べたところ、男の子は、脳に十分な酸素が行き渡らなくなる低酸素脳症を起こしていたことが分かったということです。
警察は、NPO法人の代表の姫川尚美容疑者(57)が男の子の体に無理に強い力をかけた結果、死亡した疑いが強まったとして、業務上過失致死の疑いで逮捕しました。
姫川代表は「赤ちゃんの健康によい」といった触れ込みで各地でセミナーを開いていましたが、指圧やマッサージをする資格は持っていなかったということで、警察が実態を調べています。
姫川代表は逮捕前、警察の聴取に対し「危険なことはしておらず、死亡したこととの因果関係はないと思う」と話していたということです。
このNPO法人を巡っては、おととし2月、セミナーに参加した新潟市の1歳の男の子が、体をひねったりもんだりされたあと死亡し、警察が姫川代表を業務上過失致死の疑いで書類送検しましたが、不起訴になっています。

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