Kawasaki Ninja250SL 誕生の背景と歴史 [オートバイ]
みなさんこんばんは。しげしげ3です。
先日、こちらの記事でも軽く触れましたが、
Ninja 250SLが発表されましたね。
そこで今回はこのバイクが誕生した背景を、
Ninja250シリーズの歴史と交えて考えてみたいと思います。
ちなみに今現在、発売予定日は4月15日になっています。
[スポンサードリンク]
それではまず、このバイクのスペックから見ていきましょう。

全長:1.935mm
全幅:685mm
全高:1,075mm
軸間距離:1,330mm
シート高:780mm
車両重量:149kg
最高出力:21kw(29ps)/9,700rpm
最大トルク:22N・m(2.2kgf・m)/8,200rpm
それでは比較のために、初代Ninja250R。

全長:2,085mm
全幅:715mm
全高:1,110mm
軸間距離:1,400mm
シート高:775mm
車両重量:168kg
最高出力:23kw(31ps)/11,000rpm
最大トルク:21N・m(2.1kgf・m)/8,500rpm
さらにわかりやすくするために、現行のNinja250。(ABSなしのモデル)

全長:2.020mm
全幅:715mm
全高:1,110mm
軸間距離:1,410mm
シート高:785mm
車両重量:172kg
最高出力:23kw(31PS)/11.000rpm
最大トルク:21N・m(2.1kgf・m)/8,500rpm
上記3台を比べて、大まかにNinja250SLの特徴を説明しますと、
「コンパクト」、「スリム」、「軽量」ですね。(笑)
これはNinja250SLの最大の特徴ですから、
僕が説明するまでもなかったかもです。(汗)
ただ注目して頂きたいのは、最大トルクです。
Ninja250SLは、Ninja250R、Ninja250と比較すると上回っており、
さらに300rpm低い回転数で最高数値を出しています。
これは主に、加速性能に影響してきます。
さらに軽い車重の効果もあり、なかなかいい加速をするのでは
ないかと思われます。
それでは、Nnja250シリーズの歴史を見てみましょう。
・08モデル 08年4月15日発売 ¥498,000
・09モデル 08年12月1日発売 ¥523,000
・10モデル 09年10月15日発売 ¥528,000
・11モデル 10年8月1日発売 ¥533,000
・12モデル 11年8月1日発売 ¥533,000
ここまでが、いわゆる初代のモデルになります。
そしてエンジンから、車体細部にまで改良を加えた
二代目のモデルに代わっていきます。
・13モデル 13年2月1日発売 ¥538,000
・14モデル 13年9月1日発売 ¥538,125
・15モデル 14年8月1日発売 ¥553,500
(価格は全て税込みでスタンダードモデルのものです)
ちなみにこの二代目からABS装着者もバリエーションに加わり、
15モデルで最も高価なものは¥620,460となっております。
また15モデルからは、エンジン内部に「アシスト&スリッパークラッチ」
という新機構も搭載されました。
最後に今回新発売のNinja250SLです。
・15モデル 15年4月15日発売 ¥459,000
初代Ninja250Rが登場した時、国内の二輪車市場は
ラインナップの減少により、販売が低迷していました。
それは前年の「排気ガス規制」により、既存のモデルの生産が
できなくなってしまったためです。
そして特に250cc(軽二輪)のカテゴリーにおいては、
折からの「ビッグスクーターブーム」によって、販売ランキングの
上位はスクーターモデルが独占していました。
そんな中、国内二輪メーカーで唯一、スクーターモデルを生産しない
カワサキが「スポーツライディング」をテーマに市場に投入したのが
Ninja250Rだったのです。
このバイクは大ヒットとなり、マイナーチェンジ、モデルチェンジを繰り返し、
現在でも同社の主力商品となっています。
ただ、そうなってくると競合他社も魅力的な商品を開発、
市場投入してきます。
特に今年はヤマハから、YZF-R25も発売されましたね。
さらに価格面でもカワサキは競合車に追い立てられる立場になりました。
そこでカワサキが選んだ方向が、「バリエーションの追加」
という方向だったのです。
従来、バイクは性能アップの手法を「出力を上げる」
ということを最優先に、開発が行われてきました。
しかし、ここ近年は方向性が変わってきています。
「より乗りやすく」を主眼においている傾向があります。
これは本当に単純な理屈で、ライダーが「乗りやすい」、
「怖くない」と感じてライディングすることができれば、
例えばタイムを競うような場面では、
タイムアップにつながってしまうのです。
ここで言う「怖くない」というのは、個人レベルでの感覚ではなく、
そう思ってしまう「バイクの性能」ということですね。
また、本当に実際のライディングシーンにおいて必要のもの。
現実的に必要なこと。
トルクアップしたエンジンの特性は、まさにそれを具現化しています。
こうして見てみるとカワサキはNinja250をツーリングモデル、
Ninja250SLをスポーツモデルとして、
独自のブランドを形成しようとしているように思えます。
このNinja250SL(スーパーライトの意味)がもたらすであろう
新しいライディングの世界。
カワサキが提唱する「ライトウエイトスポーツ。」
発売前から楽しみでなりません。
[スポンサードリンク]
先日、こちらの記事でも軽く触れましたが、
Ninja 250SLが発表されましたね。
そこで今回はこのバイクが誕生した背景を、
Ninja250シリーズの歴史と交えて考えてみたいと思います。
ちなみに今現在、発売予定日は4月15日になっています。
[スポンサードリンク]
それではまず、このバイクのスペックから見ていきましょう。
全長:1.935mm
全幅:685mm
全高:1,075mm
軸間距離:1,330mm
シート高:780mm
車両重量:149kg
最高出力:21kw(29ps)/9,700rpm
最大トルク:22N・m(2.2kgf・m)/8,200rpm
それでは比較のために、初代Ninja250R。
全長:2,085mm
全幅:715mm
全高:1,110mm
軸間距離:1,400mm
シート高:775mm
車両重量:168kg
最高出力:23kw(31ps)/11,000rpm
最大トルク:21N・m(2.1kgf・m)/8,500rpm
さらにわかりやすくするために、現行のNinja250。(ABSなしのモデル)
全長:2.020mm
全幅:715mm
全高:1,110mm
軸間距離:1,410mm
シート高:785mm
車両重量:172kg
最高出力:23kw(31PS)/11.000rpm
最大トルク:21N・m(2.1kgf・m)/8,500rpm
上記3台を比べて、大まかにNinja250SLの特徴を説明しますと、
「コンパクト」、「スリム」、「軽量」ですね。(笑)
これはNinja250SLの最大の特徴ですから、
僕が説明するまでもなかったかもです。(汗)
ただ注目して頂きたいのは、最大トルクです。
Ninja250SLは、Ninja250R、Ninja250と比較すると上回っており、
さらに300rpm低い回転数で最高数値を出しています。
これは主に、加速性能に影響してきます。
さらに軽い車重の効果もあり、なかなかいい加速をするのでは
ないかと思われます。
それでは、Nnja250シリーズの歴史を見てみましょう。
・08モデル 08年4月15日発売 ¥498,000
・09モデル 08年12月1日発売 ¥523,000
・10モデル 09年10月15日発売 ¥528,000
・11モデル 10年8月1日発売 ¥533,000
・12モデル 11年8月1日発売 ¥533,000
ここまでが、いわゆる初代のモデルになります。
そしてエンジンから、車体細部にまで改良を加えた
二代目のモデルに代わっていきます。
・13モデル 13年2月1日発売 ¥538,000
・14モデル 13年9月1日発売 ¥538,125
・15モデル 14年8月1日発売 ¥553,500
(価格は全て税込みでスタンダードモデルのものです)
ちなみにこの二代目からABS装着者もバリエーションに加わり、
15モデルで最も高価なものは¥620,460となっております。
また15モデルからは、エンジン内部に「アシスト&スリッパークラッチ」
という新機構も搭載されました。
最後に今回新発売のNinja250SLです。
・15モデル 15年4月15日発売 ¥459,000
初代Ninja250Rが登場した時、国内の二輪車市場は
ラインナップの減少により、販売が低迷していました。
それは前年の「排気ガス規制」により、既存のモデルの生産が
できなくなってしまったためです。
そして特に250cc(軽二輪)のカテゴリーにおいては、
折からの「ビッグスクーターブーム」によって、販売ランキングの
上位はスクーターモデルが独占していました。
そんな中、国内二輪メーカーで唯一、スクーターモデルを生産しない
カワサキが「スポーツライディング」をテーマに市場に投入したのが
Ninja250Rだったのです。
このバイクは大ヒットとなり、マイナーチェンジ、モデルチェンジを繰り返し、
現在でも同社の主力商品となっています。
ただ、そうなってくると競合他社も魅力的な商品を開発、
市場投入してきます。
特に今年はヤマハから、YZF-R25も発売されましたね。
さらに価格面でもカワサキは競合車に追い立てられる立場になりました。
そこでカワサキが選んだ方向が、「バリエーションの追加」
という方向だったのです。
従来、バイクは性能アップの手法を「出力を上げる」
ということを最優先に、開発が行われてきました。
しかし、ここ近年は方向性が変わってきています。
「より乗りやすく」を主眼においている傾向があります。
これは本当に単純な理屈で、ライダーが「乗りやすい」、
「怖くない」と感じてライディングすることができれば、
例えばタイムを競うような場面では、
タイムアップにつながってしまうのです。
ここで言う「怖くない」というのは、個人レベルでの感覚ではなく、
そう思ってしまう「バイクの性能」ということですね。
また、本当に実際のライディングシーンにおいて必要のもの。
現実的に必要なこと。
トルクアップしたエンジンの特性は、まさにそれを具現化しています。
こうして見てみるとカワサキはNinja250をツーリングモデル、
Ninja250SLをスポーツモデルとして、
独自のブランドを形成しようとしているように思えます。
このNinja250SL(スーパーライトの意味)がもたらすであろう
新しいライディングの世界。
カワサキが提唱する「ライトウエイトスポーツ。」
発売前から楽しみでなりません。
[スポンサードリンク]
2015-02-04 19:31
nice!(3)
コメント(0)
トラックバック(0)
[スポンサードリンク]
コメント 0