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ウイングアーク1stは3月3日、クラウド型ビジネスインテリジェンス(BI)ツール「MotionBoard Cloud」上で“第三者データ”を月額課金で利用できる「3rd Party Data Gallery for MotionBoard Cloud」を4月1日から開始すると発表した。2014年12月に開始した第三者データ提供サービス「3rd Party Data Gallery」のサービス第2弾になる。
人口統計データや気象観測データ、消費動向データ、ソーシャルメディア反応データなど各種の第三者データは、自社の販売実績データや顧客データなどと組み合わせて分析することで、より効果的なデータ活用が可能となる。
だが、活用のためにはデータを購入した上で整備、整形する必要があった。3rd Party Data Galleryでは、必要なデータを必要なときに利用できる。
今回の3rd Party Data Gallery for MotionBoard Cloudは、月額課金で利用できるSaaS型BIのMotionBoard Cloud向けに用意されたサービス。提供されるデータは、あらかじめ集計粒度やフォーマットを統一してあるだけでなく、自社データと比較分析しやすくするための結合マスターテーブルも用意され、MotionBoard Cloud上で自社データと第三者データを組み合わせて容易に分析できるという。提供される第三者データは以下の通り(料金プランで提供可能なデータ種別は異なる)。
3rd Party Data Gallery for MotionBoard Cloudには「サブスクリプション」と「データアソートパック」の2種類の料金プランが用意されている。料金はMotionBoard Cloudの利用ユーザーIDに基づく月額課金。設定費用として初期導入時3万円が必要。
サブスクリプションは、月額課金で利用できるプラン。データに含まれる指標すべてを利用でき、提供するデータ種別ごとに月額課金で利用する。税別料金は10ユーザーIDで1万円から。
データアソートパックは、提供する全データに含まれる約3200指標の中から必要な指標を選択し、組み合わせて月額課金で利用できるプラン。指標ごとに利用ポイントが設定されており、契約プランの利用可能ポイント範囲内で指標を選択できる。
10~200ポイントまでの段階的な契約プランが用意され、税別料金は10ユーザーIDの場合、データアソートパック10で2万円。契約プラン変更と項目変更には設定作業費用として1回3万円が必要になる。
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