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“慰安婦”めぐり日韓平行線 人権理事会
スイス・ジュネーブで開かれている国連の人権理事会で3日、韓国がいわゆる従軍慰安婦問題で日本を批判し、お互いの主張をぶつけあう展開となった。
会議2日目、韓国政府の代表が演説に立った。
韓国・趙兌烈外務第2次官「被害者と国際社会が受け入れられる解決策に結びつくように、現在の2か国協議で日本政府にもっと誠意あるスタンスを促します」
嘉治美佐子大使「安倍首相は、歴代首相と同様に『大変な苦しみを経験した人々を思うと、とてもつらい』とくり返し表明しています」
韓国政府代表「慰安婦問題は未解決で、日本政府は法的責任を認識していません」
韓国政府の代表は、「女性たちは性的暴行を受け、戦後70年がたってもその傷は深いトラウマとして残っている」と話し、日本政府に対して女性たちの名誉を回復するよう求めた。
嘉治美佐子大使「できる限りのことをしてきたと申し上げて理解を求めた」
日本政府は、すでにこの問題が法的に解決済みであることを改めて主張したが、議論は平行線に終わった。
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