ライフスタイル
手抜きなんて言わせない! どんぶり1つにまとまる“のっけごはん”を作ってみた!
共働きや一人暮らしの場合、食卓にたくさんお皿を並べるのは大変、後片づけのことを考えると憂鬱、という人も多い。それに、たまには手のこんだ料理もいいが、本当に人気があるのはやっぱりシンプルで食欲をそそる料理ではないだろうか。中でも丼ものなど、ごはんにおかずを乗せるものは、大人から子供にまで人気が高い。
そんなごはんにおかずを乗っける“のっけごはん”を集めているのが『のっけごはん100』(瀬尾幸子/主婦と生活社)。いろんなおかずをごはんに乗っける。ただそれだけなのだが、とにかくすごく美味しそう。ご飯の上に乗っけてしまえば、お皿も汚さなくてすむし、場所もとらない。しかもおかずの味がごはんに染みて美味しさも倍増!
本書を見ていたら、なんだかおなかがすいてきた…。ということで、早速実際に作ってみた。
温泉卵と納豆(P.10)
ご飯の上に刻んだシソを乗せ、納豆、玉ねぎのみじん切り、醤油、粒マスタードを混ぜたもの、温泉卵を乗せるだけ。意外な組み合わせだが、玉ねぎの食感がアクセントになっていて、意外に合っていた。粒マスタードをタバスコに変えたバージョンを作ってみたらそれも美味しかったので、辛いもの好きな人はぜひどちらもチャレンジしてみてほしい。
インチキ天丼(P.38)
鍋にめんつゆと水を入れて煮立たせ、下処理をした海老を入れ、火が通ったら揚げ玉を入れてすぐに丼に移す。見た目は天丼から程遠いが、ちゃんと海老も衣(揚げ玉)も入っているので味は天丼! 衣をつけて揚げるという作業は手間がかかるが、これなら鍋1つでできる。天丼だけでなく、野菜などいろんなものに応用できそう。卵でとじても美味しいそう。ちなみにししとうは、オーブンで焼くと洗い物を増やさずに美味しく食べられる。
たことトマトのにんにく炒め(P.54)
まず、オリーブオイルとスライスしたにんにくでタコとトマトを炒め、塩コショウ、醤油で味付け。それをご飯の上に水菜と共に乗せ、あら挽きコショウをかけるだけ。今回は、生のにんにくの代わりに市販のにんにくチップを使用したが、これでも十分美味しくできた。にんにくチップの場合は、最後の方でいれると焦がさず風味を移せる。しゃきしゃきした水菜との相性も抜群!
そしてもう一品、せっかくなのでオリジナルののっけごはんを考えてみた。
鶏肉、パプリカ、蓮根の中華風炒め
適当なサイズにカットした具材(蓮根は酢水に漬けておく)をオリーブオイル、にんにく、生姜で炒め、事前に合わせておいたタレ(醤油、砂糖、酒、塩コショウ、オイスターソース、酢、一味もしくは鷹の爪、水、片栗粉)を絡め、火が通ったらご飯に乗せる。甘酸っぱいコクのある味がご飯にぴったり!
レシピ自体はどれもすごく簡単で、料理初心者や一人暮らしの人にもぜひやってみてほしいものばかり。また、食べ盛りの子どものいる家庭にもぴったり。本書には、まだまだ美味しそうなレシピがたくさん掲載されている。アレンジもしやすいメニューなので、いろんなおかずで試してみよう!
文=月乃雫
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