Berryz工房が昨日3月3日、東京・日本武道館にて開催した「Berryz工房 ラストコンサート2015 Berryz工房行くべぇ~!」をもって11年のグループ活動を無期限停止した。
2004年3月3日に「あなたなしでは生きてゆけない」でデビューし、丸11年活動を続けてきたBerryz工房。昨年8月に行われたコンサートにてグループの無期限活動停止が発表され、その後メンバーは個人としての今後の活動をブログなどで発表してきた。惜しまれつつもそれぞれの道へと進むことを決断した“現在の7人”の最後の勇姿をその目に焼き付けようと、日本武道館にはおよそ1万人のファンが駆けつけた。
オープニングアクトには、ハロー!プロジェクトの新ユニット・こぶしファクトリーとカントリー・ガールズ、そしてJuice=Juiceが登場し、Berryz工房のラストコンサートを前にステージに華を添えた。ファンはBerryz工房のメンバーがステージに現れるまで「ベリーズ行くべぇ!」とコールを行い彼女たちの登場を待つ。そして会場が暗転すると「スッペシャル ジェネレ~ション」のイントロが鳴り響き、ファンは一斉に統率のとれたコールをメンバーに送ってコンサートをスタートさせた。1曲目からフルスロットルのパフォーマンスを見せた7人は「付き合ってるのに片思い」といった人気ナンバーを序盤からたたみ掛け、ファンのテンションを上げていく。
最初のMCでは嗣永桃子が「ついに始まりました! 私たちのラストコンサート。11年間の思いを乗せてパフォーマンスしていきます」とコメント。すぐさま披露された「21時までのシンデレラ」では、間奏でメンバーがステージセットの城の上部へと移動し、そこでシンデレラをイメージした衣装へと早着替えしてファンを驚かせた。
ライブ中盤、清水佐紀が「私たち、Berryz工房の歴史。そして皆さんとの思い出はこの曲から始まりました」と述べると、メンバーは1stシングル曲「あなたなしでは生きてゆけない」を熱唱。続けて7人はこれまでの活動を振り返るように「普通、アイドル10年やってらんないでしょ!?」を歌い上げ、グループの成長を見せつけた。
ここからメンバーは「行け 行け モンキーダンス」のサルの衣装を着てパフォーマンスを行い、ラストコンサートでも笑顔を絶やすことなくファンを楽しませる。そしてライブは終盤に突入しメンバーは「本気ボンバー!!」や「ライバル」などを歌い、「一丁目ロック!」でコンサート本編を終えた。
アンコールでもファンから「ベリーズ行くべぇ!」と大きなコールが起こり、そのコールを受けてメンバーが再びステージに姿を現す。そして7人は「Bye Bye またね」をしっとりと歌唱し、MCにて11年間の感謝の気持ちをそれぞれ述べた。「ここまで精一杯歌えたので後悔はありません」(菅谷梨沙子)、「どんなときにもエンジョイという言葉を大事にしてきたんですけど、その言葉を11年間言い続けてきて皆さんと素敵な思い出を作ることができました」(熊井友理奈)、「またみんなに会えるように好きな歌をもっと練習して、いつかまたできたらなと思います」(夏焼雅)と3人は涙ながらに思いを吐露する。
そして須藤茉麻は、これまでハロプロを受けた理由を「モーニング娘。に憧れて」と言ってきたものの、実は「妹のオーディションのついで」という事実を打ち明けて笑いを誘う。アイドルもあまり知らなかった自分がBerryz工房のメンバーになって歌も好きになり、自分が変わってきたことに対して「約12年半前のオーディションを受けた6月30日、あの日に戻ったとしても絶対に同じ道を選ぶと思います」と述べ、涙を浮かべながら思いを伝えた。
続いて徳永千奈美は「12年半、ハロプロでBerryz工房を続けてきて2つ気付いたことがあります。1つは時間は止められないこと。もう1つはBerryz工房が大好きなこと。飽きっぽい私が1つのことをここまで続けてこれたのはいろいろな方の助けがあってのことだと思います。明日からも笑顔でこれからの道を突き進んでいきます」、嗣永は「わがままな私たちを愛してくれてありがとうございます。明日からはバラバラの道を進んでいくけど心はひとつ。ももち自身はまた第2のアイドル人生を歩んでいきます。皆さん、ももちの大好きなBerryz工房を大好きになってくれてありがとうございました」とそれぞれグループに対するあふれる愛情を打ち明けた。
最後にキャプテンの清水は開口一番「私たち、こんなに大きくなりました」と述べ、ファンからの大歓声に包まれる。続けて清水は「皆さんの存在があったから11年間続けてこれました。ありがとうございます。私はキャプテンとして何ができたかなと考えると何もできなかったんじゃないかって……。でもファンの皆さんから『メンバーだけのキャプテンだけじゃなくて、俺たちのキャプテンでもあるんだよ!』って言ってもらえて、11年間がんばってきて本当によかったと思いました。Berryz工房は今日で活動を停止しますが、永久に不滅です! だからこの11年間を皆さん絶対に忘れないでください! この11年間は私の、私たちの一生の宝物です。素敵な思い出を本当にありがとうございました!」とファンへ感謝の気持ちを伝えた。
そして「最後はこの曲を聴いてください!」という曲振りから、7人は涙をぬぐい笑顔で「永久の歌」を歌唱。ファンは彼女たちへ惜しみない拍手を送り、ステージから送り出す。さらにダブルアンコールでは、メンバーはピアノ伴奏にあわせてラストナンバー「Love together!」を噛みしめるように歌い上げた。歌唱後、メンバーは「11年間、本当にありがとうございました! Berryz工房でした!」と7人で手をつなぎながら挨拶し、清々しい表情で11年間の活動を終えた。
なお、この日のラストコンサートの模様を収めたライブDVD / Blu-rayが、6月10日にリリースされる。