Windows XPのシェアが増加 - 2月OSシェア

後藤大地　 [2015/03/04]

Net Applications - Usage Share Statistics for Internet Technologies.

Net Applicationsから2015年2月のデスクトップOSシェアが発表された。2月はWindowsとLinuxがシェアを増やし、Macがシェアを減らした。バージョン別に見ると、それぞれ最新のバージョンへの移行が進んでいることがわかる。

WindowsではWindows 7、Windows XP、Window 8.1がシェアを増やし、Windows 8とWindows Vistaはシェアを減らした。注目されるのはすでにサポートが終了したWindows XPがシェアを増やしている点。これは先月にも見られた現象であることから、一時的なものではなく何らかの原因があってシェア変化が起こっていると思われる。

Mac OS Xでは古いバージョンのシェアが減少し、最新の10.10への移行が進んでいることがわかる。Appleは低価格または無償で最新版を提供することで最新版への移行促進に取り組んでおり、Windowsと比較して最新版への移行が早いという特徴がある。


2015年2月デスクトップOSシェア/円グラフ - Net Applications報告	2015年2月デスクトップOSバージョン別シェア/円グラフ - Net Applications報告

2015年2月デスクトップOSシェア/棒グラフ - Net Applications報告

2015年2月デスクトップOSバージョン別シェア/棒グラフ - Net Applications報告

順位	プロダクト	今月のシェア	先月のシェア	推移
1	Windows	91.57%	91.56%	↑
2	Mac	6.90%	7.11%	↓
3	Linux	1.53%	1.34%	↑

順位	プロダクト	今月のシェア	先月のシェア	推移
1	Windows 7	55.99%	55.92%	↑
2	Windows XP	19.15%	18.93%	↑
3	Windows 8.1	10.49%	10.04%	↑
4	Windows 8	3.55%	3.79%	↓
5	Mac OS X 10.10	3.55%	3.45%	↑
6	Windows Vista	2.11%	2.44%	↓
7	Mac OS X 10.9	1.65%	1.82%	↓
8	Linux	1.53%	1.34%	↑
9	Mac OS X 10.6	0.61%	0.65%	↓
10	Mac OS X 10.7	0.47%	0.53%	↓
11	Mac OS X 10.8	0.46%	0.48%	↓
12	Mac OS X 10.5	0.12%	0.12%	=
13	Windows NT	0.11%	0.21%	↓
14	Windows 10	0.08%	0.05%	↑
15	Windows 2000	0.04%	0.08%	↓

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