松井玲奈、声優初挑戦「新たな自分の発見」

念願の声優デビューに笑顔の松井玲奈

　ＳＫＥ４８・乃木坂４６兼任の松井玲奈（２３）が声優に初挑戦することが３日、分かった。４月４日スタートの日本テレビ系アニメ「電波教師」（土曜・後５時半）で主人公・鑑（かがみ）純一郎の妹、純音（すずね）役を演じる。

　東毅氏による原作は「週刊少年サンデー」で連載中の学園物語。天才的な頭脳を持ちながら「やりたいことしかできない」、略して“ＹＤ”という不治の病を患うオタク青年の教師・純一郎が、独特なアプローチで生徒を指導する姿を描いたもので、玲奈が演じる純音は兄に厳しいツッコミを入れる役柄。日頃、冷静な玲奈が見せる超ハイテンションな声の演技に注目だ。

　このほど、都内で行われたアフレコ収録に初参加した玲奈は「自分の声はハスキーだから好きじゃない」と言いながらも「声でどこまで感情を伝えられるか楽しみ。突き詰めていきたい」と胸を躍らせた。休憩時間や移動中にスマートフォンでお気に入りの作品をチェックするなど、根っからのアニメ好きだけに喜びもひとしおだ。

　これまで「金田一少年の事件簿Ｒ」など人気アニメが放送され、注目度が高い土曜・午後５時半のレギュラー番組。玲奈は「声優のお仕事は新たな自分の発見でもある。見る人がスカッとするように演じていきたい」と意気込んでいる。