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腹くう鏡手術 1年以内に4人死亡も検証せず3月4日 6時08分
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群馬大学医学部附属病院で、同じ医師による腹くう鏡手術を受けた患者8人が手術後に死亡していた問題で、腹くう鏡手術を導入してから1年以内に4人が死亡していたにもかかわらず、検証や対応策を取らないまま手術が繰り返されていました。
この病院では同じ医師が執刀した開腹手術でも10人が死亡していて、病院の調査委員会が検証を進めています。
この病院では同じ医師が執刀した開腹手術でも10人が死亡していて、病院の調査委員会が検証を進めています。
前橋市にある群馬大学医学部附属病院で、去年までの4年間、いずれも40代の男性医師が執刀した腹くう鏡手術で、60代から80代の患者8人が手術後3か月余りの間に死亡しました。
病院は3日、外部の専門家も含めた調査委員会の最終報告書を公表し、「すべての事例において過失があったと判断された」と結論づけました。
病院は平成22年に腹くう鏡手術を導入しましたが、導入から僅か1年以内に4人の患者が死亡していたにもかかわらず、検証や対応策が取られないまま同じ医師による手術が繰り返されていました。
これについて調査委員会は「早期の段階で十分な検証と対応策が立てられるべきだった」と指摘しています。
群馬大学医学部附属病院では、同じ医師が執刀した腹部を切り開く開腹手術でも10人が死亡していて、調査委員会は手術の妥当性や死亡した原因について検証を進めています。
病院は3日、外部の専門家も含めた調査委員会の最終報告書を公表し、「すべての事例において過失があったと判断された」と結論づけました。
病院は平成22年に腹くう鏡手術を導入しましたが、導入から僅か1年以内に4人の患者が死亡していたにもかかわらず、検証や対応策が取られないまま同じ医師による手術が繰り返されていました。
これについて調査委員会は「早期の段階で十分な検証と対応策が立てられるべきだった」と指摘しています。
群馬大学医学部附属病院では、同じ医師が執刀した腹部を切り開く開腹手術でも10人が死亡していて、調査委員会は手術の妥当性や死亡した原因について検証を進めています。