ザ・ぼんち　34年ぶり「上方漫才大賞」受賞なるか？候補３組に選出

上方漫才大賞の大賞候補にノミネートされた、ザ・ぼんちのぼんちおさむ（左）と里見まさと Photo By スポニチ

　関西テレビとラジオ大阪が主催する「第５０回上方漫才大賞」のノミネート発表会が３日、大阪市内であり、ザ・ぼんち、テンダラー、ＮＯＮ　ＳＴＹＬＥの３組が大賞候補に選ばれた。

　同賞は上方演芸で最も歴史のある賞で、上方漫才への功績を称える目的で１９６６年に誕生。横山やすし・きよし（７０、７７、８０年）、中田カウス・ボタン（９１、０１、２００５年）らが受賞しており、ザ・ぼんちが選ばれた場合、８１年の受賞以来３４年ぶり２度目となる。

　漫才ブームの真っただ中だった同年、ザ・ぼんちは本業以外に大ヒット曲「恋のぼんちシート」をリリースし、漫才師として初めて日本武道館でコンサートを開催するなど一世を風靡（ふうび）。昨年は漫才日本一を決める「ＴＨＥ　ＭＡＮＺＡＩ２０１４」に予選１回戦から出場し、準決勝に進出した。関係者は選考理由について「ベテランのザ・ぼんちさんが、様々なことに意欲的に新たな挑戦を続けていることが評価されたのではないか」としている。

　新人賞にはアキナ、和牛ら７組、奨励賞には学天即、藤崎マーケットら５組がノミネートされた。４月４日午後３時から両局で同時生放送。