本日の経済ニュース
パナと明暗…シャープ再び崖っぷち 脱・液晶が裏目、事業整理に遅れ シャープが再び経営危機に突入した。リストラ費用捻出のため、主力行への1500億円規模の資本支援の要請検討が判明。「液晶一本足」からの脱却のため事業を温存し続けた結果、太陽電池やテレビ事業などの改革が国内を中心に遅れたことが響いた。市場の目が厳しくなる一方で、経営陣の責任も問われそうだ。
タカタ、エアバッグ交換部品を増産 原因究明は依然難航、収束の兆しみえず 自動車部品メーカーのタカタは2日、欠陥エアバッグのリコール(回収・無償修理)拡大を受け、今年9月までに交換部品であるガス発生装置の生産能力を月90万個に増強すると発表した。現在の45万個に比べて倍増することになり、リコール対応の加速をアピールして米当局や議会の不信感を払拭したい構え。ただ、肝心の原因究明は難航しており、“タカタたたき”は収束の兆しがみえない。
北陸新幹線効果を広域に 2次交通網整備へ工夫競う 14日に延伸開業する北陸新幹線の沿線自治体や交通各社が、新幹線駅から延びる2次交通網の整備に力を入れている。首都圏や関西方面の乗客を、駅から離れた観光スポットへ呼び込むのが狙いだ。新幹線効果を広域に波及させようと、競うように工夫を凝らす。
キヤノンやパナ、ネット監視カメラ強化 4K超える高解像度タイプも 電機・精密大手は、セキュリティー対策の一環でインターネットを通じて画像を送るネットワーク監視カメラ事業を強化する。2020年の東京五輪開催を控えているほか、工場内の監視など用途拡大が見込めるためだ。キヤノンは、本格参入となる屋外型の高画質タイプなどを含め9機種を投入。パナソニックは、フルハイビジョンの4倍の解像度を持つ4K画像を超える高解像度で監視できるカメラを発売するなど、技術の革新や品ぞろえの拡充を急ぐ。
外食チェーンで「ちょい飲み」人気 居酒屋より割安、総菜豊富 食事が中心の外食チェーンが酒類や関連メニューに力を入れている。物価高による実質賃金の低下もあって、居酒屋より割安で手軽な「ちょい飲み」の人気が高まっているからだ。焼酎のボトルキープができるファミリーレストランや、豊富なつまみがそろう駅構内のファストフード店もあり、サラリーマンたちの心をつかんでいる。
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