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日本固有種カメ 大幅減少で輸出規制へ3月3日 14時48分
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沖縄県の八重山諸島の固有種「ヤエヤマイシガメ」について、環境省は、中国への食材などとしての輸出の影響で大幅に減少しているとして、絶滅のおそれがある野生動植物の国際取り引きを規制するワシントン条約に基づいて輸出を規制する方針を示しました。
ヤエヤマイシガメは沖縄県の石垣島や与那国島などに生息する八重山諸島の固有種で、捕獲が規制されていないほか、日本の許可があれば輸出できるとされています。
ヤエヤマイシガメの生息数はおよそ数十万匹と推定されてきましたが、環境省が去年夏に調査した結果、およそ3万匹と、大幅に減っていることが分かりました。
環境省によりますと、ヤエヤマイシガメは中国などで薬膳料理の食材やペットとして人気があり、おととし6月以降、およそ6000匹が輸出されたということです。
環境省では、生息数の減少には輸出が影響しているとして、緊急的な措置としてワシントン条約に基づいて輸出を規制する方針を示し、今月開く専門家会議などで議論したうえで、具体的な規制について検討を進めることにしています。
ヤエヤマイシガメの生息数はおよそ数十万匹と推定されてきましたが、環境省が去年夏に調査した結果、およそ3万匹と、大幅に減っていることが分かりました。
環境省によりますと、ヤエヤマイシガメは中国などで薬膳料理の食材やペットとして人気があり、おととし6月以降、およそ6000匹が輸出されたということです。
環境省では、生息数の減少には輸出が影響しているとして、緊急的な措置としてワシントン条約に基づいて輸出を規制する方針を示し、今月開く専門家会議などで議論したうえで、具体的な規制について検討を進めることにしています。